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長年にわたり、私は悩んでいた のです。
大岡山の南口商店街の奥、お昼にはボリューム満点+出来立て弁当を求めて東工大生がずらりと行列を作るミートショップ・ミカワヤ。その向かいにある、そば屋「双葉家」さんの名物メニュー「野菜箱天」には、いつも必ず生卵がついてくるのです。
名前のとおり、野菜天ぷらともりそばのセットです。ご飯はついて来ないのです。この生卵、どうやって食べるのでしょう? どうするのがウマいのでしょう?
答えは、池波正太郎先生の随筆の中に…あったらしいのですよ。びっくり
。
普通にやると、こんな感じになりましょうかね? そばツユにいれて。しかし、そうすると、野菜天にも玉子がつくことになります。決してマズくはないけど、でも…なぜか釈然としない。違うような気がする。
偶然「断腸亭料理日記2006」さんを見たら、目からウロコ
。
断腸亭さんがお読みになった、池波正太郎先生の晩年の随筆「ル・パスタン」(文春文庫)に、その答えが書かれていたのでした。
ここはは、「断腸亭料理日記2006」さんから引用させていただきます。
なかで、「大蒜(にんにく)うどん」というのがある。
[池波先生が]ご自宅での第一食に、ざるのうどんやそばを、よく食べ、
その汁(つゆ)に、摺(す)った大蒜を入れる、という話である。
そして、その後、そばやうどんの上に卵をのせ、「手早く器用に」
まぜて、汁につけて食べる、と、いう。
ここでは、汁に入れるのではなく、「麺にまぶす」のがポイントである。
※[]の部分は私、ぎずも加筆。
こういう手があったのか…。うわー、思いつかなかった。さすが池波先生。
やってみると、たしかにンマい
です。
ただし…、あくまでも「手早く器用に」が重要でありました。野菜天ぷらをあらかたやっつけてから、そばだけと対峙するくらいの準備は必要です。天ぷらかじって、そばをすすって…という、給食で教えられた「交互食べ」などしていては、玉子が流れていってしまいます。
生卵をそばにのせ、ちょちょいと黄身をつついて崩したら、サササっと手早くそばにまぜ、その生玉が流れ落ちる前に、スススっとすすりこむのです。もたもたしていると、生卵が全部下に流れるだけでなく、水と混ざって味が落ちます。
1回目のチャレンジ、点数的には100点満点で35点くらいでしょうか。しかもこの箱、つゆちょこ皮にもう1つ穴が空いているので、そこから流れ出ると悲惨なことになります。あくまでまん中か、上の「玉子のせ写真」でいうと右側で勝負しなくてはいけません。
いつものことではありますが、こういうネタで必死になってしまう私でありました。これは、双葉屋の「野菜箱天」に限らず、路麺で生卵オプションがあるところでも有効なようです。
コツは「手早く器用に」。この銭湯を開始したら、休まず全部「生卵まぶしそば」を完食するまで手をゆるめてはいけないようです
。
この大岡山「双葉屋本店」もよくブログのネタとなりますが、いつも「じゃ、支店はどこにあるんだ?」と謎が残ります。
調べて来ました。赤松小学校の斜め前にありました。ただし、こちら支店には「野菜箱天」はございません。このお話は、いずれまた。
月曜日のお昼、店内は満員。野菜箱も人気でしたが、すき焼きうどんはそれ以上に大人気のようでありました。
双葉家:本店 livedoor東京グルメ
03-3726-0188
東京都大田区南千束3丁目7-11 地図
11:00 - 15:00 / 17:00 - 20:30
日曜定休
皆様、関係ないことを申しましてすみません。