2017年03月04日

住吉市民病院問題

住吉市民病院の件。
 
健康局からこれまでの経過をまとめた資料をいただいてるのですが、それを見ながら問題だと思う点を書かせていただきます。
 
その資料を見ますと、昨年の6月には「民間病院」から日影問題で建物が予定通りには建てられないことがわかっていました。そのことを市長へ報告したのが、なんと9月26日。翌日27日は民生保健委員会の日だったのですが…。
 
26日の市長レクでの市長からの指示は、
 
●「これまでの市会での議論から医療空白を生じさせないようにすること」
 
●「早くオープンにできるように」
 
●「厚生労働省に確認する必要がある」
 
「早くオープンにできるように」ということでは…、明らかに翌日の民生保健委員会の質疑では、「隠ぺい」しようとしていたのではないのでしょうか。
 
3月1日の我が会派の山本長助議員の代表質問では、吉村市長は、9月27日の民生保健委員会で担当課長が虚偽答弁をしたことに対して、「課長は私の部下、課長が虚偽答弁したことは上司の自分の責任」と謝罪しましたが、実は、「市長の指示で隠ぺいした」ことについては謝罪がありませんでした。
 
そもそも、9月27日の民生保健委員会では、課長の虚偽答弁を聞きながら、その後、その答弁を前提に市長の発言があったのですから。
 
この点を山本議員が何度も再質問しましたが、一切答えず…。このことは、今後の予算委員会で我が会派から厳しく追及することになります。
 
さて、問題なのは、
 
【組織マネジメントの問題】
 
●「実は、市長の指示で隠ぺいしていたこと」
 
【リスクマネジメントの問題】
 
●「9月26日に経過を聞いた際、4月には<「民間病院」より北側に建設困難との相談あり>、6月には<新病院建設が遅延することが確定>していたという重大問題が発生していた報告を受けていたはずなのに、翌日の議会で報告し、議会とともに解決に向けた議論をしようとせず、問題を隠して先送りしたこと」
 
●「その結果、「民間病院」に市税投入をせざるを得ない選択肢しかない中で、現在に至っていることと、医療空白が発生してしまったこと」
 
ということで、市長としての責任は極めて重大であると言わざるを得ません。
 
さて…、
 
もし橋下前市長なら、この場合どう対応していたか…。
おそらく、9月26日に局から報告を聞いた時には何も言わず、委員会の場で虚偽答弁をした課長の答弁をひっくり返す答弁をしたことでしょう…。
 
●「こんな大事なことを3か月も隠していたんですよ!」
●「これが大阪市の職員の根深い体質で問題なんですよ!」
●「こんなことをしてるから、大阪市はダメなんです!だから大阪市を一度ぶっ潰して作り直なければならないんです!それが都構想なんですよ!」
 
という感じで…。
 
自らは行政トップとしての「当事者」の立場ではなく、「正義の味方」のポジションに立って、その後、良い悪いは別にして、一気に課題解決に向けて動いていたのではないでしょうか…。
 
まあ、そういう対応をされたとしたら、我々としたら「怒り心頭」で、「無責任だ!」と当事者意識のない市長を厳しく追及したと思いますが(議会としては当然のこと)、しかし、9月27日の時点で問題を表面化させることで、今よりも解決方法の選択肢もあったでしょうし、市税投入や医療空白を生じさせるリスクも低減することができたのではないでしょうか。
 
あくまでも吉村市長との「相対評価」での評価ですが…。
 
ところで、もう1つの問題が…。
 
平成27年9月30日に「「民間病院」に全体計画を早期に出すように要請」(以後、複数回電話にて要請)したのにもかかわらず、未だに「民間病院」からは「全体計画」が出されていないということになるのですが…。「全体計画」すら提出されていない中で、ここまで話が進んでいたことにも問題があったのではないでしょうか。ようは、「なぜ『全体計画』を出すことができなかったのか」ということを、健康局は「民間病院」になぜ問い詰めれなかったのかという点です…。
 
(facebookより転記 2017.03.04)
 大阪市会議員_川嶋広稔_Facebook


kawashima_hirotoshi at 20:42 
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