こんにちは。
藤沢Kazuです。

さて、今日は世界の本質的な問題に関して考えてみたいと思います。
僕はぼんやりだけどずっと思っていた疑問があります。
それは「ひょっとしたら今の世界は技術革新が進みすぎていて、実はほんの一部のひとが働けば、あるいは、みんながほんの少しの期間だけ働けば、世界中のひとが食っていけるほど生産性が向上しているのではないか?」と言う疑問です。

と言うのも、僕は生まれてこの方、ひとのためになったと言う仕事をしたことがありません。
言ってみれば全部、虚業です。

大学を卒業するまでは、適当に勉強して、アルバイトして遊ぶと言う生活です。
アルバイトはプログラマーとかしてたのですが、そこで作ってたものは、テレビゲームの通販サイトを作るとか、クリックしたら広告料がもらえるシステムを作るとか、よく考えたら、そんなものあってもなくても人間の生活には全く困らないようなものばかりです。
海外で留学してたときも、教授が国防関連の基礎研究名目で企業やら国やらからお金をもらってきて、そこから僕の給料も払われて、僕はわりと好き勝手に基礎研究をして論文を書いて学位をもらっただけです。
そもそも国防関連なので最終的には兵器の性能を上げるために役立てるのが目的なのでしょうが、そんなことは僕は全く気にしてませんでしたし、多分何の役にも立たなかったでしょう。
そもそも兵器なんで、人間の生活に必要かと言ったら、むしろ全く必要ないです。
でも、お金もらえて、海外で生活できて、好きな研究が出来たんで僕は楽しかったんですが。

それで、今は金融業でトレーディングをしているのですが、これはもう完全にテレビゲームの世界です。
コンピュータを使ってピコピコいろんなものをトレードして、うまくいってもうかればボーナスがもらえて、損したら怒られて最悪の場合首になると言う実に明快なゲームです。
まあ、市場に流動性を供給していると言うもっともらしい正当化も出来ますが、やっぱ虚業ですよ。
金で別の種類の金を買ってるだけなんですね。
僕がひとりいなくなったって誰も困らない。

それで僕の高校とか大学の友達とかを思い浮かべてみても、本当に虚業ばっかです。
経営コンサルタントとか、官僚とか、ゲームプログラマーとか、精神科医とか、弁護士とか、大学教授とか、塾講師とか・・・

まあ、理系なんでエンジニアの知り合いもたくさんいますが、彼らは本当に人間の生活に役に立っているのでしょうか?
僕は虚業ばっかしてて申し訳ないとは思ってますが、それでも社会に害悪を垂れ流す自動車を作っているエンジニアとかに比べたらぜんぜん人間の生活に無害なだけ、僕は立派だと思っています。
だって、日本だけで毎年1万人近くが交通事故で死亡しているのですよ。
ブッシュのイラク戦争だって、2003年から今までで合計で数万人殺されただけだと言うのに。
そう考えると、日本は毎年国内でイラク戦争をしているようなものですね。
狂牛病とか鳥インフルエンザでひとり死んだだけであんなに大騒ぎする国民が、なんでこんなに毎日自動車にはねられてひとが死んでいるのに気にしないのか僕にはさっぱりわかりません。
ついでに言うと、自動車は二酸化炭素を撒き散らす地球温暖化の元凶でもあります。

ところで虚業と言ったらスポーツ選手は完全に虚業でしょう。
北京オリンピックで金メダルを取った水泳の北島康介も、柔道の石井慧も、人間の生活にぜんぜん必要ない。
いてもいなくてもどっちでもいいのです。

話は多少それましたが、このように僕の周りには人間の生活に必要なひとはぜんぜんいないのです。
日本でいったいほんとうに人間の生活に必要な仕事をしている人はどれぐらいいるのでしょうか?
究極的には衣食住にかかわる仕事が実業だと思うのですが、繊維業や農業や漁業や建設業に関わっているひとのほうが、それ以外の仕事、つまり虚業に関わっているひとにくらべてぜんぜん少ないのではないでしょうか。

世界は本当に働かなくても食っていけるほど生産性が向上したのだろうか? その1
世界は本当に働かなくても食っていけるほど生産性が向上したのだろうか? その2