8月6日は広島に原爆が落とされた日です。
それから3日後の9日には長崎に原爆が落とされました。
オッペンハイマーをリーダーにアインシュタインやボーア、フェルミ、ジョン・フォン・ノイマン、ファインマンと言った、物理学を勉強した人なら誰でも知っている天才たちが原子爆弾の開発プロジェクトに関わりました。
そしてこの人類の壮大な実験で広島と長崎の何十万人と言うひとが死んでしまったのです。
大変忌まわしく悲しい出来事でした。

このことが正しかったのかどうかと言う問いはあまり意味がないかと思います。
「正しい」と言う言葉に正確な定義はなく、それは必然的に政治的なものにならざるを得ないからです。

僕は不謹慎な言い方で気分を害する方もいるかと思いますが、結果的に核兵器は人類にものすごい平和をもたらしたと思っています。
核兵器が出来てから先進国同士の戦争と言うのは有り得なくなりました。
現在、この地球上にはすでに地球を100回以上破壊する核兵器があると言われています。

核兵器が配備された後の世界では、大国、先進国同士で「本当」の戦争は起こらないのです。
なぜなら核ミサイルのボタンを押せば、それで全てが終わるからです。
いくら戦闘機の性能を競っても、いくらすごい戦車を作っても全く意味がありません。

10問出題されるクイズ番組で1問目から9門目まで1点なのに10問目だけいきなり一発逆転の100点みたいなものです。
9問目までの過程はまったく意味がないのです。

よって最近の戦争は政治ショー以外の何物でもありません。
核が世界中に広がってから起こった戦争では、死んだ人数はほとんどが数百人〜数千人で、あのイラク戦争ですら数万人しか死んでいないのです。
日本では交通事故で毎年1万人、自殺で毎年3万人死にますから、戦争なんかより日本に住んでいる方がはるかに怖い。

アメリカでは戦争のさまざまな戦略を高度な数理シミュレーションで様々な角度から研究していますが、そんそなことしなくても小学生でも核兵器があったらボタンを押すだけですべておしまいなことぐらい分かります。
だから「本当」の戦争はぜったい起きない。

僕達は良くも悪くも核兵器に感謝しないといけないのかもしれません。