2017年01月15日

都構想議論の前に知っておきたいこと

都構想の議論に入る前に、市民の皆さんやマスコミの皆さんには、次のことをしっかり知っておいていただきたいと思います。詳しくは改めて書かせていただきますが、まずは簡単に…。
 
昔、「東京市」があったことを知っていますか?
 
戦争中の昭和18年に首都防衛のために「東京市」は国に潰されたことを知っていますか?(当時の府県は国の出先機関で知事は官選でした。ようは東京府の知事は官選。東京市の市長は公選でしたので、国の権限で首都を統制するために東京市は潰され、東京都がおかれ、東京都の内部組織として区が設置されました。)
 
東京都の特別区は、昭和22年には基礎的な自治体と一旦は認められましたが、昭和26年には、自治権はなくなり、制限自治区として都の内部組織とされたことを知っていますか?
 
その後、特別区は力を合わせて、「自治権拡充運動」を展開し、必死に運動をしたことで、平成10年にやっと基礎的な自治体として認められたことを知っていますか?(昭和26年から平成10年までは基礎的な自治体ではなかったのです…。)
 
現在でも東京都の特別区は、「市」になることを目指し「自治権拡充運動」は続けていることを知っていますか?
 
さて、都構想とは、簡単に言えば、大阪市が「自治権(権限と財源)はいらない」と言っていることだと知っていますか?(権限や財源などの自治権をいらないと言っている首長は、全国を探しても大阪市長しかいません。東京の特別区とは全く逆の動きです。)
 
大阪で構想が実現したら、その後は、大阪の特別区は、自ら自治権を放棄した以上、自治権拡充運動はできないことを知っていますか?(特別区民が、やっぱり特別区ではダメだ、困ったとなって、国や大阪府に権限、財源を移譲してほしい、地方分権を進めてほしいと要望をしても、住民投票で主権者の意思で自治権を放棄した以上は、国も府も、そんな話は絶対に聞いてくれません…。)
 
全国の市町村は、国や府県に対して権限と財源の移譲や、地方分権を求めるために要望活動を積極的に行っていますが、大阪の特別区はΔ能颪い燭茲Δ僕徊廠萋阿呂任ませんし、そもそも全国組織の市町村長会のような国に要望を伝える団体にも入れないので、仲間もいないということで、特別区になったら最後、国からもだれからも相手にされなくなります。

(facebookより転記 2017.01.15)
 大阪市会議員_川嶋広稔_Facebook


kawashima_hirotoshi at 14:55 
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