2017年02月11日

合成の誤謬

「合成の誤謬」(※1)、府と市の関係はこの言葉につきます。大都市の問題は、政令市制度の問題なのではなく、「府県制度の限界」にあるという議論が全く抜けているのではないでしょうか…。そもそも府県は戦後に地方自治体になりましたが、それまでは国の組織、国の出先機関だったのですから…。大阪市は生まれた時から自治体ですから。
 
(※1)「合成の誤謬」…個人や個々の企業がミクロの視点で合理的な行動をとった結果、社会全体では意図しない結果が生じること。例えば、企業が経営を健全化するために人件費を削減すると、個人消費が減少し、景気の低迷を長引かせる結果となることなど。(デジタル大辞泉)
 
府県制度の限界を考えるために、礒崎初仁編著「変革の地方政府」(中央大学出版部)を紹介します。自治法で定められている府県の機能(「広域機能」「補完機能」「連絡調整機能」)のうち「広域機能」が、市町村合併が進んで行く中でそのウェイトが増加しているかどうかなど研究されています。答えは、結局は、府県の「広域機能」のウェイトが増えてはいないということなのですが…。
 
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変革の中の地方政府―自治・分権の制度設計 (中央大学社会科学研究所研究叢書)
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(facebookより転記 2017.02.11)
 大阪市会議員_川嶋広稔_Facebook


kawashima_hirotoshi at 20:36 
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