河津とおるの「風よ吹け!」 鹿嶋市議会裏話

鹿島アントラーズサポータークラブ“インファイト”を立ち上げ、鹿嶋市をサッカーの街へと変貌させた男「河津とおる51歳」。 彼が新たに挑戦の場に選んだのが、保守的風潮の残る鹿嶋市議会。 現在、鹿嶋市議会議員6期目となり、古い体質に風穴を開けるべく奮闘するブログ。

2014年09月

今日で、どうにか鹿島地域のご挨拶回り、約1万9000件が終わりました。
9月議会までには終わらせたかったのですが、やはり夏の暑さでペースを落としました。

ですが、ご挨拶回りを急いだのは、配付資料の中の文章で、「暑さに負けずに一歩一歩頑張ります!」と書いていたから。

もう涼しくなってきました・・。


ご挨拶回りは一段落しましたが、新しい資料を作り、すぐに再度ご挨拶回りを始めます。

資料ができるまで大野地域も歩こうと思います。今日は1日ご挨拶回り。
夜は、御船祭りの全体会議です。

今、気になっていることがあります。
それが、農業と観光。

農業とは、お米の買い取り価格のことなんです。

私には農業の詳細な知識はありません。ですから、聞いた情報からの判断で、ここを読んでいる農業関係の方にはできれば間違いには訂正していただきたいのですが、今年の市内産のお米の買い取り値段が、一俵8000〜9000円だとか。 この値段は驚くほどの安値なんです。

農業の関係者から話を聞くと、一俵10000円をきると農家の利益はない(赤字との声も)とのこと。

これは大変なことなんです。しかし、議会においては農家を心配する声や緊急対策・支援などの話題はいっさいあがりません(もちろん、農業委員会などでは議論されていると信じていますが)。 実際はどうなのかと農家の方と話すと、やはり大変苦しい現状を聞きます。

今回の安値買い取りに、先行不安になり、農業をやめる農家もいるとのことでした。また、TPPを睨んで、農家をふるいにかけて生き残りを試しているのではと、政治への不満もでてきます。 私もそうですが、一般の市民は、お米の相場が農家にどれほど影響があるのかを考えません。豊作を喜び、お米が安い方がうれしいのです。 しかしそれは農家の努力があってこそ。その農家の努力がむくわれない現状が心配です。

もうひとつが、観光。

今回の議会は、決算審議が中心の議会。決算審議とは、具体的に選んだ事業に注目して一年間を通じて、どれだけの成果があったのかを調査して、それを次の予算編成への参考にします。

今回、注目して成果を調査した中に、「観光」がありました。

結果から報告すると、「観光」に関しての議会の判断は「改善(が必要)」。

これは「観光」に関しての成果が悪い評価であるということなんです。

その理由としては、観光事業が慣例からの取り組みだけになっていて、集客の努力目標が見えないことや、正しい来客数の根拠や調査がないことなど。

様々な理由があるのですが、そもそも「観光」に改善を求める決定をしたことが大きな変化であり、改善をするためには、関係するいくつかの団体にも目に見えた努力と成果が求められます。

こういった判断ができなかったのは、「観光」の背景にある歴史や地域、権利などに人間関係も加わって、ナアナアになっていたから。

議会が「観光」に、NO と決定したことは大きな問題提起です。

目に見える「観光」の「成果」に期待します。

今日も1日ご挨拶回りです。

今日は、市内の小学校の運動会が各校で行われています。

天気も運動会日和と言ってもいいでしょう。

しかし、水を差すのもどうかとは思うんですが、加熱する運動会の保護者の場所取りはどうにかする必要もあるのかもしれません。

昨夜は、祭りの反省会で、参加団体から、問題や反省を聞き取り、それをまとめる会合がありました。

その後、懇親会になるのが通例ですが、宴も半ばになると、運動会の場所取りのために並びにいく人達がチラホラ。

場所取りがシート貼りなのか、その場に泊まるのかはわかりませんが、きっと、現場ではトラブルもあることでしょう。

生徒数の多いある小学校では、場所取りがくじ引きになったのだとか。

くじ引きは一見、公平のようにも思いますが、それはくじを引く行為が平等なだけで、結果が公平なわけではありません。それでも加熱する場所取り対策としては良策なのでしょう。
運動会の景色も、昔とは違い、ブルーシートを敷いた上で家族と食事するのではなく、アウトドア用のテーブルにイス、テントが並ぶこともあるとか。 ビデオ撮影も保護者の役目です。

時代と共にかわってくるのは当たり前ですが、場所取りに関しては何かいい方法がないものでしょうか。

子供達の競技と共に周囲を入れ替え制にするとか、クラス毎に業者にビデオ撮影を任せるとか。

保護者の皆さんで知恵を絞ればきっといい案が浮かぶ気もします。

今日も1日ご挨拶回りです。

昨日は子宝手当について思うところを書きました。

その予算は、鹿嶋市の事業の見直しと、財政調整基金(要するに貯金)から捻出するのですが、事業の見直しに大幅な変更などはなく、捻出されると言っても書類の上で表に出るのは初年度だけ。今後は、予算が組み直されれば、表面には貯金が使われたこともわからなくなります。しかし、現実には鹿嶋市の貯蓄は減り、他の事業も縮小されます。

そして、予算の全体から考えると、貯金を使うだけではなく、借金も増えることにもなります。

それが、バスターミナル跡地に予定された歴史館。これも市長公約です。
起債(要するに借金)で建てることになります。

私は観光地としての充実につながるのであれば、ターミナル跡地の利活用は賛成なんです。

しかし、前市長の温浴施設や図書館、新市長の歴史館、そういったものには反対です。

観光施設と地域の活性化、などと耳触りのいい言葉が並びますが、観光施設としても不十分ですし、それでは地域の活性化にはつながらないでしょう。

観光施設にするのであれば、鹿島神宮の威光を借りながらも、その施設だけでも充分な集客を上げることで、お互いにプラスとなるものにする必要があります。歴史館は、鹿島神宮への観光客には、もうひとつの見所となりますが、歴史館から鹿島神宮に返す来客にはなりません。

そして、一度見れば良い、とリピーターを増やすこともないでしょう。

観光施設と、地域の活性化は、観光客の増加によっては生まれますが、市民の利活用という観点からは、結びつかないと私は思います。

来場者が満足する観光施設には、驚きと感心(関心も)が必要です。そのためには充分な予算は必要です。

中途半端な観光施設は現代の人達には通用しません。

充分な予算もないままでのターミナル跡地利用は、結果として地域の活性化さえも後退させてしまいかねないんです。

時間がないので、途中ですが、今日はここまで。今日は1日ご挨拶回りです。

「子宝手当」と言われる、第3子以降に月額2万円を給付することが新聞に掲載されたからか、このことを聞かれることが多い。

新聞ではさも決まったかのように書いてあるが、まだ正式には決まってはいないのだ。


とは言え新市長の一番の公約なのだから、実施するために必死になるのだとは思うが、市民はこれも税金からの支出であることを忘れてはいけない。決して市長のポケットマネーや、国の制度を当てるなどで生み出される予算ではなくて、あくまでも少なくなっていく税収から支払われるものだ。言いかえれば、どこかにそのしわ寄せは必ずいくことになる。

市民からの声の中に、この子宝手当が、今年10月から支給されるものだと思っている人がかなりいることがわかった。それは間違いなのだが、その原因を探ると、どうやら市長の就任当初の新聞へのコメントで、10月の支給を目指すような主旨で掲載されたのだとか。

それならば、早くも約束を破ったことにもなるが、それだけ現在の鹿嶋市では二億円にもなる予算は作れないのだ。

一昨日の新聞を読むと、来年度途中から始める予定で、該当する人数は約550人。初回は未就学児だけにするのだとか。必要な予算は1億4千万円。

その次の年から、対象年齢を上げて、毎年約1000人に給付して、約2億5千万円が必要になる。

ここを読んでいる中にも第三子がいる方もいるだろう。

そういう家庭には、確かにかなりありがたい制度であることは間違いない。
しかし、私は鹿嶋市全体を考えた時にこの事業は必ず大きな負担となると心配している。

平井東部土地区画制度にかかる費用、防災対策に必要なランニングコスト、ゴミ処理施設老朽化、それに加えて、スタジアム周辺のスポーツ公園化事業まで行う予算がどこにあるのか?

一度、子宝手当が決定すれば、鹿嶋市の財政が苦しくても取りやめることはできないだろう。

鹿嶋市は医療費無料の年齢も上げたが、鹿嶋市の医療の質が上がったわけではない。医療現場にかける予算を上げて、医療体制の充実を望む声は増える一方だ。

第三子のいる家庭には申し訳ないが、1000人の対象者に2億4千万を使うのであれば、市民全体のための医療に、または市内の子供全員のために小児医療に使う方が、私は正しい税金の使い方だと考える。

市長の号令のもとにこの事業は実施されることになるだろうが、この事業が市長への忠誠の証であるかのように腫れ物扱いになっている現状では充分な議論は期待できない。

もしかすると、議会に止めてもらいたいと思う執行側もいるのではないか? そんな事も考えてしまう。

鹿嶋市に潤沢な予算があれば、何の問題もないのだが。


昨日の姪っ子とのバドミントンで筋肉痛です。

結果は私の勝ちです。接戦でした。

今日で9月議会も終わりました。

今後の鹿嶋市の方針となる事業も、少しだけ姿を表してきたように思えます。

さて、私は今年・来年とさらに市内を歩きます。

今回のご挨拶回りも、やっと一段落がつきそうです。しかし、間を空けずに歩く予定です。

今日は秋分の日です。

お休みの方も多いですよね。。

本来ならばご挨拶回りに行くところですが、あまりにも良い天気と気持ちの良い涼しさに、以前から挑戦したかった「神の道」へ。

「神の道」とは、鹿嶋市内の名所を回るウォーキングコースで、約15キロあります。

しかし、ウォーキングは疲れが残るので、自転車で回ってみることにしました。

さっそく、軽装に着替えて出発・・しましたが、やはり途中で挫折。

次回は完走を目指します。そしていつかウォーキングで完走します。

その後、お墓参りにいき、夕方からは、姪っ子(中1)と焼き肉をかけてバドミントンで勝負する予定です。
コテンパンにして勝負の厳しさをおしえてやります!

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昨日は早朝7時から、第19回鹿嶋市消防ポンプ操作競技大会に来費として出席しました。

来費の私が7時ですから、参加する消防団の方々や、準備の方々はそれよりも数時間早く準備をされていたのでしょう。

皆さん、お疲れ様でした。

もう一枚の写真は、私が最近ハマっているメニュー、「赤ウインナーケチャップ」。

菜龍亭というお店のメニュー。特にこの一品という程ではないのですが、子供の頃によく食べた赤ウインナーも、大人になると、手を出さなくなるものですよね。それがメニューになると、どうしても食べたくなるんです。

今日は議会は休会。ご挨拶回りの1日です。

今日は議会常任委員会です。

議会の日は、家を出る前にお風呂に入ることが多いのですが、シャンプーで頭を洗い終えた後に、ふとポンプ式のボトルを見ると、ボディーソープでした。

おや? と思い、使っているボディーソープを見ると、シャンプーでした。

いつから私は間違えて使っていたのか・・

どこで、入れ替わって記憶されたのか・・。

間違えていたとしても、気づかないくらいですから、不便はありませんでした。

しかし、なぜか、損したような気分です。

私以外にも、特に男性には同じ経験者がいると思います。

メーカーさん、改善をお願いします。

以前、ブログに書いたことがある。

アントラーズのホームゲームだけしか使われないカシマスタジアムは、観光化させ有効利用を考えないといけない。 現在はスポーツジムと、ミュージアムがあるが、スポーツジムは利用者も多いが、ミュージアムは・・・

普段は使われない広い駐車場なども無駄になっている。

観光化するためには、スタジアム利用のアイデアが必要で、狭いスタジアムの内部を利用するのであれば、期間限定のお化け屋敷や、アントラーズ戦の映像をボール目線で見せるなどの面白さを加えたプラネタリウムを作るのも面白いと。

遊園地に常設されているお化け屋敷と違い、最近ではお化け屋敷にも独自性があり、若者のレジャーとしても人気があり、期間限定での解説をするイベントだけではなく、町づくりの観光の目玉にすることもあるのだ。さらにプラネタリウムのアイデアだが、川崎フロンターレに先をこされてしまった・・。

今議会で、カシマスタジアム周辺の賑わい事業が中止されることになり、代わってスタジアム周辺のスポーツ公園化事業になる方針だ。

スタジアム周辺の土地利用規制を解除し、建物が建つようになれば、外国のスタジアムのように、スタジアムの下に常時ショップが並んだり、周辺の発展もあるが、スポーツ公園化となると、土地利用規制にも制限が出るだろう。

加えてスポーツ公園化事業の詳細は、まったく決まっていない状態で、私にはとりあえず何かスポーツができるグラウンドだけでも作っておくかと考えているだけに思えた。

私はスポーツ公園化事業にするのならば、それも良いが、Jリーグ百年構想に沿ったアントラーズの事業や、中学校の部活動の不公平な状況の改善、さらには駅やバスなどの公的機関の改善、他にも様々な状況を議論に加えた革新的な方向性を出して欲しいと伝えた。

高齢者のグランドゴルフ人口も増えている。グラウンドの周辺には、みんなシートをしいて、重い荷物を置いている。

利用者のクラブ施設を作り、語らいのスペースや交流のスペース。事務的管理も必要だろう。

多目的グラウンドで他の競技とぶつかるのではなく、起伏もある専用グラウンドがあってもいい。

スタジアムの駐車場を利用して、その他の会場まで歩く地下道があっても良いだろう。

今後のスタジアム周辺はどうなっていくのか、注意が必要だ。

今日は1日ご挨拶回りです。

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