〈これはレビュー記事ではありません〉

 今の時代、ヘッドフォンやイヤフォンといった海外での大量生産が主流の商品に、わざわざ日本国内で手作業にて作っている日本製のヘッドフォンを発見しました。

 それがオーディオテクニカ(Audio-technica)の「ATH-IM04」です。
 
 このヘッドフォン「ATH-IM04」は技術的にアーマチュアドライバを4基搭載が可能だった為、その4基を積んだものを作りたいという設計者の熱い思いが、猛烈な社内プレゼンの後に具体化した商品なのだそうです!


 搭載されているアーマチュアドライバ4基は、高音域で1基、中音域で1基、低音域に2基の構成となっており、この音質の調整には1年の時間を費やしたとのことです。


 優れた遮音性能を実現するコンプライ フォームイヤピースを付属しており、
人の体温でイヤピースの素材が非常に柔らかくなり、耳の内側に圧迫することなく密着してくれるとのこと。

 これならばイヤピースの存在が気にならなくなりそうです。


 コストなどを考えれば海外の方が有利な点が多いのに、何故に日本で製造しているのかというと、部品のハンダ付けや組み込み、ボンド付け、音質検査、梱包と、やはり細かい気配りの必要な商品だからこそ、日本での製造にこだわっているとのことです。


 外国人の方でも、(壊れたモノの)修理だけは日本にいるうちに済ませて帰られる方がたまにいますから、それくらい日本は丁寧な作業をする国と思われているのでしょう。

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 私はそれほどヘッドフォンを使う機会がないのでオーバースペックなのですが、普段から電車の移動などでヘッドフォンを使っている人にとっては買う価値があるかなと思います。

 昔、ショボいイヤフォンからそれなりのモノには替えた時に、昨日まで聴いていた音楽が別物に聴こえ、「こんな音も入ってたんだぁ」と感動したことを思い出しました。


オーディオテクニカ その他オーディオ機器 ATH-IM04 【smtb-KD】





■Audio-Technica ATH-IM04製品紹介ページ
http://www.audio-technica.co.jp/smt/atj/show_model.php?modelId=2384