2009年11月24日

今週のゼミの感想

ますます、寒くなってきました。
4回生ゼミも、3回生ゼミも、2回生ぜみも、ちょっと中だるみ状態かな。
「ダメだぁ」と怒りをぶちまけたい感じではなく、「なんか寂しいなぁ」というムズムズした感じがしている今日この頃です。
私のテンションが下がっているのが悪いのか、テンションが上がるような事が起こらないのが悪いのか…

明日から3日間の予定で、山口県に研修に行ってきます。
美味しいお寿司を食べて元気をもらってこようと思います。
みんなは、EVEを楽しんで気分転換して、ゼミに戻ってきてください。

では、4回生ゼミから。
予定していた発表者のうち2人ができないと寸前に言ってくる。私は、別にかまいませんが、私が「これで卒論が書ける」と納得できないかぎり、何回でも報告してもらいます。

これまでの私の態度から、相当ひどい卒業論文を書いても、きっとなんとかしてくれるだろう、と高をくくっている人。私の怖さ、Sっ気を忘れてはいませんか? 卒業論文は、私が満足するまで何回でも書き直してもらうし、最終的に書けなければ、ゼミの単位はあげません。

ゼミの卒業論文というのは、これまでゼミで学んできたものの集大成であるはずです。それだけの水準を求めます。勉強に関しては、私は鬼なので、もう一度、政策のタマゴのときの私がどうだったのか、思い出してください。

ということで、せっかく2コマも時間をとっているのに発表者は、2人。
まずは、ゼミ長F村君。
GMの破たん処理における国有化問題を研究しています。アメリカの法制度と日本の法制度を比較してますが、掘り下げるべきなのは、GMの処理が現行の方式に決まった経緯、どのような対立があり、どのような議論があったかです。経済的な理由よりも政治的な理由が優先したという議論も、少し単純すぎる印象を持ちました。最終的に結論付けたい内容を明確にしたうえで(これを明確にしないまま論文を書き始めるのは、犯人を決めないまま推理小説を書き始めるのと同じです)、全体の構成をきっちりと作ってきてください。ということで、情報はほぼ集まっている感じですが、構成がまったくできてないので、再度報告してもらうことにしました。

先週予告したグッチ君。
環境政策の要素を他の政策領域における政策形成にいかに組み入れていくのか、環境政策統合の話を研究しています。かなり詳細に構成も作られていて、その点満足ですが、大学院に進む予定なので、ちょっと私の中でのハードルが高くなっています。たとえば、国レベルでの政策統合の実現が難しいので自治体レベルに焦点を当てることにしていますが、自治体レベルの方が実現が容易だという分析は、少し甘いと思います。統合という言葉の厳密な定義を行わないと、政策学や行政学で言われてきた「調整」という言葉との違いが分かりません。結論として、政策統合を実現するための戦略を考えようとして、それは政策学の論文としていいのですが、本当にそのような戦略を結論として明確に提示できるのか心配です。結論で何を言うのかを明確にしたうえで、論文の全体のロジックを考える必要があるかもしれませんね。

4回生ゼミでは、EVE祭にお店を出します。ワタ菓子屋さんです。ぜひのぞいてやってください。定価300円を200円に負けてくれます。

今日の3回生ゼミ。

3回生ゼミでは、就職活動を理由に休んだ学生が6名、体調不良を理由に休んだ学生が3名、わけのわからない理由で休んだK島君など、大量に欠席者がいました。就職活動とゼミ活動は、できるかぎり両立させて欲しいのですが、企業がウィークデーになんの配慮もなくセミナーやらインターンシップをしている現状では、やむをえません。シラバスに書いてあるように、3回までは欠席を認めようと思っています。その範囲でやりくりしてくださいね。

成績表をみてFがついていてびっくりしないように、自分の欠席回数を再度チェックしておいてください。無断欠席は認めません。

今日は個人報告。
まずは、ガッキー。
サーバントリーダーシップについて報告してくれました。リーダーシップ論の歴史についてきちんと調べてきた点、説明が分かりやすかった点(パワポの色遣いはひどかったけど)など、1回目の報告としては、満足がいく水準でした。ただし、このリーダーシップ論を教育現場に持ち込む場合、教育学で議論されている「指導」との違いが不明確なこと、たぶんこのタイプのリーダーシップが機能する場面とうまくいかない場面があるのに、あたかも万能の理論として評価してしまっていることなどなど、不十分な点がごまんとあるので、もっと勉強してください。ただし、ゼミ生がどう言おうと、ガッキー流リーダーシップについては、結構評価しています。(4回生のO合Aから、「先生はガッキーに厳しすぎる」とお叱りを受けたので、ちょっと褒めておきます。サーバーントリーダーシップの実践だぁ)。

次に、O合B。実は、3回生の報告の中で、彼の番をひそかに楽しみにしていました。期待が大きかったからかもしれませんが、がっかりでした。情報量は豊富なのに、主張したい内容、それを説明する論理が明確ではなかったのは、残念でした。広島県の鞆の浦というポニョの舞台となった漁村を題材にして、海の道を意識したエリアとしての観光開発をIT技術を使って進めるという研究だったらしいのですが。せっかく人口減少社会にあった地域振興策を意識しているのに、イメージしているのは、これまでの観光開発と大差ない話で、地域活性化のイメージも「ただ人を呼べばいいや」といった印象で全然新鮮味がなかった点、なぜIT技術を活用するのかについて、あまり説得力がなかった点などが気になりました。もう少し、多くの本を読み、いろいろヒアリングしたうえで、自分の考えを整理して報告する必要がありますね。次回の報告に期待したいと思います。

来週は、再度、京都府職員との協働プロジェクトの発表をしてもらいます。前回の議論を踏まえて、企画書に書く内容の概要を報告してください。この報告の質に、来年のこの事業の存続がかかっていることを肝に銘じてください。

グループワークにおいて、十分貢献していないと思われる人が何人か見受けられます。1月の段階で、「自分はグループの中で何番目に貢献したと思うか」「グループの中で一番貢献したのは誰か」を各自に書いてもらい、私の評価と照らし合わせたいと思います。

2回生ゼミ。
今日もグループワーク。施策・事業の体系作りをしています。まだまだ、既存の事業のリサーチが不十分な印象を受けます。

グループワークをやりながら、「事業立案にあたって検討すべき項目」をいくつかあげて、少し詳しく説明しました。1月に報告してもらうので、独創性あふれる事業を提案してください。楽しみにしています。

来週は、アイディア出しです。いきなりアイディア出しをするのは難しく、それなりの予備知識を仕入れてください。まずは、図書館に直行して、関連する書籍をあたってください。欲しい本があったら、私の方に言ってください。来週には間に合わないけれども、買って貸してあげます。

地域振興班の全員が新田辺のキララ商店街の振興に協力してくれることになりました。T橋さん、良かったね!! ゼミ活動、サークル活動、勉強、バイトと大変だろうけれども、得られるものは大きいと思うので、がんばって取り組んでくださいね。

2回生に関しても、最初の段階であまり目立たなかったにもかかわらず、頭角を現した学生、逆にもっと活躍してくれると期待していたのに、ちょっとがっかりな学生とが次第に判明してきました。

今度の忘年会あたりで、例の宣告をしようかな? ここまで読んで、ギクっとした君! そう思うのならば、グループワーク、ゼミ活動、がんばるように!



kazamasemi
posted at 22:27
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