ビタローニ

ふらふらビタローニ


ビタローニのミラーを使っている人もいるだろうか? できそこないのくせに新たに買うとなると小一万ばかりする駄目ミラーとは此奴の事だ!  けど気に入ってるから使う。


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以前にもこの手法でアルチューロのミラーを二個直したが実用に問題がないようだ。  そのころからオラのビタローはふらふらしだして来たのだった。  寒さの冬は収まっているが暑くなると左下がもう駄目だなぁ と思っていたんだが面倒で手入れして無かった。  五箇山ツーの前に切れていたエポキシパテをモノタロウから手に入れこんな具合に固めてみた。 物によっては上下全てフィックスしないとふらふらぐるぐるのビタローもこんな感じで手当すれば固定できる。今回はしただけなので上のエルボで微調整が可能だから運が善い。  振動で鏡がぶれて見えないという意見もある、そういう場合ミラーにウエイトを仕込んでみては如何だろうか。  このスフィーダも左ハンドルに振動が出て場合によっては左手が痺れて具合が悪い。  まだ試してはないがバーの中に金属製のバーエンドウエイトをいれると改善するようだが内径サイズが丁度の物をまだ見つけていないのだ。 それと同じようにミラーもおそらくは振動の改善がみられると思う。 ゴムカバーの中にある金属シャフトに抱き合わせでシッカリと取り付けるウエイトを装着すれば画像ブレが止まると考えるんですがね、  オラのミラー見え過ぎっちゃって困るんす、なんてね。  ただ、問題があってウエイトを付けた場合振動周波数が低い時にはアイドリングだよね、かえってブルンブルンする可能性がある。 そだでウエイトの重さを色々テストして全幅回転域で具合善い数値をはじきださないとならないなぁ~ なんて考えると余ほど余裕がないとやってらんない。 けど私はこんなスフィーダに慣れてしまったから、今更どうでもよいのです、 とかなりてーげーいい加減に構えております。

マーニの ビタローニミラー


マーニ アルチューロ、スフィーダ1000には ビタローニの丸いミラーが取り付けられていました。   
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此のイタリア製ミラーは 日本国内価格が1万円程と高価ですが緩みやすく廃棄されてしまう場合が多くあります。 ミラーヘッドと取付マウントが樹脂製でそれらを金属シャフトとボールマウントで接続、角度調整が出来る構造にしてあります。 樹脂が経年すると緩み易く そうなるとミラーは明後日の方向を向いてしまい まったく使い物になりません、要するに イカレポンチです。 

私のスフィーダにもついていますが、工場のなかに普段置いてあり、比較的に温度が上がらない為にミラーの緩みが出にくいのかも知れません。 ミラーの緩みトラブルは夜間や冬季など外気温が低い時にはあまり発生しません。

真夏の炎天下などに置いちゃあいけませんぜ、なにせイタリアンはすぐにお手上げでさぁ この前の戦争で最初にお手上げしたのはマカロニ野郎ですぜ ダンナ。

このビタは冷暗所に保存して管理しないと永年の使用には耐える事すら出来ません なんて素敵なミラーなんでしょう まるで高級ワインのような味わいではないかね。

あまりにもトラブルが多いので 大抵は違うミラーに交換してしまうケースを善くみるのです。
試行錯誤、色んなミラーを取付してあるのを見ますが 皆さん苦労をされている様です。 

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新品が高価だから ヤフオクで(ちゅうぶる) 買っても全て緩みがあると考えて間違いないです。  ゴミ状態のミラーを ジャンクとして処分してるケースしかありません。



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エポキシなどで固定修理してる親分がいますから それでは金属粉骨材が混入されているいデブコンを利用すれば如何なのだろうかと  YT-2060を引っ張り出して使ったが 一日経っても硬度がでない?  マッハⅢの修理に買ったんだけどなぁ 30年オチのポリマー剤はダメなのかも知れんと 諦めて 南海部品で新型を買い求めた。



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 此れが凄く具合が善かったです、 けど使い方がよく分からねでいたら あっという間に硬化反応が始まって すこし無駄になって仕舞った。 硬化反応がかなり速いのだ。
アメリカ製とある、 デブコンの仲間だろう。

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こんな感じで使う 半日も経てば問題もなく充分に使える。

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フィックスしてしまうので 調整は出来ないが、廃棄処分しかない イカレポンチを使える様にするのは これしか方法は無い。


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調整ができ無い分は 頭を使う 完全に硬化する前に走って見て具合の良い位置に設定するのだ。 あとは 無いよりましただと 考えようかね。



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例えば 転倒して破損したミラーも デブコンの仲間を使えば修理は出来る。
20年前には こんなケミカルは バイク用品店には出回りが無かった。
埼玉県北の深谷田舎だと 熊谷に南海部品は まだ無かったかな 群馬新町にあったコミネオートセンターは その頃じきに閉店した。

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このようなミラーの手当などをこなし、リアリムのインチアップ、ブレンボの換装などを終えると 赤のアルチューロはぼちぼちの状態になるかなぁ  そうしたらスフィーダを分解するかな。
なんと言っても古物は愛を そそいでやらねばマトモにはならんよ。

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ビタローニの何が いいんだ? と言ったら 姿格好だろうか、それとヘロヘロでふにゃふにゃにブッ壊れてしまう所、だろうなぁ。

フェラーリを メルセデスの様に実用出来ると考える人はあるまい。
悪いところもあるが いいところだって当然に幾らかはあるのだ。

鏡自体の出来も悪くて 曇ったりする 良く見えなくなるのだけど、振動でもともと見えないんだから 走っている時には気がつかない位の差だな だから気にしてない。
所詮、イタリア物など、 ドイツ物のように使える訳もない そのように腹をくくってっている。
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