KAZURINの【エッセンス オブ ドラムプレイ】

ドラムやリズム・音楽に関して、チョットお役に立つ『よもやま話』です。

2011年08月

周りからはKAZURINなどと呼ばれいつまでも若いつもりでいたけど、いつの間にかイイ感じでジジイになてしまい、一晩に3時間以上も叩く様なハードな仕事が続くと下半身がヘロヘロになってきました。

これからは育てる側の仕事に比重をかけていきたいと思い、新しくプライベートレッスンのスクールも始めたので、そちらも覗いてみて下さいネ~。

【Essence of Drumming】
http://www.kazu-drumlesson.com/

発表会

今回もチューニングの話をするつもりだったんだけど、一昨日行われた年2回恒例の発表会の感想をちょっと書いてみようかと…


80年代に一世を風靡したハードロックバンドBlizzardの元ベーシストの『てらちん』こと寺沢氏と、私の仕事仲間であるギタリストの宮原レイト氏が主宰する発表会ライブで、私も数年前から先生としてヘルプしています。

てらちんが講師をしている尚美学園の生徒・卒業生、レイトの個人レッスンの生徒に、私が講師をしている国際文化学園の卒業生達やそれぞれの仲間が加わった、コラボでの発表会形式のライブです

卒業生達とも会えるのが嬉しいし、発表会で回を重ねるごとに知り合った常連さん達の元気で頑張ってる顔を見るのも、とっても楽しみになってきました

楽曲が決まった後、先生達で参加者をブッキングしてバンドユニットを形式にしていく形がメインだけど、既存のバンドで参加する人達もいます。

最近は親子で参加するファミリーバンドも有ったりして、一人者の私にはチョー羨ましい限りです


それにしても年々レベルが上がってきて、皆上手いですよぉ~

初めて会った者同士もいる中で、15分程のリハーサルで既成曲2曲を仕上げて、本番でほぼ完璧な演奏をしちゃいますもん

今回、私の卒業生は二人しか出れなかったんだけど、まぁ~その子達もスッゴい上手いし

一人はプロを目指しながらも一度挫折したんだけど、ここへ来てまた復活した子で、体格に恵まれいてとにかく音や粒立ちが素晴らしく、勘やリズム感も天性のモノがあって、キャラも良かったんで生徒だった頃から一番期待してた子でした
テクニックを追いかけるタイプじゃないけど、とにかくドッシリとぶっといリズムを出すタイプ。

もう一人は、逆に研究熱心で完全プロ指向でドラムの虫の様な子で、めっちゃテクニシャンだけど最近は楽曲のための無駄のないドラミングも心得てきて、粒立ちやリズムもとても安定してる感じの子

まぁ バンドタイプとサポートタイプかな

お互いに自分にないモノを持ってるんで、リスペクトし合ってるし、そういう二人がとっても頼もしい~

つうか私の自慢は、生徒達がレベルの上下に関わらず、皆しっかりした聴く耳を持っていて、ドラミングの良し悪しをキッチリ判断出来ること

なもんで、彼らの前で演奏する時は、私もコソッと緊張してますけど…

実際、最後に先生達で演奏するんだけど、いつも力が入ってしまいますぅ

今回はAlicia Keysの『If ain't got you』をキーボード無しのハードロックver'でやったんだけど、イメージが湧かずにダメダメな感じだったし

で、生徒達には
「中途半端なイメージでやってると、こんな感じになっちゃうのよ。 わかった?」みたいな…


まぁまぁ 今回もハイクォリティーな演奏が続いて大いに盛り上がった後に、またまた恒例の打ち上げでメッチャ盛り上がりましたぁ

あ~、楽しかった

チューニング

ヤバい  左膝に水が溜まってきた。

かなり久々なんだけど、またまたスケジュールが楽になった途端です。

やっぱ痛風的なモノか、それとも何かに憑かれてしまったか…

ドラムを叩くのには問題ないけど、歩くのもシンドいし、真っ直ぐに伸ばしたり深く曲げたりも出来ない

後で病院に行って抜いて貰わないとだけど、この注射が痛いんだわなぁ


ところで、チューニングって難しいですよねぇ

ヘッドが死んでしまってるのは論外だけど、通常は表と裏のミックスされた音で作らなければならないのがなかなか厄介。

特に深胴のタムとかは裏のチューニングが大変だし、外してやるのとホルダーにセットしたままでは音がビミョーに違ったりもするし…


昔 TAMAのモニターをやらせて頂いた事があるんだけど、届いた時が丁度シングル盤のレコーディングの時だったんで、事務所がチューナーのスペシャリストを呼んでくれてたんです。

当時 名だたるスタジオミュージシャン達のチューニング管理を一手に任されていたというY氏は、日本一のチューナーという事でした。

モニターとして頂いたのは、材質はバーズアイ・メイプルで、インチ数はキックが22、タムが10、12、13で、フロアータムが16のそれぞれ深胴で、スネアは14×6.5でした。(今もたまに使っているけど、ウェットで深みのあるイイ音してますよ~ スネアは今もメインスネアの一つだし)

ヘッドはタム類とキックはピンストライプで、スネアはコーテッドアンバサダーだったかな。

Y氏はものの20~30分で大体のチューニングを終わらせて私に叩かせたんだけど、これが新品なのにそこに居た誰もが
「おぉ~っ」と言う様な、いきなりのイイ音なんだわさ。

で、少し叩いてたらサブの方からY氏が
「高木君~、椅子を5mm下げてみて~!」って…

半信半疑で下げてみたら、

「ね! キックの音が変わったでしょ?」って…

で、私を含めて全員が
「え、えぇ…」っていう感じ

とにかく異常に耳がイイ人で、シンバルもカップの部分を軽く叩いただけで1cm四方のガムテープだけでチューニングしてしまうし

その後、私の奏法や癖を把握してからもう一度微調整した後、レコーディング開始でメチャメチャいい音で2曲録り終えたたとさ


その時Y氏の言った事で、今も覚えてる事が二つ有ります。

一つ目は、セット内の相互干渉(例えばスネアを叩いたら10インチのタムが鳴ってしまうみたいな)の質問をした時に『それがドラムセットですから』と言われた事。

セットのトータルでイイ音をしてれば、それが自然なんだから細かい事は気にするなと…

スッゴい気が楽になりましたネ~


もう一つは、『タムの口径によって鳴る音程は決まってるから、その範囲の中でチューニングしなさい。』という事。

まぁ当然と言えば当然の事なんだけど、その後の私のチューニングの指標とはなってますねぇ。


その他に、自分の耳で盗んだタム関係の音作りのコツみたいのもあって、後に友達がプロデュースするガールスバンドのレコーディングで、私がチューナーとして呼ばれた事もありましたぁ

フロアタムがどうしてもNGだという事だったんだけど、きっちりイイ感じに仕上げてスッゴい喜ばれた様な記憶がありま~す

Y氏はドラムは一切叩けないんだけど、音を出す作るという事に関して、ホントの意味のスペシャリストですネ。

身になった出会いでした。


次回もチューニングについて、もうちょいだけ詳しく触れてみましょうっかネ~

Favorit drummer

ここまで、John BonhanやらIan Paiceやらのことを記事にしてきた事で、私がガンガンのハードロックドラマーだとお思いの方は多いと思いますが、実はここ何年かはR&B系の仕事が多いし、実際には30歳を過ぎてからはブラックミュージックや16ビート系の音楽が好きなんです。

影響を受けたドラマーとしては、Steave Gadd、Harvey Mason、Steave Jordan、Richard Bailey、Bernard Purdie、Jeff Porcaro、Tony Thompson,Narada Michel Walden、Simon Phillips辺りですかねぇ…

特に最近よくイメージするのはRicky Lawsonです

彼はR&B・Funk系のドラマーで、Stevie WonderやM・J(ツアーや『Billy Jean』での演奏は有名)、Whitney Hueston等の超大物のサポートを数多くこなしてきましたが、私のお気にはAnita Bakerの『Sweet Love』です。

シンプルで極めてオーソドックスなグルーヴ中心の演奏ながら、一段階上を行く様なサウンドと粒立ちの素晴らしさで、『夜』を歌うAnita Bakerのボーカルをしっかり引き立たせながらも、ハンパない存在感です

かなり渋い大人のアルバムだけど、1ランク上のドラマーを目指すドラマーにはお薦めの一枚です。

あと、Al Jarreauのサポートで日本に来た時にも素晴らしい演奏をしてますね~

You Tubeとかで観れると思うんで、機会があったら是非観て欲しいですねぇ。


でもね、私の場合そういうシットリした演奏をしててもね、盛り上がるとついBonzoになっちゃったりして…

Ian Paice

古い話が続いて恐縮ですが、Led Zeppelin関係の話が出たら、一応Deep Purpleにも触れておかなくちゃですわよねぇ

ハードロックの歴史の中でもその形を完成させて頂点に立った、伝説ともなった2大バンドです。

ドラマーのIan Paice,こちらは今もご健在で今も頑張っていらっしゃいます

当時、もちろんこちらにも影響受けて、コピーしまくりました。

特に、アルバム『In Rock』以降、『Machine Head』辺りからのスピード感溢れるプレイと、ちょっとウェットなサウンドにはハマったなぁ

名盤『LIve In Japan』なんかはバンドとしても絶好調の頃で、サウンド・安定感・インプロビゼーションとどれをとっても絶品で、ロックのライブアルバムの珠玉の一枚となるでしょう

Ian Paiceの持ち味は、何と言いってもアップチューンでのドライブ感ですね。

特にシャッフルビートでの圧倒的なロール具合は、ハードロックバンドで有りながらスイングしまくっております。

あとはスネアの音がキレイ 特にシングルストロークの粒立ちが素晴らしい。

Ian PaiceとJohn Bonham,同じ時期に頂点に立ってた2大バンドのドラマーであり、同じLudwigの大口径ドラムを使用しながら、『柔と剛』『スピード感と重厚感』という正反対の個性を持ったドラマー達です。

もしも、両方のバンドのドラマーが入れ替わっていたら、まったく性格の違う二つのバンドになってたかも知れないし、もしかしたらその後のロックの歴史も違うものになってたかも知れない。

それくらい、バンドの中でのドラマーの占める要素は大きいんです。

なんせ、バンドの基礎の部分ですから


ところで、今でも仕事とかでたまにDeep Purpleの曲をやる時もあるんだけど、どうもあのスピード感を再現出来てる気がしないと思う度に、自分はやっぱBonzoタイプなんだなぁ、と実感しております

そして、たまにそういうハードな曲を演奏した夜には、帰宅後の乳酸の溜まり具合で、自分もジジイになってきたんだなぁ、とも実感しております

John Bonham

Led Zeppelinのドラマーですね。

私の最初のアイドルでした

つう事は一生のアイドルということですネ

今でこそスゴ腕ドラマーはゴマンといるけど、そのサウンドたるや今聴いても凄まじいッスね~

初めて聴いた『移民の歌』のインパクトもスゴかったけど、武道館でのライブのオープニング曲としての『移民の歌』はメッチャ衝撃でした。

ドラムも、バンドもね

生まれて初めて観に行ったコンサートで二階席だったんだけど、あまりの爆音で寝るまで耳がキーンといってたのを覚えてます。

もちろん二度の来日は両方共行ったし、ファンクラブにも入ってたし、ドラム・マガジンのライター時代はボンゾ特集も書いたし、アルバムも3枚目まではほぼ全曲コピーしましたよ。

おかげで、今でも私のドラムは音が大きいので有名だし、良くも悪くもボンゾの影は引きずってますねぇ…

そうそう、何を言いたいかと言うと『赤子の魂 百まで』というか、最初にハマったドラマーやバンドの影響は抜けませんねぇ…というお話でした

何だか、最初にコピーした『亜麻色の髪の乙女』という曲と、『マッハGO GO』というアニメのオープニングテーマのドラムソロの影響も残ってるような…

いや~、古過ぎる話でどうもすみませ~ん






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