名南経営 河津勇のツンドク?ヨンドク?

税理士法人名南経営 河津勇 公式ブログ。新刊ビジネス本から、皆様のビジネスに役立ちそうなヒントをあれこれ探ります。毎週日曜日更新中。

2017年07月

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【概要】

 3年程前に、当ブログでも紹介したことのあるデービット・アトキンソン氏。http://blog.livedoor.jp/kawazuisamu/archives/2014-11.html

  同書は、イギリス人アナリストから、日本の文化財修復を生業とする中小企業の代表者に転じた異色の経営者の記した書籍として紹介させていただきました。

    同氏が2015年に上程した「新・観光立国論」は、21世紀の「所得倍増計画」との触れ込みで6万部を超えるベストセラーとなっており、日本の観光業に対する見識の高さが注目を集めています。

  そんな同書の続編ともいえる本書。「新・観光立国論(実践編)」としてさらに踏み込んだ内容の提言を行っています。

  観光大国になる4条件は、「自然・紀行・文化・食」と語る著者。
世界中を見渡しても、この4条件を備えた国は数えるほどしかないそうです。更に日本はそこに「多様性」が加わる稀有な国。観光資源が多様であればあるほど、多様なニーズに応え、よりたくさんの観光客を呼べることは明らか。
 それゆえ日本は観光大国となれる多大なポテンシャルを秘めた国なのだと著者は語ります。 

【所感】

   7章からなる本書。第1章では、元アナリストらしく、豊富な統計やデータを用いながら、日本や世界の観光業界の実態を解説しています。
  観光に関し、海外からそれなりの評価は受けている日本ですが、大切なのは実績だと説く著者。
実際にどれだけの観光客が来日し、どれだけ観光収入があるのか。実績に基づき適切な戦略を練ることが肝要だとし、残る6章で提言を行っています。

 ①欧州からの観光客を増やす。特にドイツ人に着目しドイツ語での発信を増やす。
 ②量を優先した昭和的な「横並びの発想」をやめ、いかに「満足度」を高める施策を行うかに尽力する。
 ③「文化観光」だけでなく「自然観光」に着目する。
 ④情報発信はネイティブにつくってもらい、必ず「So what?テスト」をしてみる。
 ⑤高級ホテルを増やす。
 ⑥様々な産業を観光業化する。

  様々な示唆に富んだ提言の数々ですが、著者が特に主張するのは「自然観光」。
観光立国を目指す上で、一人当たりの単価を上げることは不可欠な要素ですが、その点「自然ツーリズム」は、自ずと滞在日数が長くなりますし、比較的世代を超えて受け入れやすいもの。
  魅力を感じさせるような歴史的建造物が、ことごとく消え失せてしまい街並みの美しさがほとんど残っていない現在の日本でも、その弱点をカバーするだけの魅力が「自然」にはあるのだと説きます。

  そしてその課題解決の鍵は、国立公園整備や、国民休暇村にあるのだとの指摘をしています。
他にも、ただ拝観料を取るだけに終始する文化遺産をもっと開放し積極活用することで、単価を高める提言なども面白いものでした。
  また情報発信についても、観光客目線で「So what?(一体何が伝えたいのか?)」を意識しなければ、独りよがりのトンチンカンな発信となってしまうこと等も興味深い指摘となっています。

    観光産業というと、両行代理店や観光地の宿泊施設、飲食施設や交通機関をつい頭に浮かべがちですが、終章でも挙げているように、これからの日本に必要なのは、あらゆる産業を「観光業化」していくのだという発想の転換。これは、我々全国民、全企業が意識し実践すべき課題なのかもしれませんね。
 

                                            東洋経済新報社 2017年7月20日発行

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【概要】

   大阪は道頓堀、ナイトクラブの専属バンドのドラマー、トラック運転手等を経てソニー子会社の地方勤務社員としてサラリーマン生活をスタートした著者。
  後にソニー本社へと転籍し43歳で渉外担当の職につきます。担当業務は、国際標準化。

  デンソーの開発したQRコード。ソニーの開発した非接触ICカードフェリカ(JR東日本のSuica)。マイクロソフトの文書フォーマットOOXML。東京電力の超高圧標準化電圧UHV。

  欧米の列強を相手に数々の国際標準化規格を勝ち取ってきた著者が語る交渉の記録とその極意。
 
  非エリートの叩き上げ社員が、厳しいビジネス現場で結果を出し続ける痛快さ。その一方で非エリート社員故に味わう不当とも言える人事への抵抗や、1997年に過去最高益を計上も以降は低迷を続けたソニーの凋落ぶりも併せて描きつつ興味深い1冊に仕上がっています。

【所感】

  5部15章からなる本書。第1部では、著者が国際標準化交渉人となった経緯。標準化規格の概要。2章~4章では先ほど挙げた、QRコードやフェリカなど実際に国際標準化の取得に成功した経緯や成功要因について記されています。

 そして最終章の5章では失敗しない交渉のコツとして、交渉成功の22箇条や交渉手順のフローチャートを紹介しながら交渉のポイントについて整理、統括をしています。

  ややもすれば過度の技術信仰に陥りがちな日本。「良い技術や製品を作っていれば、自ずと市場に受け入れられていくのだ。」もはやそんなことが幻想であることは、現在の日本の家電メーカーの現状を見れば明らかですよね。

  著者も、(国際)標準化の実務では、その技術の理解やプロセスの理解よりも重要なことがあると語っています。それは、「交渉、会議、闘争」とそれに伴うロビー活動。
標準化や知財権は技術をベースにしたルール制定活動であり、人と人との交渉が必要となります。
  高度な交渉力には、人や組織の行動に関する深くて広い知識と経験に加え、社会や文化の違いに関する理解が欠かせないとしています。
  そして交渉とは理詰めで議論するディベートではなく、もっと人間の根幹的な部分、すなわち自分の欲と相手の欲とのぶつかり合いなのだと喝破をしています。

    はたしてそんな交渉力はどうすれば身につくのか。
著者は本を読んでもセミナーを聞いても、そんな力は身につかない。自身が企業や国家の代表として独力で交渉に当たるなどの経験を通ずるしかないのだとしています。それでも我々に一つの示唆として自身の経験則をまとめ提示をしてくれていることは、先ほど紹介させていただいた通りです。

  さて、標準化決定をした機関の上位機関を口説く。競合する国であっても同国内で利害が反する団体を見つけ仲間に引き込む等、深謀遠慮を張り巡らす一連の国際標準化獲得の内容も面白いのですが、個人的には本書の著者自身に非常に関心を覚えました。

  子会社からの叩き上げとはいえ、やはり非凡な人なのでしょう。国際標準化に英語は不可欠とし、独自の勉強法を徹底し、ついには技術翻訳を引き受けるまので実力を身に着けてしまうこと。

    また技術翻訳に際しては、自身で工夫して翻訳ソフトを作り上げ、ついには土日の副業としての翻訳だけで年収10,000千円を稼ぐまでに至ります。
  迷走したソニーゆえ生じた理不尽な降格減給要請には頑として戦い、4度反抗をし自身の交渉力を持って翻させた経験についても語られており、(失礼ながら)無名の一介のサラリーマンとは思えぬしたたかな生き方には尊敬の念を覚えました。
 
   しかし(企業の意識、人材の枯渇から)日本企業が国際標準化を勝ち取ることなど今後はないのだと吐露する著者。それは「いやいや、そんなことはない。これからだって、自分たちだってやれる。」
そんな奮起を若いビジネスマンに促すエールなのだと、個人的には受け止めました。そんな好著。お薦めです。

                                           2017年6月26日 日経BP社 第1版第1刷

 

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【概要】

 チーズ専門店「チーズ王国」「フロマジュリー・ヒサダ」 http://www.cheese-oukoku.co.jp/shop-guide/ を展開する株式会社 久田。この地域では名古屋駅の名鉄百貨店メンズ館B1Fに店舗がありますので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

  40年前、同社を創業し現在は代表取締役会長を務める著者。
母子家庭に育ち、経済的困窮から高校を中退。地元の老舗割烹に就職も3年で上京し寿司職人に転じます。その後伊勢丹商事でサラリーマン生活を送った後、独立開業。選んだのは飲食業、当時まだ珍しかったクレープ屋さんでした。

   その後、業態を変え、チーズ専門店へとシフトをし現在に至ります。
徒手空拳で事業を展開した著者が、絶えず考えてきたことは「大きな会社と戦って勝つにはどうしたらいいのか」ということ。そんな思いと経験から学んだビジネスのヒントを若い世代、特に起業を考えている人に向け、まとめられた1冊。 起業、戦略、人材、継承という4章で構成されています。 さほどボリュームのない本書ですが、著者の熱い思いの込められた1冊となっています。

【所感】
  
  著者の経歴を見ても分かるように、何か明確な目的を掲げて職業選択をし、起業に至ったわけではなさそうです。ビジネスチャンスは人との出会いとご自身も挙げている通り、ターニングポイントになっているのは、他人からの依頼や相談。
 
  起業のきっかけも当時、著者の住んでいた立川に出来る駅ビルで何か店を出さないかとの親族からの声掛けでした。出店を決めてから、どんな店を始めたらいいのかリサーチを始めており、ビジネスのセオリー的にはとても危ういスタートだったと言えるのかもしれません。

  それでも非凡であったのは、当時さほど認知されていなかったクレープに着目をしたこと。そして作り置きはせず、新鮮な生の果物や野菜を使用し、その都度焼き上げるオリジナルなスタイルを貫いたこと。
追随する低価格指向の店舗が表れても、値引きには走らず品質面でも妥協せずリピーターを増やし続けることで経営を軌道に乗せていきます。

  そんな著者が、次に選んだのはチーズ専門店。今やスーパー等でも様々な種類のチーズが売られていますが、当時はそのように食べ分ける習慣などない時代。
最初は商社経由で品揃えを始めますが、やがて飽き足らず直接買い付けを始め、ついには自社オリジナル商品を製造してもらうまでに至ります。

  実は本書で、小さい会社が大きな会社に勝つために必要なこととして再三著者が発しているのはオリジナリティの大切さ。品質面で妥協をしないこと。つけた値段に自信を持ち、値引き販売をして定価販売で購入したお客様を裏切るような行為をしないこと。

  出店に関しても、いたずらに規模は追わず、自社のビジネスをきちんと理解した専門家たる人材が育ち、そんな見込んだ人材が活かせる店を出店するように心がけていると語っています。

  商品しかり、人材しかり、手間やコストをかけ、時間をかけオリジナリティを磨く。
大手を含め他者が二の足を踏むような立ち位置を作ることこそ、小さな会社が大手に勝つ秘訣。本書を要約するならそんなまとめとなりそうです。

  起業家向けに記したとありますが、実は本書には財務面や資金調達、プロモーション等に関する記述は、まったくありませんので、こういった面を期待して読むと物足りなさを感じるかもしれません。
実務的な話よりも、起業家、経営者のあるべきマインドセットはいかなるものか?それが本書で著者が一番伝えたかったことなのでしょう。                                                    
                             
                             日経BPコンサルティング 2017年7月3日 初版第一刷


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【概要】

   コンサルティングファーム、ボストンコンサルティンググループ社長を経て現在は自身で創業したドリームインキュベータの代表取締役会長を務める堀紘一氏の著作。

  元マッキンゼーの大前研一氏と並び日本における戦略コンサルティング黎明期を牽引した人物であることはよく知られているところです。
  
  35年以上に渡り経営コンサルティングに従事してきた堀氏が、自身の集大成として戦略についてまとめた一冊。

  変化の激しい世の中にあっても経年劣化しない戦略。それこそが「戦略の本質なのだ」と語る堀氏が、その思いの丈をぶつけています。

【所感】

 4章からなる本書。「戦略の基本常識」、「競争戦略」、「成長戦略」、「戦略の立て方」で構成されています。

 1章の「戦略の基本常識」では、(日本の)戦国時代、ローマ時代、太平洋戦争など過去の歴史を紐解きつつ、負けないこと(自滅しないこと)が戦略の前提であること。戦略と戦術、戦闘の違い。兵站の確保や情報を制する重要性等を説いています。

  そして2章、3章では現代のビジネスを舞台に、業界内のポジションや市場の違いにより取るべき戦略の類型を明かしつつ、イノベーターは必ず業界外からやってくることや、スピードを問われる現代にあっても、攻めの戦略の基本はロールアウト(面で戦う)であることなどが説かれています。

  実は著者自身が「本書を読んで、決まった答えやノウハウを求める人には拍子抜けした気分になるかもしれない」と語っているように、個々のエピソードは興味深いものの、何か体系立てた構成となっているわけではありませんので、一読しただけでは、なかなか理解しづらい点は否めませんでした。

  唯一体系だって整理されているのは終章で紹介されている戦略立案に必要な ①観察力 ②連鎖思考力 ③質問力 ④(相手の行動を読む)想像力 ⑤(相手の意表を突く)創造力という5つの力でしょうか。

  中でも重きを置くべきは、②と③だと堀氏は説きます。
創造力には先天的な要素も大きく培うことはかなり難しいが、質問を繰り出し得た答えを元に、次の質問を考え連鎖して思考することは、訓練次第で十分会得可能なものであり、その繰り返しで正解に近づいていくのだとあります。そしてそんな知的対話を楽しめる人は、優れた戦略家になれる可能性が高いのだとも説いています。

  先ほど、本書は一読しただけでは、理解しづらいと記しましたが、思えばこの対話こそが本書の読み方を端的に教えているのではないかとふと思いました。
著者の記す意図を考え、自問しつつ読み進める。答を得られればまた新しく自問をし読み進める・・・・・。

  「戦略の本質」につき安易に答を得るのではなく、自ら気づき考え実践するためのヒントを散りばめた構成と考えれば、本書は極めて有益な一冊と言えるのかもしれません。


                                        PHP研究所 2017年7月4日 第1版第1刷

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【概要】

  ソフトバンクグループ。
1981年、パソコン黎明期にソフトウェア流通業として起業。
その後、出版、展示会、インターネット、ブロードバンドのインフラ、携帯電話と本業を目まぐるしく入れ替えながら、気づけば今や連結売上で8兆9,010億円、純利益で1兆4,263億円(2017年3月末時点)を稼ぎ出す巨大企業へと成長しています。

   そんな同グループを率いるのは、言わずと知れた孫正義氏。
好きか嫌いかと問われれば、好みは分かれることと思いますが、存命する中では間違いなく稀有な「天才経営者」であることは、誰にも異論のないところではないでしょうか。

  さて本書は、そんな孫正義氏の評伝。
著名な経営者であり、関連本、評伝の類はたくさん出版されていますので、今更の感が無いわけではありません。

 たとえ「天才経営者」と言われている彼であっても、決して自身の力だけで現在の地位にまで上り詰めたわけではなく、彼を取り巻く「脇役」たちの活躍があってこそ。
そんな群像劇としての「孫正義」を描いてみたい。そして「孫正義」とはいったいどんな経営者であるのか、改めて明らかにしてみたい。そんな意図で本書を記したのだと日経記者である著者は語っています。

【所感】

  全13章からなる本書。まずは、2016年、3,3兆円もの巨額買収で世間を驚かせた、ARMホールディングスの買収と自身の後継者と任命しつつも袂を分かつこととなったニケシュ・アローラ氏に関するエピソードから本書は始まります。その後は創業からほぼ時系列に整理されています。

  創業も自身の病気に伴う会社分裂の危機、上場、矢継ぎ早のM&A、ブロードバンド事業への進出、ボーダフォンの買収、米スプリント買収と、大きなトピックスごとに1章が割り当てられています。
 
  こう時系列に並べていくと、当時「孫氏が、また突拍子もないことを言い出している」と思った記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。何が彼をそこまで駆り立ててきたのでしょうか。

  本書内で孫氏は、「自分は決して世の中を大きく変えるような発明をしたわけではない。何か一つだけ平均的な人と比べて自分に特徴的な能力があるとすれば、それはパラダイムシフトの方向性と、その時期を読むことに関心が強いことだ。」
 「目の前の2~3年の小銭を稼ぐようなことに興味はなく、10年後や20年後に花を咲かせるものを、タネの段階で嗅ぎ分ける能力と、それに対してリスクを取りに行く覚悟が、僕は人より強いのだと思う」 と述べています。

  そんな発言を聞くと、世間から見れば一見理解し難い判断の数々も、遠き将来を見据える彼にとっては、全て想定内のことであったのかもしれないと改めて思った次第です。

  そして彼はきっと「人たらし」の才にも長けているのでしょうね。
本書は群像劇の名の通り、トピックスごとに 彼を支え、彼の思いを具現化するために奔走してきた人々が次々と登場をしてきます。
時に強引とも言える手法で、これはという人物を次々と自身の側近に登用し、事業を任せていく。そしてまた皆がその期待に応えていく様は、氏の志を理解し共感出来るからこそ。本書では、しばしば「同志的結合」という言葉が登場しますが、まさにそんな状況を創り出す能力も、彼の類まれなる資質の一つなのかもしれませんね。

 ビジョナリーであること。人たらしであること。それこそが孫正義氏の正体。個人的にはそんな印象を強く抱いた一冊でした。

  あまり知られることのなかったエピソードも多々盛り込まれ、非常に面白い本書ですが、個人的に印象に残ったエピソードを紹介して今週は締めくくりたいと思います。

  一つは孫氏が自身が創業時代からお世話になった恩人10名を今だ大切にし続け、毎年会食をしているということ。孫氏の開発した電子翻訳機を買い上げた、当時のシャープ専務の佐々木正氏。いきなり大型取引を任せてくれた上新電機社長、浄弘博光氏、独占供給を約したソフトメーカーハドソンの工藤兄弟 等。
孫氏の非常に人間臭い部分が端的に表されているエピソードでした。

  そしてもう一つは、ボーダフォン買収の際、躊躇した孫氏の肩を押したのが、ユニクロ社長の柳井氏であったということ。
ソフトバンク社外取締役で、取締役会でも基本的に孫氏の提案には否定的な意見を出すことの多い柳井氏ですが、巨額買収に躊躇する孫氏に「今を逃したら、もう二度と孫さんの言う爆発的な成長をするチャンスは巡ってこない」と放った一言。その後のソフトバンクの成長を見れば、この言葉の重さが際立ちますよね。


  500ページを超えるボリュームある本書ですが、読めば必ずや自身を鼓舞してくれること間違いなしの1冊。
お薦めです。
 


                                  日本経済新聞出版社 2017年6月14日 1版1刷

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