『ポストモダンとは何だったのか 1983-2007』補完計画

2007年07月30日

「柄谷行人とシトたち」オリジナル・ヴァージョン

新約聖書・使徒行伝

拙著2-3の「柄谷行人とシトたち」では十分に展開できなかった柄谷行人への批判です。というか、こちらの方が最初に書かれたテクストだったのですが、編集者から「これ〜、独立した論文としてはおもしろいんですけど〜、一般向けじゃあないんですよね〜」とか何とか言われてしまって(早い話がボツになって)、書き直したものが現状、市場に出回っているバージョンです。こちらがオリジナル。
「俺は一般人じゃない、インテリだ」という方はどうぞ。(なお、一部既発表のものとダブっていますのでご了承ください)
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kay_shixima at 21:27|Permalink

2007年07月14日

なんちゃって精神分析・香山リカ

同じく、諸事情から拙著「ポストモダンとは何だったのか」に収録されなかったテクストです。ポストモダン思想の誤解の範例として、香山リカを取り上げています。
ちなみに「なんちゃって精神分析」という言葉は香山自身が用いている言葉です。とりわけ香山と田中康夫との対話の引用部分は、香山リカがいかにニューアカを受けとめていたのか、本音が伺えて唖然とさせられます。
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kay_shixima at 06:58|Permalink

2007年07月13日

オウムと中沢、ときどきドゥルーズ

拙著「<ポストモダン>とは何だったのか」に、諸事情から収録されなかったテクストです。90年代最大の事件と呼んでもいいオウム真理教の問題と中沢新一、さらにはジル・ドゥルーズ(というかその安易な解釈)やオカルティズムについての批判的考察です。
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kay_shixima at 21:01|Permalink