2008年01月26日
放送倫理違反問題 江原啓之の責任は?
人生相談と一言で言ってみても、実に様々な方法や形があります。
細木数子さんの様な六星占術のようにある意味、
データ的占いのようなものも人気がありますが、
今も昔も、変わらず人気なのが、やはり霊的要素が絡むものです。
現在はいい意味でも悪い意味でも
スピリチュアルカウンセラーを名乗る
江原啓之さんが最も有名です。
実際の所、相談者に対して与える結果的な結論は、
至極まともで、一個の人間の意見としても参考になる部分があります。
わざわざ霊に絡める必要もないと思うのですが、
本人が見えていると主張して相談者もそれを望むから仕方ないのでしょう。
しかし、ここに来て発生している問題は、
霊的な部分を絡めているが故に、疑問が残ることとなっています。
問題となった番組は昨年7月に放送された
「FNS27時間テレビ『ハッピー筋斗雲』」。
秋田県で美容院経営する女性を、
番組制作側が、本人に無断でカウンセリングさせ、
亡くなった父親の言葉を女性に伝えていた件です。
この"望まないカウンセリング"により、
女性は、心身ともに不安定になり、仕事にも注力できず、
フジテレビ側に抗議していました。
江原さんは、フジテレビ側に不満をぶつけていますが、
ここで「霊的な部分を絡めているが故に」の疑問が起きるのです。
望んでいた相談か、望まれていない相談か、
霊的な部分で分からなかったのか?ということです。
これを曖昧にしてしまうと、
結局はテレビが作り出した「ニセ霊能力者」に成り下がってしまいます。
本人もテレビから引退するかの様なコメントも発表していますから、
このコメント自体、世間に「雲隠れ」と認識されかねません。
この際、カウンセリングはエンターテイメントなのか、
本当に霊能力を持ってしてのものなのか、
ハッキリさせておくことが重要なんじゃないでしょうか?
まぁ、もっともハッキリさせるとなると、
大抵ファンにとって残念な結果になるとは思いますが。
江原啓之氏「整理中」と歯切れが悪く…放送倫理違反問題で
http://news.livedoor.com/article/detail/3482279/