2009年03月29日

AIG社員の最後の手紙(翻訳、藤沢数希)

今、世間でうわさのAIGファイナンシャル・プロダクツのひとりの社員が出した退職願が、ニューヨーク・タイムスにリークされました。
いろんな意味で重要なニュースなので、がんばって翻訳してみました。
ニューヨーク・タイムス:Dear A.I.G., I Quit!

いやー、金融業界に詳しい人が読むと本当に趣深いメールなんですよね。
実は細部まで計算しつくされているメールで読めば読むほどジェークさんは聡明なひとなんだと思えます。
ここに書いてある全てのことが理解できて、ところどころに現れるピリッとした嫌味が分かったら、あなたはかなりの国際金融通ですね。
英語の勉強にもなりますから、いろいろ英語のニュースも検索してみてこのメールのバックグラウンドを全部理解してみましょう。
春休みの宿題です♪

これで有名になったジェークさんがAIGの暴露本でも出して大もうけしたら、MITの奨学金をゲットした以上のアメリカン・ドリームですね(笑い)。
いやー、こう言う抜け目のない人、僕は嫌いじゃないなー。


ちなみにリディさんはAIGの会長に半年前に就任した人です。
水曜日の公聴会で一部の社員を引き止めるために支払ったボーナスに関してボコボコに非難されました。

AFP:AIGの巨額ボーナス問題、CEOが公聴会で苦しい言い訳
CNN:AIG高額ボーナス問題、リディCEOが公聴会で証言
日経新聞:AIGのCEO、ボーナス半額返金を一部社員に要請
朝日新聞:「米全土が憤慨」 AIG公聴会、高額報酬に怒り爆発
毎日新聞:AIG「ボーナス全額返済は不可能」公聴会でCEO


====== 以下、藤沢数希による翻訳 ========

親愛なるリディ・エドワードCEOへ

このような形で辞表を提出しなければいけないことを大変残念に思います。
リディCEOが大変多忙な身であることは存じますが、私の手紙を読む時間を少しでも作っていただければ幸いです。
なぜ私がAIGファイナンシャル・プロダクツ(AIG.-F.P.)を去る決断をしたのか、そして、私たち社員がどう言う状況におかれているのか、少しでも知っていただければと思います。

何よりも最初に申し上げたいことは、私はAIG.-F.P.の株式・商品本部において私が成し遂げた全てのことに対して本当に誇りに思っていると言うことです。
また、AIGをこのような苦境に陥れたクレディット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引に関して、今も昔も私はまったく関与していません。
そして、AIG.-F.P.で現在も困難な仕事を懸命にがんばっている400人余りのスタッフも同様に問題のCDSの取引には全く関わっていなかったのです。
莫大な損失をだしたCDSの取引に関わっていた社員のほとんどはすでに退社してしまいました。
すでに退社してしまった彼らはまんまとアメリカ国民の激しい怒りから逃れることができたのです。

過去一年間の非常に複雑なAIGの解体業務の間、AIGの経営者たちはこの難しいミッションに対する報酬はこの2009年の3月に必ず支払われると繰り返し繰り返し約束してきました。
ところが、我々スタッフは結果的にAIGに裏切られ、心無い政府高官によって極めて不公正な迫害を受けることになってしまったのです。

11年間、AIGに勤務できたことをとても誇りに思います。
このように機能不全に陥ってしまった金融機関において、私は自らの職務をやり遂げることはもはや不可能です。
また、そうすることによって今後は私の給料が支払われることもありません。
リディCEOと同様に、私も1ドルの年棒で働くように言われました。
AIGの危機を救うため、そしてアメリカ政府の救済に報いるため、私はこのことを一時は受け入れることを決意しました。
しかし、このようにAIGとアメリカ政府の両方から非常に不誠実なやり方で裏切られてしまった後では、家族に満足に会うこともできずに毎日14時間働くことを正当化することはもはやできそうもありません。

私はリディCEOとは一度も直接お会いしたことはありません。
そこで、少しだけ私の自己紹介をさせてもらいたいと思います。
私の両親はふたりともいくつもの仕事をかけもちしなければ暮らしていけないような、貧しい鉱山町の貧しい教師でした。
しかし、私は勉学にはげみマサチューセッツ工科大学から奨学金を受けることができました。
私はちいさなアメリカンドリームを成し遂げたのです。

私は1998年に株式のトレーダーとしてAIGに入社しました。
そして、幸いにも私の仕事が認められ株式・商品本部のヘッドになることができました。
商品ビジネス立ち上げのプロジェクト・リーダーになったのは、AIGが崩壊する数年前のことでした。
この間、私のチームはコンスタントに利益を上げました。
実際、多くの年で我々は年間100億円以上を稼ぎ出したのです。
直近では、AIG解体のなか、世界的に評価されている我々の商品指数ビジネスのUBSへの売却プロジェクトで誠実かつ重要な役割を果たしたと自負しております。
リディCEOもご存知のように我々AIGの様々なビジネス・ユニットをこのように売却していくことは、アメリカ国民の税金を少しでも返済するために極めて重要なことです。

AIGに入社以来、私が受け取ったボーナスは全て私の関わったビジネスの収益に厳格に基づくものでした。
その間、大きな利益を上げていた別のチームのCDSトレーディングから、私は一度たりとも恩恵を受けたことはありません。
ところが不幸なことに、AIG株により支払われていた私の老後の蓄えの多くは、最近のCDSトレーディングの莫大な損失のおかげで、ほとんど無価値になってしまったのです。
現在、非常に困難な仕事をしているAIG.-F.P.のほとんどのスタッフも同様に、自分たちには無関係なCDSポジションによる破滅的な損失から大きな被害を受けました。
アメリカの納税者と同様に、あるいはそれ以上に、我々もまたAIGの一部のビジネスによる大きな損失に苦しんでいるのです。

私はリディCEOが無報酬でアメリカ政府の公的な職務として激務をこなしていることを尊敬しております。
私はリディCEOも問題のCDS取引の責任はないことを知っています。
それにもかかわらずリディCEOはアメリカ政府やアメリカ国民からの非難の嵐を受け止めているのです。

しかし、リディCEOもまた我々AIG.-F.P.のほとんどの社員が、甚大な損失をだした問題のCDSビジネスとは関係ないことをご存知のはずです。
それならばなぜあなたは私たちを十分サポートしてくれなかったのでしょうか?
大変失望しています。
私とAIG.-F.P.の社員は先週の水曜日の公聴会で一部の政治家や政府高官、そしてマスコミによるまったくのでたらめで根拠のない非難に対して、あなたが戦おうとしなかったことに「裏切られた」と感じているのです。
リディCEOはニューヨーク州とコネチカット州の司法長官のまったく事実に反する恐喝としか言いようがない発言から我々AIG.-F.P.の社員を守ろうともしませんでした。

私の推測では、リディCEOが去年の10月に我々をAIG.-F.P.に引き止めるための残留特別ボーナスの契約を知ったとき、我々がAIGに残って業務を行うためには正当な見返りが必要だと言うことをよく理解したことだと思います。
だからこそAIGの経営者は10月に、少なくとも3回、特別残留ボーナスは契約通りに必ず支払われると、この困難な時期にAIGにともに残ってくれる社員に繰り返し再確認したのだと思います。

実際、リディCEOは特別残留ボーナスの4分の1以上を約束より3ヶ月も前倒して払ってくれましたね。
このことは我々社員に本当に大きな励みになりました。
もしリディCEOがこの特別残留ボーナスが本当に「不愉快なもの」だと考えていたら当然、このような行動を取らなかったことだろうと思います。
また、リディCEOはAIGのためには特別残留ボーナスは必要なものだと理解していたからこそ、3月13日に全ての支払いを確かに承認したのです。

あなたがCEOになられてからの半年間の間、我々社員は特別残留ボーナスに関しての再交渉を求められたことは一度もありませんでした。
そう、先週の公聴会のほんの数時間前までは。

私の意見では、リディCEOが特別残留ボーナスを我々に支払ったことは非常に倫理的なことであったし、また、ビジネスの上でも非常に先見の明があったことだと思います。
しかし、政治的にはあまり賢いやり方ではなかったのかもしれませんね。
リディCEOは連邦準備銀行、財務省、さまざまな政治家やニューヨーク州のアンドリュー・クオモ司法長官といったいどんなことを同意したのかまったくよく分かっていらっしゃらないのでしょうか?
もし分かって同意していたとしたら、それは大衆や心無い政治家により作られた誤った空気に立ち向かうほどあなたは強くはなかったと言うことです。

そして今、あなたは我々にいったん支払われた報酬を突然に返せと言いだしました。
このような形で社員との信頼関係を突然壊してしまった会社に対して、我々AIG.-F.P.のスタッフはどのように答えるべきなのでしょうか?
リディCEOも想像できると思いますが、我々は大変深く悩み苦しみました。

我々のほとんどが実際に何も悪いことをしていないのだから、「罪悪感」というのは特別残留ボーナスを自主的に返さなければいけないことに対してなんの助けにもなりません。
我々は正式な残留契約に基づき12ヶ月間もの長きにわたり激務をこなしてきました。
よって契約どおり特別残留ボーナスは支払われるべきであり、我々にそれを返す義務はありません。
配管工がパイプの修理をした後に、他の人の電気工事の不注意によって家が火事で燃えてしまったとしても、配管工はパイプ修理の代金をごまかされてはならないのです。

AIG.-F.P.の多くのスタッフが過去半年の間に、AIGよりはるかに安定した金融機関からさまざまなオファーを受けました。
それでも、我々はAIGが社員との契約を尊守すると信じたからこそ、それらのオファーを断ってきたのです。
当然、我々は特別残留ボーナスを突然返せと言われて大きな憤りを感じています。

本当のことを正直に言えば、現在、我々がまだAIGに留まっているたったひとつの理由は、今仕事を投げだしたらいったいどんな仕打ちをされるかわからないと言う「恐怖」だけです。
クオモ司法長官は我々の氏名をテレビで公表して「恥知らず」を見せしめにすると恐喝しました。
コネチカット州のリチャード・ブルーメンソール司法長官も同様に我々を脅しました。
本来なら正式な司法手続きに従い裁判所で追求すべきことであり、司法長官という立場の人間が興味本位のマスコミに言う言葉とは到底信じることができません。

このような状況で、いったい私は何をすればいいのでしょうか?
幸運にもアメリカ経済が好調だった時期に、私と私の家族が暮らして行く十分な蓄えを作ることができました。
金融業界の人間は報酬をもらいすぎだと非難する人もいるでしょう。
私はそのことに関して必ずしも反対はしません。

だからこそ、私は特別残留ボーナスのすべてを、今回の金融危機による世界同時不況で本当に困っている人たちに寄付することにしました。
これは節税対策ではありません。
私は私の給料がどんなものに使われるのかを決める権利があると信じています。
私の当然の報酬が、AIGや連邦政府の暗闇に吸い込まれていくのを見たくないのです。
AIG.-F.P.のささいな報酬の問題が、現在、アメリカが直面している本当に重要な問題から世界中の人たちの目をそらすことに大いに使われてしまいました。
だからこそ、私はその報酬の一部を本当にに困ったいる人たちのために役立てたいのです。

3月16日、私の銀行口座に$742,006.40(源泉徴収後)振り込まれました。
現在、下院で議論されている極めて例外的な懲罰的課税措置により、私が寄付できる金額はこれよりずっと少なくなるかもしれません。
実際、90%の税金を徴収しようとしていますから。
いずれにせよ、私の全ての特別残留ボーナスを寄付した後、どのような慈善団体に私が寄付したかすぐにお知らせしますね。

この決断は私にとって正しいことだと信じています。
そして、まだがんばっているAIG.-F.P.の他のスタッフもそれぞれ自分が正しいと信じる決断ができることを願っています。
心無い人たちの恐喝に屈する形で、彼らが決断してしまうことだけを私はとても心配しています。

リディCEO、私はAIGが再建に成功してアメリカ政府からの公的資金をすべて返済できることを心から祈っています。
そして、AIGのさまざまなビジネスの売却(特にCDSビジネス)がうまくいくことを本当に願っています。
この辞職にともない業務の引継ぎにできるかぎり協力したいと思いますが、それほど長くはAIGに残れないことをご理解ください。
もう私のAIGに対する信頼はこの一週間のさまざまな出来事で完全になくなってしまったのです。
リディCEOからどのようなお返事を頂けるか分かりませんが、少なくともブルーメンソール司法長官は私が「ドアからたたき出される」必要もなく、私の自らの意思でAIGを去ることを嬉しく思うことでしょう。

ジェーク・ディサントス

====== Translated by Kazuki Fujisawa ========

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1. AIG ボーナス問題  [ Source Code of My Life [JP] ]   2009年03月31日 19:41
今日こんなエントリーを見つけたので紹介。 金融日記:AIG社員の最後の手紙(翻訳、藤沢数希) AIGボーナス問題。個人的には、あの非難のされようには違和感を感じていました。非難自体にではなく、メディアの主張が一方的である事に対してです。 ちゃんと説明すれば理解され...

この記事へのコメント

1. Posted by 同業    2009年03月29日 04:25
災難だよな。
俺もCDS関係ないのに、証券会社でデリバやってるって言うだけで犯罪者扱いされる。
2. Posted by banana    2009年03月29日 06:50
学生なので詳しくありませんが、
日本の場合は社員に負担を強いるのは当然で、ボーナスもカットで、
それで経営が立ち直らなかったら破綻ということになりますよね。
会社は連帯責任があると思うので、この社員の主張も一方的だし、
SEOがボーナスをカットしようとしなかったのも、当然美談にすることはできないと思いました。
3. Posted by おっぱいがすき    2009年03月29日 07:05
Kazuさんこんにちは。約束が反故にされたり忠誠心が空回りしてしまうのは、対価に関係なく気分のいいものではないことが分かります。

でも、ディサントスさんがAIGでなくリーマン兄弟だったら、半年前既にすってんてんでもおかしくなかったんだろうし、一介の一般人である彼個人が、億単位のお金の社会への還元され方に文句をブツブツいうのも、やっぱり階級が違うと言わざるを得ないですね。底辺の僕みたいなのは、食費を月1万5千円以内に抑えるためにはどうこうとか、そういうので悩むレベルですからねえ。ディサントスさんがボーナス使った時にかかる消費税の年額半分以下で生活しているらしいことが判明して、けっこう凹んでいます。orz

いろんな所で、いろんな人が、いろんな理由で苦しんでいるようです。

ニューヨーク・タイムズ元記事の方のコメ欄ではアメリカの大衆が何を思っているかも如実に感じられて、そういう意味でも面白い記事です。Kazuさん紹介してくれてありがとう。Kazuさんはアメリカのフェアさにかぶれてるけど、アメリカの庶民だって嫉妬で怒り狂っている人、すごく多いじゃありませんか。ちょいデブなホリエモンを叩きまくるすごーくデブなアメリカ人っていう、なよなよしてガリガリなわりにずんぐりしてる日本人から見れば不思議な構図も普通にありえることがよく分かりますよね、コメ欄見渡すと。

中立性を保つために、この際読者コメの方のKazuさんによるキレイな翻訳もお願いできないでしょうか。僕も “I love tits” を名乗り、ブログコメントのグローバル化に参加するキッカケにしようか考え中です。
4. Posted by 名無し    2009年03月29日 08:33
ブログ: 「ウォールストリート日記」のharry_gさんの翻訳の方が、こなれた日本語で分かりやすいです。合わせてご参照を。

http://wallstny.exblog.jp/9923262/
5. Posted by いつも思うのだが    2009年03月29日 09:32
ボーナスは、ストックオプションで払えば良いと思うのが。

今日の自体に陥ったのは、株主の責任だろ?
6. Posted by か    2009年03月29日 09:36
>>banana
さすが学生は馬鹿だね
馬鹿なんだから発言しなきゃいいのに(何が連帯責任だよ)
それにSEOって何だよ 勉強し直してこい
7. Posted by KazuKazu    2009年03月29日 13:40
つか、元々の給料が不当に高額なんだからボーナスカットでちょうどいいんだよ。たまたまCDSに関わってなくても虚業なのは同じだ。
8. Posted by 無能学生@金融も勉強しようかな    2009年03月29日 14:17
利益が出たときは自らの貢献や影響を殊更に主張
損失が出たときは責任の無関係を殊更に主張

別に専門知識なくてもこの2点だけ踏まえておけば、金融関連の記事も読めてしまいます。
9. Posted by ぽにょ    2009年03月29日 16:23
この退職氏が頭が良いのは、NYTに大々的に取り上げられることによって、バークレイズキャピタルあたりからお声がかかるということ。
10. Posted by いちおう金融    2009年03月29日 16:37
>読めば読むほどジェークさんは聡明なひと

笑。そもそも、ジェークとやらは、他部門の仕事が、信用創造や利潤の内部留保を通して、一見無関係の自分たちの次のビジネスのタネになっていることを理解しないと。

商品トレーディングだって、今までは、損失を出した部門のおかげでBSを膨らますことができたからこそ、でっかく大儲けできたんじゃないですか。それを損したからって無関係と途端に言い張るとは。

世の中で、他部門の業績と分離されて報酬が払われる潰れかけの会社が、どのくらいあるんですかね?。

ある家電メーカーが、新商品のために新工場を建設して、それがコケて、会社が傾いたとしますよね。キャッシュ確保のため、全社でボーナスカット、リストラは当たり前のことですし、そうしないと銀行は金を貸しませんよ。今のAIGとおんなじですよ。

ま、辞めても、もうAIGほど、商品相場を大きく張れる仕事にはつけないでしょうね。何しろ、クレジットクランチ→規制強化で、金融機関のBSなんてもう、しぼみっぱなしなんだから。どこへでも勝手に行けば。大儲けはいずれにせよ、おしまい。

聡明どころか、頭の巡りが悪いとしか思えない。
11. Posted by ただの    2009年03月29日 16:45
覗き見主義。
そうか、これは、週刊誌なんだ。
知性が無くて、当然なんだ。納得。

組織と個人。
すべてはここからはじまる。

一度、真剣に考えてみて。

人生変わりますよ。
12. Posted by nanashi    2009年03月29日 18:55
      /   \ , , /\
    /    (●)  (●) \
     |       (__人__)   |     貧乏人とは関わるな!
      \      ` ⌒ ´  ,/   統計的にうまく処理して俺たちの巨万の富を
.      /⌒〜" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ   貧乏人にかなり低い金利で貸してやってるのだー
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃

\____    _____________________/
        \/
      / ̄ ̄\ <って言ってたよね・・・君。
    /       \      ____
    |::::::        |   /      \
   . |:::::::::::職安  |  / ⌒   ⌒  \   
     |:::::::      |/  (●) (●)   \  こんにちは。藤沢Kazuです。
   .  |::::::::::::::    } |    (__人__)     |   貧乏人にお金吸い取られちゃいました。
   .  ヽ::::::::::::::    } \   ` ⌒´     _/    パソコンで求人検索したいんですが
      ヽ::::::::::  ノ   |           \   
      /:::::::::::: く    | |   藤沢   |  |
--―――|:::::::::::::::: \-―┴┴―――――┴┴――

13. Posted by 序ノ口だろ    2009年03月29日 22:35
支払われないボーナスの額面が提示されるだけ救いがある。
俺なんか吸収された会社の社員と言うだけで…
トップセールス記録し続けても数字は上の人間が分け合い、俺はいつまでもカス顧客&赤字社員。上の人間は俺が獲ってきた優良顧客を自分の手柄として発表する。
なぜ辞めないのかって?
この年で役職もなくセールス記録も書けないから書類選考が通らないんだよ(笑)
14. Posted by 外銀    2009年03月29日 23:09
最近クラブネタはないですか?
15. Posted by 名前忘れた    2009年03月29日 23:57
海外で働けば解決

どうぞ!どうぞ!
16. Posted by 通りすがり    2009年03月30日 00:11
私は、英文だと冷たく感じるのですが
こうして和訳されているのを読むとちょっと印象が違いますね。
感謝しています。

春休みの宿題です♪
の解答も当然楽しみにしています。


もっとも冷たく感じたのは、目線が叩く方にあるからかも知れませんけど…
17. Posted by 名前忘れた    2009年03月30日 00:20
外資系で困るのは、再就職先が無くなることだろう。
後は、今まで外国で知識を得ていたエリートの事だが、今までのプライドの元になっている知識が非難されるんだから腹が立つだろう。
トレーダーなら独立すればいい。
自分の金と会社の金は違うが、そんなに自信があるならやればいい。
能力のある人たちとチームを作って日本から出ればいい。

それなら博打の損は自分たちの責任になるんだから世論もこんなに荒れる事はないだろう。
AIGの例のような個人の契約なんかハッキリ言って部外者には知ったことじゃない。
「慰めて欲しいのか?」と笑う。正しいことなんか世の中には無い。
トレードの損に税金を使うようになっているのが腹が立つんだけだ。
それにエリートなんか信用してない。
「狡兎死して良狗烹られ、高鳥尽きて良弓蔵められ、敵国破れて謀臣亡ぶ」

英国の40年国債入札も札割れだったし私の仕事は非常に面白くなる。
「銭があれば何でも解決する。頭良いんなら違う方法を考えてみろ」
と思っているだけだ。金融地域外の人は。
18. Posted by lulu    2009年03月30日 00:29
少し話はずれますが、あなたの何が本当で何が嘘なのか、少しづつ分かってきました(笑)。
カズさんのブログが大好きで、日本にもこういう人いたんだ、と思って正直安心することも多々あります。特に、外側から日本を眺めている者にとっては、同感する内容が多いです。
なので、カズさん叩きをしたい訳でもないのではっきりとは申しませんが、海外でtop10以内のphdとっているなら「その発言はしないよ」ということが見えてしまいます(笑)
19. Posted by 研究者    2009年03月30日 01:25
負け犬の長ったらしい駄文に使う時間があるとは・・・
運が悪い人間に付き合う奴は暇人か偽善者だけだぞ
そんな暇あったら次の金融商品でも考えろよ

だんだん藤沢さんが馬鹿に思えてきた
20. Posted by パラフィン    2009年03月30日 04:54
カズさんお願いです!
今回の危機も含めて金融についての本を書いて下さい☆

21. Posted by とくも    2009年03月30日 08:08
翻訳ありがとうございます。
22. Posted by 流民    2009年03月30日 08:14
ジェーク・ディサントスって人は馬鹿かよ

クレディット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引にかかわってた人をあんたが糾弾したらいい話。
ボーナスが貰えるかどうかはそんなの経営者判断だろうし、会社が潰れたらボーナスが貰えないなんて子供でもわかる話だろうよ。

この人も退社して起業でもしてみたら世の中の本当の理不尽さや、不条理さを身をもって感じられるだろうよ。

正しいから、結果を出してるから、社会に貢献してるから、といって正当に評価されることなどはこの世ではあり得ない。
しかし、正しい人、結果を出してる人、社会に貢献してる人を評価できるような会社を立ち上げることはできる。
しかし、その会社の立ち上げという偉業もまた社会から正当に評価されることもない。つまり自分が苦労したぶんだけ損ってこと。

人生は結局のとこ自己満足の問題。
これ大人の常識。
23. Posted by sugari    2009年03月30日 12:02
本文はいつもつまらんですが、コメント欄がおもろいので、つい見てしまいます。ある意味、カズさんの術中か。笑)
24. Posted by ワロタ    2009年03月30日 12:21
カズさんのアンチ沸いてて笑いました。
でも俺は個人的にカズさんの観点とか大好きだし、「なるほどそう考えるのか」って思うこと多々あります。

アンチは学生とか国内銀行の新入社員がエリート外銀社員に扮してるだけだと思うので気にしなくていいですよ、
25. Posted by ????    2009年03月30日 14:38
おもしろかった
表面的にしか理解できてないだろうから本当のおもしろさはわからないだろうけど
ところで、なんで自己紹介に福山? 願望?
26. Posted by 一意見として    2009年03月30日 14:56
ジェークの事業部が年間100億アベレージで稼いでたとして、それはその事業部の100%手柄なのか?

AIGというハードウェアの中で動いていたソフトだからその結果が出たとはいえないのか?

巨大がゆえにとてつもない額の資金調達やネットワークが可能なわけだし、それらが元手となって年100億っていうパフォーマンスを生み出しているわけでしょ。

その代わり巨大(なおかつ複雑な)組織がもつリスクっていうのは中の社員は受けるというのは不当なことなの?

儲かってるときはストックオプションで(どうせ市場で現金化してる)大損こいたときは自己資本増強(これはほとんどインサイダー以外の一般株主が損をすること)っておかしいと思う。

もっともすべての原因は短期利益増大主義なわけで、この構造が続く限り「儲けているときは会社に在籍して利益を享受する」「損したら会社をトンズラ」っていうモラルハザードは続くと思われます。

ジェークの言っていることが本当なら逃げたCDSトレーダーを公表するようにジェークが働きかければいいじゃん。
27. Posted by Key    2009年03月30日 15:41
これは、『連帯責任』と取るか、あくまで具体的には関わっていないのだから『無関係』と取るかで意見が分かれますよね。
日本人は前者、アメリカ人は後者が多い気がします。

あと、CEOとSEOの区別もつかない学生がこの日記を見てることに
大分驚きました。

ちなみに僕は後者ですね。
28. Posted by 無能学生@あと2日・・    2009年03月30日 16:15
ホリエモン氏が何度もkazuさんのブログを取り上げています。
あの人は何度も取り上げるということは会いたがってる証拠です。
一度お会いしたらどうでしょうか?
29. Posted by 大牟田    2009年03月30日 17:54
結局ブーたれてるだけでしょ
こんなのよりホリエモンの言い訳のほうが趣深いし
気の毒にも思えるけどな
30. Posted by あほらし    2009年03月30日 18:06
こんなくだらねえ負け犬の遠吠えを訳してるとは、
あんたもよっぽど暇なんだねえ。

会社に属している以上、それによるリスクは想定できたはずだろうし、
あれだけ大問題になってたAIGに残ったらどうなるかなんて素人の私ですらわかる。

そんなに有能なら、さっさと会社を出て勝負すりゃいいじゃん。

ほんまアホらし。
31. Posted by ゆーた    2009年03月30日 21:21
なるほど、事情はなんとなくわかった。

でも実際破綻してたら何もお金は出ないわけだから、

ボーナスはCEOがポケットマネーで補填する位が妥当かな。


税金は今後の予算と不良債権にのみ使わないと。


経済は感情で動くんだからさw
32. Posted by ジオ    2009年03月30日 23:26
日本もほとんど冤罪な小沢に連日の辞任要求報道ばかりなのに
海外は海外で大変ですね。

結局報道は真実を伝えるのではなく
権力によってその姿をゆがめられてしまう物なのでしょう。
33. Posted by geraldine9    2009年03月30日 23:45
まあジェイクさんは一社員なわけだし、労働対価を受け取る権利はある。
役員以上は経営責任があるから、受け取れないね。

あとは、当事者責任を明確にするだけでしょう。

それに彼は本当に困っている人に寄付すると言っているわけだから、
大いに尊重しましょうよ。
34. Posted by 学生    2009年03月31日 00:00
うーん、ジェークさんも気の毒だけど、他に手段はあったのじゃないかなぁ
様々なアメリカのメディアにリークしたら十分に爆発する爆弾であるとおもうけれど

リスクを共有するのが企業の有り方だと思っていましたが。

オバママンセー風潮のメディアではそれを切り崩すようなことは難しいのかしらねぇ
35. Posted by ヤミー    2009年03月31日 00:14
〉いちおう金融さん

内容を読んでいる限り金融に勤めているとは思えない。

トレーディングは基本的にBSは膨らまない。アメリカ人はROEを気にしますよ。負債大きくてもトレーディングで大きく張れる理由にはならない
36. Posted by 某チーフエグゼクティブオフィサー    2009年03月31日 00:37
AIGに寛大過ぎた理由は「CDSの破綻を防ぐ為」。ただそれだけです。
米国政府にしてみればCDSさえなければこんなことにはならないので、かなり高圧的になって当然だったのでしょうが、悪玉CDSを容認したこと自体に問題ありきです。はじけにくいバブルが必要だったのでしょうね。
さて、この手紙を読むにつれて彼らの言い訳の根底にあるものが垣間見えるので、大変に興味深く読みました。彼らを非難している人たちが多いみたいですが、そりゃ〜通らないわ。それだけの事をやってきた連中を評価しないといけないし、彼らの言い分も理解してあげることも必要です。良い悪いを別としてね。個人的には理解に苦しむところもあるけど、AIGっていう企業の規模を考えると、匹敵する企業が日本にあるのか?無いですよ。世界のAIGに働いている自分を想像して???てください。そして外野からブーイング出たら引っ込みますかね?それまでの意地ってやつもあるし、プライドもあるでしょ。だから彼らを見るパラダイムをもう少し変えてみてはどうですか?心が貧しい人の遠吠えにしか聞こえませんね。
CDSがもし破綻すれば今までに経験したことがない超大恐慌になります。
バフェット氏も一日でぶっ飛びますよ。そんな過渡期にあって非難する人たちの神経がわからん。無責任な外野席にいる酔っ払いのヤジに似ていると思いますよ。
37. Posted by ぽぽやん    2009年03月31日 01:11
最近は、責任を誰が取るか・・・当事者じゃない誰かってパターン多い。
肝心の悪い奴は先に逃げ出して、ちゃっかり私腹を肥やしてる。
日本だって同じだ、郵政が民営化で美味しい汁が吸えないとなると、ペーパーカンパニーに1000円で売って、4000万?で転売。
本来は、悪い事した奴まで遡って金回収するような社会にしなきゃ、健全になるわきゃない、ほりえもんなんて騙した金で私腹を肥やしたくせに、未だに億万長者って何??
死刑の時効延長と、金の遡り回収は是非実現して欲しいものだ。
二重三重の天下りで、不正に受け取った公務員や官僚の給料や年金を遡って回収すれば、税金上げる必要なんかないだろう。
38. Posted by t-tanaka    2009年03月31日 10:39
今回の法案は「25万ドルを超えるボーナスについて100%課税」だとおもってのですが
違うのでしょうか? 課税されても手元には最低25万ドルはのこるはず。

年間25万ドルものサラリーをもらっておきながら,

>家族に満足に会うこともできずに毎日14時間働くことを正当化することは
>もはやできそうもありません。

とかいうのであれば「ふざけるな」の大合唱があびせられても
仕方ないと思いますが。
39. Posted by AN    2009年03月31日 11:47
皆さんこの社員の是非を討論されているようですので、別の見方を一つ。

私も投資銀行で働いていますが、投資銀行系で働いてる人間の発想は上でもどなたか述べていますが、

>>利益が出たときは自らの貢献や影響を殊更に主張
>>損失が出たときは責任の無関係を殊更に主張


が全てです。私達は自分達の行っていることがとてつもなく期待値の高いギャンブルであるということを十分認識しています。寄付の額が多いのもそのためです。


>>配管工がパイプの修理をした後に、他の人の電気工事の不注意によって家が火事で燃えてしまったとしても、配管工はパイプ修理の代金をごまかされてはならないのです。


投資銀行系のギャンブルというのは基本的に一人もしくはチームなどの少数精鋭ですので、自社で生み出した損失とその後始末という関係が→パイプ修理と関係のない人の不注意という発想になります。この業界に長くいると本当にそのような考えになってしまいます。
40. Posted by えっと    2009年03月31日 12:36
大儲けして、でっかい家に住んでいたら、
そのでっかい家を担保に、さらにでっかいディールしてんだろうな。
これが人間っていうもんです。

ま、多少は、贅沢しているかもしれないけど、
一度、ディールの魔力を知った人間は、死ぬまで、です。
とくにアメリカ人はそういう人たちです。

そもそも、アフガニスタンとかに萌えたりするぐらいのだから。
これからも、すごい火事がボーボーとなって、
すべて燃やしつくすまでやらんと終わらんのです。

ま、目安は、兵隊への報酬が減額せざるを得なくなったとき、

 大炎上でしょうね。

なんか目前のようで、怖いなぁ。
41. Posted by ニュートリノ    2009年03月31日 12:47
フェアじゃないな。実にアンフェアだ。


42. Posted by GS 為替エクイティー    2009年04月01日 01:57
>>いちおう金融さん
論外。ヤミーさんのコメントをよく読みましょう。
43. Posted by T    2009年04月01日 09:35
コメント書いてる人達はディサンティス氏が1年で給与1ドルしか受け取ってないと言う部分は読めないの? 相当馬鹿でしょ?

当初の”契約”で、給与は年間で1ドル、でもボーナス(というか残留特別手当)は74万ドルという形だったのに、いざそのボーナスを受け取ったら契約の事を前から知っていた議員や法務長官から非難され、CEOも守ってくれいという不当な仕打ちに対して怒っている訳で、連帯責任とか、馬鹿みたいな話は一切関係無い。
44. Posted by th    2009年04月01日 15:09
米欄ひどすぎワロタwww
エリートとか金持ちっていうだけで非難の感情が生まれる風土、どうにかしろよw
45. Posted by key    2009年04月01日 16:12
Tさん
何言ってるんですか?
そんなことは皆解ってるんですよ。
まず、日本語を勉強しましょう。

上記で連帯責任云々と言ってる皆さんは、
その『契約』について連帯責任だと自覚がある人なら
特別残留手当は可笑しいと思うだろうって言っているんであって(良し悪しは別)
あなたの言う、D氏が不当な仕打ちをされて怒ってるとかいう個人問題は、それこそ一切関係ありません。
あなたは、この手紙に表面について話しているんですよ、
皆さんは、この手紙の問題点について話しているんです。

バカはだまってりゃいいんです。
46. Posted by k2    2009年04月05日 12:31
2 なんつーか。現金以外の金融商品ってやっぱ恐ろしいな。 目に見えない商品って別に金融だけじゃないけど。彼の手紙を読むと、なんというか怒りとも悲しみとつかないような不可思議な感情が沸き起こります。こういう手紙を読む機会を頂いたこのブログに感謝。
47. Posted by 七誌    2009年04月06日 18:02
これからの家族を養える蓄えがあるという時点で萎えた
48. Posted by 馬鹿で無知なぽぽやんへ    2009年04月11日 00:33
騙した金で億万長者?w 脳に汗してハンパないリスクを背負い成功した堀江をねたむ貧農民が自分の嫉妬心を和らげるために作り出した都合のいい難癖だなw こういうマスゴミの捏造報道を真に受ける馬鹿がいるから検察はいつまでたっても関東軍のままなんだろうなw AIGの残務処理に忙殺されてる社員を非難してるマスゴミやそれに踊らされてる阿呆のAIG叩きってまんま日本の堀江叩きに似てるな。 日本もアメリカも心も財布も貧弱な馬鹿の増大を阻止して頭のいい有能な人間が正当に評価される社会にしなければいけないな

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