KAZURINの【エッセンス オブ ドラムプレイ】

ドラムやリズム・音楽に関して、チョットお役に立つ『よもやま話』です。

周りからはKAZURINなどと呼ばれいつまでも若いつもりでいたけど、いつの間にかイイ感じでジジイになてしまい、一晩に3時間以上も叩く様なハードな仕事が続くと下半身がヘロヘロになってきました。

これからは育てる側の仕事に比重をかけていきたいと思い、新しくプライベートレッスンのスクールも始めたので、そちらも覗いてみて下さいネ~。

【Essence of Drumming】
http://www.kazu-drumlesson.com/

チューニング3

だいぶ爽やかな季節になってきましたネ~

湿度に弱くて汗っかきの私としては嬉しい限り

実は9月生まれの天秤座なんだけど、結構秋が好き。

周りの夏生まれの人は『暑い夏が大好き』と言う人が多いし、やっぱ誕生月って関係有るんかなぁ…



今回はキックとタム類のチューニングの話です。


私の場合、キックは簡単です

基本はベロベロになる一歩手前。

ペダルで軽くコンコンやりながら、ラグを一つずつ締めていくだけです。

ヘッドを締めるというよりは、シェルにしっかり固定するというイメージかな

気をつける事としては、シワをよせないという事だけ。

キックのヘッドが破けるということは滅多にないけど(今まで2回位破いたことがあるかなぁ…)、シェルの保護のためにも均等に張る事を心掛けないとです。

キックにはホルダーを含めたタム類の重さが常にかかっているワケで、知り合いのライブハウスでセットしっ放しのかなり古いセットのキックは、ヘッドをかなり締めないとシワが取れなくなってます。

て事は、シェルが真円ではなくなってるという事ですよねぇ

チューニングというのは均等に締めることが基本なんだけど、キックの場合もヘッドにもシェルにも優しい音作りのためにも大切な事です


そしてビーターが当たるポイントには、インパクトパッドを貼ります。

何せ、ペダルというのは完全な一点に強烈な圧を加え続けますからねぇ。

ヘッドの保護になる上に音もコントロール出来る必需品でございます

たまにライブハウスのセットで打点にガムテープを貼ってある事があるけど、あれは絶対にやっちゃダメ

ミュートj効果を狙ってるんだろうけど、音がボヤけて不快になるだけ

衝撃でガムテープ消耗してくるとベタベタし出すし、一度ビーターのプラスチック面で演奏してた時に、ガムテープが剥がれた後の粘着成分だけ残って、ビーターがくっ付いて戻って来なくなった事もあったし

ホント、何が起こったかワケがわからず、あれは焦った


ミュートに関しては、ヘッドの鳴りを妨げない様になるべくヘッドに接する面積は小さくするため、柔らかい毛布的なモノをグルグル巻いて、シェルに沿わせてヘッドにきれいに当ててクッションで固定してます。


フロント側のヘッドは、打面側より少しキツ目に貼る感じかな。

もちろん均等にネ

で、下半分に10インチの穴を開けて、空気の抜けを良くしてます。

10インチ位の大きさだと、中のミュートの調整もし易いし丁度イイ大きさ


また、フロント側のヘッドにも相当の衝撃がかかって、穴を開けたとこから破けたりするんでホールカットリングとかも市販されているけど口径の小さいもののみなんで、ヘッドと同色のガムテープで補強しています。



私の場合はこんな感じだけど、ジャズドラマーとかはキックをタムの延長上の楽器と捉えてる人も多くて、かなりタイトにしめてノーミュートでコンコンやる場合も多いッスね~。

あと、知り合いの黒人のドラマーもノーミュートで、ビーターを打ち込んでビーターそのものでミュートしちゃったり、即離してドーンとサステインを効かしたりをコントロールしてる人も居ます


ハァ…  予想通りキックの話だけで長くなってもうた

自分的には、一番チューニングする事が多くて一番厄介なタム類に関しては、結局はまたネクストで…

 







チューニング2

今回はチューニングのヒントになる様な話を、もう少ししましょっか


まずはスネアだけど、私の場合は表も裏もパンパンに張ります。

もうこれ以上はチューニングキーが回らないという一歩手前まで張って、新品のヘッドの場合はその上に2~3分腰かけちゃいなす。

しかも、両足を浮かせて

これは、ヘッドとシェルを馴染ませるためで、多少“ミシッ”とか音がしても、馴染んでる証拠だからj大丈夫

ただし、スネアサイド(裏のヘッド)は薄いので、親指の腹で押す位にしときましょ。

スナッピーも、かなりタイトに張っちゃいます。

で、出来ればノーミュートがイイんだけど、倍音が気になる場合はジェルミュート(RTOMのムーンジェル)を、リムに近くに一つ置く感じ。

新品のヘッドの場合は、最初は音が尖ってイタい割には抜けが悪いので、リムショットを控えた上でスティックを逆持ちにして太いほうでバックビートを刻む様にすると、中域も出るし、指にも優しく多少音量もかせげるし、ヘッドが馴染むのも早いですよ

ヘッドに関しては結構無頓着で、ずっとREMOのコーテッドアンバサダーを使ってたんだけど、この一年で色々試した結果Power stroke3がスッゴい良かった

サウンドチェックの直前に張り替えたんだけど、いきなりノーミュートでいい音

PAのオペレーターも大絶賛でしたぁ

ただし、ヘタるのもちょっと早いかもだけど…


ここでリムショットを多用する人に、一つ注意点です

私もちょっと前までバックビートはほぼ全編リムショットだったんだけど、昔 サポートで昼夜2回公演の仕事があった時に、最後の方でスネアの抜けが少しずつ悪くなっていったんです

リムショットを多用すると手前側が緩みがちになるんで常にチェックはしてあるし、ヘッドがヘタってる感じもなかったんだけど、終了後バラす時に気が付きましたぁ

スネアサイド(裏側)の手前2本のボルトの内、特に1本がグラグラに…

リムショットを多用する方は気を付けましょうネ~


ちなみに30年程ポリシーとしてたリムショットを辞めたのは、バックビートとフィルインの粒立ちを揃えるためと、キメとかでリズムの正しいニュアンスを出しやすいという事から。

その代わりに、リングミュート的なものを辞めて、なるべくノーミュートに近い形でリムショットに近い粒立ちを出すようにしたんです。

ダイナミクスも表現しやすいし、ここ一番的なところでリムショットを使うと少ない音数でも盛り上げられるモンね~


あらら… スネアについてだけでも、何だか長くなってきちゃったわねぇ

というワケで、キックやタム類に関しては、また次回で…



発表会

今回もチューニングの話をするつもりだったんだけど、一昨日行われた年2回恒例の発表会の感想をちょっと書いてみようかと…


80年代に一世を風靡したハードロックバンドBlizzardの元ベーシストの『てらちん』こと寺沢氏と、私の仕事仲間であるギタリストの宮原レイト氏が主宰する発表会ライブで、私も数年前から先生としてヘルプしています。

てらちんが講師をしている尚美学園の生徒・卒業生、レイトの個人レッスンの生徒に、私が講師をしている国際文化学園の卒業生達やそれぞれの仲間が加わった、コラボでの発表会形式のライブです

卒業生達とも会えるのが嬉しいし、発表会で回を重ねるごとに知り合った常連さん達の元気で頑張ってる顔を見るのも、とっても楽しみになってきました

楽曲が決まった後、先生達で参加者をブッキングしてバンドユニットを形式にしていく形がメインだけど、既存のバンドで参加する人達もいます。

最近は親子で参加するファミリーバンドも有ったりして、一人者の私にはチョー羨ましい限りです


それにしても年々レベルが上がってきて、皆上手いですよぉ~

初めて会った者同士もいる中で、15分程のリハーサルで既成曲2曲を仕上げて、本番でほぼ完璧な演奏をしちゃいますもん

今回、私の卒業生は二人しか出れなかったんだけど、まぁ~その子達もスッゴい上手いし

一人はプロを目指しながらも一度挫折したんだけど、ここへ来てまた復活した子で、体格に恵まれいてとにかく音や粒立ちが素晴らしく、勘やリズム感も天性のモノがあって、キャラも良かったんで生徒だった頃から一番期待してた子でした
テクニックを追いかけるタイプじゃないけど、とにかくドッシリとぶっといリズムを出すタイプ。

もう一人は、逆に研究熱心で完全プロ指向でドラムの虫の様な子で、めっちゃテクニシャンだけど最近は楽曲のための無駄のないドラミングも心得てきて、粒立ちやリズムもとても安定してる感じの子

まぁ バンドタイプとサポートタイプかな

お互いに自分にないモノを持ってるんで、リスペクトし合ってるし、そういう二人がとっても頼もしい~

つうか私の自慢は、生徒達がレベルの上下に関わらず、皆しっかりした聴く耳を持っていて、ドラミングの良し悪しをキッチリ判断出来ること

なもんで、彼らの前で演奏する時は、私もコソッと緊張してますけど…

実際、最後に先生達で演奏するんだけど、いつも力が入ってしまいますぅ

今回はAlicia Keysの『If ain't got you』をキーボード無しのハードロックver'でやったんだけど、イメージが湧かずにダメダメな感じだったし

で、生徒達には
「中途半端なイメージでやってると、こんな感じになっちゃうのよ。 わかった?」みたいな…


まぁまぁ 今回もハイクォリティーな演奏が続いて大いに盛り上がった後に、またまた恒例の打ち上げでメッチャ盛り上がりましたぁ

あ~、楽しかった

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