香山の余談
2005年12月02日
ベトナム旅行記 その1
みなさん、こんにちは。香山実央です。 実は先日、ベトナムのホーチミンに行ってまいりました。その時のご報告を二回にわたってさせて頂きたいと思います。 私は異業種交流会に所属しているのですが、その方々との「視察」が旅の目的でした。 今のベトナムはどうなっているのか、一体どんな国なのか、五日間という短い間でしたけれど見学してきました。 実はベトナムで日本語学校を開いている方とのつながりがあって、実現した企画なのです。会のメンバーは、中小企業、しかも製造業の方が多いので、離婚カウンセラーは珍しがられております。 まず見学させていただいたのは、日本人向けの水産加工業でした。最新のシステムが導入され、完璧な管理のもと、魚介類の加工がされています。消毒滅菌の徹底は素晴らしかったです。部屋に出入りするたびに、頭の天辺から足の先まで消毒します。 作業の面では、わずかなグラムの誤差もないようにさばく。骨一本残さずに抜くなど、徹底しています。日本人は、きちんとした仕事をしないと厳しいクレームをつけてくるそうなのです。ところが一歩外に出ると、炎天下の中、生肉を売っていたりする。ベトナムの人々が、日本人が気に入る仕事をするための、どれほど努力してくれているか、そう考えると頭が下がる気がしました。 生活水準は、例えば、一ヶ月のお給料の平均は一万円ぐらいだそうです。食べるものは、丼一杯で20円とか10円ぐらいです。工場の賃金だって、おのずと想像がつきますよね。そういう話を聞いていたからこそ、工場の管理レベル、意識レベルには驚きました。 たくさんの人が働いていましたね。200人、300人という人数です。しかもそこで働けることは一つのステイタスなのだそうです。日本もその昔「金の卵」なんて言葉が使われた時代がありましたけれど、髣髴とさせられました。 次回は、ベトナムの街並や、人々のお話をさせて頂きたいと思います。
2005年12月01日
ベトナム旅行記 その2
みなさん、こんにちは。香山実央です。 前回は、水産加工業の管理レベルの高さに驚いたお話をしましたが、今日はベトナムの人々のお話をさせて頂きたいと思います。 ベトナムという国は、「歩いているのは観光人かお年寄り」というほどに、バイクと自転車がメインの国でした。 凄いなんてものじゃないくらい、凄いんです。一台のバイクに四人ぐらいが平気で乗っているんですよ。前に女の子二人、自分が運転して、後ろにお母さんなんていう状態です。しかもバーってかなりの速度で走っていくのです。そしてその数の多さ。とにかく度肝を抜かれました。 「何でそんなにバイクばかり乗っているの?」 と尋ねてみたら、 「クーラーがないので、若者は夜走って暑さを凌いでいるんですよ」 と答えが返ってきましたよ。 日差しが強く、排気ガスも凄い。だからなのか、みんなマスクをつけています。女の人は腕にカバーをかけていました。 あとはアオザイが美しかったです。中学生、高校生が着ていましたね。白が多かったように思います。中年の人は、Tシャツとか普通の洋服を着ていました。 宿泊したのは国営のホテルだったのですが、それほど豪華ではなかったですね。ゴキブリの死骸を見つけてしまいました。最初はびっくりしましたよ。生水は絶対に飲まないようにしようとか、外で食べるものは熱いスープか、よく火を通したものにしようとか。 それでも、日が経つうちにあの国の持つ魅了が体と心に染みてくるのが分かりました。 そもそもは、フランスの領土だったんですね。その名残なのか、郵便局は美術館みたいな建物でした。けれど、一般的な家は掘っ立て小屋といってもよいほどの外観です。貧富の差が激しい国だと思いました。 何より私には、街を走るバイクのインパクトが凄くて、ベトナムと言うと、イコール「バイク」と答えてしまうほど心に残っています。 無法地帯と一緒ですよ。しかもね、ガイドの方に言わせると「道路を渡る時に走らないで下さい」ってことになるのです。 「バイクの運転手もこちらの歩いている速度にあわせて、アクセルを緩めたりするから、いきなり走ると間合いが狂って、ひかれてしまう恐れがあるんです」 と言われた時は、思わず納得してしまいましたね。当然、交通事故も多いようです。 ただ感激したのは、人々の素朴さでしょうか。女の人は美しくて働き者。男の人は、結婚前はフェミニストで情熱家なのに、結婚するとあまり働かず、妻に頼っているんだそうです。だから、バイクで奥さんを送って行くんでしょうね。日本で言えば「アッシー君」です。メインの働き手が女性というのも、変わっていますよね。 日本人に対しては友好的でした。食べ物も美味しかったです。サッパリで。おかゆとかおそばとかチャーハンのようなものとか。それに、みんな小柄で、顔つきも日本人のようなかんじなのです。親しみがもてました。 またもう一度行ってみたいと思います。 不思議と「頑張るぞ」と言うパワーをくれる国だと思います。あの国の発展を願いながら、私もこの日本で頑張っていきたいと思います。回転寿司を食べる時は、ベトナムを思い出してしまうかもしれません。 短かったですけれど、非常に有意義な旅でした。

