金融日記

藤沢数希が運営するブログ。
金融・経済、Web関連ビジネス、書評、科学、恋愛工学などについて。

第438号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2020年9月21日 第438号
// 菅内閣は親中か反中か
// 菅内閣支持率74%
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// 新コロ蔓延国同士の往来はいつ復活するか
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 香港は新コロ感染者数がゼロになる日がポツポツと出てきて、もうクラブやバーも営業できるようになり賑わってきました。先日はビーチに行ってきたのですが、やはり浜辺に近いところはそんなに水が綺麗ではないですね。ボートで沖の方まで行けばかなり綺麗なんですが。

★香港にもサーフィンができるようなビーチもあるし、写真で見ると綺麗なんですが、水もそんなに透明ではないし、浜辺の砂も白くてサラサラというわけでもないし……、で、やはり沖縄やセブなんかよりはだいぶ見劣りしますね。ベトナムのダナンぐらい早く行けるようになるといいんですけどね。


 米連邦最高裁判事で最高齢だったキンズバーグ氏が死去しました。アメリカでの男女同権などに多大な貢献をした偉人で、アメリカでは大変に尊敬されている人物です。彼女はトランプ氏が大統領候補で選挙を戦っている時、トランプのことを詐欺師などと名指しで罵っていたので、トランプ大統領とも反目し合っていました。アメリカの最高裁は保守派とリベラル派でバランスを取っているのですが、トランプ大統領が就任後に保守派を次々に送り込んだので、彼女の死去でバランスが崩れるかもしれません。トランプ大統領が彼女の補充に誰を指名するのかは、大統領選挙に大きな影響を与えそうです。

●ギンズバーグ米最高裁判事が死去 女性権利に功績、後任指名へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091900237

★だいぶ昔にTwitterで書いたのですが、なかなかすごい人です。

 キンズバーグさんに関しては、僕はこのドキュメンタリー映画を見て、とても感銘を受けました。なかなか面白いのでオススメです。彼女を題材にした映画では『ビリーブ』が有名で、僕はこちらは見ていないんですが、評判は悪くないので、たぶんこれも面白いと思います。

●RBG 最強の85才
https://amzn.to/3cogMnq

●ビリーブ 未来への大逆転
https://amzn.to/3iPtOg7

 経済誌週刊SPA!で主にマイナー新作映画についてのコラムを細々と書いているのですが、今週は熟女についてです。

●40代・未婚・子なしの派遣社員女性の恋が始まる『甘いお酒でうがい』
https://nikkan-spa.jp/1700180

 菅内閣の顔ぶれが明らかになってきましたね。今週のメルマガでは菅内閣のコロナ対策や対中政策がどうなるのかについて考えてみました。

●新閣僚ってどんな人? 菅内閣20人の横顔
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63941930W0A910C2000000/

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- 「今週のマーケット」の読み方をご教示ください
- 新コロノーガード派は次々と重大な予想を外してもまるで反省する様子がありません
- 新コロ蔓延国同士の往来はいつ復活すると思われますか
- 30代でモテるためには
- STを最初に引きにいく作戦が必ずしも最善ではないのでは

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.菅内閣は親中か反中か

 いま世界の政治経済を理解するのは3つの軸があると考えていて、それらのダイナミクスをよく理解できると、株式市場や為替などの方向に賭けて儲けるチャンスが近々訪れるのではないか、と僕は思っています。ひとつは言うまでもなく、新コロ禍と各国がそれにどう対峙するか、ということです。これはこれまで何度か書いてきましたし、現状は以下のバックナンバーを読んでもらえばわかると思います。

週刊金融日記 第429号 日本のコロナ対策迷走でわかったWhy(=信念)のとてつもない重要さ
週刊金融日記 第433号 今後の新コロ禍の動向についての3つの予想 コロナ封じ込め国の経済が良好なことが鮮明に
週刊金融日記 第437号 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた

 それで、日本はどうするべきか、ということに関しては、国民の命を守るというのは当然として、経済も新コロ封じ込め地域のほうが総じて好調だし、日本との人の行き来が多いのはアジアであり、欧米は全体の10%ちょっとに過ぎないのだから、封じ込め政策のアジアに足並みを揃えることが重要だ、と書いてきました。が、正直、僕の意見などどうでもいいことで、より重要なのは、実際に日本が取る政策の予想のほうです。この点で、僕は9割以上の確率で、日本は感染者が増えてきたらメディアが騒いでみんなで自粛して、減ってきたら緩めて、また増えるのを待つ、という感じでのらりくらりと抑制と緩和を繰り返して「共生」していく、と思われます。

★日本のインバウンドは中国・台湾・香港・韓国で4分の3を占め、ほとんどがアジアなので、アジアと新コロ対策の政策を揃えることが重要だと思います。

 というのも、菅首相はこの時期にGoToトラベルを強力に推進していた人です。菅首相に限らず、日本の主要な政治家が、新型コロナ対策と経済の両立、と口々に言っているし、また、菅氏は首相が決めた大きな方針に従わない官僚は大嫌いで、歯向かう官僚はすぐに左遷する人なので、官僚たちは当然ですが、この大きな指針に従って動いていきます。ここからアジアの他の先進国のように封じ込め路線に転換することは非常に難しいと思われます。
 封じ込め政策というと誤解がいろいろ生まれるようですが、封じ込め政策とは、市中(=空港検疫以外)の日々の新コロ新規感染者数をゼロにキープすることを目標とすることです。一方で、共生戦略は、医療崩壊しそうになってきたら騒いで感染者数を減らすのですが、それまではウイルス蔓延をある程度は許容します。

●菅首相、経済回復前のめり 「Go To」成功、「政治生命をかけていた」
https://www.sankei.com/life/news/200917/lif2009170048-n1.html

 この共生戦略の結果として、冬にかけてふたたび日本でコロナ被害が拡大し、広く国民全体が自粛しながら経済を回すことになるので、経済は良くならない、また、中国本土・台湾・香港・シンガポール・韓国・タイ・ベトナムなどの封じ込め政策との国や地域との間でTravel Bubble協定を結べなくなり、アジアの中で孤立してしまう状況になると僕は予測しています。もちろん、これらの予測が外れることを切に願っています。

 さて、3つの軸のひとつがこのように新コロ禍対策についてなんですが、次のふたつは何かというと、米中冷戦時代の立ち位置をどうするか、というのと、あとは金融緩和とヘリコプターマネーをばら撒いたマクロ経済政策です。そこで、今日は2番目の米中冷戦時代の立ち位置について考えてみたいと思います。

 米中冷戦というのは、いろいろ難しそうですが、めちゃくちゃ簡単な話です。・・・

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2.今週のマーケット

※ 2020年9月11日-2020年9月18日の週間パフォーマンス

TOPIX: 1646.42, +0.6% (1w), -4.4% (YTD)
Nikkei225: 23360.30, -0.2% (1w), -1.3% (YTD)
S&P500: 3319.47, -0.6% (1w), +2.7% (YTD)
USD/JPY: 104.58, -1.4% (1w), -3.7% (YTD)
EUR/JPY: 123.87, -1.4% (1w), +1.7% (YTD)
Oil(WTI Fut): 41.11, +10.1% (1w), -32.8% (YTD)

●菅内閣支持率74%、FRBは2023年までゼロ金利継続でドル安進行(金融日記 Weekly 2020/9/11-2020/9/18)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52178245.html

 FRBがゼロ金利を継続することにコミットしたため、ドル安が進行している。ゼロ金利・量的緩和というのは・・・

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3.ブログではいえないお店

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を抑えるため今週はこのコーナーをお休みします。

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

- 新コロノーガード派は次々と重大な予想を外してもまるで反省する様子がありません

藤沢先生、お世話になっております。
また、メルマガ楽しく拝見しております。
新コロノーガード派のインフルエンサーは、日本ではせいぜい100人ぐらいしか死なないと3月に言っていたのですが、すでに1500人ぐらい死にました。
4月には緊急事態宣言などまったく意味がなく新コロが収まったのは自然現象で自粛など意味なし、と大合唱していましたが、ご存知のように宣言解除後に緩んだらまた見る見るうちに感染者が増えました。
それで、つい最近は、ウイルスが弱毒化したし日本人が免疫をすでに獲得したので感染者が増えても死者は増えない、だから対策しなくていい、とTwitterで大声で主張していましたが、数週間のラグでしっかりと死亡者数も増えています。
これほどまでに要所要所で、ことごとく重大な予想を間違え続けているのに、彼らはまったく反省する様子もありませんし、彼らを支持している人たちも意見を変えないようです。
そこで、先日(第437号)のメルマガを読んで、合点が行きました!
なるほど、彼らにとって事実とか科学的なことはどうでもよくて、イデオロギーに基づいた政策誘導そのものが目的だったんですね!!
日本も早く新コロ禍を克服してもらいたいものです。

週刊金融日記 第437号 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた

- 藤沢数希の回答

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TOPIX: 1646.42, +0.6% (1w), -4.4% (YTD)
Nikkei225: 23360.3, -0.2% (1w), -1.3% (YTD)
S&P500: 3319.47, -0.6% (1w), +2.7% (YTD)
USD/JPY: 104.58, -1.4% (1w), -3.7% (YTD)
EUR/JPY: 123.87, -1.4% (1w), +1.7% (YTD)
Oil(WTI Futures): 41.11, +10.1% (1w), -32.8% (YTD)

 FRBがゼロ金利を継続することにコミットしたため、ドル安が進行している。ゼロ金利・量的緩和というのは、日本が世界より10年以上も先行しているのだが、この間、インフレというよりはむしろデフレが進行した。米・欧のゼロ金利・量的緩和がインフレを誘導するのか、あるいは、インフレは起こらず、資産バブルを引き起こす程度になるのか、その行方を見極めることが投資戦略においては非常に重要な論点になりそうだ。

●FRB、23年末までゼロ金利 利上げは物価2%到達後
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63947100X10C20A9000000/

●米、ゼロ金利頼み再び 「財政の崖」必至
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63958940X10C20A9EA2000/

 大方の予想通り、菅内閣が発足しわけだが、非常に高い支持率となっている。東北の農家の息子が立身出世して総理大臣にまでなった物語は、とても日本人に受けるのだろう。菅首相は外交などで何らかの信念を持っているとうよりは、具体的な規制改革などミクロな視点で日本を良くしていこう、という姿勢に見受けられる。さっそく、持論の日本の携帯電話料金が高すぎる、ということを言っており、まずは国民の目に見える形で自分の成果を示したいのだろう。携帯電話料金を下げると言っても、docomo、au、SoftBankで実質的に寡占状態にある正規キャリアの料金をトップダウンで下げるのか、それともMVNO(=Mobile Virtual Network Operator、通称格安SIM)のさらなる普及を目指す競争政策なのかで、ずいぶんと意味が違ってくるだろう(大手通信会社の株価に大きな影響が出る)。日本は格安SIMを使えば、諸外国と比べて携帯料金が高いわけではないが、高齢者などが自分でSIMの設定などできないし、また正規キャリアの解約も大変に複雑なため、MVNOの普及率は20%程度に留まっている。

●菅内閣支持率74%、発足時歴代3位 「人柄」を評価
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63999770X10C20A9MM8000/

●菅首相 携帯電話料金の引き下げ実現に向け改革指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012624571000.html

 最後にメルマガ読者の投稿を掲載し、今週のメルマガの内容に触れておく。

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- 「今週のマーケット」の読み方をご教示ください

いつもお世話になっています。
noteで日記を購読しているAと申します。
金融系で働いている20代中盤の若手社員です。
いわゆる「市場の流れ」を少しでも理解したく、今年の6月頃から購読を始めました。
メルマガの「2.今週のマーケット」について質問です。
週間パフォーマンスやイベント、日本株等の図表を示していただいていますが、いまいち、これらの情報からうまく意味を掬うことができず読み飛ばしてしまいます。
どのようなポイントに気をつけて読んでいけば良いでしょうか?
もしくは、所長は、どのようなポイントを重視して毎週見ているのでしょうか?
たとえば、自分の保有している個別銘柄に関連しそうなところだけピックアップして注意している等あれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
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 今週のメルマガでは「今週のマーケット」の読み方の解説ともに、今後の日本の方向性において、コロナ禍対策とともに非常に重要な、対中国政策の行方について書くことにする。日本は米国の同盟国なので、大きな方向はすでに決まっているのだが、この枠組の中で反中路線に行くのか親中路線に行くのかで、経済的にはかなり違った未来が訪れると思われる。

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2020/9/11-9/18)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2020/9/11-9/18)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2020/9/18)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2020/9/11-9/18)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2020/9/11-9/18)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント
9月21日(月)
休場:日本(敬老の日)

9月22日(火)
米8月中古住宅販売
ユーロ圏9月消費者信頼感
休場:日本(秋分の日)

9月23日(水)
日7月全産業活動指数
東京ゲームショウ2020(オンライン開催、-9/27)
ユーロ圏9月製造業・サービス業PMI

9月24日(木)
日銀金融政策決定会合議事要旨(7/14-15開催分)
米8月新築住宅販売

9月25日(金)
日8月企業向けサービス価格指数
米8月耐久財受注
ユーロ圏8月M3

9月26日(土)

9月27日(日)

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第437号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2020年9月13日 第437号
// 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた
// S&P500コミッティがテスラを採用せずロビンフッド族がカモられるの巻
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// 恋愛工学を学びゲットした相手と入籍しました
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 最近は、日本からの美味しいウニやトロを通販で買ったりしながら、ボチボチと香港で暮らしています。そろそろ日本に帰らないといけない感じになっているんですが、香港に戻るには、また2週間強制隔離ですね。トホホ。

★香港には、日本からは日々高級食材が空輸されてきます。ちなみに、日本料理屋は数が少なく競争が十分ではないので、大して美味しくないのに日本の2倍以上の価格で、調子に乗っていて、僕はぜんぜん行く気がしません。中華やイタリアンやフレンチや中等料理は安くて大変に美味しいです。寿司も香港人や出稼ぎの中国人が握っているようなところは、良心的な値段で、まだ、行く気がします。
https://www.instagram.com/p/CFB06P1jcN1/

 過去に何度か解説しましたが、新コロ禍では重要な"Bubble"という単語の意味を再び解説します。香港やイギリスのニュースではふつうに使われているのですが、アメリカだとそんなに一般的には使われていないかもしれません。なので、アメリカ系英語だと、英語ネイティブでも新コロ禍に詳しくない人はたまに知らない人がいる、というぐらいな単語です。おそらく、最初にこの単語がよく使われたのがニュージーランドです。ニュージーランドがロックダウンしていたとき、家族などロックダウン中でも会うことが許されるグループをBubbleと呼んでいました。ちょうど、家族が大きなシャボン玉の泡の中に入っているイメージです。この泡の外の人とは会ってはいけないわけです。そして、国同士で相互に自由に行き来できるグループが"Travel Bubble"と呼ばれています。

●Five Things to Know About Travel Bubbles
https://www.smithsonianmag.com/travel/five-things-know-about-travel-bubbles-180974983/

★日本人の相互監視と空気を読む「自粛力」は僕の想像以上のパワーで、新型コロナウイルス以外のウイルスも軒並み撲滅させられそうな勢いです。

★Twitterでは、マスクを付けずに機内で持論を展開していたおっさんのために飛行機が緊急着陸した件が話題になっています。ちなみに、現在、多くの国で、公共の交通機関でのマスク着用が義務付けられているので、主義主張は別にしてマスクぐらい付けたほうがいいでしょう。

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- 大学生ですがコロナ禍で春の新歓コンパも秋の天下一武道会もなくなりました
- スペインバルでのアポが上手く行ったのにいざというときに問題が
- 日系大手企業で年収1000万円近いですが外資系IT企業の一次面接に落ちました
- 「あなたの彼氏ですよ権」を気楽にバンバン発行してしまい苦しんでおります
- 恋愛工学を学びゲットした相手(当時メルマガ投稿しました)と入籍しました

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた

 先日、偶然にもTwitterで堀江貴文さんと新コロ禍について議論することになったので、ちょうどいい機会なので、日本、そして、世界の新コロ禍についての最新の論点と、僕の政治・経済の予想をまとめておこうと思います。以下のバックナンバーの続きですね。

週刊金融日記 第429号 日本のコロナ対策迷走でわかったWhy(=信念)のとてつもない重要さ
週刊金融日記 第433号 今後の新コロ禍の動向についての3つの予想

 まずは、読者の方の投稿をひとつ紹介します。

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- 堀江さんにポジョショントークだと嫌味を言われてましたが……

こんにちは。翔くんです。
Twitterで堀江さんにポジショントークだと嫌味を言われて藤沢さんが反論されていたのを拝見しました。

★藤沢氏がTwitterで堀江氏に反論していました。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1303523534581317633

いつも冷静沈着な藤沢さんでもさすがにイラッとして、表に出さないまでも感情的になるのですか?
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 僕は個人的にはほとんどのことでイラッと来ないタイプですが、堀江さんとの議論は、さらにイラッと来ません。僕はある意味で、ポジショントークや事実認識などで、堀江さんはとても正直な人だと思っていて、だからこそ、議論も成り立つのだと思います。
 まず、前提としてひとつ説明しておきたいのは、世の中には、僕のように科学的な事実やロジックというのをある種絶対的なものだと考えている人がいます。いわゆる理系的な思考と言ってもいいかもしれません。僕はそういう世界にいたので、世の中の人は当然みんなそうなんか、と思っていたのですが、実際のところ、こういう理系的な思考というのはかなりの少数派だということがわかりました。庶民が感情的にものごとを考えているのはそうなんですが、僕が大人になってから驚いたことは、高学歴の立派な文系エリートの大多数が、こういう理系的な思考をしないということです。彼らは、自分の主張を通したり、何らかの政策論争に勝つために使えるデータなりロジックなりを持ち出してくるのです。つまり、事実やロジックというのは、自分にとって都合が良い方に政策を誘導するための道具に過ぎないわけです。理系的思考が身についている人から見ると、もはやそれは神を冒涜するような行為なのですが、大半の文系エリートはこっち側です。弁護士なんかも、当然こっちで、また、弁護士は職業倫理的にこっちであるべきですね。クライアントの利益が最上の価値でなければいけませんから、たとえば離婚裁判で、自分が弁護を引き受けている旦那にはじつは愛人がいます、とかポロッと真実を言ったら、ただのバカというか、バカより酷くて、弁護士資格剥奪ものでしょう。ここはお互い正直になって、浮気していたことをちゃんと誠実に認めたほうが妻とも分かりあえて話がまとまりませんかね?みたいなバカなことを言うクライアントに対して、バカ野郎!絶対にそれだけは言うな、みたいなことをちゃんと言う弁護士がまともです。

 さて、新型コロナウイルス禍です。いますでに日本では検査で確定されて死因が特定された人だけで1500人近く亡くなっているのですが、相当に抑え込んできた結果でこれです。このペースで抑え続けても今年の冬にはおそらく・・・

・・・

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2.今週のマーケット

※ 2020年9月4日-2020年9月11日の週間パフォーマンス

TOPIX: 1636.64, +1.2% (1w), -4.9% (YTD)
Nikkei225: 23406.49, +0.9% (1w), -1.1% (YTD)
S&P500: 3340.97, -2.5% (1w), +3.4% (YTD)
USD/JPY: 106.10, -0.1% (1w), -2.3% (YTD)
EUR/JPY: 125.66, -0.1% (1w), +3.1% (YTD)
Oil(WTI Fut): 37.33, -6.1% (1w), -39.0% (YTD)

●S&P500コミッティがテスラを採用せずロビンフッド族がカモられるの巻(金融日記 Weekly 2020/9/4-2020/9/11)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52177976.html

 前回のメルマガでは、ロビンフッドと呼ばれる株取引アプリで・・・

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3.ブログではいえないお店

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を抑えるため今週はこのコーナーをお休みします。

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

- 大学生ですがコロナ禍で春の新歓コンパも秋の天下一武道会もなくなりました

いつも大変お世話になっております。
都内大学生です。
今回はコロナ禍における大学生の恋愛戦略についての相談です。
僕は偉大な先輩方たちに追いつくべく、この春に金融日記で紹介されていたセブ島へ語学留学に行ってまいりました。・・・

・・・

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TOPIX: 1636.64, +1.2% (1w), -4.9% (YTD)
Nikkei225: 23406.49, +0.9% (1w), -1.1% (YTD)
S&P500: 3340.97, -2.5% (1w), +3.4% (YTD)
USD/JPY: 106.1, -0.1% (1w), -2.3% (YTD)
EUR/JPY: 125.66, -0.1% (1w), +3.1% (YTD)
Oil(WTI Futures): 37.33, -6.1% (1w), -39.0% (YTD)

 前回のメルマガでは、ロビンフッドと呼ばれる株取引アプリでアメリカの個人投資家がいかに熱狂しているかということを解説した。そして、テスラ株は、さながら日本のインターネットバブルだったころのライブドア株のようである、と。もちろん、今回のコロナバブルとテスラ株の上昇などは、日本のそれとはスケールの点でゼロが1つか2つ大きいのだが。

●週刊金融日記 第436号 続・コロナバブルに乗れなかった人たちの反省会 ロビンフッドに熱狂する米国個人投資家たち、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52177853.html

 そして、ハイテク株を中心とした米国株式市場の急落の引き金を引いたのは、おそらくテスラのS&P500採用が見送られたことではないか、と述べた。今週は、簡単にインデックスファンドを巡る攻防を解説しておこう。
 インデックスファンドに投資しているのは、ロビンフッド族とは対照的に、長期投資をしている個人や機関投資家でも年金基金など保守的な投資家である。そして、インデックスファンドのほうがはるかに運用会社に払う手数料等が安いにもかかわらず、パフォーマンスは総じて良い、安いからこそその分のパフォーマンスが良くなる、ということが知られるにつれ、インデックスファンドの人気は非常に高まり、いまでは莫大な金額がインデックスファンドに注ぎ込まれている。
 テスラ株は、バブル相場の中で、時価総額が非常に大きくなっていたので、これがS&P500に組み込まれたならば、こうしたインデックスファンドの投資家たちが機械的にテスラ株を買わないといけないことになる。逆に、ヘッジファンドやロビンフッド族たちは、どれだけテスラ株が高くなっても、最後は図体が異常なまでに大きいバカなインデックスファンドがすっ高値で買ってくれるので、どれだけ高く買っても儲かると思っていたのだ。確かに、インデックスファンドのパフォーマンスは良好なのだが、このような仕組みで、いろいろな銘柄をすっ高値で買い取らされ、そこで毟られるという欠点もある。筆者は、それでもインデックス投資をいまだに推奨しているが、それは一般的なアクティブファンドに支払う報酬は、こうしたインデックス投資の欠点を補ってもさらに余りあるほど無駄に高いからである。
 ロビンフッド族やヘッジファンドは、インデックスファンドという出口に向けて、ひたすらテスラ株を買いまくっていたのだが、それをS&P500の指数構成を決める委員会が憂慮したのか、あらゆる条件でS&P500の採用基準を満たしていたテスラ株を、土壇場で不採用にしたのだ。こうして、一気に40%近い暴落となって、逆にロビンフッド族やヘッジファンドがボコボコにされたのである。
 それにしても、こうしたエスタブリッシュメントに意地悪をされるところまで、ライブドア株と似ているように思えてくるのは、筆者だけだろうか。

●テスラなぜS&P500採用見送り? 株急騰から一転
https://jp.wsj.com/articles/SB12792891840969953668404586620031889852552

●テスラが過去最大の下げ、GMのニコラ出資やS&P500不採用で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-08/QGCA4CT0G1LR01

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2020/9/4-9/11)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2020/9/4-9/11)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2020/9/4)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2020/9/4-9/11)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2020/9/4-9/11)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント
9月14日(月)
自民党総裁選投開票
日7月第3次産業活動指数

9月15日(火)
FOMC(-9/16)
米9月ニューヨーク連銀景気指数
米8月鉱工業生産
中国8月鉱工業生産
中国8月小売売上高
中国8月固定資産投資

9月16日(水)
臨時国会召集
日銀金融政策決定会合(-9/17)
8月貿易収支
8月訪日外客数
パウエルFRB議長会見
米8月小売売上高
米7月対米証券投資

9月17日(木)
黒田日銀総裁会見
米8月住宅着工件数
米9月フィラデルフィア連銀景気指数
ユーロ圏8月HICP

9月18日(金)
日8月全国消費者物価指数
米4-6月期経常収支
米8月景気先行指数
米9月ミシガン大消費者センチメント

9月19日(土)

9月20日(日)

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