こんばんは。藤沢Kazuです。
さて、今日はこの10年の間に日本で最も変わったことと言われれば皆さんは何を思い浮かべますか?

年功序列の崩壊ですか?
格差の広がりですか?
グローバリゼーションですか?

僕は、おそらくこの10年間で日本で最も変わったことは、AV女優の飛躍的なレベルの向上だと思います。
僕はAVにあまり詳しくなく、AV女優の名前はほとんど知らないことを白状しなければいけませんが、それでもラブホに行ったときや、インターネットの動画なんかでたまに見ていますから、それなりにいろいろと理解しているつもりです。

みなさん、ちょっと10年ぐらい前の日本のAVを思い出してください。
出てくる女優はふつうのおばさんばっかりだったのではないでしょうか?
しかも、プレイも普通のものが多かったようです。
ちょっと可愛い女優なら、すぐに週刊誌なんかに取り上げられ、世間の注目を集めることが出来ました。

そして、今のAVを見てください。
ラブホで見るもよし、TSUTAYAで借りてくるもよし、インターネットの動画を集めるもよし。
とにかく、見てみてください。

どうですか?
もはや、アイドルや女優と外見は変わらない子が、毎月、いや毎週のようにAVにデビューしていることが分かるでしょう。
そして、プレイも全くもってハードになりました。
また、AVもグローバリゼーションが進んでいますから、オフショアから配信される、アイドル以上に可愛い日本人AV女優の過激プレイを無修正で簡単に見ることが出来ます。

10年前ならトップAV女優になれたかもしれない女の子でも、今なら企画女優でひとやまいくらで売られていても全然不思議ではありません。
それほどまでに今のAV女優のレベルは高いのです。

いったいどうしてこんなことが起ったのでしょうか?
これは実に深遠な社会現象で、僕もまだ完全に理解できているわけではありません。
しかし、それでも僕なりに幾つかの理由を考えて行きたいと思います。

僕は、これはよくも悪くも、日本でも資本主義や市場経済が浸透してきていることの帰結だと思っています。

市場原理の元では、お金を生み出すものだけが評価され、それ以外のものは価値の無いものとされます。
同じ仕事なら給料は高い方がよく、たくさん儲けられる会社の株価が高くなる。
市場原理の支配する社会は、そんなシンプルな世界観なのです。

10年前は、新卒の学生が外資系企業から2倍の初任給のオファーを貰っても、みんな当たり前のように伝統的な日本の大企業に就職しました。
日本の大企業には安心もありましたし、そして、格もありました。
日本人は、お金では測れない値観に重きを置いていたのです。
もちろん、裏を返せば、これは異質な人間を巧妙に排除する村社会の嫌な面でもあったのですが。

今の学生は、外資系企業やITベンチャーなど、とにかく手っ取り早く金を稼げそうなところに殺到しています。
アメリカ的な"Show me the money!"の文化が急速に広まったのです。
ホリエモンが言っていたように、お金というのはある意味とてもフェアーです。
「お金で買えないものは無い」と言うホリエモンの言葉は様々な誤解を生みましたが、今でも、僕は彼の言わんとしていた事は、とてもまっとうなものだと思います。

お金で買えない物があると言うことは、裏を返せば、家柄だったり、肌の色だったり、学歴だったり、そう言った属性で人間を差別し、そう言った人間がいくらがんばっても絶対に認めなくても良いと言っているに等しいからです。

合法的になるべくたくさんお金を稼いだ奴が勝ち。
資本主義のこのシンプルなルールは確かに一理も二理もあるのです。

そして、日本社会が急速に市場原理に染まっていく中、大人たちを惑わせる少女達が現れました。
援助交際をする女子高生です。
ある少女は言いました。

「誰にも迷惑をかけていないのに、どうしてダメなの?」

売春は被害者のいない犯罪だと言われます。
もちろん、売春は国によっては犯罪ではないところもあります。
日本でも「不特定多数と金銭と交換に性交渉を行うこと」が売春なので、例えば、銀座のクラブの女が愛人契約を結ぶことは「特定のひと」なので犯罪ではありません。
そんな法律論はどうでもいいとして、日本の大人は誰一人としてこの少女の質問に答えられなかったのです。

世の中でお金が唯一の尺度になっていく中、外見のいい若い女が、月に20万円も稼げないOLなんか辞めて、一回カメラの前でセックスすれば100万円貰えるAVに出演してみようと思うのも無理もありません。
一流大学を卒業して外資系の金融機関に就職して、朝から晩まで土日もなく働いているバリバリのキャリア・ウーマンもそんなに稼げないのに、月に一回セックスするだけで100万円。
撮影も単体女優は神様みたいなものだから、スタッフ一同みんなお姫様のように接してくれる。
しかも、AVをきっかけに芸能界デビューだって夢ではありません。

かくして、自分の若くて美しい体を、賞味期限が切れる前に、目いっぱい換金してしまおうと思う美しい女が大量に現れたのです。
資本主義、市場原理の文脈から言えば、彼女達の行動は至極当然で合理的なものです。

援助交際の女子高生にしろ、AVで大金を稼ぐ女優にしろ、こう言ったものは市場原理主義が生み出した悪い面として、非難するべきなのでしょうか?

ここで、僕は自分自身が恥知らずなリバタリアンだと言うことを白状しなければいけないでしょう。
彼女達が自分の自由意志で行動し、誰にも迷惑をかけていないならそれいいじゃないか、と僕は正直に思います。


さて、「なぜAV女優はこの10年の間に飛躍的に美しくなったのか?」と言う問いに対して、終わりなき答えを探す旅はこの辺で終わりにして、次は、この現象をいったん認めてしまい、この飛躍的にレベルが向上したAV女優達が日本社会に与えるインパクトを考察したいと思います。

結論から言うと、僕は日本の社会構造に甚大な影響を及ぼしえると考えています。

インターネットを開けば、ジャグジを捻れば水が出てくるかのごとく、アイドルと変わらない女達が男のあらゆる欲望を具現した行為をそこで垂れ流しているのです。
彼女達は、現実社会では100人に2、3人いるかどうかの美貌を持ち合わせているのです。
言うまでも無く、現実社会でそんな女性とセックスすることは容易なことではありません。

多くの普通の男性にとって、手の届く女性と言うのは100人のなかで50番目とかの普通の女性です。
現在のAVのレベルでは、企画女優にさえなれないレベルです。

そして、このような男達が結婚を考えたとき、それは「AVに出たら、企画女優にさえなれない女に一生を捧げる」と言うことを意味するのです。

現代の日本の法律では、結婚すると圧倒的に女に有利になっています。
慰謝料も財産分与も全て女に有利に働きます。
簡単に言えば、朝から晩まで働いて稼いだ財産の半分は、家でワイドショーを見ている「企画女優以下の」専業主婦が持っていくことになります。

この現実に、世の男達は耐えられるのでしょうか?

僕は、美しいAV女優達が、現在の未婚化少子化にかなりの影響を与えていると睨んでいます。

みなさんは、どんな考えをお持ちでしょうか?