犬山紙子の呼びかけで、虐待をなくすためのタレントチーム(犬山紙子、福田萌、坂本美雨、ファンタジスタさくらだ、眞鍋かをり)ができて1カ月。

このひと月、毎日のようにLINEで会議をし、実際集まってミーティングもし、自治体への取材(世田谷、渋谷区)やメディア出演などの活動もしてきました。

そして今日、ハッシュタグ
#こどものいのちはこどものもの
で集めた意見を厚労副大臣に提出しました。


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こちらが、記事です。



牧原厚生労働副大臣は、寄せられた声の多さにまず驚かれていて
「こんなにもたくさんの人たちが思いを書き込んでくださったんですね」
と、その重みを感じてくださったようでした。

#こどものいのちはこどものもの
に寄せられた全てのコメントを印刷した紙の束(ずっしり!)と、USBを受け取っていただきました。

そして、その中から多かった意見を私たちでまとめたものも「要望書」として提出しました。


本当にたくさんのご意見をいただき、中には賛否がわかれるものもありました。
でも、それぞれ考え方が違おうとも、虐待をなくしたいという思いはみな同じです。

しかし、これはまだまだスタートライン。
本当に虐待のない社会にするためには、とてつもなく長い道のりを進まなくてはいけません。
問題は山積みです。

それでも、この温度は絶対に下げてはいけない。大人として、声をあげつづけていかなければいけないと、強く感じました。

今後もこのチームで、自治体や民間企業に向けてアプローチをしたり、児童福祉についての取材・発信を続けていく予定です。



さて。

ここからは少しくだけた話。




この一カ月、活動は
裏方的な作業も含めて、イチから自分たちでやってきまして。

とても勉強になったし、大変さというのも痛感しました。


取材のアポを取ったり、文書を作成したり、、


慣れないことを手探りでやるのは大変でしたが、いろんな方のお知恵や力を借りて、なんとか第一歩を踏み出せました。



今回、厚労省に声を届けに行くにあたっても

私、やっちまったんですよ。
自分が担当していた提出書類をプリントし忘れるというしょーもないミスを。

約束の時間の30分前に慌てて厚労省の最寄りのセブンイレブンにすべりこみ、なんとか間に合わせることができました。


あぶなかった…!


そして、厚労省に到着すると

お役所の中で異常に目立っているこのひとが。

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元・あやまんJAPAN ファンタジスタさくらださん。

メンバーの中で厚労省に一番乗りし、

この格好で

「副大臣に会いにきました」

と入ろうとしたところを、警備員さんに止められたそうです笑。



「約束がないと副大臣には会えません」
「副大臣と約束してます」

「身分証明書を提示してください」
「今日は財布を忘れてきたので無いです」

そんな、コントのような一悶着をしていたところ

メンバーが続々と合流し、事なきを得ました笑

こんな風に
個性もなにもかも、バラバラの5人ですが
私たちだからこそ、できることがあると思っています。

今度こそ、子供をとりまく現実を変えられると本気で信じています。

みなさんも声をあげ続けて欲しい。
それを大きな力にして、良い方向に変えて行きましょう。

よろしくお願いします。

最後に。
副大臣室で読み上げさせていただいた、私たちの思いをご紹介させてください。

このメッセージは、厚労省のスタッフの方が、涙ぐみながら聞いていてくださいました。

こちらです。




児童虐待の根絶に向けた要望書
~こどものいのちはこどものもの~
 
目黒区で船戸結愛ちゃんの虐待死という大変痛ましい事件が起きました。

そして過去たくさんの虐待のニュースも報じられてきました。
虐待のニュースに向き合うのは大人でもとても辛いことです。

しかし、今この時も虐待に傷つき脅かされている命があることを思うと、大人がそんなことではダメだと深く反省しました。
こどもの命を守ろうと大人が声をあげなければいけないのです。こどもは自分でなかなかSOSを出せませんから。

勇気を出してSNSで声をあげたら、本当にたくさんの方が同じ思いだということがわかりました。その声は数百万人以上にリーチしています。
こどもを持つ人、こどもを持たない人、過去虐待された人、虐待しそうになった人、してしまった人。

「普段社会問題や政治的なことはつぶやかないけれどこれはおかしい」という人もとても多い。

みんな向き合う決意をし、社会全体が虐待に対し意識を高めること、そして虐待がなくなる政治が行われることを切望しそのために声をあげています。

言うまでもなく、児童虐待は決して許されるものではありません。しかしながら、この最悪の状況を生み出した原因は「親の資質」だけでしょうか?

児童虐待は、家庭の経済状態、地域・社会からの孤立など複合的な要素が絡み合った結果だと、これまでのケースを見ても明らかです。


つまり、児童虐待は誰にとっても決して他人事ではなく、この問題を無くすことは今の社会に生きる大人たち全てが共通に課せられた責任なのです。
 
今まさに危険な状況にある「こどものいのち」を守るために、問題家庭に早期介入し、こどもを一時保護するなどの体制整備はもちろん急務であります。しかしながら、それは既に発生している問題への「対処療法」に過ぎません。

私たちが本来目指すべき社会とは、虐待そのものを起こさない社会です。

子どもは、朝4時に起きて反省文を書かなくていいのです。
寒空の下ベランダに放置されなくていいのです。
お腹をすかさなくていいのです。

どの親の元に生まれても、愛情をたっぷり受け、お腹いっぱいご飯を食べ、心ゆくまで遊び、適切な教育を受け、暖かい部屋で安心して眠り、安全に過ごせなきゃいけないのです。そんな社会でないといけないのです。

こどものいのちはこどものものなのです。
親の所有物ではないのです。

残念ながら今はそうではないこども達が何万人といます。社会を改善すれば救える命と心が山ほどあるのです。法律や制度の力は不可欠です。

私たちは、「こどものいのちはこどものもの」という言葉を掲げ、ソーシャルメディアなどを通じて発信し、児童虐待を決して他人事と捉えず、絶対に児童虐待を起こさせないという強い決意を持つ多くの人たちの決意を受け取りました。


私たちは、大人として、一市民として、児童虐待という悲劇を起こさない社会を作っていくための強い決意を改めてここに表明するとともに、その決意の下、そうした社会の構築に向けた要望を行います。
 
こどものいのちはこどものもの
ですが
こどもを守れるのは大人だけですから。