KIWA
2012年12月12日
インプロヴァイザーズ ネットワーク
■インプロヴァイザーズ ネットワーク
<それぞれが指名したデュオ・トリオによる即興演奏>
今年7月、「音の交差点2012」を二子玉川KIWAで行った
パカッショニスト風巻隆が企画する即興演奏のミニ・フェスティバル。
7人の出演者がオファーしたデュオ・トリオのなかから
9つのセットを選りすぐって3ステージにわけてお送りします。
多彩な出演者が、演奏の組み合わせを替えながら、
一曲一曲をその場で作っていく即興演奏は、
聴く者の想像力をはるかに超えて、
音楽の限りない楽しさや、
今・ここにいることのかけがえのなさといったものを
1回こっきりの演奏に凝縮させていきます。
即興演奏のファンの方も、
また、こういった音楽が始めての方も、
同じように楽しめる企画ですので、
ぜひ、二子玉川まで足をお運びください。
日時 2013年1月14日(月・祝) 午後5時開場 5時半開演
場所 二子玉川 KIWA tel.03−6805−7948
http://oasis-kiwa.com/
料金 予約 2500円 当日 3000円 (オーダー別)
出演
千野秀一 Chino Syuichi piano, laptop
<1980年までダウンタウン・ブギウギバンドにキーボード奏者として所属。
その後映画・舞台の音楽を制作しつつ、坂田明「Wha-ha-ha」、
竹田賢一「A-Musik」、大友良英「Ground-Zero」、
ふちがみとふなとカルテット等のユニットに参加。
90年頃からピアノやラップトップを駆使した即興演奏の活動も加え、
内橋和久のプロデュースする「フェスティバル・ビヨンド・イノセンス」に
15年全期出演。
韓国のピアニスト、パク・チャンスに触発されてピアノ・デュオのための
コンサート「ピアノ舞踏会」を2006年から2009年にかけて3回主催する。
4年前からドイツ・ベルリンに住み、ヨーロッパを中心に活動を続けるなか、
東京で井野和義、今井和雄と、関西で稲田誠、楯川陽一郎とのトリオを継続する。
現在、異色のヴォーカリスト渕上純子との共同CDを制作中。
大熊ワタル Okuma Wataru clarinet
80年代東京のアンダーグラウンドシーンで、
「ルナパーク・アンサンブル」などのバンド活動を展開する。
20代半ばでチンドン屋に入門し、街頭でクラリネットを修行。
90年代、クラリネット奏者として自己のグループ「シカラムータ」を開始する。
実験性や即興性、ストリート感覚を活かした独自の音楽性が
国内外で話題を呼び、ヨーロッパや台北でも公演する。
並行して様々なセッション、バンドに参加し、
とくに90年代後半以降は「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」の一員として、
神戸の被災地をはじめ、東ティモール、ヨルダンなどで慰問演奏。
近年はアコースティックな出前ユニット「ジンタらムータ」でも活動、
3・11以降は積極的に街頭行動にも参加している。
映画や演劇とのコラボ、文筆活動など、領域を超えて多方面に出没中。
http://www.cicala-mvta.com/
クリストフ・シャルル Christoph Charles computer, guitar
視覚や聴覚の「妨害のない相互浸透」(Jケージ)のテーマに基づいて、
演奏活動やパフォーマンスへの参加、インスタレーションや、
音響作品、ヴィデオ作品の制作を通じて、
音楽家、舞踏家、彫刻家、画家、建築家などと
コラボレーションを行っているサウンドアーティスト。
フランス、マルセイユ生まれ、1987年から名古屋、東京でも活動を始め、
音や空間、動き、自然、環境、宇宙、沈黙や偶然性…
といったものが電子装置のなかで出会い、
音楽の新たな領域を広げる活動を行なっている。
また、成田新東京国際空港第一ターミナルのパブリックアートへ
サウンドインスタレーションを提供、
執筆や講演、海外との文化交流プログラムの企画など、
多岐にわたった活動を続けている。
現在、武蔵野美術大学映像学科教授、専門は「メディアアート」。
http://home.att.ne.jp/grape/charles/
入間川正美 Irumagawa Masami cello
チェロという楽器を用いながら西洋の伝統的な音楽観から離れて、
ゆらぎや気息のようなかすかな変化を連ね、
たゆたうような音楽を形作るミュージシャン。
1989年より神田ギャラリーサージでチェロの即興演奏をはじめる。
以降、現代美術・実験演劇との共演を重ね、
1998年よりソロシリーズ「セロの即興もしくは非越境的独奏」を
高田馬場プロト・ シアターにて開始し、
現在も八丁堀・七針で継続する。
また、同タ イトルのCD、CD-Rをリリースしている。
2004年演劇ユニットLens(佐藤照+渡部美保)と共に
ニューヨークに遠征、演劇公演だけでなくソロ演奏も好評を得る。
それ以降、国内外の音楽家との共演を重ね、
現在、新井陽子とのデュオ、
竹田賢一・原田淳とのトリオなどで新たな可能性を模索している。
http://irusworks.blog15.fc2.com/
吉本裕美子 Yoshimoto Yumiko guitar
ロックバンドでの活動とともに、
アートや実験映画の領域での活動を通して即興表現に出会う。
2006年、越後妻有アートトリエンナーレで
ヒグマ春夫のパフォーマンスへ参加し、
エレクトリック・ギターの即興演奏を開始。
2007年よりキッド・アイラック・アート・ホールの
年越しイベント「除夜舞」でソロ演奏。
2008年、山田勇男の8ミリ短編映画『白昼夢』の音楽を担当。
2009年、イメージフォーラム・フェスティバルで
万城目純の映像パフォーマンス『NyoNyum』に舞踏の南阿豆と参加。
2012年よりMiya、岡本希輔を中心とする
The Tokyo Improvisers Orchestraに参加。
近年は現代HEIGHTS、喫茶茶会記など
小スペースでの公演を数多く企画し、
ダンスの秦真紀子、ドラムスの長沢哲、ギターの高原朝彦、
花いけの上野雄次、俳人・ヴォイスの生野毅など
多様な表現者と共演している。
http://yoshimotoyumiko.blogspot.com/
永田砂知子 Nagata Sachiko 波紋音(はもん) その他
東京藝術大学打楽器科卒業。
ベーシストの吉沢元治との共演をきっかけに、
90年代から即興演奏のボーダレスな世界に足を踏み入れ、
パーカッション奏者としてデレク・ベイリー「COMPANY」、
ジョン・ゾーン「COBRA」、
ブッチ・モリス「CONDUCTION」全米ツアーに参加、
また、梅津和時「ベツニ・ナンモ・クレズマー」で
マリンバ奏者として活動する。
1997年、斉藤鉄平氏が水琴窟をイメージして創作した
鉄のスリットドラム波紋音(はもん)と出会い、
以後、波紋音を中心に国内外でソロあるいは、
ダンス・舞踏・地唄舞・語り・花・書など
様々なジャンルのアーティストとコラボレーションをしている。
CD「波紋音」、パリ録音のCD「le Hamon(ル・アモン)」をリリースし、
今年6月、札幌モエレ・ガラスのピラミッドで行われた、
電子音楽アーティストchiharu mkとの共演も、
CD「blue flow」としてリリースされた。
http://www.nagatasachiko.com
風巻 隆 Kazamaki Takashi percussion
80年代から90年代にかけて、
ニューヨーク・ダウンタウンの実験的な音楽シーンとリンクしながら、
ヨーロッパ、エストニアのミュージシャン達と
幅広い音楽活動を行ってきた即興のパカッショニスト。
ドラムを改造した独自の演奏スタイルや、
タイコが音楽を記憶しているという独特な音楽観、
即興の醍醐味は作品化にあるという即興観は、
2005年にキッドアイラックレーベルから発表した
ソロCD「ジグザグ/zigzag」という作品に結実し、
革の音がする肩掛けのタイコ、西アフリカのコギリ、
胴長のブリキのバケツなどを駆使し、
今もまた、革新的な演奏スタイルを模索している。
ジャズと現代音楽の中間領域にあたる即興シーンでも、
常に独自の立ち位置を持ち、
昨今は、音楽そのものを深めていくエッセイや、
即興をわかりやすく読み解く考察も発表している。
http://blog.livedoor.jp/kazamakitakashi/
なお、チケットの予約はKIWAホームページからお願いします。
<それぞれが指名したデュオ・トリオによる即興演奏>
今年7月、「音の交差点2012」を二子玉川KIWAで行った
パカッショニスト風巻隆が企画する即興演奏のミニ・フェスティバル。
7人の出演者がオファーしたデュオ・トリオのなかから
9つのセットを選りすぐって3ステージにわけてお送りします。
多彩な出演者が、演奏の組み合わせを替えながら、
一曲一曲をその場で作っていく即興演奏は、
聴く者の想像力をはるかに超えて、
音楽の限りない楽しさや、
今・ここにいることのかけがえのなさといったものを
1回こっきりの演奏に凝縮させていきます。
即興演奏のファンの方も、
また、こういった音楽が始めての方も、
同じように楽しめる企画ですので、
ぜひ、二子玉川まで足をお運びください。
日時 2013年1月14日(月・祝) 午後5時開場 5時半開演
場所 二子玉川 KIWA tel.03−6805−7948
http://oasis-kiwa.com/
料金 予約 2500円 当日 3000円 (オーダー別)
出演
千野秀一 Chino Syuichi piano, laptop
<1980年までダウンタウン・ブギウギバンドにキーボード奏者として所属。
その後映画・舞台の音楽を制作しつつ、坂田明「Wha-ha-ha」、
竹田賢一「A-Musik」、大友良英「Ground-Zero」、
ふちがみとふなとカルテット等のユニットに参加。
90年頃からピアノやラップトップを駆使した即興演奏の活動も加え、
内橋和久のプロデュースする「フェスティバル・ビヨンド・イノセンス」に
15年全期出演。
韓国のピアニスト、パク・チャンスに触発されてピアノ・デュオのための
コンサート「ピアノ舞踏会」を2006年から2009年にかけて3回主催する。
4年前からドイツ・ベルリンに住み、ヨーロッパを中心に活動を続けるなか、
東京で井野和義、今井和雄と、関西で稲田誠、楯川陽一郎とのトリオを継続する。
現在、異色のヴォーカリスト渕上純子との共同CDを制作中。
大熊ワタル Okuma Wataru clarinet
80年代東京のアンダーグラウンドシーンで、
「ルナパーク・アンサンブル」などのバンド活動を展開する。
20代半ばでチンドン屋に入門し、街頭でクラリネットを修行。
90年代、クラリネット奏者として自己のグループ「シカラムータ」を開始する。
実験性や即興性、ストリート感覚を活かした独自の音楽性が
国内外で話題を呼び、ヨーロッパや台北でも公演する。
並行して様々なセッション、バンドに参加し、
とくに90年代後半以降は「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」の一員として、
神戸の被災地をはじめ、東ティモール、ヨルダンなどで慰問演奏。
近年はアコースティックな出前ユニット「ジンタらムータ」でも活動、
3・11以降は積極的に街頭行動にも参加している。
映画や演劇とのコラボ、文筆活動など、領域を超えて多方面に出没中。
http://www.cicala-mvta.com/
クリストフ・シャルル Christoph Charles computer, guitar
視覚や聴覚の「妨害のない相互浸透」(Jケージ)のテーマに基づいて、
演奏活動やパフォーマンスへの参加、インスタレーションや、
音響作品、ヴィデオ作品の制作を通じて、
音楽家、舞踏家、彫刻家、画家、建築家などと
コラボレーションを行っているサウンドアーティスト。
フランス、マルセイユ生まれ、1987年から名古屋、東京でも活動を始め、
音や空間、動き、自然、環境、宇宙、沈黙や偶然性…
といったものが電子装置のなかで出会い、
音楽の新たな領域を広げる活動を行なっている。
また、成田新東京国際空港第一ターミナルのパブリックアートへ
サウンドインスタレーションを提供、
執筆や講演、海外との文化交流プログラムの企画など、
多岐にわたった活動を続けている。
現在、武蔵野美術大学映像学科教授、専門は「メディアアート」。
http://home.att.ne.jp/grape/charles/
入間川正美 Irumagawa Masami cello
チェロという楽器を用いながら西洋の伝統的な音楽観から離れて、
ゆらぎや気息のようなかすかな変化を連ね、
たゆたうような音楽を形作るミュージシャン。
1989年より神田ギャラリーサージでチェロの即興演奏をはじめる。
以降、現代美術・実験演劇との共演を重ね、
1998年よりソロシリーズ「セロの即興もしくは非越境的独奏」を
高田馬場プロト・ シアターにて開始し、
現在も八丁堀・七針で継続する。
また、同タ イトルのCD、CD-Rをリリースしている。
2004年演劇ユニットLens(佐藤照+渡部美保)と共に
ニューヨークに遠征、演劇公演だけでなくソロ演奏も好評を得る。
それ以降、国内外の音楽家との共演を重ね、
現在、新井陽子とのデュオ、
竹田賢一・原田淳とのトリオなどで新たな可能性を模索している。
http://irusworks.blog15.fc2.com/
吉本裕美子 Yoshimoto Yumiko guitar
ロックバンドでの活動とともに、
アートや実験映画の領域での活動を通して即興表現に出会う。
2006年、越後妻有アートトリエンナーレで
ヒグマ春夫のパフォーマンスへ参加し、
エレクトリック・ギターの即興演奏を開始。
2007年よりキッド・アイラック・アート・ホールの
年越しイベント「除夜舞」でソロ演奏。
2008年、山田勇男の8ミリ短編映画『白昼夢』の音楽を担当。
2009年、イメージフォーラム・フェスティバルで
万城目純の映像パフォーマンス『NyoNyum』に舞踏の南阿豆と参加。
2012年よりMiya、岡本希輔を中心とする
The Tokyo Improvisers Orchestraに参加。
近年は現代HEIGHTS、喫茶茶会記など
小スペースでの公演を数多く企画し、
ダンスの秦真紀子、ドラムスの長沢哲、ギターの高原朝彦、
花いけの上野雄次、俳人・ヴォイスの生野毅など
多様な表現者と共演している。
http://yoshimotoyumiko.blogspot.com/
永田砂知子 Nagata Sachiko 波紋音(はもん) その他
東京藝術大学打楽器科卒業。
ベーシストの吉沢元治との共演をきっかけに、
90年代から即興演奏のボーダレスな世界に足を踏み入れ、
パーカッション奏者としてデレク・ベイリー「COMPANY」、
ジョン・ゾーン「COBRA」、
ブッチ・モリス「CONDUCTION」全米ツアーに参加、
また、梅津和時「ベツニ・ナンモ・クレズマー」で
マリンバ奏者として活動する。
1997年、斉藤鉄平氏が水琴窟をイメージして創作した
鉄のスリットドラム波紋音(はもん)と出会い、
以後、波紋音を中心に国内外でソロあるいは、
ダンス・舞踏・地唄舞・語り・花・書など
様々なジャンルのアーティストとコラボレーションをしている。
CD「波紋音」、パリ録音のCD「le Hamon(ル・アモン)」をリリースし、
今年6月、札幌モエレ・ガラスのピラミッドで行われた、
電子音楽アーティストchiharu mkとの共演も、
CD「blue flow」としてリリースされた。
http://www.nagatasachiko.com
風巻 隆 Kazamaki Takashi percussion
80年代から90年代にかけて、
ニューヨーク・ダウンタウンの実験的な音楽シーンとリンクしながら、
ヨーロッパ、エストニアのミュージシャン達と
幅広い音楽活動を行ってきた即興のパカッショニスト。
ドラムを改造した独自の演奏スタイルや、
タイコが音楽を記憶しているという独特な音楽観、
即興の醍醐味は作品化にあるという即興観は、
2005年にキッドアイラックレーベルから発表した
ソロCD「ジグザグ/zigzag」という作品に結実し、
革の音がする肩掛けのタイコ、西アフリカのコギリ、
胴長のブリキのバケツなどを駆使し、
今もまた、革新的な演奏スタイルを模索している。
ジャズと現代音楽の中間領域にあたる即興シーンでも、
常に独自の立ち位置を持ち、
昨今は、音楽そのものを深めていくエッセイや、
即興をわかりやすく読み解く考察も発表している。
http://blog.livedoor.jp/kazamakitakashi/
なお、チケットの予約はKIWAホームページからお願いします。
kazamakitakashi at 02:18|Permalink