2013年05月25日
アゴラに寄稿しました: 株価と結婚した安倍内閣
2013年05月22日
乙武洋匡イタリアン入店拒否事件―もうひとつのサイド・ストーリー
ここ数日のネット界隈では、五体不満足
などのベストセラーで知られる乙武洋匡氏が、車いすのため入店拒否されたとされるイタリア料理店の店名を、60万人ものフォロワーがいる自らのTwitterで晒した事件の話で持ちきりだった。全てのツイッタラーが、乙武を護派する者たちと、名指しで批判された店主を擁護する者たちに、真っ二つに別れてしまったようだった。鋭利な果物ナイフが、赤いリンゴを真っ二つに切り裂いたみたいに。
僕自身は、ハンディキャップの人たちを店が入店拒否する自由があるのかどうか、という議論に対しては、明確にそのような自由はない、という考えだ。一般論として。店には、ドレスコードやマナーなどを理由に客を拒否する権利はあるが、国籍、人種、セクシャリティ、ハンディキャップなどの理由で拒否することは許されない。日本はもともと移民が少なかったこともあり、今でもなおこうした差別に対する法整備が遅れているが、このような差別は欧米諸国では立派な犯罪として扱われている。Twitterを見ていると、色々な議論があるようだが、悪いけど、こういうことは理屈じゃない。ルールはルールだ。ファックはファック、差別は差別だ。
しかし、今日、僕がこのブログを書いているのは、こういった差別や法の問題を議論するためではない。そうした議論は、暇を持て余しているツイッタラーやはてな村の住人たちにまかせておけばいい。僕がこうしてわざわざキーボードを叩いてブログを書いているのは、この事件のもうひとつのサイド・ストーリーを書き残しておきたかったからだ。
乙武が自らのブログに、入店拒否から、Twitterで店名を晒すに至った経緯を詳しく書き、それをアップしていた。
イタリアン入店拒否について ―乙武洋匡オフィシャル・サイト
彼のブログを読んで、僕はこの事件の背後にあった、美しくも残酷な愛の物語を見逃さないわけにはいかなかったのだ。
入店拒否の経緯はこうである。乙武は先週の土曜日の夜に、美しい女性(仮に名前を英梨、職業はOLとしておこう)と、銀座のイタリアンで食事をすることになっていた。しかし、そのイタリアンは階段で2階まで上がる必要があり、英梨ひとりでは、手足はなくても40kgの体重がある乙武を運ぶわけにはいかず、店員の助けを必要としていた。これは乙武にとってはいつものことであり、実際に、英梨が先に2階に上がり、ひとりの店員にそのことを頼むと、彼は手が空いてから運ぶのを手伝ってくれる、という返事をしていた。しかし、店主が後からキッチンから出てくると、いきなり入店拒否をしたのである。
「車いすのお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません」
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」
「ほかのお客様の迷惑になりますので」
「車いすの人が来たら、迷惑ってことですか?」
「そういうわけじゃ……とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」
英梨はこうした店主の態度を―乙武の言葉を借りるならば―、「排除されている」と感じ取った。そうして、英梨は大粒の涙を浮かべて泣きだしてしまった。英梨が泣いたのは本当に久しぶりだった。彼女は泣きながら、1階で待っている乙武に事情を説明するために、階段を駆け下りてきた。乙武は英梨が話はじめると、全てを聞かない内に、全ての状況を理解した。そして、自分のせいで、英梨に悲しい思いをさせてしまったことを詫びた。本当に申し訳ないことをした、と思った。乙武は情けない気持ちでいっぱいになった。英梨は必死に涙を止めようとした。でも止まらなかった。
しかし、そこにあの店主がやってきたのだ。乙武を2階に運ぶためではなかった。
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」階段を降りてきた店主は言った。
その言葉に乙武はあっけの取られた。謝るでもなく、いきなりこのような言葉を発する店主に怒りのようなものが再びこみ上げてきた。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできました」乙武は静かに言った。
「いや、常識でしょ」店主はぶっきらぼうに答えた。
こうして乙武は、自らの剣を抜く覚悟を決めたのだ。それは英梨のためでもあった。いや、それは英梨のことを愛しはじめてしまっていた、乙武自身のためであったのかもしれない。俺の女を悲しませたやつがどういう目に合うか、思い知らせる時だ。乙武の中に、無慈悲で残酷な攻撃性のようなものが沸き上がってきた。今まで研ぎ澄ませてきた剣をここで使わなかったら、いったいいつ使えというのだ。そしてとうとう、乙武は60万人のフォロワーに向かって店名をTweetしたのだ。
実際に、60万人のフォロワーを有する乙武にとって、この店を潰すことは簡単なことだった。そして、この店主は、自分がどういう相手にケンカを売っているのか全く理解していなかったようだ。ビジネスというのは、ある意味では殺し合いだ。強いものが弱いものを食っていく。弱肉強食の世界では、間抜けはすぐに死んでいくものだ。サバンナでは、上手く走れないシマウマが、たちまちライオンなどの猛獣の餌食になるように。殺し合いで生き残ったオスだけがメスを獲得していくのが野生のルール。
結局、この店主は、すぐに自らのブログで命乞いすることになった。ライオンに足を折られてしまい、もはや逃げることは不可能になってしまったトムソンガゼルの子どものように。英梨を泣かせた代償、そして乙武を怒らせた代償はあまりにも大きかったのだ。ここで乙武は最後の一撃を加えて、この店主を殺すことはできた。最初のTweetは英梨を泣かせ分だった。そして、次のブログは、自分を侮辱した分だ。
しかし、ここで乙武は、命乞いする店主を殺さなかった。むしろ、優しさを店主に差し出したのだ。本当に強いものだけが見せることができる優しさだ。
「店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから」
僕自身は、ハンディキャップの人たちを店が入店拒否する自由があるのかどうか、という議論に対しては、明確にそのような自由はない、という考えだ。一般論として。店には、ドレスコードやマナーなどを理由に客を拒否する権利はあるが、国籍、人種、セクシャリティ、ハンディキャップなどの理由で拒否することは許されない。日本はもともと移民が少なかったこともあり、今でもなおこうした差別に対する法整備が遅れているが、このような差別は欧米諸国では立派な犯罪として扱われている。Twitterを見ていると、色々な議論があるようだが、悪いけど、こういうことは理屈じゃない。ルールはルールだ。ファックはファック、差別は差別だ。
しかし、今日、僕がこのブログを書いているのは、こういった差別や法の問題を議論するためではない。そうした議論は、暇を持て余しているツイッタラーやはてな村の住人たちにまかせておけばいい。僕がこうしてわざわざキーボードを叩いてブログを書いているのは、この事件のもうひとつのサイド・ストーリーを書き残しておきたかったからだ。
乙武が自らのブログに、入店拒否から、Twitterで店名を晒すに至った経緯を詳しく書き、それをアップしていた。
イタリアン入店拒否について ―乙武洋匡オフィシャル・サイト
彼のブログを読んで、僕はこの事件の背後にあった、美しくも残酷な愛の物語を見逃さないわけにはいかなかったのだ。
入店拒否の経緯はこうである。乙武は先週の土曜日の夜に、美しい女性(仮に名前を英梨、職業はOLとしておこう)と、銀座のイタリアンで食事をすることになっていた。しかし、そのイタリアンは階段で2階まで上がる必要があり、英梨ひとりでは、手足はなくても40kgの体重がある乙武を運ぶわけにはいかず、店員の助けを必要としていた。これは乙武にとってはいつものことであり、実際に、英梨が先に2階に上がり、ひとりの店員にそのことを頼むと、彼は手が空いてから運ぶのを手伝ってくれる、という返事をしていた。しかし、店主が後からキッチンから出てくると、いきなり入店拒否をしたのである。
「車いすのお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません」
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」
「ほかのお客様の迷惑になりますので」
「車いすの人が来たら、迷惑ってことですか?」
「そういうわけじゃ……とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」
英梨はこうした店主の態度を―乙武の言葉を借りるならば―、「排除されている」と感じ取った。そうして、英梨は大粒の涙を浮かべて泣きだしてしまった。英梨が泣いたのは本当に久しぶりだった。彼女は泣きながら、1階で待っている乙武に事情を説明するために、階段を駆け下りてきた。乙武は英梨が話はじめると、全てを聞かない内に、全ての状況を理解した。そして、自分のせいで、英梨に悲しい思いをさせてしまったことを詫びた。本当に申し訳ないことをした、と思った。乙武は情けない気持ちでいっぱいになった。英梨は必死に涙を止めようとした。でも止まらなかった。
しかし、そこにあの店主がやってきたのだ。乙武を2階に運ぶためではなかった。
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」階段を降りてきた店主は言った。
その言葉に乙武はあっけの取られた。謝るでもなく、いきなりこのような言葉を発する店主に怒りのようなものが再びこみ上げてきた。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできました」乙武は静かに言った。
「いや、常識でしょ」店主はぶっきらぼうに答えた。
こうして乙武は、自らの剣を抜く覚悟を決めたのだ。それは英梨のためでもあった。いや、それは英梨のことを愛しはじめてしまっていた、乙武自身のためであったのかもしれない。俺の女を悲しませたやつがどういう目に合うか、思い知らせる時だ。乙武の中に、無慈悲で残酷な攻撃性のようなものが沸き上がってきた。今まで研ぎ澄ませてきた剣をここで使わなかったら、いったいいつ使えというのだ。そしてとうとう、乙武は60万人のフォロワーに向かって店名をTweetしたのだ。
実際に、60万人のフォロワーを有する乙武にとって、この店を潰すことは簡単なことだった。そして、この店主は、自分がどういう相手にケンカを売っているのか全く理解していなかったようだ。ビジネスというのは、ある意味では殺し合いだ。強いものが弱いものを食っていく。弱肉強食の世界では、間抜けはすぐに死んでいくものだ。サバンナでは、上手く走れないシマウマが、たちまちライオンなどの猛獣の餌食になるように。殺し合いで生き残ったオスだけがメスを獲得していくのが野生のルール。
結局、この店主は、すぐに自らのブログで命乞いすることになった。ライオンに足を折られてしまい、もはや逃げることは不可能になってしまったトムソンガゼルの子どものように。英梨を泣かせた代償、そして乙武を怒らせた代償はあまりにも大きかったのだ。ここで乙武は最後の一撃を加えて、この店主を殺すことはできた。最初のTweetは英梨を泣かせ分だった。そして、次のブログは、自分を侮辱した分だ。
しかし、ここで乙武は、命乞いする店主を殺さなかった。むしろ、優しさを店主に差し出したのだ。本当に強いものだけが見せることができる優しさだ。
「店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから」
2013年05月20日
週刊金融日記 第58号 今日の早朝に送信しました。
来週こそは、日曜日の昼とかに配信します!
==============================
// 週刊金融日記
// 2013年5月20日 第58号
// 週刊金融日記を理解するためのバックナンバー紹介
// ドル円相場103円突破
// 日本庭園が綺麗な鉄板焼き
// モテるためのマジックワード
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
それにしても日本株の勢いが止まりませんね。安倍内閣も、好調な株価に押し上げられて、支持率は7割を超えていて絶好調です。いよいよ日本経済の夜明けが来たかも知れません。株もFXも盛り上がってきたので、今年はマーケット情報を充実させようと思っていて、いま着々と準備を進めているところなですのでしばらくお待ち下さい。
今週も恋愛工学の内容が盛り沢山です。
1.週刊金融日記を理解するためのバックナンバー紹介
さて、今週も以下のような要望がありましたので、恋愛工学を理解するために重要なバックナンバーを紹介したいと思います。途中から本メルマガを購読した読者も、この機会にキャッチアップしてもらえればと思います。
どのプラットフォームでもバックナンバーを販売しているので、これらを買って、スキマ時間などにスマホで読めばかなり理解が深まるでしょう。
===============================
藤沢さん、こんにちは。
以前週刊金融日記23号で相談させていただいた、地方の中小企業に勤める28歳の者です(今は29歳になりましたが)。
現状はまだ皆様のように輝かしい成果を出し続けているわけではないですが、このメルマガから仕入れた情報をちょっとかますと、女という女がみんなメルマガに書いてあった通りの反応しかしないので、何だかなあと思っている今日この頃です。
ところで、今日は相談と言うよりもお願いなんですが、スーパーサイヤ人やアルファと言ったジャーゴンは、最近から金融日記を購読しはじめた方にはいまいち概念が分からないのでは、とちょっと思いました。
私が藤沢さんのメルマガと同時に購読しているホリエモンのメルマガも、先日から、よくある質問などを巻末に記載するようになったことですし、私みたいに週刊金融日記を創刊号から購読している者にも、よくある質問の答えやジャーゴンの説明があった方が復習にもなって、いいのではないかと思います。
ぜひご検討をよろしくお願いします。
===============================
それでは大急ぎで恋愛工学の講義に追いつくための勘所を紹介しましょう。
まず、恋愛工学のバックボーンである進化生物学の基本はぜひとも理解しておく必要があります。進化生物学の原理原則は恋愛工学全体を支配しており、本メルマガで紹介されるあらゆる恋愛戦略が、まずは進化生物学的な整合性を備えていることが検証されます。
『週刊金融日記 第12号 Good Genes or Good Dad?』
『週刊金融日記 第13号 女の生理周期と浮気の関係』
『週刊金融日記 第42号 女心の基本的な数理モデル』
また、以下の本は恋愛工学を勉強する上で、読んでおいても損はないと思います。
・・・
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2.今週のマーケット 2013年5月10日-2013年5月17日
TOPIX : 1253.24 (週間 +3.5%, 年初来 +45.8%)
日経225: 15138.12 (週間 +3.6%, 年初来 +45.6%)
S&P500 : 1667.47 (週間 +2.1%, 年初来 +16.9%)
FTSE100: 6723.06 (週間 +1.5%, 年初来 +14.0%)
USDJPY : 103.18 (週間 +1.6%, 年初来 +19.0%)
EURJPY : 132.44 (週間 +0.4%, 年初来 +15.7%)
5月第3週の日経平均は、週間で3.6%上昇した。1ドル100円を突破した円安、上振れした米雇用統計を受けての米株高、そして、日本企業の業績改善への期待などが、日本の株価市場を押し上げた。ついに日経平均は2007年12月以来の1万5000円を回復した。
17日金曜日の米国株式市場は、景気先行指標総合指数、ミシガン大学消費者センチメント指数などが好調だったことなどを受けて、S&P500種株価指数は前日比1%高で終了し、4連騰となった。こうした米国経済の回復からドルが買われ、週末にかけてさらに円安が進み、ドル円相場は103円を突破した。週明けの日本の株式市場は、これらを織り込みに行き、さらに上昇する可能性がある。
第4週は、21日、22日には日銀金融政策決定会合が開催される。金融政策には大きな変更はないと予想されている。・・・
・・・
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3.ブログではいえないお店 #58
―日本庭園が綺麗な鉄板焼き
安倍内閣は、アベノミクスが上手く行き過ぎて、すごい支持率ですね。そういえば、安倍さんは昔、3500円のカツカレーを食べたということで、庶民感覚がないと言われてマスコミに叩かれていました(笑)。そのカツカレーのお店はどこかというと、・・・
・・・
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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談
―セフレと遊ぶときには彼女がいることを伝えるべきですか?
藤沢様、相談があります!
スペックですが、社会人1年目のサラリーマンで、自分で言うのもあれですが顔は上の中くらいかな、といった感じです。
今回のテーマは、彼女がいる場合、遊びたい女の子に対して(セックスだけの関係ではなく、普通に仲良くデートもしたいしセックスもしたいという感じです)、素直に彼女がいることを告げるべきかどうか、というご相談です。
今は2〜3ヶ月前にできた大事な彼女がいます。
私は今までけっこう遊んできたのですが、この子とはまともに付き合っていきたいし大事にしたいと思ってます。
大事にしたいと初めて思えた女の子です。
ところがですね、モテが生む余裕から更にモテるという、藤沢様が仰るモテスパイラルというものに陥っております。
この子と付き合ってからは、彼女一筋でやってきまして、他の女は相手をせずに一途に彼女を愛してきました。
ところが「絶対バレないなら遊びたい」と思ってしまう自分もいます。
ちょうど昨日、学生時代の2つ上の先輩と連絡をとっていたら、遊ぼうというノリになり、私は今研修で関西にいるのですが、東京からわざわざ土日に私と遊びにやってくることになりました。
一応、久々に遠出したいし関西行きたいと思ってたとこ♪とむこうは言ってます。
ちなみに、この先輩には彼女いるということは言っていません。
もちろんセックスを狙いに行きますが、ここで「彼女がいること」を言って堂々と遊ぶべきか、できるだけはぐらかしたり、もしくはいないと言って遊ぶのがいいか、藤沢様の経験上、どちらがベターか教えてください。
ケースバイケースだとは思いますが。
藤沢様は「彼女のこと大事にしながら遊びなさい」と仰ると思いますが。笑
お恥ずかしい話ですが、彼女のことは大事にしたい、でも絶対にバレないように遊びたい、ということでかなり悩んでます。
同じ気持ちのメルマガ読書様もきっと多いと思います。
ご回答いただけたら嬉しいです。
―藤沢数希の回答
・・・
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// 週刊金融日記
// 2013年5月20日 第58号
// 週刊金融日記を理解するためのバックナンバー紹介
// ドル円相場103円突破
// 日本庭園が綺麗な鉄板焼き
// モテるためのマジックワード
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
それにしても日本株の勢いが止まりませんね。安倍内閣も、好調な株価に押し上げられて、支持率は7割を超えていて絶好調です。いよいよ日本経済の夜明けが来たかも知れません。株もFXも盛り上がってきたので、今年はマーケット情報を充実させようと思っていて、いま着々と準備を進めているところなですのでしばらくお待ち下さい。
今週も恋愛工学の内容が盛り沢山です。
1.週刊金融日記を理解するためのバックナンバー紹介
さて、今週も以下のような要望がありましたので、恋愛工学を理解するために重要なバックナンバーを紹介したいと思います。途中から本メルマガを購読した読者も、この機会にキャッチアップしてもらえればと思います。
どのプラットフォームでもバックナンバーを販売しているので、これらを買って、スキマ時間などにスマホで読めばかなり理解が深まるでしょう。
===============================
藤沢さん、こんにちは。
以前週刊金融日記23号で相談させていただいた、地方の中小企業に勤める28歳の者です(今は29歳になりましたが)。
現状はまだ皆様のように輝かしい成果を出し続けているわけではないですが、このメルマガから仕入れた情報をちょっとかますと、女という女がみんなメルマガに書いてあった通りの反応しかしないので、何だかなあと思っている今日この頃です。
ところで、今日は相談と言うよりもお願いなんですが、スーパーサイヤ人やアルファと言ったジャーゴンは、最近から金融日記を購読しはじめた方にはいまいち概念が分からないのでは、とちょっと思いました。
私が藤沢さんのメルマガと同時に購読しているホリエモンのメルマガも、先日から、よくある質問などを巻末に記載するようになったことですし、私みたいに週刊金融日記を創刊号から購読している者にも、よくある質問の答えやジャーゴンの説明があった方が復習にもなって、いいのではないかと思います。
ぜひご検討をよろしくお願いします。
===============================
それでは大急ぎで恋愛工学の講義に追いつくための勘所を紹介しましょう。
まず、恋愛工学のバックボーンである進化生物学の基本はぜひとも理解しておく必要があります。進化生物学の原理原則は恋愛工学全体を支配しており、本メルマガで紹介されるあらゆる恋愛戦略が、まずは進化生物学的な整合性を備えていることが検証されます。
『週刊金融日記 第12号 Good Genes or Good Dad?』
『週刊金融日記 第13号 女の生理周期と浮気の関係』
『週刊金融日記 第42号 女心の基本的な数理モデル』
また、以下の本は恋愛工学を勉強する上で、読んでおいても損はないと思います。
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2.今週のマーケット 2013年5月10日-2013年5月17日
TOPIX : 1253.24 (週間 +3.5%, 年初来 +45.8%)
日経225: 15138.12 (週間 +3.6%, 年初来 +45.6%)
S&P500 : 1667.47 (週間 +2.1%, 年初来 +16.9%)
FTSE100: 6723.06 (週間 +1.5%, 年初来 +14.0%)
USDJPY : 103.18 (週間 +1.6%, 年初来 +19.0%)
EURJPY : 132.44 (週間 +0.4%, 年初来 +15.7%)
5月第3週の日経平均は、週間で3.6%上昇した。1ドル100円を突破した円安、上振れした米雇用統計を受けての米株高、そして、日本企業の業績改善への期待などが、日本の株価市場を押し上げた。ついに日経平均は2007年12月以来の1万5000円を回復した。
17日金曜日の米国株式市場は、景気先行指標総合指数、ミシガン大学消費者センチメント指数などが好調だったことなどを受けて、S&P500種株価指数は前日比1%高で終了し、4連騰となった。こうした米国経済の回復からドルが買われ、週末にかけてさらに円安が進み、ドル円相場は103円を突破した。週明けの日本の株式市場は、これらを織り込みに行き、さらに上昇する可能性がある。
第4週は、21日、22日には日銀金融政策決定会合が開催される。金融政策には大きな変更はないと予想されている。・・・
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―日本庭園が綺麗な鉄板焼き
安倍内閣は、アベノミクスが上手く行き過ぎて、すごい支持率ですね。そういえば、安倍さんは昔、3500円のカツカレーを食べたということで、庶民感覚がないと言われてマスコミに叩かれていました(笑)。そのカツカレーのお店はどこかというと、・・・
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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談
―セフレと遊ぶときには彼女がいることを伝えるべきですか?
藤沢様、相談があります!
スペックですが、社会人1年目のサラリーマンで、自分で言うのもあれですが顔は上の中くらいかな、といった感じです。
今回のテーマは、彼女がいる場合、遊びたい女の子に対して(セックスだけの関係ではなく、普通に仲良くデートもしたいしセックスもしたいという感じです)、素直に彼女がいることを告げるべきかどうか、というご相談です。
今は2〜3ヶ月前にできた大事な彼女がいます。
私は今までけっこう遊んできたのですが、この子とはまともに付き合っていきたいし大事にしたいと思ってます。
大事にしたいと初めて思えた女の子です。
ところがですね、モテが生む余裕から更にモテるという、藤沢様が仰るモテスパイラルというものに陥っております。
この子と付き合ってからは、彼女一筋でやってきまして、他の女は相手をせずに一途に彼女を愛してきました。
ところが「絶対バレないなら遊びたい」と思ってしまう自分もいます。
ちょうど昨日、学生時代の2つ上の先輩と連絡をとっていたら、遊ぼうというノリになり、私は今研修で関西にいるのですが、東京からわざわざ土日に私と遊びにやってくることになりました。
一応、久々に遠出したいし関西行きたいと思ってたとこ♪とむこうは言ってます。
ちなみに、この先輩には彼女いるということは言っていません。
もちろんセックスを狙いに行きますが、ここで「彼女がいること」を言って堂々と遊ぶべきか、できるだけはぐらかしたり、もしくはいないと言って遊ぶのがいいか、藤沢様の経験上、どちらがベターか教えてください。
ケースバイケースだとは思いますが。
藤沢様は「彼女のこと大事にしながら遊びなさい」と仰ると思いますが。笑
お恥ずかしい話ですが、彼女のことは大事にしたい、でも絶対にバレないように遊びたい、ということでかなり悩んでます。
同じ気持ちのメルマガ読書様もきっと多いと思います。
ご回答いただけたら嬉しいです。
―藤沢数希の回答
・・・
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2013年05月17日
いまのところアベノミクスは完璧に上手く行っているように見えるが…
僕のメルマガは週刊金融日記というのですが、創刊から1年余り、金融情報に関しては手を抜きまくっているので、今年こそは投資関連の情報も充実させようと思って、シコシコとデータの整備をしています。
さて、内閣府が昨日16日の朝に発表した2013年1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%増(年率換算で3.5%増)となり、かなり上振れしました。
その内訳を見ると、個人消費や輸出が伸びて、今までの公共事業から民需と輸出に移ってきており、内容もいいです。
日本のGDPの推移

出所:内閣府
実質GDP成長率の内訳

出所:内閣府
アベノミクスは、大胆な金融緩和により、円安と株高を引き起こしました。
こうした資産価格の動きが、株高で儲かった消費者のマインドを改善したり、円安で輸出企業を中心に業績が回復したり、実体経済にポジティブな影響を与えつつあります。
日経平均とドル円相場の推移

出所:Yahoo! Finance
日本国債の長期金利が乱高下しているなどとニュースになっていますが、0.5%が0.8%になったりとかその程度の動きで、ちょっと長いスパンで見れば、金利も地を這いつくばっていることがわかります。
仮に、日本の財政破綻のリスクが現実のものになるとしたら、それはまず最初に国債価格の暴落(金利の急上昇)という形で現れるでしょう。
国債の金利を見る限りでは、その徴候は全くありません。
日本国債10年物の金利の推移

出所:財務省
一昨日のブログで書いたように、良くも悪くも、インフレの兆候も全く見られません。
さらに、2013年度予算が15日夜に成立しましたが、税収43.1兆円に対し、新規国債発行額が42.9兆円で、借金が税収を上回る状況を4年ぶりに解消することになり、財政赤字が悪化したわけでもありません。
このように、マクロな経済指標を見る限り、現在のところアベノミクスは完璧に上手く行っているように見えます。
さて、その裏で、日本はどんなリスクを抱え込んでいるのでしょうかね…。
さて、内閣府が昨日16日の朝に発表した2013年1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%増(年率換算で3.5%増)となり、かなり上振れしました。
その内訳を見ると、個人消費や輸出が伸びて、今までの公共事業から民需と輸出に移ってきており、内容もいいです。
日本のGDPの推移

出所:内閣府
実質GDP成長率の内訳

出所:内閣府
アベノミクスは、大胆な金融緩和により、円安と株高を引き起こしました。
こうした資産価格の動きが、株高で儲かった消費者のマインドを改善したり、円安で輸出企業を中心に業績が回復したり、実体経済にポジティブな影響を与えつつあります。
日経平均とドル円相場の推移

出所:Yahoo! Finance
日本国債の長期金利が乱高下しているなどとニュースになっていますが、0.5%が0.8%になったりとかその程度の動きで、ちょっと長いスパンで見れば、金利も地を這いつくばっていることがわかります。
仮に、日本の財政破綻のリスクが現実のものになるとしたら、それはまず最初に国債価格の暴落(金利の急上昇)という形で現れるでしょう。
国債の金利を見る限りでは、その徴候は全くありません。
日本国債10年物の金利の推移

出所:財務省
一昨日のブログで書いたように、良くも悪くも、インフレの兆候も全く見られません。
さらに、2013年度予算が15日夜に成立しましたが、税収43.1兆円に対し、新規国債発行額が42.9兆円で、借金が税収を上回る状況を4年ぶりに解消することになり、財政赤字が悪化したわけでもありません。
このように、マクロな経済指標を見る限り、現在のところアベノミクスは完璧に上手く行っているように見えます。
さて、その裏で、日本はどんなリスクを抱え込んでいるのでしょうかね…。
2013年05月15日
日経平均1万5000円超え!大切なのは株価、コアCPIなんて誰も知らない
僕が今週のメルマガで予言していたように、本日、日経平均はあっさり1万5000円を超えてきた。アベノミクスで円安になり、日本株は大躍進である。量的緩和が効く、効かないという議論は以前からあったが、現在のところ、その結果は、為替と株には効いた、と言っていいと思う。日銀がお金を刷りまくる、あるいは刷りまくると約束すると、どういう経路を通って、それが資産価格を引き上げるのか、というのはじつはそれほど自明ではない。だって、量的緩和というのは、銀行が資金の貸し出し先がなくて、しょうがなく国債にして置いておいたものを、日銀が現金に置き換えていくだけで、結局は何も変わらないから。そういう記事は、僕も昔ずいぶん色々と書いてきた。
量的緩和と株式投資家のバカの壁、2013年3月1日
日銀のリフレ政策と国債バブル、2013年4月5日
それで、なぜ量的緩和が効いたかというと、為替市場の参加者の気分が変わったからだ。"黒田バズーカ"は、気分を変えるのに十分なインパクトがあった。これでみんな円安だと思った。円が安くなれば、ドルから見た株価は変わらなくても、円で見た日本株の値段は上がっていく。日経平均は実際に上がり続けた。
このように最初は円安、株高という、資産価格だけの話だったのだが、円安になると輸出企業を中心に業績が回復し始め、業績が株高に追いついてきた。そして、株高で日本国民が保有している投資信託などに含み益が生じてくると、気分が良くなるので、消費も増やす。こうして本当に景気が良くなってきて、先行した株高を正当化しはじめた。要するに、アベノミクスがバッチリ上手く行ったのだ。怖いぐらいに。
それでは、量的緩和の効果に懐疑的だった人たちは、間違っていたのか? じつはこちらも正しかったのだ。日銀の政策目標である、本来の消費者物価指数は、全く動いておらず、未だにデフレ気味だ。これだけ円安で輸入品の値段が上がって、原発が停止したままで電気代も上がっているにもかかわらず、消費者物価指数(CPI)総合は、4月には速報値で0.7%も前年同月比で下落している。

出所:総務省
つまり、あれほどの規模の量的緩和を宣言したにもかかわらず、物価には全く影響を与えていない、という点で、量的緩和懐疑派の予想通りになっている。そしてデフレを脱却するために圧倒的な量的緩和が必要だと唱えていたリフレ派の学者も、資産インフレを起こしたいとは、少なくとも表向きには全くもって言っていない。こんなことは日銀は口が裂けても言えないことで、あくまで目標はコアCPIが年率2%ぐらい上昇して、デフレを脱却すること、である。
しかし、現実として、為替相場と株価に、心理的な多大なインパクトを与えて、それが結果的には上手くいって、人々の気分が良くなった。それで量的緩和で直接のインパクトを受けるはずの国債市場が、ほとんど動いていないこともとても興味深い。株価が上がって、人々の気分が良くなったので、安倍内閣の支持率は極めて高い。読売新聞が5月10日〜12日に実施した全国世論調査では、なんと国民の72%が支持している。これは小泉内閣以来の、極めて高い数字である。
株価が人々の心理に与える影響は思いの他大きかった。やっぱり塩漬けしていた株とか投資信託が、含み益状態になるというのは実に気分がいいものだ。僕も、リーマン・ショックで半値になっていたMSCIコクサイのインデックス・ファンドが、毎日利益を上げているのを見るのは気分がいい。さらに、僕はMSCI新興国も2年ぐらいまえにけっこう買っていたので、こっちも毎日値上がりしていて、こうなってくると、経済政策に対する個人の信条は別にして、安倍さんありがとう!という気持ちになってくるというものだ。
それで思ったのだが、デフレとかリフレとか、ほとんどの人にとってはどうでもいいことなんだよね。多くの国民が思っていたのは、不景気なんとかしろってことで、コアCPIが年率で1%ぐらい下がってるから何とかしろってことじゃないんだよ。そもそも消費者物価指数なんて誰も知らないし、誰も関心がない。コアCPIが何かを知っている日本国民なんて1%もいない。0.5%いたらいいほうだ。僕は、PhDを持っていたし、外資系投資銀行に勤めて、社内では経済通で通っていたけど、CPIというのが消費者物価指数のことだと知ったのは、金融機関に入社して3年ぐらい経ってからのことだし、さらにCPIにコアとかコアコアがあると知ったのは、5年ぐらい経ってからだよ。プロ中のプロでもこんなもんだから、ほとんどの国民は物価なんてどうでもいいし、コアCPIが年率-0.5%ぐらいなのが、+1%ぐらいになっても誰も気づかないし、どうでもいいことなんだよね。
さて、安倍首相はこの調子で、アベノミクスの3本目の矢である、成長戦略をドカンと打ち上げてもらいたい。産業競争力会議には小泉内閣でブレインを務めた竹中平蔵氏も加わり、「アベノミクス戦略特区」(高度規制改革・税制改革特区)なるものを企んでいるらしいが、法人税特区で、香港みたいに外資系金融機関が東京に雪崩れ込んできたり、リゾート開発特区で、お台場がマカオみたいになるような、派手なのを希望します。
量的緩和と株式投資家のバカの壁、2013年3月1日
日銀のリフレ政策と国債バブル、2013年4月5日
それで、なぜ量的緩和が効いたかというと、為替市場の参加者の気分が変わったからだ。"黒田バズーカ"は、気分を変えるのに十分なインパクトがあった。これでみんな円安だと思った。円が安くなれば、ドルから見た株価は変わらなくても、円で見た日本株の値段は上がっていく。日経平均は実際に上がり続けた。
このように最初は円安、株高という、資産価格だけの話だったのだが、円安になると輸出企業を中心に業績が回復し始め、業績が株高に追いついてきた。そして、株高で日本国民が保有している投資信託などに含み益が生じてくると、気分が良くなるので、消費も増やす。こうして本当に景気が良くなってきて、先行した株高を正当化しはじめた。要するに、アベノミクスがバッチリ上手く行ったのだ。怖いぐらいに。
それでは、量的緩和の効果に懐疑的だった人たちは、間違っていたのか? じつはこちらも正しかったのだ。日銀の政策目標である、本来の消費者物価指数は、全く動いておらず、未だにデフレ気味だ。これだけ円安で輸入品の値段が上がって、原発が停止したままで電気代も上がっているにもかかわらず、消費者物価指数(CPI)総合は、4月には速報値で0.7%も前年同月比で下落している。

出所:総務省
つまり、あれほどの規模の量的緩和を宣言したにもかかわらず、物価には全く影響を与えていない、という点で、量的緩和懐疑派の予想通りになっている。そしてデフレを脱却するために圧倒的な量的緩和が必要だと唱えていたリフレ派の学者も、資産インフレを起こしたいとは、少なくとも表向きには全くもって言っていない。こんなことは日銀は口が裂けても言えないことで、あくまで目標はコアCPIが年率2%ぐらい上昇して、デフレを脱却すること、である。
しかし、現実として、為替相場と株価に、心理的な多大なインパクトを与えて、それが結果的には上手くいって、人々の気分が良くなった。それで量的緩和で直接のインパクトを受けるはずの国債市場が、ほとんど動いていないこともとても興味深い。株価が上がって、人々の気分が良くなったので、安倍内閣の支持率は極めて高い。読売新聞が5月10日〜12日に実施した全国世論調査では、なんと国民の72%が支持している。これは小泉内閣以来の、極めて高い数字である。
株価が人々の心理に与える影響は思いの他大きかった。やっぱり塩漬けしていた株とか投資信託が、含み益状態になるというのは実に気分がいいものだ。僕も、リーマン・ショックで半値になっていたMSCIコクサイのインデックス・ファンドが、毎日利益を上げているのを見るのは気分がいい。さらに、僕はMSCI新興国も2年ぐらいまえにけっこう買っていたので、こっちも毎日値上がりしていて、こうなってくると、経済政策に対する個人の信条は別にして、安倍さんありがとう!という気持ちになってくるというものだ。
それで思ったのだが、デフレとかリフレとか、ほとんどの人にとってはどうでもいいことなんだよね。多くの国民が思っていたのは、不景気なんとかしろってことで、コアCPIが年率で1%ぐらい下がってるから何とかしろってことじゃないんだよ。そもそも消費者物価指数なんて誰も知らないし、誰も関心がない。コアCPIが何かを知っている日本国民なんて1%もいない。0.5%いたらいいほうだ。僕は、PhDを持っていたし、外資系投資銀行に勤めて、社内では経済通で通っていたけど、CPIというのが消費者物価指数のことだと知ったのは、金融機関に入社して3年ぐらい経ってからのことだし、さらにCPIにコアとかコアコアがあると知ったのは、5年ぐらい経ってからだよ。プロ中のプロでもこんなもんだから、ほとんどの国民は物価なんてどうでもいいし、コアCPIが年率-0.5%ぐらいなのが、+1%ぐらいになっても誰も気づかないし、どうでもいいことなんだよね。
さて、安倍首相はこの調子で、アベノミクスの3本目の矢である、成長戦略をドカンと打ち上げてもらいたい。産業競争力会議には小泉内閣でブレインを務めた竹中平蔵氏も加わり、「アベノミクス戦略特区」(高度規制改革・税制改革特区)なるものを企んでいるらしいが、法人税特区で、香港みたいに外資系金融機関が東京に雪崩れ込んできたり、リゾート開発特区で、お台場がマカオみたいになるような、派手なのを希望します。
