昨日のカシマスタジアムのホームゲームは3万人をこえる観客でした。

鹿嶋市内の小学生の全校応援もありましたから、関係者の皆さんは大変だったとは思いますが、大盛況のスタジアムはやはり良いですよね。

試合結果は引き分けで残念でしたが・・。観客が多い試合のアントラーズはいつもこんな感じです。

さて、そんな満員のスタジアム、喜ばしいことばかりかと言うと、そうではありません。

カシマスタジアムに3万人を集めても、その周辺はそれに対応できていないんです。

東京から鹿嶋市に帰ってくる方から情報をいただきました。

東京駅高速バス乗り場は臨時便も出ていたが大行列、暑い外でも乗り込むまでに時間がかかり、補助席も使って運行。 補助席も使うということは車内のトイレも使えないのと同じことです。
きっと荷物も足下に置くとすれば、身動きも取りずらい状態だったでしょう。 佐原インターから渋滞も始まり、結局、鹿嶋市に着くまでに5時間近くかかったのだとか。  帰りも同様に苦労した方々が多かったと思います。 サッカー観戦ではなくバスを使う方々にはなおさら迷惑をかけている状態です。(サッカー観戦客と区別できる方法はないのだろうか・・オリンピックに向けた協議事項にも上げたいと思う)。

私も色々なスタジアムに観戦に行きましたが、他のスタジアムでは満員の状態だったとして、行き帰りに苦労したことはあっても苦痛な思いをしてスタジアムの行き帰りをした経験はありません。

このような状況は、以前から指摘してきましたが、未だに明確な対策は難しい状況。 臨時便を増やす要望しか方法がない状態。 

しかし、だからといって、満員のスタジアムを一過性の現象だと考え、観戦客の苦労や苦情もその場しのぎで対応していては、結果として観戦客は離れてしまいます。  現に、渋滞が嫌だからと行ってスタジアムに行かなくなった方々はたくさんいるんです。

確かにほとんどの試合で、このような問題はおきないのですが、一度、スタジアムから離れた観客にもう一度きてもらうのはなかなか難しいこと。

これがもしオリンピックでこのようなことになったら、世界中にカシマスタジアムへの不便さだけが伝えられてしまわないかと心配です。

カシマスタジアムは、私達が誇る素晴らしいスタジアムだからこそ、私達鹿嶋市に住む関係者が、市外からの視点から見たり、一度でも市外からの苦労を経験してみるなどして、問題意識をさらに持たないといけないのかもしれません。

市外から来てくださった方々が、試合後に「一刻でも早く帰りたい」と考えると聞いたことがあります。

苦労は楽しみにも変えることができるので、鹿嶋市への滞在を増やすことにもなりますが、苦痛からは早く逃れたいと言うことなのでしょう。

渋滞のような交通対策は、基本として行政の対応。 アントラーズは良い試合をして観客をいっぱいにすることが仕事です。 しかし、行政側は、渋滞対策もアントラーズの責任だと思っている部分があって、本気で取り組まない面があります。 

「こんな渋滞をおこしやがって、アントラーズは何をやっているんだ」と怒るのはちょっと違って、「茨城県や鹿嶋市は何をやっているんだ!」と怒る声があるべきなんです。しかしアントラーズに苦情が集まってしまうのは、アントラーズの人気にも影響してしまいます。