もじら組

2007年06月27日

もじら組スタッフの除名

もじら組スタッフは、以前からスタッフだったyukichiさんをもじら組から除名することを決めた。彼が昨年11月にOSC沖縄でトラブルを起こしたこと、および、そのことについて誠意ある対応を取らなかったこと、が理由だ。

彼がリードしていた拡張勉強会を今後どうするかは、まだ決まっていない。

除名は最悪の選択肢だった。彼が起こしたトラブルにつりあうものではない。拡張勉強会はもじら組の新しい活動として成功していたのに、存続が危うくなっている。

もじら組ができてから7年。残念だがそろそろ寿命なのかもしれない。今はMozilla Japanがあるので、もじら組の存在意義は以前より小さくなっている。このまま寿命がつきても悪影響はあまりない。

2006年03月04日

Mozilla Japanセミナー & Developer Meeting

Mozilla Japanが主催した3/2のセミナーに参加した。講演者の一人だったpiroさんが詳しい報告を書いてくれている

Mozilla Corporationのビジネス担当のJohn Lillyは、Firefoxのシェアは世界的に急伸しているのに日本でのシェアは低いままだ、とのこと。スラッシュドットでもこの問題で議論が沸き起こっている

技術担当のMike Schroepferの話で知ったのがRevealというエクステンション。タブをいくつか開いているときにF2キーを押すと各タブの内容がサムネイル画像で表示される、というもの。Firefoxでこんなことができるのか、と感心した。

piroさんの話はエクステンションを開発する方法の解説。私がXULアプリケーション作成入門を書いた頃とは作り方が少し変わっているようだ。Googleにアクセスしようとしたときに別のサイトに飛ばす方法の解説が興味深かった。window.open()を書き換えるという、解説されてみれば非常に単純なものだ。しかし、そんな方法みんなに教えちゃっていいのか?(笑)

セミナーの後、夕方からはDeveloper Meeting。Mike Schroepferと中野雅之さんが話した。piroさんも話す予定だったようだが、議論が白熱したので時間切れ。

このミーティングには正直なところ私は苛立ってしまった。日本でのFirefoxのシェアはなぜ伸びないのか、開発への貢献をどうやって増やしていくか、といった議論が中心で、技術的な中身がほとんどなかったからだ。Developer Meetingとは到底言えない内容だった。参加者の一人がXPCOMでJavaのコンポーネントを作るための方法を質問し、別の参加者がそれに答える、という面白いやりとりもあったのだが、発展しないまま別の話題に移ってしまった。

中野さんはBugzilla-jpでのバグ報告のレベルが下がっている点を何度か問題にしていた。私が積極的に関わっていた頃にもひどいバグ報告はあったが、ごく一部だった。Firefoxのユーザーは数年前とは質が違ってきているのかもしれない。Bugzilla-jpにはLinuxユーザーが少ない、とも話していたが、私の頃にはLinuxユーザーが多数派だったような気がする。

私はもじら組での自分の活動に関して残念に思っていることがある。Bugzilla-jpの運用やWeb標準普及プロジェクトに時間を取られてしまい、バグフィックスへの貢献があまりできなかったことだ。バグ報告を受け、再現試験を行い、本家のBugzillaに報告。Webサイトの問題が報告されたら修正案を作成し、サイトの管理者に連絡。そんな作業だけで手一杯だった。

中野さんはフルタイムの開発者なので私とは違うだろうが、Bugzilla-jpの運用に関わりすぎると私と同じ穴に落ちてしまいかねない。気をつけてほしいと思う。といっても代わりがいなければどうしようもないのだが。

2005年03月11日

Bugzilla-jpの任務軽減

Bugzilla-jpでの議論を受け、大半のコンポーネントで「初期担当者」「QAコンタクト」から降りることにした。

2000年4月にBugzilla-jpを立ち上げてからずっと、大半のコンポーネントでデフォルトの「初期担当者」か「QAコンタクト」を務めてきた。しかし最近はBugzilla-jpはほとんど見ておらず、事実上降りていた。今回形式的にも降りることができ、やっと肩の荷が下りた。

そろそろ次の課題を探さなければ。


2004年09月05日

OSC2004

オープンソースカンファレンス2004に参加した。

一番興味を惹かれたのが午前中のLooking Glassのセッション。Sunが開発を進めている3Dのデスクトップ環境だ。デスクトップの背景が風景写真になっていて、右へ回るとぐるっと見渡すような感じで右側の風景が見える。アプリケーションウィンドウを右側の風景に移動させることもできる(仮想デスクトップの3D版)。アプリケーション自体も3DのGUIで書ける。ゲームセンターでバーチャーファイターを見て「こんなものが作れるのか!」と驚いたときのことを思いだした。実用化されれば世界が変わるのは間違いない。

ウェブ上での情報源はWelcome to the Wonderland of Project Looking Glassから辿れる。MYCOM PC WEBの記事でも概要が説明されている。

もう一つ心に留まったのは、パネルディスカッション「オープンソースコミュニティを楽しもう」での中田真秀さんの発言。FreeBSDとOpenOffice.orgの開発に関わっている人らしく、コミュニティの宴会サークル化を批判していた。そうなんだよねえ。プログラマーならユーザーとしてではなくプログラマーとしてコミュニティに参加すべきだと思う。そのほうが楽しいし、得られるものも多い。私ももう一度気合を入れ直さなければ。


2004年06月03日

えむもじら Blog 化計画

えむもじら Blog 化計画ですか。自前でシステムを作ろうとするとは豪快ですね。

HTMLファイルを手書きしてFTPでアップロード、という時代はもう終わった感じがします。RSSに慣れてしまうと、これなしでは暮らせません。自前のスクリプトでRSSを生成するのもメンドウ。できあいのシステムを使うのが私にとっては唯一の選択肢です。

しかし、livedoorのblogは既存のエントリをエクスポートできないのが難点。バックアップできないし、引っ越したくても引っ越せない。


2004年05月25日

もじら組サーバー復旧中

もじら組のサーバーがクラックされ、復旧中。Bugzilla-jpは運用停止中だ。再スタートまで時間がかかるかもしれない。

復旧作業にあたっているおこめさん、御苦労様です。次のオフ会はタダ酒ってことで。


2004年05月16日

「イヤガラセ」騒動について

1. 「イヤガラセ」発言の意図

「イヤガラセ」の中身を問いただすのではなく、「イヤガラセ」という単語に条件反射する意見ばかりだったのには正直うんざりした。

もじら組のWeb標準普及プロジェクトは、Web標準に従っていないためにMozillaでのブラウズに問題が生じているサイトに対し、Web標準に従った修正を働きかけることを目的にしている。問題のあるサイトの大半はIEしか想定せずに作成されているサイトだ。問題はサイトの作成者にある、という認識に立ったプロジェクトだと言える。そこへ今回の「IEユーザーを啓蒙しよう」という提案。今まで考えてもみなかったアイデアだった。面白いと思ったし、ぜひやってみたいとも思った。

日本の Linux 情報にLinuxでアクセスすると、「Linux使ってますね!」とペンギンが挨拶してくれる。アクセスするたびにニヤリとさせられる。「啓蒙」の提案を知って思い浮かんだのはこれのブラック版。IEユーザーに対してドクロを出すとか、「あなたのブラウザには深刻な欠陥があります」とメッセージを表示するとか。「気の利いた嫌がらせ」という言葉でイメージしていたのはその程度のことだ。


2. もじら組は組員の自由な発言を許さないのか

発言が個人としてのものだったのは言うまでもない。プロジェクトのメンバーに対して正式に「イヤガラセ」を提案したわけでもない。仮に提案しても他のメンバーが拒否するだろう。

さらに、Web標準化プロジェクト≠Web標準普及プロジェクトで書いた通り、Web標準化プロジェクトもじら組のWeb標準普及プロジェクトは別物だ。Web標準化プロジェクトは、似たような課題に取り組んでいるもじら組のWeb標準普及プロジェクトとOperaユーザーのOpen the Webが連携を深めることを意図しており、将来的にはMozillaやOperaからも離れて発展していくべきプロジェクトだ。つまり「イヤガラセ」発言は最初からもじら組とは関係ない。

にもかかわらず中野さん組長がもじら組の立場から私を批判したのには驚いた。組長にいたっては倫理規定を提案するとまで口走っている。私の「イヤガラセ」発言と同じで個人的な発言なので別にかまわないのだが、私としては暴走と感じる以外なかった。もじら組は一体いつから自由な発言が許されないコミュニティになったのか。

もじら組に対する外部からのデタラメな非難に対し、「小池の発言はもじら組の観点からみても暴走だ」と説明してもじら組を守りたかっただけなのであれば、組員である私としては感謝すべきなのかもしれない。二人が私を批判したことで、結果として私の発言は私個人の発言として受け取られる結果になったようにも思う。しかしそれなら「あれは小池の個人的な発言だ、私は反対だ」とだけ書いてくれれば済んだはずだ。

この点に関してはryusさんがまっとうなコメントを書いてくれている。とくに私を擁護してくれているわけではないが、ありがたい。ryusさん、もじら組にはあなたのような人が必要です。いっしょにやりませんか。Firefoxのバグ管理とか。


3. 「全員死亡」の教訓

組長は今回、私信やIRCでの私の発言を勝手に、しかも前後の文脈を無視して引用している。しかしそれは瑣末なことなのでいいとしよう。問題は中身だ。

私がIRCで書いた「全員死亡」とは、すでに誰かが指摘してくれたようだが、もじら組では特殊な意味を持っている。笑えることに定義もある

Bugzillaにて、何かアクションを起こそうというバグが立ったにもかかわらず、議論が紛糾し、何も決められずにバグが閉じられてしまうこと。とくにもじら組サイトのデザインに関してよく起こる。

もじら組サイトのデザインは過去に何度か変更されている。そのたびに、どのWeb標準を採用するか(HTMLかXHTMLか)、個々のブラウザにどの程度まで配慮するか、などといった論点で激論が起こる。それで嫌気がさしてもじら組から離れてしまった人も何人かいるほどだ。どういうわけか、ウェブデザインの分野には他人の意見を尊重することができない人が多い。今回の騒動もその一例となった。今回の場合、組長が最初から感情的で、もじら組からの脱退までほのめかしたのには困った。あぶなくて反論することもできなかった。


4. 行動のための批判か、揚げ足取りか

組長が「全員死亡」の意味を誤解して持ちだした三年前の発言は、正確に引用すればこういうことだ。

> 「Web標準普及プロジェクト」の目的って、
> 「W3C 勧告に従え。」
> ということでしょうか?それとも
> 「Mozilla で見れるようにしろ。」
> ということでしょうか?
> 読んだ限りでは後者のように思えるのですが、
> それは「Mozilla で見れる」という新たな標準を
> 作るだけで更なる混乱を招くだけに思えます。


「W3C 勧告に従え。」と「Mozilla で見れるようにしろ。」は同じことです。

相手はWeb標準普及プロジェクトの目的を聞いている。当然、返答もそれに限ったものだ。Web標準普及プロジェクトはMozillaでの閲覧に支障が生じる限りでWeb標準の採用を働きかけているので、プロジェクトの活動の範囲内では「『W3C 勧告に従え。』と『Mozilla で見れるようにしろ。』は同じこと」と言ってもいい。

批判を無視した、というのも事実に反する。上記の発言のあと、相手からさらに批判を受け、私はもう一度答えている。これで誤解は解けた。その上で残った論点は、問題サイトの作者にWeb標準そのものを理解させなければならないのか、それとも問題がWeb標準に従って修正されればよいのか、ということだ。私はもじら組のWeb標準普及プロジェクトとしては後者で十分だと考えた。前者でなければならない、後者の方針での活動は有害だ、というなら別にプロジェクトを立ち上げてくれればいいし、私もそれを望んでいる、と発言した。応答としてはこれで十分で、その後の批判は単なる揚げ足取りだと判断したので、一切応えていない。


5. Web標準化プロジェクトの今後

今回の騒動で一番痛かったのは、中野さんが血相を変えて私を批判してきたことだ(私信で)。事実上の不信任だと受け止めている。もじら組のWeb標準普及プロジェクトは私が呼びかけ、現在は中野さんが中心になっている。Web標準化プロジェクトも同じように進めていきたいと思っていた。しかしそれは不可能になったと考えるしかない。私はWeb標準化プロジェクトの推進役から退くことにする。

私はWeb標準派である以前にMozilla派であり、フリーソフトウェア派だ。非フリーソフトウェアのユーザーと連携するプロジェクトの推進役にはもともと適していなかったと思う。正直なところ意欲もあまりなかった。

中野さんには、私の代わりを探すか、または中野さん自身が私の代わりを務めることをお願いしたい。暴言の主が去ればきっとやりやすくなるだろう。あとはよろしく。

2004年05月09日

Web標準化プロジェクト≠Web標準普及プロジェクト

「kazhikさんはWeb標準普及プロジェクトのメンバーか」だって? 中野さん、誤解に誤解を重ねるような書き方は勘弁。

私が楽しそうなイヤガラセ計画で言及したのはこれから立ち上げる予定のWeb標準化プロジェクト。もじら組のWeb標準普及プロジェクトではありません。それに、Web標準普及プロジェクトのページに関わってないからプロジェクトのメンバーではない、というのもヘン。 ページの更新はたしかに中野さん一人ですが、プロジェクトのメンバーだと自己認識してる人は中野さんと私のほかにも数人います。

しかし、中野さんとこからトラックバックできるとは知らなかった。こっちからはできないみたいだけど。

2004年05月08日

Sleipnir > Opera > Mozilla

『日経ビジネス』5/3号に「タブブラウザー 閲覧画面の『超整理術』」という記事が出ている。2/3以上はSleipnir。ドドンと大きなスクリーンショットが掲載されている。タブ機能のほか、検索バー、お気に入りのフォルダにあるページを一気に開く機能、ポップアップ広告を抑止する機能などが紹介されている。しかしSleipnirは「あくまでも個人が作成した無料ソフト。電話などのサポートは受けられない。自分のパソコンに導入する時も、多少のスキルが必要になる。加えて、IEの機能を流用しているために、コンピューターウィルスの標的になりやすいという弱点もある」とまとめ、Operaが「有力な対抗馬」として次に紹介される。

我らがMozillaはその次に登場。「IEとのシェア争いに敗れたネットスケープは、有志のソフトウェア技術者の力を借りて復活を期す。AOLに買収された後は、非営利の開発団体、モジラ・ドットオルグ(Mozilla.org)が開発したブラウザ−『モジラ』を基に改良を続けている。世界中の技術者がインターネットで情報を交換しつつ、無償で協力しているのが特徴だ」。たったこれだけで、Mozillaの機能は何も紹介されていない。この後にMozilla Japan設立の動きが触れられている。

この記事、実はだいぶ以前に私のところに取材協力の依頼が来た。一般ユーザー向けの話は苦手なので組長とゆきちさんに投げた。二人で日経ビジネスの編集部へ出向いて熱弁をふるってくれたらしいのだが、ひどい結果になった。二人には掲載誌すら送られてないらしい。

組長はどういうわけか反省の弁

2004年05月02日

春日らずりの正体(笑)

春日らずりさん
moezilla.orgを所有している春日らずりさんは女性、という誤解が広まっているらしい。本人のためにもよくないのでここで正体をバラしておこう。写真の右が春日らずりさんです。