2008年02月15日

第八十八話 真壁ひなコレクション その五

今宵は変わり雛を紹介しましょう。
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真壁のひなまつりには手作りの変わり雛もたくさん飾られています。ぜひ、じっくりと見ていただきたいお雛様です。


NO147、阿波屋さんに飾ってあるステンドグラスのお雛様です。夕方になると、灯ったあかりが美しく輝きます。


NO71、川島書店さんに飾ってあるトールペイントのお雛様です。私のよく知る人の作品です。


NO6、みりおんはんずさんに飾ってある猫のお雛様です。表情がかわいいです。


ともにNO127、髪床細島さんに飾ってあるウサギのお雛様です。石の屏風やオブジェも素晴らしいです。


NO36、たな屋陶器店のガラスのお雛様です。


NO118、村井醸造さんの蔵に飾ってあるネズミのお雛様です。


NO116、平井設備さんに飾ってある宵雛ならぬ酔雛です。


NO61、蔵の小径・石匠の蔵に飾ってある石のお雛様です。石の街を代表する作品です。


NO137、石匠の見世蔵に飾ってある“いしおさん”のお雛様です。筑波大生がデザインしたキャラクターです。

このようなお雛様を探すのも楽しいです。



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2008年02月14日

第八十七話 ひなまつりこぼれ話

今宵は午後7時から“ひなまつり開催支援会”が開かれました。
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協議事項は、臨時出店の対応と商いのルールです。
近年はひなまつりを見にくる人の増加とともに、飲食等の臨時出店が多くなってきました。
特に駐車場に近い高上町商店街は、臨時出店する人が目立ちます。
同じ桜川市内ならばかまわないと思いますが、他市から出店するケースも見受けられ、これらをどのように扱うかが大きな課題となってきました。
長い時間をかけ協議した結果、市内であっても臨時的に出店するときは、商工会に届出を出すこと、商いのルールをしっかりと守ってもらうこと、食べ物を扱う場合は保健所の許可を掲示することなどが決まりました。そして、支援会の役員さんたちが日曜日に指導に歩くことになりました。

この問題は難しく、これで解決とはいかないと思いますが、真壁のひなまつりの原点を理解して協力してもらうしかありません。
前にも書きましたが、そうしないとひなまつりは大切なものを失ってしまいます。ひなまつりの原点“おもてなしの心”を・・・。

ところで会議の中で、真壁のひなまつりHP管理者のNさんから、第六章のアクセス件数の報告があり、もうすでに48万件を超えているとのことでした。
そのおこぼれか、実は最近、このブログにも信じられないほどのアクセスがあり、もっとしっかり書かねばと感じています。

支援会終了後、商工会長の西岡さんと、まちづくり真壁会長の川島さんと、JA北つくば真壁支店長の鹿村さんと酒宴になりました。
酒宴はまちづくりの話で大変盛り上がりました。
特に、鹿村支店長のJA職員改革の話はとても参考になりました。
今、真壁支店が取り組んでいるのは、「職員ひとりひとりが年間のビジョンを持つこと、そのビジョン実現のために毎月どこまで進んだか報告すること、そして最後に何%達成したか報告すること」という意識改革だそうです。
これはまちづくりにも当てはまることです。
ます、ひとりひとりが目標を持つこと、そして報告はありませんが、どのくらい進んだか検証することが大切です。

11時過ぎ、外に出ると、凛とした空気の中、夜空にはひとりひとりが輝くごとく星が瞬いていました。



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2008年02月13日

第八十六話 茨城ひな街道

明日からは取手、16日からは土浦でひなまつりが始まります。“茨城ひな街道”も出揃います。
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3年目を迎えた“茨城ひな街道”。今年からは石岡と結城が加わり、ますます連携が大きくなりました。
茨城県でも、県内のひなまつりを支援してくれるようになり、2月22日から県庁の11階アトリウムで、“いばらきのひなまつり展”が開催されるとのことです。

また、“フォトいばらき2月号”には、県内のイベント紹介ページにて、“いばらきのひなまつり”として各市のひなまつりが紹介されています。


そしてそして、2月9日の日本経済新聞には“茨城ひな街道”の記事が取り上げられました。日本経済新聞に載るなんて信じられません。


6年前、何の計画もなく始まった真壁のひなまつりでしたが、3年前、「茨城にたくさんの人が来てほしい」と願った子どもたちの思いから、いろんな人たちがつながり、このような大きな動きに結びつくとはまったく予想していませんでした。

第二章のときに、「真壁から和の風が広がってほしい」とメッセージを書きましたが、本当にこのように広がるとは・・・。
今ではみんな、真壁の大切な仲間です。
どこのひなまつりもとても素敵です。県内や県外の人が、茨城の色んなひなまつりを楽しんでもらえたら幸いです。



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2008年02月12日

第八十五話 真壁ひなコレクション その四

今宵は真壁ひなコレクションその四です。
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NO9、高浜商店さんのお雛様です。とても大きいです。2月16日から運行する“真壁のひなまつり号”のポスターに使われています。



NO72、松野屋さんの雛飾りです。珍しい人形もたくさん飾られています。



NO121、満寿庵たちかわさんの雛飾りです。 第81話で紹介した“御所人形”はここにあります。



NO17、伊勢屋旅館さんの雛飾りです。毎年、一番最初にお雛様を飾ります。



NO150、中村さん宅の雛飾りです。平日は外からしか見られませんが、土・日は中に入れることもあります。



NO22、大吉屋さんの雛飾りです。古いタンスをうまく使い飾っています。



NO82、橋本旅館さんの雛飾りです。正面の階段に飾りです。



NO74、出川薬局さんに飾ってある木目込みのお雛様です。大正時代のものです。蔵布都さんにある木村シツ子さんの妹さんのお雛様です。



NO116、平井設備さんのお雛様です。木目込みの神殿型は珍しいです。



NO71、川島書店さんの立ち雛です。



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2008年02月11日

第八十四話 ひなまつりこぼれ話

kaze artistの正体を知る人に、「最近は“ひなネタ”ばがりだね」と声をかけられました。
そうなんです。ひなまつりについては書くことがたくさんあるのです。そのようなわけで今宵も“ひなネタ”です。
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今日もよい天気に恵まれたため、ものすごい人出になっています。お雛様を飾った家や店にはなかなか入れず、見るのに順番待ちの行列ができています。
道路も人であふれています。実はこの3連休は歩行者天国ではありません。でも歩行者天国状態です。ときどき車も通ります。交差点では安全協会の人たちが注意を呼びかけています。


このような状況を見ていると、いつものように不安になります。事故が起きないよう祈るしかありません。

ところで、真壁のひなまつりはリピーターが多いのが特徴です。毎年来ている方や、期間中二度三度と来る人もいます。本当にありがたいです。
ちょっと話を伺うと、「毎年楽しみにしている」とか「行ってみたいという友人を案内して来た」という答えが多いです。真壁のひなまつりはこのような方にも支えられているということに気づかされます。

今年からは新しい飾り方“真壁蔵飾り”や“語り雛”などが登場しました。
第71話で紹介した男3人で飾った川島書店見世蔵の“蔵飾り”もたくさんの方が写真を撮り、まずまず評判もよいようです。


毎年同じように飾るのではなく、ちょっと飾り方を変えることにより、リピーターの方にも喜んでもらえるようです。これも大切なおもてなしです。このような工夫も改めて大切と実感しました。

そのようなわけで、今日は夜遅くまである場所のお雛様の飾りつけを行ってきました。現在80%完成といったところでしょうか。
今週末には披露できると思います。




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2008年02月10日

第八十四話 五所駒瀧神社のお雛様

3連休とおだやかな天気に恵まれたせいでしょうか。午前中からたくさんの人が街を歩いています。

ひなまつりに復帰したNさんは駐車場の整理に追われていたそうです。
そのようなことはまったく知らず、私は人混みを避けるように五所駒瀧神社にて、おごそかなひなまつりを楽しんできました。
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車を止め参道を歩き始めると、参道脇に“いしおさん”がいるのに気づきました。まるでトトロの森に迷い込んだような感じです。
ちなみに“いしおさん”は、筑波大生の考えた石キャラで、“石匠の見世蔵”の石工さんが作成したものです。ひなまつりの会場(NO137)にも飾られています。


境内には昨日の雪が残り、解け始めた木々の雪がリズミカルな音色を響かせています。


お参りを済ませ、今年のひなまつりのポスターに使われたお雛様を見に、江戸時代後期の茅葺家に向かいます。


最初に目に飛び込んできたのは、布を川に見立てた流し雛飾りです。
もともとひなまつりは、平安時代、紙や草木などで人の形を作り、これに病気や災いを移し川に流す儀式が起源というような話を聞いたことがあります。


桜斎軒と書かれた玄関の中には、7段飾りのお雛様がおごそかに飾られています。


玄関前に置かれたベンチに座り、ハト麦茶をいただきながらしばし物思いに浸ります。
誰もいない静かな佇まいが、心を穏やかに浄化してくれるようです。

ボーっとしている私を見かけた宮司さんの奥さんが声を掛けてくれました。
忙しいにもかかわらず、人の心の持ち方など、いろいろな話をしてくれました。そして、「おもてなしは信頼」という言葉が心に響きました。
お茶や語りは大切なおもてなしです。でも、お互いに出会えてよかったと感じられることこそ、最高のおもてなしなのでしょうね。

最後は美味しいカレーライスまでいただき、癒される時間を過ごすことができました。

最近はやたらに五所駒瀧神社に行くことが多くなりました。
年をとったせいでしょうか。
私にとってここは、人、森、水、風などいろんなものが語りかけてくる“語りのある神社”なのです。



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第八十三話 真壁ひなコレクション その三

今日は茨城新聞移動編集局が開かれましたが、午後から雪が降るほど、とても寒い一日でした。
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今宵は本日見て回ったお雛様を紹介します。



NO58、二つとも星野さんの雛飾りです。町屋ひな飾りと呼ばせていただきます。


NO69、若松屋さんのすごく小さな雛飾り(高さ15cmくらい)です。


NO63、川島洋品店さんの座敷飾りです。真壁では座敷飾りがブームになりつつあります。


NO13、石田商店さんの雛飾りです。部屋の半分がお雛様で飾られています。


NO162、長商店さんの雛飾りです。真壁では珍しい立ち雛です。


NO79、根本米屋さんのお雛様です。大正時代のものです。

まだまだひなコレクションは続きます。今宵はこれまで。



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2008年02月09日

第八十二話 茨城新聞移動編集局

今宵は明日行われる茨城新聞移動編集局について。
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茨城新聞は、以前から真壁のまちづくりをよく記事にしてくれています。
真壁が登録文化財に取り組んだころから、担当の記者さんが頻繁に足を運んでくれました。
やがて、真壁のひなまつりが始まると、その当時担当だった黒崎さんが特集的に記事を何本も書いてくれました。
新聞の記事になるというのは、私たちのやっていることを評価してもらった気持ちになり、大きな励みにもつながりました。
真壁のまちづくりが効果的に進んだのは、このブログで紹介した大山さんをはじめ、塚本さん、黒崎さん、船橋さん、高橋さん、藤崎さんなど、たくさんの記者の方が応援してくれたおかげです。

その茨城新聞社が、明日(2月9日)、真壁のひなまつり会場で“移動編集局”を開いてくれます。
その内容を紹介しますと、

■市民記者の取材活動
桜川市在住・在勤者2人を事前に人選。茨城新聞社の記者さんがマンツーマンでサポートし、ひなまつり会場等を取材。記事は翌日付特集面に掲載されます。
■当日付茨城新聞社の無料配布(1,500部)
■桜川市関連紙面の展示「記念日の紙面」プレゼント
■希望日の新聞1面をA4判サイズで出力しラミネート加工して来場者にプレゼント
■鹿島アントラーズ選手のサイン入りグッズプレゼント
■空クジなしの三角クジ抽選会(250人分)。賞品はホテル食事券、県産品、レジャー施設招待券、鹿島アントラーズグッズなど

明日は雪模様で寒いと思われます。ひなまつりには暖かい服装でお越しください。





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2008年02月07日

第八十一話 真壁の変わり人形 その一

今宵はちょっと変わった人形を紹介しましょう。
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きれいなお雛様ばかりに目が向いてしまいますが、よく見るとおもしろい人形が置いてあるところがあります。
今宵はちょっと意地悪的に、紹介する人形の場所(家)は書きません。ぜひ、真壁の街を歩き探し出してみてください。


これは私の一押し人形です。美味しそうに酒を飲む姿に親しみを覚えます。この人形だけ場所を教えます。NO7の西岡商店です。


浦島太郎です。この他に、舌きりすずめ、桃太郎、花咲爺など、昔話の人形があります。ちなみに浦島太郎に登場するカメはオスかメスかご存知ですか。ぜひここのご主人にたずねてみてください。


御所人形というそうです。 以前、人形に詳しい大学の先生が来たとき、この人形を高く評価していました。


ここの人形は、私kaze artistが勝手に自分のイメージキャラクターとして使わせてもらっています。


これは人形ではありませんが、お道具がものすごく大きく立派です。


これも人形ではありませんが、花が布で出来ているつばきです。作った女性に言われて気づきました。離れて見ると本物にしか見えません。

変わり人形を探すのはけっこう楽しいです。今度の土・日も探してみようと思います。



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2008年02月06日

第八十話 ちょっと残念な話

今宵は変わり型人形を紹介する予定でしたが、予定を変更し多少残念な話をしましょう。
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真壁のひなまつりは、真壁の皆さんや訪れてくださった皆さんのおかげで、とても華やかなひなまつりとなりました。
 
しかし今日は、とても寂しい気持ちになる話を聞きました。
「今年は人が少ない、もうだめかなあ」とつぶやいていた人がいたそうです。
一体何がだめなのでしょうか。これは私たちにとってちょっと残念な話でした。
 
真壁のひなまつりの原点は、「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなそう」という心です。
今日のように、雪の降る日に来てくれた人こそ大切にしなければいけないのです。
たくさんの人が来ることよりも、来てくれた人を温かく迎えようとする気持ちが大切なのです。
もちろん、そのような気持ちで頑張っている人の方が多いのですが、中には、この気持ちが薄らいできた人もいるようです。
 
それと、第77話の結びで、「ひなまつりもかなり経済効果がある」と書きました。
これはとてもいいことではありますが、最近は商売を優先して考える人が多少見受けられるようになりました。
もちろん、商売は大切です。しかし、何でもありでは困ります。
真壁のひなまつりは、おもてなしが原点なのですから、お雛様を飾り、説明等のおもてなしがあり、その上で商品が売れるということが大切です。
お雛様を飾らずに、または、店の隅にお雛様を飾り、商売を優先するようなやり方が増えると、真壁のひなまつりは大切なものを失うことになるのではないでしょうか。
真壁のひなまつりのよさは、真壁の皆さんのおもてなしの心なのです。お雛様を説明する皆さんの語りなのです。
 
真壁のひなまつりは一般住宅の人も協力して、おもてなしをしてくれています。そのような人たちがいるからこそ、心温まる素敵なひなまつりなのです。

もし、おもてなしの心を忘れてしまったら、今年のポスターを見てください。

もう一度、原点に立ち返り、これからもみんなで和の風物語をつくっていきましょう。

 
今まではよい面ばかりを書いていましたが、課題もたくさんあります。
今宵は厳しい話になってしまいました。
 




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2008年02月05日

第七十九話 真壁ひなコレクション その二

昨夜に引続き第六章のお雛様を紹介します。
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NO70、このブログでメーキングから取り上げてきた川島書店見世蔵の“蔵飾り”です。宵の中にお雛様の美しさが浮かびあがります。



NO164、旅籠ふるかわさんのお雛様です。後ろには、押し花で模様付けされているミニ着物があります。



NO84、高庭菓子店さんの絵巻雛です。十二単の着物が素敵です。



NO6、ミリオンハンズさんの手作りのつるし雛です。飾り方も工夫されています。



NO11、蔵布都さんに飾ってある木村シツ子さんのお雛様です。 大正7年のものです。



NO106、真栄石材産業さんの御殿飾りです。 お雛様は昭和初期のものです。



NO47、白川菓子店さんのお雛様です。第68話で紹介したトミさん人形も人気です。



NO123、遊布さんのつるし雛です。30本くらい飾ってあり圧巻です。



NO83、真壁保育園の園児たちの作品です。子どもたちも楽しく参加しています。



NO121、安達家を借りている満寿庵たちかわさんの雛飾りです。建物も一見の価値があります。


明日は変わり型人形も紹介します。



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2008年02月04日

第七十八話 真壁ひなコレクション その一

今日から真壁のひなまつり開幕です。
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皆さん待ちに待ったひなまつりが始まりました。
昨日の雪がうそのような青空です。

まずは雪の積もった神武様にお参りです。
今年も皆さんにとって素晴らしいひなまつりになりますように・・・。



お参りを済ませいざ街の中へ。
旧郵便局では、早くも暮らしの会の小貫さんたちが案内の準備をしています。その傍らでは、押し花の会の人たちが作品を展示しています。西側の部屋ではすいとんグループが試食会の準備をしています。初日から活気があります。



私は自転車に乗り、今年のお雛様の撮影です。


NO44、三輪履物屋さんです。見世蔵とお雛様がベストマッチです。



NO127、髪床細島さんの前にある巨大なオブジェです。これは写真ではよくわからないと思います。ちょっと解説しますと、黒い石に月やススキが彫られ、ウサギのお雛様が飾られています。石には反対にある建物が映り込んでいます。驚きました。



NO38、小田部花屋さんの花雛です。毎年きれいに飾っています。



NO39、旧安達医院の中に飾られたお雛様です。西岡本店さんの飾りつけです。医院の前では美味しいお酒が売られています。



NO14、石田金物店さんの手作り雛です。毎年新作が飾られます。とにかくすごいの一言です。



NO10、村井醸造さんの昭和初期のお雛様です。かなり有名な作家さんの作だそうです。



NO36、たな屋陶器店さんのお雛様です。明治時代のものです。



NO23、潮田さん宅のお雛様です。江戸・明治・大正・昭和と並べられ、見るものを圧倒します。

まだまだ紹介したいところですが、いつものように疲れが出てしまいました。続きは明日。




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2008年02月03日

第七十七話 お雛様と菓子めぐり

本日2本目の“ひなネタ”です。
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茨城新聞日曜版のテイストに“真壁の和菓子”が大きく取り上げられていました。
この新聞で紹介された佐藤盛久さんは、3年前、真壁小の子どもたちと“ひなどら”を考え、真壁オリジナルの人気の菓子をつくりました。



第67話でも紹介したように、真壁にはたくさんの和菓子屋さんがあり、マップやノボリをつくり頑張っています。
頑張っている人たちが、このような形で紹介されることはとても嬉しいことです。

ひなまつりの時期はお菓子屋さんたちも大忙し。各店とも、自慢の一品の他に、米まんじゅうや桜餅、草餅など、春の菓子をつくります。
早朝からお菓子をつくりはじめても、日によっては午前中で売り切れてしまうこともあるそうです。
真壁の菓子にはユニークなご利益があるからでしょうか、“雛より団子”を楽しんでいる人もいるようです。

商売優先では困りますが、お雛様を飾り、おもてなしをしながらお客さまに喜んでもらえるもの(商品)を売ることは大いにいいことです。

今やひなまつりもかなりの経済効果があるようです。



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第七十六話 準備も楽しいひなまつり

2月になると同時に、どこの家でもお雛様を飾りはじめました。
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今日は朝から雪が降っています。寒い日となりましたが、いよいよ明日に迫った真壁のひなまつりに向け、皆さんの心は熱いようです。



昨日、いくつかユニークな雛飾りを見せてもらいましたので、紹介します。


NO152、古仏修復工房の飾り方です。親王様の後に観音様が置かれています。一見違和感を覚えましたが、眺めていると、不思議に心が落ち着きます。さすが飯泉太子宗さんです。
しかし、この工房には現在太子宗さんが修復しているサプライズなものがあります。それは・・・見てのお楽しみです。


NO41、つくば茶屋の座敷飾りです。森のお雛様と名付けられています。竹や木の使い方が目を引きます。


NO62、第70話で紹介した仲町休憩所の座敷飾りですが、昨日サプライズなものが届きました。それは40年前の着物(打ち掛け)です。四季を表現した刺繍が見事です。

明日からは、各家々のお雛様を紹介していきます。





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2008年02月02日

第七十五話 まちカフェ「風の中」 その4

今年初めての“まちカフェ”です。ひなまつりが近いため、たくさんの人が訪ねてくれました。
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今日は朝から大忙しです。まずは、7時20分から茨城放送の電話インタビュー。約8分間の出演でしたが、多少とちりも入り、真壁のひなまつりのよさがうまく伝わったか不安です。
その後9時から橋本旅館のひな飾り。和の風の仲間岩渕くんが箱からお雛様を出し、旅館のおばさんが手際よく階段に並べていきます。10時には“橋本旅館階段飾り”が出来あがりました。



次は旧真壁郵便局にて、第66話で紹介した紫尾小の大きなつるし雛飾り。岩渕くんとつるし方をいろいろ考えた末、竹を使いその中心につるすことにしました。



さあ、いよいよ“まちカフェ”です。
今日も、写真グループ、茨城大学の先生、他県の人、近所の人などたくさんの人がやってきました。
私はいつものようにコーヒーをいれながら、真壁の街並みやひなまつりを紹介します。

茨城大学の先生は、吉原印刷さんのところにある古文書を見てきたと話してくれました。話が真壁のひなまつりになると「昨年、妻と見に来たよ」と優しい笑顔で答えてくれました。
また、いっしょに来た中国の学生さんは、岩瀬地区の山桜の写真を見て「この風景は素晴らしい」と絶賛していました。

横浜から来たご夫婦は、「日本経済新聞を見て来た」と話してくれました。先々週あたりの日経新聞の夕刊に、真壁の街並みが紹介され、その記事を読み行きたくなったそうです。

午後2時を回ると、写真を趣味にしている植竹さんが奥さんといっしょにやってきました。植竹さんは毎年、前年に撮った真壁のひなまつりの写真を旧郵便局に展示してくれます。
植竹さんの被写体は人物で、昨年は1000人くらいの人を撮ったそうです。
「人はいろんな表情があるからおもしろい。写真には写真の数だけドラマがあるんだよ」と植竹さん。
旧郵便局の壁いっぱいに飾られた写真は、本当に見ていて楽しいものばかりです。

もし今日、“まちカフェ”をしなかったら出会えなかった人たち、そう思うと、この時間がとてもいとおしく感じます。
これだから“まちカフェ”はやめられないのです。



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2008年02月01日

第七十四話 地域づくり全国大会

今日は、地域づくり全国大会が茨城県で開催され、夜、真壁で分科会がありました。
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分科会といっても今宵は“夜なべ談義”という懇親会です。遠くは愛媛県や和歌山県、福井県からもお越しいただきました。
こういう会合は色んな人たちと知り合えるいい機会です。今宵もよき出会いがありました。



和歌山県の尾子さんとは、私が昨年11月に訪れた新宮市の話で盛り上がりました。尾子さんは和歌山県庁の職員さんで、住民と協働のまちづくりについてよき意見交換をすることができました。
愛媛県宇和島市職員の森田さんは、街並み保存を担当している方で、まちづくりの進め方や目指すものについて熱く語り合うことができました。
この他にも、群馬県や栃木県の方とも楽しく話をすることができました。

日本には素晴らしい人たちがたくさんいます。このような人たちと話をしていると、もっと頑張ろうと勇気をもらうことができます。
普段、私たちは地域社会という実に狭い世界に生きているため、なかなか新たな人と出会うことはありません。だからこそ、このような機会は大切なのです。

なんだか人との出会いがとっても嬉しい夜でした。
明日は久々に“まちカフェ”しようと思います。



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2008年01月31日

第七十三話 真壁のひなまつり号

すごいニュースが飛び込んできました。
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ひなまつり期間中、TXつくば駅から真壁までシャトルバスが走ることになりました。
そして、TX全車両(180両)に、TXとバスで行く“真壁のひなまつりと筑波の梅まつり”の中吊り広告が掲示されることになりました。

このバスは“真壁のひなまつり号”と名付けられ、2月16日から3月3日まで毎日運行されます。国交省と茨城県と関東観光㈱などの共同による運行だそうです。

ちなみに、TXつくば駅発(行き)は、9:10/9:35/11:35/13:05/14:40の5本です。
真壁発(帰り)は、10:10/10:35/13:25/14:25/15:40/16:40の6本です。真壁発は筑波梅林経由となります。
料金は2日間有効で大人1500円(子ども750円)です。

昨年4月、TXつくば駅と真壁・岩瀬を結ぶ急行バスが廃止となり、東京方面から公共交通を利用したいという方には不便をおかけすると思っていました。
それだけに今回のシャトルバスはビックニュースでした。関係機関の方には本当に感謝申し上げます。

振り返れば、「真壁に来た人をもてなそう」と計画もお金もない状態で始まったひなまつりでしたが、お雛様を飾った皆さん、そして陰で支えてくれた皆さんのおかげで、こんなに素晴らしいひなまつりになりました。

ときどき夢を見ているのではないかと思うこともあります。そして、いつまで続くのかと思うこともあります。
でも、真壁のひなまつりの原点「真壁に来た人をもてなそう」という気持ちだけはいつまでも大切にしていきたいと思います。

明日から2月、もうすぐひなまつりです。まずは“ひなめぐりマップ”を完成させねば・・・。 今夜も遅くなりそうです。



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2008年01月30日

第七十二話 まちづくり少女隊と茨城ひな街道

今年の“茨城ひな街道”が出来あがりました。
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“茨城ひな街道”は今から3年前、まちづくり少女隊(真壁小学校6年の女の子5人)と、それを支援する大人たちが協力して作り上げたものです。

その当時、少女隊が真壁のひなまつりのポスターを作っていると、そのうち、「茨城県内で行われているひなまつりもPRして、茨城県にたくさんの人に来てもらおう」と話が進みました。
当初は県内のひなまつりを調べて、それをパネルにして旧真壁郵便局に張り出す予定でした。
ところが、この話を聞きつけた大人たちが、「チラシにして東京の茨城観光案内所や、各ひなまつり会場に置いた方がよいのでは」との話になり、子どもたちの純粋な思いに投資することになりました。
これが“茨城ひな街道”誕生秘話です。

その後、いろいろと考えた末、単に茨城のひなまつりを紹介するだけでは面白みがないので、水戸・笠間・真壁・土浦・江戸崎・取手をひとつの線で結び、“茨城ひな街道”と名前を付け紹介することにしました。

今年からは新たに結城と石岡が加わり、“茨城ひな街道”もさらに大きくなりました。
そのため、街道としてひとつの線で結ぶのは非常に難しくなりましたが、目には見えないまちづくり少女隊の思いで結ばれています。

少女隊や第62話で紹介した少年隊が、真壁のまちづくりを担ってくれることを楽しみに、コツコツとまちづくりの街道を歩いて行こうと思っています。



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2008年01月28日

第七十一話 真壁蔵飾り(川島書店)

今宵も“ひなネタ”です。
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今夜は午後6時から川島書店の見世蔵の雛飾りを行いました。
川島利弘さんをはじめ、奥様の美穂子さん、飯泉春長さん、アルバイトの石田君が、見世蔵を片付けながらお雛様をかざりました。

今年の飾り方は、第七十話で紹介した川島洋品店さんと同じ“蔵飾り”です。



ますは、竹や石を使い庭の演出を試みました。



次は古い家具等を生かしながら、男3人で雛飾りです。
春長さんは神殿づくりを行い、利弘さんと私は、美穂子さんが箱から出した人形を並べていきます。
江戸時代のお雛様は一番奥の家具の上に、明治時代のお雛様は神殿の中に飾りました。
利弘さんの娘さんのお雛様は、手前の段差を利用し、人形たちが楽しく語り合う“語り雛”スタイルとしました。



なんのイメージもなく試みましたが、2時間後にはなんとか“蔵飾り”風に出来上がりました。私たちの飾り方がどのような評価を受けるのか楽しみです。



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2008年01月27日

第七十話 真壁の蔵飾り

今朝、“縁結び”を考えた川島あや子さんから「お雛様を飾ったよ」という電話があり、さっそく見てきました。
その飾り方が予想以上に素晴らしかったので、すぐに家に戻り写真だけ紹介しましたが、その後、いろいろ話を聞いてきましたので付け加えます。
・・・・・
川島洋品店には、朝早くからあや子さんの友人たちが集まり、蔵の中にお雛様を飾っていました。みんなで1月中旬から取り掛かり今日でほほ完成とのことです。
蔵を使ったひなかざりは昨年から行っていましたが、大変好評だったため、今年は蔵の1階全部を使う飾り方にしたそうです。



この飾り方のもととなったのは、愛媛県八幡市の真穴地区で行われている“座敷雛”という飾り方で、文字通り座敷一面にお雛様を飾るというものです。
川島さんたちはそれを参考に、蔵全部にお雛様を飾り、“真壁蔵飾り”と名付けました。
お内裏様が観梅を楽しんでいたり、三人官女や衛士たちが酒を飲んでいたり、また、右大臣や左大臣は囲碁を楽しんでいたりと、ドラマ性があり見ていて楽しい飾り方です。
この舞台を作ったのは、つくば市在住の鈴木さんという方で、巧みな技術を生かし、蔵の中に素晴らしい庭をつくったのですから驚きです。
鈴木さんはひなまつり期間中、館長として皆さんに説明してくれるそうです。

それと仲町休憩所にもお雛様が飾られました。



これも座敷雛を真似た飾り方で、後ろの障子をうまく生かしながら、旧家の雛飾りといったイメージにまとめてみました。
飾ったのは実は私です。親王様とお雛様が向き合って語り合っているように飾ってあります。
“語りのある街”にあやかり“語り雛”と名付けました。
なお、仲町休憩所には2月4日にサプライズなものが飾られます。これは一品です。

“真壁蔵飾り”、“語り雛”、ともに今日から公開です。



kaze_artist at 21:43|PermalinkComments(2)