映画・ドラマ・芝居etc

2017年03月30日

La La Landを観る


大阪梅田で『La La Land』を観た。冒頭のハイウェイのシーンから一気に持っていかれる映画である。ここしばらくハリウッドではこれといったミュージカル映画がなかったと記憶するが(個人的には『シカゴ』が酷かった)。これは間違いなく成功した作品である。続きを読む

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2016年12月09日

『この世界の片隅に』の受け入れがたさ


映画『この世界の片隅に』を大阪・梅田で見た。続きを読む

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2016年11月02日

『ノッティングヒルの恋人』はクズである



かなり前に私は映画『ノッティングヒルの恋人』を見ていて、ひどく打ちのめされた記憶がある。続きを読む

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2016年08月13日

『シン・ゴジラ』評ネタバレあり


『シン・ゴジラ』を期待値マックスで見てしまった。優れた作品だとは思うのだが、言われているほどには良くない印象である。続きを読む

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2016年03月28日

『フォレスト・ガンプ』への怒り


WOWWOW映画塾で町山智浩氏が映画『フォレスト・ガンプ』について解説している動画がアップされている。→http://www.wowow.co.jp/common/player/index.php?pcd=011281_m3613882&TB_iframe=true&width=1000&height=520
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2015年12月03日

三島由紀夫の映画『剣』禁欲の中の快楽


三島由紀夫の小説『剣』1963年は大学の剣道部を舞台としたストイックに生きる青年を描いた作品ということになっている。小説を読んだ市川雷蔵が映画化を希望したのだという。市川は映画の主演を務めた。小説だけを読んでいるとわかりにくいのだが、これを原作とした映画を見るとまたかなり印象が異なる。続きを読む

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2015年05月10日

安倍晋三は何故「三丁目の夕日」が好きか?


安倍首相は自身のサイトで次のようなことを書いている。
外部サイトへのリンク: 映画「三丁目の夕日」が描いたもの
一部を引用しておこう。続きを読む

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2015年01月06日

映画『ドロップ』

先に宇多丸氏の映画評(酷評なのだが)を聴いていたので、かなり期待は低かった。

確かに監督デビュー作とは思えないくらいのクオリティであることは間違いない。喧嘩シーンの撮り方もうまいし、音楽の使い方も適切だったと思う。しかし、やはり好きか嫌いかと問われれば嫌いな映画である。基本的には宇多丸氏の評価に賛成なのだが。まあ、現在の観客が喜ぶのはこういった映画なのはもはやどうしようもないと思っている。

映画全般に言えることだが、本作はナルシシズムをくじくリアルなものとの出会いを徹底的に避けている映画だということだ。攻撃への願望充足はあるが、結果や責任が描かれないのだ。不良の世界の陰惨さは回避され、笑いに満ちた甘えきった不良の生態が綴られていく。

とりわけ私が気になった箇所は主人公たちが他校の不良たちからファミレスで襲撃を受ける場面である。このシーンの根本的な奇妙さはファミレス内に他の客がいない、ということなのだ。これは本作の製作サイドの姿勢を考える上で極めて象徴的である。不良たちが互いに殴りあうのはまあ、良しとしよう。彼らが迷惑なのは他人を巻き込み、犠牲にするということだ。しかし、映画ではそうした点はうまくスルーされている。普通なら公共空間では子供やお年寄り、妊娠中の女性などもいるわけで、襲撃は必然的にそうした社会の他者を巻き込まざるを得ないはずである。映画ではレストランの店長が警察を呼ぶことすらない。何故なら店長も出てこないのだから。

暴力は派手に描かれるが、その結果や責任は問われることがない。警察も本格的には出てこない。本作において喧嘩は他の不良と仲良くなるための儀礼であり、男同士で行われるセックス・シーンであると考えればわかりやすいだろう。

要するにこれはゲームや漫画のようなファンタジーの世界を描いているのであって、ラカン的なリアルを描いているわけではないのだ。そして、現在の観客が求めているのはゲーム的な「人は簡単に死なない」=暴力を振るわれても死なない世界なのだろう。リセットボタンで何度でも生き返ることが出来るのだ。



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2014年10月20日

映画『秘密のアッコちゃん』は生成変化するのか?


例によって綾瀬はるかが退行キャラを演じる映画である。
株主総会や工場爆破などのエピソードを抜きにして、テーマを絞り込んで、少女の成長物語としてスタイリッシュな恋愛コメディにすれば、このキャストなら結構良い作品になりえたと思う(実際はそうなっていない)。

少女が大人になる際のこころの揺れ動きを描くことに主題に絞れば良い作品になりえたはずなのだ。そのためには主役の少女の年令をもう少し上げて初潮後、思春期の始まりに設定して、鏡の中に夢想するナルシスティックな自己像が現実の他者との接触で揺らぎ、それを乗り越えようとする手前で逡巡するとか、そういう展開であれば楽しめただろう。

しかし、実際の映画においてヒロインは見かけこそ大人になるが、考え方や振る舞いは子供のままである。子供のまま大人の社会に紛れ込んで騒動を巻き起こす。それを可愛いと思える人もいるのだろうが。私の感覚では単にはた迷惑なだけだ。つまりヒロインは子供であることに固執している。子供から大人へ、あるいはまた大人から子供へといった生成変化ではないのだ。

おそらく子供の脳みそに成熟した大人の身体を女性に求める層というのは確実にいるのだろうし、それが少数である保証はどこにもない。

とりわけ株主総会シーンはひどかった。綾瀬はるか演じる脳みそは子供のままのアッコちゃんが発言する場面を見て、大阪での秘密保護法反対デモのことを思い出した。実際のデモもあの程度のレベルだ。

関連記事: 特定秘密保護法反対デモ(大阪扇町公園)に参加して



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2014年04月22日

映画『アクト・オブ・キリング』を巡って


映画『 アクト・オブ・キリング』予告編

町山智浩氏による解説

宇多丸氏による解説

会見の後日談。町山氏の怒り

アルジャジーラによる続編『インドネシアのキリング・フィールド』



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