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大つけ麺博2011・第三章、五福星

私のとってラスト1杯になりそうな「大つけ麺博2011」で、選んだのは仙台・五福星(うーふーしん)の「桜エビの低温焙煎全粒粉つけ麺」。食用シルク練り込み麺も旨かったけど、全体のバランスが素晴らしい。そしてトッピングで買った女川の笹カマボコ300円が、べらぼーに旨かった
大つけ麺博2011・第三章、五福星

「宮城復興」「宮城復活」の幟をはためかせての出店です。
高政の手焼き笹かまぼこのポスターには「がんばぺ女川!(おながわ)」の下に、「負げねーど!宮城」「おだづなよ!(ふざけるなよ!)津波!!」の文字。

大つけ麺博2011・第三章、五福星

つなぎに、山形県庄内産の食用シルクを使った特製麺。私が普通使う「もちもち」感じゃなくて、表面艶やかで、ぷりんぷりんの噛み応え。粉チーズ、チリソースもかかっていて、味に変化を付けてます。

じっくり焼かれた豚肉も、噛むほどに味が出てGOOD!ですよ。歯応えを大切に全体をまとめていて、飲み込み系が多い中で、出色の出来ばえ。

大つけ麺博2011・第三章、五福星

「海苔をたっぷり絡めてお召し上がりください」と言われたので、その通りに食べてみました。

サラサラのつけダレも、これだけ強力な麺との組み合わせなら負けそうなものなのに、ちゃんとマッチしてます。韓国唐辛子使用でピリ辛仕上げですが、中学生以上解禁程度の辛さに抑えてあって食欲をそそります。桜海老のダシも自然な抽出で、嫌味なく旨さだけ引き出した感じ。

これだけバランスがいいと、どこをとっても褒められるので、書いてる私も楽ちんです

大つけ麺博2011・第三章、五福星

この笹かまぼこ、味が濃かった。すり身の甘さと密度が段違い。久しぶりに「もうなくなっちゃう。食べ切るのがもったいない」と思いましたよ(製造元の話はこちら参照)。

トッピングの注文のときに話を聞いたら、このメーカーも工場の2/3が被災したそうで。「女川の港もガレキの撤去が住んで、今はきれいに更地になってます」と教えてもらいました。

7月に女川を通ったとき(こちら参照)は、引き波で押し倒された建物が転がってたし、女川駅はホームの土台以外は跡形もなく破壊されてました。

大つけ麺博2011・第三章、五福星

「NO RAMEN NO LIFE」のポスター。五福星は仙台でも被害の少なかった内陸部にあるので、いち早く被災地(海側)に炊き出しに向かったことが、この写真からも分かります(参照)。

今回の大つけ麺博、ラインナップ的に第三章は地味かなと思ったのですが、なかなか侮れない店が並んでいました。もう1回食べたいなー、せめて笹カマボコだけでも(取り寄せしようかな)。

大つけ麺博2011・第3章、五福星

大つけ麺博・第3章、五福星「桜エビの低温焙煎全粒粉つけ麺」
公式サイト

浜松町駅前特設会場
9/26(月)〜10月16日(日) 11:00-22:00(LO 21:30)

五福星(公式サイト)
蒲鉾本舗・高政