2009年08月15日

貨幣数量理論 - Quantity theory of money -

今日はずっと前からいろんな経済学者がさかんに主張しているインフレーション政策や、フリードマンの金融政策の主張の背後にある、驚くほど簡単な理論について考えたいと思います。
それはたったひとつの数式ですべて表されます。

 MV = PY (Quantitiy equation)

ここで、Mは世の中に出回っているお金の総量(マネー・サプライ)、Vは世の中で1年当たりにお金が何回使われるか、つまりお金が何回自分のご主人さまを変えるかを表す取引流通速度です。
右の方のPはモノとサービスの平均単価で、Yは世の中で1年間に生産されるモノとサービスの総量です。

理系のために物理学の次元の話をすると、Mは[円]で、Vは[1/年]で、Pは[円/個]でYは[個/年]です。
ここではモノとサービスは一個一個数えられるとして個と言う単位にしてみました。

ここでPはGDPデフレーターで、Yは実質GDPと考えれば、PYは名目GDPだと分かります。
名目GDPとか実質GDPはまた今度説明しますが、名目GDPは国内で生産されたモノとサービスの総量をお金に換算したもので、実質GDPはそこからインフレとかデフレとかの物価の変動を取り除いたものです。

要するにこの式は、

 マネー・サプライ x 貨幣流通速度 = 名目GDP = 物価水準 x モノとサービスの総量

と言うことを言っているわけです。

この関係式は理論でも何でもなくて常に成り立つ恒等式です。
高等式と言うのはA+B=B+Aみたいに常に正しい関係を表す式のことです。
常に成り立つようにそれぞれの変数の意味を定義してあるので、この式自体は完全に正しく、この式が何かを主張する分けではありません。
左辺が1年に使われたお金の合計を表し、右辺がそれは1年で生産されたモノとサービスの金額の合計と同じだと言っているだけです。
ちなみにGDPの計算では作ったけどあまってしまったモノは在庫に投資したとして処理されるので、売れ残るモノがあってもこの等式は成り立ちます。

しかしここでV、貨幣流通速度がほぼ一定だと考えれば、この式は急に偉大な理論に昇格します。
1年間にパンを買う回数も家賃を払う回数も、そんなに変わるものではないだろうと考えるのです。
もちろん景気がいい時はお金がたくさん回りますし、景気が悪くなるとお金の回りも悪くなりますが、貨幣流通速度は概ね一定だと考えます。
国内で生産するモノとサービスの総量、つまり実質GDPは経済の実力を表すものですが、これも年間数%成長したりしなかったりするものなのでそれほど変化するものでもありません。

そうすると結局のところ物価と言うのは中央銀行がコントロールするマネー・サプライでほとんど全部決まるじゃんと言う話になります。
マネー・サプライを2倍にしたら物価も2倍(貨幣の価値が半分)になります。
マネー・サプライを半分にしたら物価も半分(貨幣の価値が倍)になります。
株式分割して発行済み株式数を2倍にすると株価が半分になるのと同じですね。

そこでミルトン・フリードマンのように市場の力を信じる経済学者は、政府や中央銀行は恣意的に財政政策をしたり金融政策をしても経済は混乱するだけで何もいいことはない。
中央銀行が粛々とマネー・サプライを経済の成長と同じ程度の割合で毎年増やしていくだけで他の余計なことは何もするなと主張しました。
これが物価を安定させ、経済を安定的に成長させる最も正しい方法だと言うのです。
つまり、政府も中央銀行も自由な経済活動に口を出すなと言うことです。

また、日本は過去15年以上もデフレで苦しんでいた時に、インフレーション政策を唱える多くの経済学者は「なんで日銀はどんどんマネー・サプライを増やしてデフレを止めないんだ? 日銀はアホでバカで間抜けだ」とめちゃくちゃこき下ろしたのです。
バーナンキやクルーグマンも日銀をこき下ろしていました。
この式からデフレは右辺のPが毎年下がってく現象で、それを止めるには左辺のMを上げるだけだと言う分けです。
日本国民の多くはデフレで苦しんでいるのにどうして日銀はそんな簡単なことができないのかとか思ったのです。

FRB議長のベン・バーナンキが「日本はお札を刷ってヘリコプターからばら撒け」と言ったのはあまりにも有名です。
それから彼のあだ名はヘリコプター・ベンと呼ばれています。

しかし、日銀が大きな副作用を伴わずにマネー・サプライを増やすのはなかなか難しい事情があるのです。
それでは、次回はなぜそれでもデフレが止まらないのか考えてみましょう。


参考文献
マンキュー マクロ経済学、入門篇
クルーグマン マクロ経済学
資本主義と自由、ミルトン・フリードマン

kazu_fujisawa at 12:42│Comments(38)TrackBack(0)この記事をクリップ!ファイナンス原論 




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この記事へのコメント

1. Posted by マスマティックス   2009年08月15日 12:56
なるほどね。
前回とこれととかが経済学って奴ね。
100%正解じゃないね。
俺も暇じゃないから全部指摘してあげれないけど。
藤沢君は暗記が得意だったんでしょ?
で、ハーバードか東大に行ったの?
ちょっとこの調子でノーベル経済学賞とか教授連中に受賞させてちゃマズイね。・・・
対策練っとくよ。
数学で万物を解く行為は俺も大好きだし。
興奮してきたよ。
期待しないでね。
2. Posted by yuji   2009年08月15日 13:10
5 お盆の暑い中、
勉強になります。
3. Posted by ピーチ姫   2009年08月15日 13:45
素人にもわかりやすく解説できる藤沢氏を尊敬しています。
4. Posted by 英ちゃん   2009年08月15日 14:16
えーーー!すごいいいところでいつも終える。
なんかテレビCMを思い出すなぁ。
5. Posted by ちょっと思ったこと。   2009年08月15日 17:39
コメントするやつ、専門的な知識持った上でのコメントしろよ。議論にきちんと絡ませてくれ。勉強になりました!ってコメントばっかり続くとなんだかなー、って思う。
6. Posted by ポピ   2009年08月15日 20:17
日銀はマネーサプライ自体を増やすことはできないでしょう。

日銀が増やせるのはベースマネー。
まずベースマネーとは日銀の当座預金と発行銀行券のこと。それが市中に出回り、「信用創造」という手順を踏んでマネーサプライに化けるのです。

信用創造とは何かと言うと、
たとえば、Aさんは100万円持ってる人がいます。そのうち90万円をBさんに貸します。Bさんは90万円のうち81万円をCさんに貸します。こんな感じでどんどんお金がいろんな人たちの手に渡っていくのです。もともとはAさんの100万円しかないのに、今はAさん、Bさん、Cさんのお金を全て足すと271万円です。この271万円がマネーサプライです。お金が多いように錯覚するのです。
不況の今はAさんはお金を貸そうとしません。つまりずっと100万円のままなのです。

結局こういうときは日銀の金融政策よりも財務省の財政政策、あるいは雇用の確保により心理的にお金を使いたくなる、貸したくなるように仕向けるしかないのです。
7. Posted by うんこでそう   2009年08月16日 02:50
>6
マネーサプライとは、市中に出回っている現金通貨+要求払い預金(当座預金や普通預金のように流動性の高い資産)のことですよ。

信用創造とは銀行システムを通すことによって要求払い預金が増えていくプロセスのことです。確かに今は不況によって貸し倒れリスクが意識されクレジットクランチが生じてしまっている状況なので、十分な信用創造が起こるのは難しいですよね。

しかし日銀が日本銀行券を刷ることが必ずしも信用創造につながるわけではない(という風に解釈しました)というのは確かにそのとおりですが、現金通貨の増加分は確実にマネーサプライは増加します。またいくら不況だとはいえ信用創造が全くゼロなどという状況は実際にはあり得ないので、現金通貨の増加分×貨幣乗数の分だけマネーサプライが増加することになります。

確かに財政政策によって消費者心理に十分な影響を与えることができれば結果的に信用創造を引き起こせるかもしれませんが、金融政策によって直接マネーサプライをいじくったほうがより確実だということです。
8. Posted by 通りすがり   2009年08月16日 04:29
次のポストは、liquidity trapですか??
9. Posted by ポピ   2009年08月16日 09:20
>7
ベースマネーを増やせばマネーサプライは確かに増えることは増えるでしょう。
信用創造がゼロでないことも確かです。

ただ、今は不況ですが、もし景気が回復して金回りがよくなりすぎると、信用創造のシステムが働き過ぎてマネーサプライが一気に増えてしまします。するとハイパーインフレが起きます。(ハイパーでなくともかなりのインフレでしょう)

インフレとはお金の価値が下がるわけですから、紙幣を刷ってる中央銀行の力が弱くなることでもあります。それに現金より不動産などを所有してる人達が大儲けしてしまい不公平です。
このような理由から日銀は一気にはベースマネーを増やそうとはしないのです。
10. Posted by d63Dfre80   2009年08月16日 09:24

最近、本線に戻って来たようですね。
いい傾向です。
この調子で、頑張ってください。
11. Posted by きー。   2009年08月16日 13:02
まず、MV = PY で全て網羅できていなければならないが現実は網羅できてない。

上記現実が誤差範囲内かどうか?

裏社会。麻薬。脱税等。

結局現実に人間が式通りに動かなくちゃいけないんだよ。

どうやって人間を式通りに動かすか?そこが大事。

または、人間は式通りに動かない場合(これが現実なんだけど。・・・)その対処。

12. Posted by うんこでそう   2009年08月16日 14:51
>9
どうも発言の趣旨が一貫されておられないように感じるのですが。。。

>6 結局こういうときは日銀の金融政策よりも財務省の財政政策、あるいは雇用の確保により心理的にお金を使いたくなる、貸したくなるように仕向けるしかないのです。
とありますが、つまり「政府は財政政策によって信用創造プロセスを刺激して(=貨幣乗数を上昇させて)不況を脱却せよ!」という主張ではないのでしょうか?
不況(デフレ)を脱却するために貨幣を増発してマネーサプライを増やしてインフレにしろという主張に対して、景気が回復してインフレになったら困るというのはナンセンスというものでしょう。いわゆるマネタリストが主張しているのは安定的なマネーサプライの増加であり、ヘリコプターで紙幣をばらまけと言ったのはそのような政策をほとんど取らない日銀に業を煮やしたバーナンキが皮肉をこめて言っただけのことです。
13. Posted by うんこでそう   2009年08月16日 14:52
続き

また信用創造によるマネーサプライの増加は貨幣乗数倍に限定されるので、莫大な額の現金通貨を発行しなければ大幅なインフレは起こりようもありません。
ハイパーインフレが起こるのは、国が借金をできない状況で財政赤字を補うために通貨発行益(シニョレッジ)を行使していわゆるインフレ税を課すような時に限られます。

あと>「現金より不動産などを所有してる人達が大儲けしてしまい不公平です。」とありますが、不動産などを所有していると儲かるのならば、現金ではなくそのような資産に移し替えればいいだけではないでしょうか?機会の平等は保障されているのでそのような結果だけを取り上げて不公平だというのはナンセンスです。儲けたいのなら日銀に頼らず自分でリスクを取りましょう。
14. Posted by 通りすがりA   2009年08月16日 17:00
ハイパワードマネー(ベースマネー)を増やしても、
金融機関内で滞留してしまっていては、
マネーストック(マネーサプライ)は増えない。
不況なので、企業は投資せず、借金返済するから、
信用収縮して、マネーストックは縮小してしまう。
某経済アナリストはこれをバランスシート不況と呼んだ。
金融機関による貸し渋りや貸し剥がしがこれに輪をかけた。
そして、日銀がいくら金融緩和したところで、金融機関は
貸し出しを増やさず(増やせず)、国債などの購入でお茶を濁すばかり。
しかも、実際には日銀はここ数年にわたり、ハイパワードマネーを減少させてきており、
デフレ脱却に積極的だとは到底思えない。
財務省も財政出動には慎重な姿勢をずっと続けているから、
金融政策も財政政策もデフレ脱却とは反対策をとり続けているとしか思えない。
財政難という理由で財務省の気持ちは分からなくもないが、
日銀がFRBと同じような積極策を採用しない理由が理解できなかった。
だから、「日銀が大きな副作用を伴わずにマネー・サプライを増やすのは
なかなか難しい事情があるのです」という一文に対するカズさんの
解説が楽しみ。
15. Posted by aaa   2009年08月16日 18:05
貨幣流通速度だと中古の売買も含まれるけど、GDPの計算には中古の売買は含まれない。

だから、ここは所得流通速度にすべき。
16. Posted by ポピ   2009年08月16日 22:11
>13
私は今あるベースマネーを元に景気を財政政策で刺激して信用創造のしっかり根付かせるべきだと主張してるのです。「ベースマネーを増やしてマネーサプライを増やせ」とはどこにも書いてません。それこそ金融政策です。

別に首尾一貫してないわけではありません。

それと不動産を所有する者が儲かって不公平というのは、インフレはまずストックすなわち株価や不動産に現れ、徐々にフローすなわちCPIに現れる時差について指摘してるのです。藤沢さんが以前述べてましたが、日銀の恣意的な判断で
不動産を持ってる者にお金が多く流れるのはやはり不公平であるということです。そして日銀という立場上、それはしたくないでしょう。私個人の意見ではなく日銀から見た場合の話です。
17. Posted by 理系です。   2009年08月16日 22:36
経済については、まだ勉強中ではありますが、
説明に違和感がありましたので
コメントさせていただきます。

> しかしここでV、貨幣流通速度がほぼ一定だと考えれば、この式は急に偉大な理論に昇格します。
> 1年間にパンを買う回数も家賃を払う回数も、そんなに変わるものではないだろうと考えるのです。

ということですが、
貨幣流通速度Vがパンを買う回数とイコールいうのは、誤解ではないでしょうか?

私の感覚では、マネーサプライMが2倍になって、パンを買う回数が変わらなければ、
貨幣流通速度Vは半分になると思いますが、いかがでしょうか?

たとえば、次のような例を考えるとわかりやすいのではないでしょうか?
ただし、ここでは、物価は変わらないとし、また、Aさんはパンのみを消費するものとします。

(1)通常時
Aさんの持っているお金:100万円
年間のパンの消費:100万円
V = 100/100 = 1.0[回]

(2)マネーサプライが2倍
Aさんの持っているお金:200万円
年間のパンの消費:100万円
V = 100/200 = 0.5[回]
18. Posted by うんこでそう   2009年08月16日 23:32
>9
もし景気が回復して金回りがよくなりすぎると、信用創造のシステムが働き過ぎてマネーサプライが一気に増えてしまします。するとハイパーインフレが起きます。
>16
私は今あるベースマネーを元に景気を財政政策で刺激して信用創造のしっかり根付かせるべきだと主張してるのです。

>9、16を見る限りどうも逆のことをおっしゃっているように感じるのですが。。。
ちなみに「ベースマネーを増やしてマネーサプライを増やせ」と主張されているとは全く思っていませんし、私はそのようなことは書いてないと思いますが…?

あとインフレがまずストックに現れるというのは理解していますし主張の趣旨もわかりますが、デフレに陥っているこの状況で、インフレになると得をするものがいて不公平だから国民全体が不況を甘受しろというのはおかしいとは思いませんか?紙幣を刷ることによってデフレを脱却する効果が期待できるのなら、それは国民全体の利益になるのではないでしょうか?
私はデフレは嫌なので、不動産を持っている人がいくら儲かっても別に構わないので、とりあえずベースマネーを増やしてみるぐらいの対策は取ってもらいたいと思っています。
19. Posted by うんこでそう   2009年08月16日 23:34
続き

またマネーサプライが増えることによって不動産などのストックの値段が上がるから、ストックを持っていないものにとっては不公平だというのは全く納得できません。

マネーサプライの増加(=インフレ率の上昇)によってストックの価格が上がると分かっているのなら、その動きに合わせて(というより先読みして)資産をストックに移し替えればいいだけのことでしょう。またそうした動きが実際に起こるからこそ価格が上がるという面もあります。
確かに地主や事業主のように不動産を大量に持っているような人々には及びませんが、庶民でも株や投資用の不動産などのストックを買うぐらいのことはいくらでもできるでしょう。そのようなチャンスがあるにも関わらずそれらのチャンスに手を伸ばさず不公平だというのは僻みにしかならないし、市場の働きを否定しているということに他ならないのでは?

もし日銀がデフレからの脱却とそのような人々への配慮を秤にかけているというのなら、それは過保護すぎると言わざるをえないのではないでしょうか?日銀には一部の人の損得よりも、もっと国民全体の利益がなんなのかを考えてもらいたいものです。
20. Posted by とくてぃん   2009年08月17日 00:28
今回の記事は数式理論が学べて非常によかったです。
(数式は前提が間違っていると誤った結論が導き出される演繹法的側面があるので、その点を考慮しつつ今後も記事を見させていただきます。。)





21. Posted by ポピ   2009年08月17日 01:06
>18
9は極端なインフレを懸念しての発言です。16は現在のベースマネーを元に適度なインフレを引き起こすのがいいという意味です。「適度」なインフレこそ景気がよくなるときです。

それと国民全体がデフレに悩まされるくらいならベースマネーを増やしてインフレを起した方がいいとのことですが、極端なインフレが起きるのはやはり不公平でしょう。それこそ土地成金が跋扈する世の中になります。
それにストックから値上がりするのがわかってるなら日銀の金融政策の内容を見て、不動産や株を買って準備しておけばいいのは理屈としては正しいですが、例えば港区のマンション、8000万くらいのをキャピタルゲイン狙いで購入しても、土地転がしを排除するための税法のせいで売るのに5年はかかります。さらに世間で数千万の投資目的のマンションを一括で購入できる人はそう多くはいないでしょう。となると、元々商業地域などに土地を持ってたような人が得をするのです。
中央銀行の本来の目的は通貨の安定です。市場をギャンブルに導くのとは違うのです。
22. Posted by 頭いい理系   2009年08月17日 01:49
>17
頭悪い理系ですね

Mが変わると物価Pも変わるんですよ
23. Posted by 774   2009年08月17日 03:20
藤沢氏は色んなことが上手ですね。
そりゃ女の子手玉に取るのもうまいワケですよ。
24. Posted by うんこでそう   2009年08月17日 03:59
>21
国民全体がデフレに悩まされるくらいならベースマネーを増やしてインフレを起した方がいいとのことですが、極端なインフレが起きるのはやはり不公平でしょう。

とのことですが、財政政策ならば「適度」なインフレが起こせて、ベースマネーの増加などの金融政策では「適度」なインフレではなく極端なインフレしか起こせないとのお考えなのでしょうか?
マネタリズムのそもそもの考えが、「安定した低率のマネーサプライの成長により"適度"なインフレにコミットすることによって、結果として経済が安定する」というものであることを御理解されておられますか?
現状は安定した成長どころかマネーサプライの成長率はマイナスとなっているので、日銀はデフレから脱却させる気がないんじゃないのか?ということです。

そもそも財政政策なら「適度」なインフレを起こせるという根拠はなんでしょうか?マネーサプライの変動が物価に直接影響を与えるということを考慮すると、直接マネーサプライを変化させる方が物価への影響を予測しやすいのではないでしょうか。
25. Posted by うんこでそう   2009年08月17日 04:00


>元々商業地域などに土地を持ってたような人が得をするのです。
とありますが、一般庶民がそのような人たちが儲かったからといっていちいち気にしますかね?そんなことよりもとりあえずデフレを脱却して景気をよくしてくれと思うのが通常の感覚ではないでしょうか。土地持ちを儲けさせたくないからデフレでも構わないと思うような人は常識的に考えて普通はあり得ないと思いますが。

また数千万の資産を買える人はそうはいないとのことですが、それならREITなどの少額で買える資産を買えばいいだけのことでしょう。株なども比較的少額から買えるので問題ないはずです。ついでに言うと一括で買う必要もなく、キャピタルゲインが望めると思うのなら借りるなりローンでも組むなりして資金を融通すればいいでしょう。(もちろん自己責任で)

確かに中央銀行の最大の目的は通貨を安定させることです。ならばデフレで通貨価値が上昇している状況だからこそ、ベースマネーを増やすなりして金融政策によってインフレ方向へ誘導していく(=デフレを抑える)のが日銀の役割でしょう。
以前も書きましたが、起こってもいないことを心配してデフレに対して対策を打たないというのはあまりにナンセンスです。
26. Posted by 頭悪い文系   2009年08月17日 04:17
>22
Mが変わるとPが変わるというよりも、Vが固定されているという仮定が貨幣数量説の肝ですよ。
要するにVが固定されている状態でMが変化すると、恒等式なのでPもしくはYが変化しなければならないということです。で、通常はYが大幅に変わることは考えにくいので、Pの変化として現れることが多いっちゅうだけのことです。

>17さんはこの仮定が抜けてたみたいですね。
27. Posted by こー。   2009年08月17日 05:09
みんな理論でコメントしてるけどグダグダ書いてないで形にしろよ。
机上の空論要らないからよー。
でもこうやってもっともっと考え抜くべきだね。
全くもって現状の経済学は遅れてる。経済学のレベルは猿以下だ。
そりゃ猿に負けるよ。
でもいい。思考をスパコン等の演算処理装置で実施すればマトモな理論が誕生すると思うんだけどなー。
人間の脳で経済学を完成させようとしてもこの調子じゃ何万年かかるか分からん。
世界中のスパコン使って経済学理論の完成をやりたいけど。・・・
どうやってやればいいかが分からん。
経済学理論株式会社を上場させて理論完成を目指すのはどう?
ちょっと投資顧問銀行で検討してよ。
28. Posted by 権兵衛   2009年08月17日 14:34
>27
>全くもって現状の経済学は遅れてる。

ヒント:「行動経済学」


>思考をスパコン等の演算処理装置で実施すれば

ヒント:「技術的特異点(Technological Singularity)」

29. Posted by サー。   2009年08月17日 15:57
>28 答え教えて。

俺、忙しいの。
30. Posted by ター。   2009年08月17日 16:49
<円周率>2兆5769億けたまで計算 筑波大、ギネス申請
8月17日15時40分配信 毎日新聞

 筑波大(茨城県つくば市)は17日、円周率を、2兆5769億8037万けたまで計算し、世界記録としてギネスブックに申請したと発表した。計算には同大のスーパーコンピューター「T2K筑波システム」を使い、73時間36分かかったという。
 従来の記録は東京大と日立製作所が02年に達成した1兆2411億けたで、今回は2倍以上に達した。
 円周率は円周と直径の比を表す数で、「3.14」で始まり、小数点以下の数字が無限に続く。より多くのけた数をコンピューターで計算する試みが世界各地で続いてきた。【高木昭午】

31. Posted by ナー。   2009年08月17日 18:29
World Community Grid の使命は、人類に貢献するプロジェクトに取り組むための、世界最大の公的コンピューティング・グリッドを構築することです。

私たちの活動では、科学研究用グリッドの基礎として機能する、技術的なインフラストラクチャーを構築してきました。 私たちの成否は、世界をよりよいものに変えていくために、使用していないコンピューター時間を集団で寄付できる、個人個人の方々にかかっています。

World Community Grid ではテクノロジーを、公的な非営利組織のみが人道的研究に利用できるようにしています。公的グリッドがないと、必要なコンピューター・インフラストラクチャーにコストがかかるために、研究を完了できない可能性があります。 福祉を発展させることに関与する私たちの活動の一部として、すべての結果がパブリック・ドメインに置かれ、世界中の研究コミュニティーに公開されます。


32. Posted by ポピ   2009年08月17日 18:35
>24,25
それでも理屈としては日銀はインフレを嫌うんですよ。
あと他にベースマネーを増やしたくない、お金を刷りたくない理由があるとすれば、もうこれ以上国債を買い続けてバランスシートを肥大化させたくないということじゃないですかね。国の借金がこれだけ増えてしまった以上、何が起きる分からない訳です。紙幣の信用の裏付けである国債に対して日銀もそろそろ何か嫌な予感でもあるんじゃないですか。

私は日銀じゃないので真実は知りませんが(笑)
33. Posted by うんこでそう   2009年08月17日 20:55
>32
借金が増えているからこそ日銀はインフレを起こすことによって借金を軽減させることができますよね。
それをやり始めると歯止めがきかなくなるとか思ってるんでしょうかね。究極的には紙幣をじゃんじゃん刷ってハイパーインフレを起こせば借金をチャラにできるわけですし。
インフレになるのを心配してデフレに対処しようとしないというのもアホくさいと思いますが。。。

まぁ私も日銀じゃないのでよくわかんないっす(´・ω・`)
34. Posted by ヌー   2009年08月18日 01:47
もう紙幣の時代じゃないだろ?もう紙幣の時代は終わった。
 電子マネーだと刷りたくても刷りようがないよな。
 VISA,suika,edy、銀行預金等を刷れればいいけど、刷れないよな。
 ひょっとしたら一部日銀不要かもな。奴等も定数削減で首切っちゃう?それか日銀支店統廃合でリストラ。
35. Posted by 梅田   2009年08月18日 01:51
>30.

関係ねえだろ!ぶっ殺すぞ!
36. Posted by プー。   2009年08月18日 14:58
>35 やれるもんならやってみろ。

お前IPアドレス逆探知して殺人予告罪で○○するからな。

 その前に自首すれば情状酌量で罪は軽くなるぞ。

 
37. Posted by うんちでそう。   2009年08月19日 14:54
確か日銀はマネー・サプライしまくったんじゃない?量的緩和で。嘘を見逃してたよ。
 で、ITバブルになったんじゃない?
結局、欲しい物、サービスがないし給料下がるから庶民は金使えない。
 で、一部勝ち組が庶民の金をかき集めちゃった。で、一部勝ち組が豪遊しまくればいいのにしないんだよ。金持ってる人間が全財産使い果たして借金するくらいじゃないと経済はうまく回らないよ。

だから小室の生き方は経済学的に正解
38. Posted by ピー   2009年08月22日 22:18
>28 wikiで調べたけど。・・・
どうでもいい机上の空論だね。
要は使えない。まあ考え方としてはいい。

西暦2009年に生きる経済主体プレイヤーの僕達には通用しないんじゃないかな?

まあ僕達プレイヤーを学者やら評論家が論じればいいだけで。・・・


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