Thoughts, Rants and Adventures
横浜在住アウトドアスポーツ愛好家28歳女子のブログ。
競技種目はアドベンチャーレース・マウンテンバイク・トレイルランニング・たまにマラソン・たまにトライアスロン
本ブログは大会参戦記と主に日々の練習日記デス。自分の記録として更新しています。至2010年11月6日

2010年11月7日、プロアドベンチャーレースチーム Team EAST WINDのトレーニング生になりました。

第2関門を通過すると、どんどん走るのがキツくなってきた。

ちょっとした登りで歩いては、平らになっても走り始めることが難しくなってきた。


「歩けばゴールが遠くなるだけ、走ればゴールは近くなる」


これを何度も何度も、自分に言い聞かせて走った。
後半はコース上の水場は2か所あるので、積極的に水分補給を行った。

第2関門から第3関門までが異常に長く感じた。
まず第2関門が42km地点、49.7km地点の大ダワで「第2関門まであと8km」という表示が。
たったの7kmだけど、この区間で越える山、御前山への急登では心が折れかかり2~3回足を止めてしまった。

大ダワで「第3関門まであと8km」表示を見た時、「まだ8kmもあるのか~・・」と落胆した。
言うまでもなく、ペースはガタ落ち。そして走るために自分との格闘は続いた。
歩を進めて時間との戦い、この区間では家族のこと、友達のこと、沢山の人の顔を思い浮かべながら走った。
そして、こうやってまさか自分が走ると思わなかったような距離を走っている自分がいた。
 

こうやって「なんて凄いレースなんだ」と思っていたハセツネを、自分が走っている。
ここに来るまでの1年半に起きた、全ての事と関わった人たちのことを思い起こした。
健康に育ててくれたお父さんとお母さん、姉たちや子供たち。タカニー、クロマニオンズの仲間、アドベンチャーレースの仲間、応援してくれいる多数の友人たち。 

そしてかなり大きな原動力を与えてくれたのは、他でもない私の友人のクリッシー・モール。
先日の信越五岳で彼女のペーサーを務め、彼女の「フィニッシュへたどり着く、フィニッシュまでレースを続ける」姿勢には大きな影響を受けた。
一刻も早くフィニッシュへ、ちょっとでも走れるところは、走る。エイドでも時間を無駄にしない。
「クリッシーなら、辛いところでもここは走るはず」。
今回のハセツネでは終始、彼女と一緒に走った信越五岳を思い起こしていた。


ようやく第3関門の御岳山がもうすぐだ、と思ったら「ここからケーブルカーで下山したら、どんなに楽だろうか・・」などということが頭を過る(笑) 
夜中の11時、もちろん営業してないけど。

第3関門手前の水場でしっかり水を沢山飲んで、スーパーバームも補給。
続いてVESPA HYPERも補給。

第3関門は10時間56分で通過。
そしてそこにはマメちゃんがいた!

暗闇の中、私がヘッデンしてるのでこちらから声を掛けるまでマメちゃんは気がつかなかった。

私「マメちゃん!ケイだよ~」
マ「あぁ~っ、ケイちゃん!!男の人かと思ったよ~!」(笑!)

私に気づくと涙目で私の元へやってきて応援してくれました。
彼女の顔を見たら、それまでガマンしてきた様々な感情が溢れ出そうになり私まで少し貰い泣き。


あと13km、2時間以内で終わるんだ。早ければ1時間半。
よし、もう少しのガマン!!! (心の声)


あと13km、されど13km。
フィニッシュに辿りつくまでレースは終わらない。まだまだ気は抜けない。

トレイルから街の夜景がちらほらと見えてきている。
最後の山、日の出山山頂には友人スタッフのねぇさんとヤリちゃんがいる。
しかも第3関門から日の出山まで、距離はたったの2.5km。

日の出山に着くとねぇさんが「あったかいコーヒー、あるよ!」
と誘惑(笑)

一口飲みたいのは山々だけど、まだレースは終わっていないので気持ちだけ頂き通過。

これが最後の山、後は11kmひたすら下ればゴール。
ここまで来たら本当にゴールは近いと実感。

試走のとき「本番も、ここの下りは気持ち良く飛ばして走れるといいな」と思っていたことを思い出す。

残念ながらここまで既に約60km走ってきた私の足は、気持ち良く走ってなんてくれなかった。
スピードは出ないけど、まだ走れた。

「ここの下りで女子に抜かれたら嫌だな~」と心配しつつ、出来るだけのスピードで走ったしこの時ばかりは歩くという選択肢は無かった。
(そう思うと、走るのが辛かったもっと前の区間もまだ走れたんだな・・)


ゴールまであと3kmぐらいのところで、後ろのほうで女性の声が聞こえ、

「ヤバい、追いつかれる!!」

と思い必死に走った 笑


その後、女性の声は聞こえなくなったけどフィニッシュまでダッシュ。
フィニッシュ目前、男性選手が私の横を走りぬけ、「やっと、終わりますね!」とちょっと会話をして彼は私の前にゴールした。


私の後ろにいた女性は私の1分後にゴールしていた。

危なかった~ 笑


12時間46分18秒、ゴール。

仲間のk4さん、ヒデピ、えっちゃんがいて、よっちゃんがカメラを廻していた。

仲間の顔をみて、「もう走らなくていいんだ」と思うと様々な感情が、涙と共に溢れだした。


「長かったよ~、キツかった~、終わって良かった~~~ 涙」

時間は午前1時46分、約13時間もほぼノン・ストップで走れたことも本当に嬉しかった。
まさか自分がこんなに馬鹿げたレースに参戦するとは・・ 笑
 
人間、やれば出来る。

先にゴールしてたエースk4さんのタイムを聞くと、なんと9時間50分!!
素晴らしすぎます。


レース前の準備段階で、ゴールしてからの準備も入念に行った。
翌週も18kmのレースを控えていたので、出来るだけ早い回復に務めたかった。
リカバリー用に用意したプロテインシェイクとBCAAをたっぷり補給。

作っておいたおにぎりを2個、ばかうけ、カップラーメンを食す。
着替えて横になり足を上げてしばし休憩・・
目を閉じるが、足を上げるとジンジンして寝付けない。
そしてひたすら水分補給。

クリッシーから教わった回復方法。これがまた、ジンジンして痛い。

photo[1]
 

ゴール地点で色々な人を話をして、あっと言う間に夜が明けてしまった。
PA110457


表彰式は9:00からだけど、その前に。
私はある人のゴールを待っていた。
今年完走すれば、「アドベンチャーグリーン」(ハセツネ10回目の完走)という栄誉ある称号が与えられる私の大好きな大先輩、タカニー。
予定の予想ゴールタイムは17~18時間、7時~8時ぐらいにゴールかな・・

日の出山にいるねぇさんが「タカニーは10時頃にゴール予定」と連絡が入り、先に表彰式に出席。
不本意ながらタカニーのゴールを迎えることができなかった。タカニー、本当にごめんなさい。

表彰式もろもろが終わり、もう着替えてビールを飲んでいたタカニーと合流!
感動!祝杯!

PA110468


表彰式にて女子20代の表彰。
PA110466 PA110050



最終リザルト (出走者2232人、完走1622人)

第一関門通過 3:43:07 320位
第二関門通過 7:31:32 257位
第三関門通過 10:56:08 235位
フィニッシュ 12:46:18 239位

女子総合12位(完走158人中)
年代別20代 1位(完走17人中)
 


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