2009年11月13日
日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止―
実は日本のマクロ経済問題を解決するパーフェクトな方法があります。
だいたいこういうものは既得権益層からつぶされるのですが、今回のものにかぎってはそういう問題もいっさいありません。
それどころか政治家も官僚も大企業もベンチャー企業も国民もみんなが幸せになれる方法です。
またこの方法が実行されれば、日本は世界最先端の金融IT立国として世界中から尊敬されます。
技術的にもまったく実現可能です。
そのうえ日本の犯罪をいっきに撲滅することさえ可能なのです。
その方法とは物理的な日本のお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行することです。
慢性的な日本経済の停滞に長引くデフレに膨れ上がる政府債務。
これらの経済問題の根本的な原因は日本の成長率が低いことであると説明しました。
ところが成長率をあげるのはそんなに簡単ではありません。
そして成長率が低いがためにゼロ金利になってしまったので、日本経済は有効な金融政策をなくし長期デフレに蝕まれています。
マクロ経済学的にはこの場合は金利をマイナスにできればいいわけです。
金利がマイナスになれば銀行にお金を預けておいたらどんどんすくなくなっていくので、人々はどんどん消費しますし、経営者も会社に余っているお金を使ったり銀行からお金を借りてどんどん新しい事業をはじめるでしょう。
投資家も銀行にお金を預けておくとどんどんお金がへっていくので株を買ったり不動産を買ったりするでしょうし、ベンチャー企業もどんどんあらわれるでしょう。
金利がマイナスになれば日本国政府の利払い負担もほとんどなくなりますし、むしろ毎年毎年何もしなくても借金が減っていきます。
こうして景気がよくなって物価もあがって政府の債務もへっていくのです。
過剰貯蓄、不景気、デフレの今の日本の状況では、もし金利をマイナスにできたら問題が解決するということに関しては経済学者はみな賛成するでしょう。
問題は現ナマのお金の金利は常にゼロでマイナスにはできないということです。
1万円札は来年になっても1万円札なのです。
しかし部分的にはマイナス金利にすることは可能です。
人々の資産に課税することです。
大前研一
などは昔から資産課税を主張してきました。
問題はそうすると現ナマで資産をたくさん隠していたり、海外に資産を持っている人が簡単に脱税できてしまいフェアーではないことです。
現ナマでお金をたくさん持っていたり、海外の口座にお金をたくさん持っている人はどういう人たちかというと、裏の世界の方々なわけで、これはこれでなかなかこまったことになります。
でもよく考えたら、現金は今の社会にぜったい必要なものかと聞かれれば、実はそうでもないのではないでしょうか?
日本はこの分野ではすでに最先端でSuicaとかおさいふケータイとかかなり実用化されていますし、クレジットカードで大体のものは買えるでしょう。
現金が完全に廃止されてもそれほど困ることはなさそうです。
だったら毎秒毎秒あらかじめ決めれらたマイナス金利で減価していく電子マネーをつくることも可能でしょう。
海外に円資産を持っている人にもまったく問題なくマイナス金利を実現できます。
政策金利がマイナスになったら民間の銀行もマイナス金利にしなければ逆ザヤになってしまうからです。
物理的なお金を完全に廃止すれば、日本でマクロ経済政策のブレークスルーが起こるのです。
そして電子マネーにかかわる決済システムなどの開発は大規模な国家プロジェクトとして政治家や官僚も公共事業をできますし天下り先もたくさん作れます。
開発にかかわる日本のメーカーももうかりますし、金融やIT関連の多数のベンチャー企業も生まれるでしょう。
つまり雇用が生まれるのです。
また犯罪にかかわるお金や脱税のお金というのはだいたい現金なので、電子マネーにすれば犯罪集団の資金源をなくすことができます。
このように物理的なお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行してマイナス金利も含む金融政策を実行できれば、日本経済は確実によくなりますし、へんてこなリフレ理論のような悪い副作用もまったくありません。
どんな政策でも得する人もいれば損する人もいるわけで、そこがなかなか難しいのですが、電子マネーに関しては、犯罪集団と脱税をしている人たち以外ほぼすべての国民がハッピーのすばらしい政策なのです。
さっそく国民を説得しましょう。
「お札とコインをすべて廃止して、これからはすべて電子マネーにしましょう!」
「そうするとどんなすばらしいことがあるのですか?」
「とてもすばらしいですよ。あなたのお金が毎年毎年すこしずつ減るんです!」
参考資料
「マイナス金利」政策はいかが? - 磯崎 哲也、アゴラ
デフレとマイナス金利、池田信夫ブログ
To fight deflation, abolish cash. Could Japan make reality of science fiction?, Leo Lewis, Times Online
貨幣の経済学―インフレ、デフレ、そして貨幣の未来、岩村充
だいたいこういうものは既得権益層からつぶされるのですが、今回のものにかぎってはそういう問題もいっさいありません。
それどころか政治家も官僚も大企業もベンチャー企業も国民もみんなが幸せになれる方法です。
またこの方法が実行されれば、日本は世界最先端の金融IT立国として世界中から尊敬されます。
技術的にもまったく実現可能です。
そのうえ日本の犯罪をいっきに撲滅することさえ可能なのです。
その方法とは物理的な日本のお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行することです。
慢性的な日本経済の停滞に長引くデフレに膨れ上がる政府債務。
これらの経済問題の根本的な原因は日本の成長率が低いことであると説明しました。
ところが成長率をあげるのはそんなに簡単ではありません。
そして成長率が低いがためにゼロ金利になってしまったので、日本経済は有効な金融政策をなくし長期デフレに蝕まれています。
マクロ経済学的にはこの場合は金利をマイナスにできればいいわけです。
金利がマイナスになれば銀行にお金を預けておいたらどんどんすくなくなっていくので、人々はどんどん消費しますし、経営者も会社に余っているお金を使ったり銀行からお金を借りてどんどん新しい事業をはじめるでしょう。
投資家も銀行にお金を預けておくとどんどんお金がへっていくので株を買ったり不動産を買ったりするでしょうし、ベンチャー企業もどんどんあらわれるでしょう。
金利がマイナスになれば日本国政府の利払い負担もほとんどなくなりますし、むしろ毎年毎年何もしなくても借金が減っていきます。
こうして景気がよくなって物価もあがって政府の債務もへっていくのです。
過剰貯蓄、不景気、デフレの今の日本の状況では、もし金利をマイナスにできたら問題が解決するということに関しては経済学者はみな賛成するでしょう。
問題は現ナマのお金の金利は常にゼロでマイナスにはできないということです。
1万円札は来年になっても1万円札なのです。
しかし部分的にはマイナス金利にすることは可能です。
人々の資産に課税することです。
大前研一
問題はそうすると現ナマで資産をたくさん隠していたり、海外に資産を持っている人が簡単に脱税できてしまいフェアーではないことです。
現ナマでお金をたくさん持っていたり、海外の口座にお金をたくさん持っている人はどういう人たちかというと、裏の世界の方々なわけで、これはこれでなかなかこまったことになります。
でもよく考えたら、現金は今の社会にぜったい必要なものかと聞かれれば、実はそうでもないのではないでしょうか?
日本はこの分野ではすでに最先端でSuicaとかおさいふケータイとかかなり実用化されていますし、クレジットカードで大体のものは買えるでしょう。
現金が完全に廃止されてもそれほど困ることはなさそうです。
だったら毎秒毎秒あらかじめ決めれらたマイナス金利で減価していく電子マネーをつくることも可能でしょう。
海外に円資産を持っている人にもまったく問題なくマイナス金利を実現できます。
政策金利がマイナスになったら民間の銀行もマイナス金利にしなければ逆ザヤになってしまうからです。
物理的なお金を完全に廃止すれば、日本でマクロ経済政策のブレークスルーが起こるのです。
そして電子マネーにかかわる決済システムなどの開発は大規模な国家プロジェクトとして政治家や官僚も公共事業をできますし天下り先もたくさん作れます。
開発にかかわる日本のメーカーももうかりますし、金融やIT関連の多数のベンチャー企業も生まれるでしょう。
つまり雇用が生まれるのです。
また犯罪にかかわるお金や脱税のお金というのはだいたい現金なので、電子マネーにすれば犯罪集団の資金源をなくすことができます。
このように物理的なお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行してマイナス金利も含む金融政策を実行できれば、日本経済は確実によくなりますし、へんてこなリフレ理論のような悪い副作用もまったくありません。
どんな政策でも得する人もいれば損する人もいるわけで、そこがなかなか難しいのですが、電子マネーに関しては、犯罪集団と脱税をしている人たち以外ほぼすべての国民がハッピーのすばらしい政策なのです。
さっそく国民を説得しましょう。
「お札とコインをすべて廃止して、これからはすべて電子マネーにしましょう!」
「そうするとどんなすばらしいことがあるのですか?」
「とてもすばらしいですよ。あなたのお金が毎年毎年すこしずつ減るんです!」
参考資料
「マイナス金利」政策はいかが? - 磯崎 哲也、アゴラ
デフレとマイナス金利、池田信夫ブログ
To fight deflation, abolish cash. Could Japan make reality of science fiction?, Leo Lewis, Times Online
貨幣の経済学―インフレ、デフレ、そして貨幣の未来、岩村充
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1. 日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 [ 会社員の株式投資日記 ] 2009年11月13日 23:13
日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方
それは。
物理的な日本のお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行する。
うーん、その発想は無かったです(・∀・;)
というわけで、ランキングクリックお願いします(・∀・...
2. マイナス金利の続いて、貨幣廃止が来ましたよ。週末の夜は楽しい! [ 2033年を幸せに迎えるためのプログレッシヴ投資Blog ] 2009年11月14日 00:06
思考実験としては面白いんじゃないかしら?いやいや、本気です!(か?)
週末の夜は長いけれど、磯崎哲也さんの「マイナス金利」(ってい??.
3. 電子マネーの活用法? [ 或る大家の日記 ] 2009年11月15日 13:10
こんにちは( ´∀`)
日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止―
その方法とは物理的な日本のお金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行することです。
相変わらずのすげーご意見ですが…(;´∀`)
お金を使わせて...
4. 物理的貨幣制度を廃止すると経済問題がいっぺんに解決!? [ 和歌山県 南紀白浜スパダイブログ ] 2009年11月26日 18:59
とってもおもしろい記事がありまして、・・・「金融日記:日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止―」記事の中身じゃないですが、さっそく説得...
5. マイナス金利って「貨幣の価値保存機能」が無くなるっていうことなのかしら? [ Control Your Destiny Or Someone Else Will. ] 2009年11月29日 11:44
藤沢さんのブログに以下のエントリーがありました。
日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止―
電子マネーに移行してマイナス金利を発生させるというものと解釈したのですが、電子マネーに移行うんぬんはおいといて、マイナス金利を発....
この記事へのコメント
1. Posted by musoku 2009年11月13日 19:20
インフレで実質金利をマイナスにして消費・投資を促しましょうというのはリフレ策と同じなんですが。
手間暇掛けて課税したり貨幣廃止なんてしなくても
2%のインフレで全ての現金保有者から平等に「インフレ税」を取れますよ。
徴収する手間もかからず、タンス預金であっても脱税して隠してある資産からでも平等に徴収できます。
こんなに簡単な方法はありませんよ。
手間暇掛けて課税したり貨幣廃止なんてしなくても
2%のインフレで全ての現金保有者から平等に「インフレ税」を取れますよ。
徴収する手間もかからず、タンス預金であっても脱税して隠してある資産からでも平等に徴収できます。
こんなに簡単な方法はありませんよ。
2. Posted by くま 2009年11月13日 19:22
今日は会社休みなの?いつも深夜に新しい記事が出るのに。
3. Posted by ↑ 2009年11月13日 19:24
そこのちがいがわからないからへんてこリフレとかdisられるんだよ。。。
4. Posted by 権兵衛 2009年11月13日 19:29
これって、誰かが提案した「スタンプつき貨幣」の現代版ですかね。(Gesellだっけ?)
一応つじつまの合う話だし、検討する価値はありますよね。まあ、現実問題として実行しようとするといろいろと問題があるみたいですけどね。
少なくとも話題としては面白いし、それなりに盛り上がるかもね。
一応つじつまの合う話だし、検討する価値はありますよね。まあ、現実問題として実行しようとするといろいろと問題があるみたいですけどね。
少なくとも話題としては面白いし、それなりに盛り上がるかもね。
5. Posted by 権兵衛 2009年11月13日 19:36
>1
>こんなに簡単な方法はありませんよ。
とあっさり言ってのける神経がわからない・・・
そもそも「スタンプつき貨幣」等のアイデアがなぜ出てきたのか考えれば・・・
>こんなに簡単な方法はありませんよ。
とあっさり言ってのける神経がわからない・・・
そもそも「スタンプつき貨幣」等のアイデアがなぜ出てきたのか考えれば・・・
6. Posted by 研究者 2009年11月13日 19:43
便利さと引き換えに国が寿命を決めたお金か〜
貨幣の本質にかかわる問題ですね。実験したら国が滅ぶかもね^^
貨幣の本質にかかわる問題ですね。実験したら国が滅ぶかもね^^
7. Posted by 権兵衛 2009年11月13日 19:45
お、こういう記事がありました。
参考までに。
"To fight deflation, abolish cash. Could Japan make reality of ‘science fiction’?"
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/economics/article6531299.ece
参考までに。
"To fight deflation, abolish cash. Could Japan make reality of ‘science fiction’?"
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/economics/article6531299.ece
8. Posted by musoku 2009年11月13日 19:52
紙幣に10%のスタンプを押されて10%減価したというのと
スタンプは押されずに約11%紙幣と増発して、
もともとあった紙幣を希薄化させて減価させるというのは同じですよ。
どちらも実質金利を下げる効果ですから
手間がかからないのはどっちかというだけの話です。
リフレ策には反対でスタンプ紙幣やどんどん減っていく電子マネーに賛成するのは理解できませんね。
スタンプは押されずに約11%紙幣と増発して、
もともとあった紙幣を希薄化させて減価させるというのは同じですよ。
どちらも実質金利を下げる効果ですから
手間がかからないのはどっちかというだけの話です。
リフレ策には反対でスタンプ紙幣やどんどん減っていく電子マネーに賛成するのは理解できませんね。
9. Posted by ふ 2009年11月13日 20:30
これはいいと思う。
ただ抜け道はあるよね。
現実化は困難があるけど。・・・
やっぱデノミやっちゃった方がいいんじゃない?
ただ抜け道はあるよね。
現実化は困難があるけど。・・・
やっぱデノミやっちゃった方がいいんじゃない?
10. Posted by 権兵衛 2009年11月13日 20:59
>8
>紙幣に10%のスタンプを押されて10%減価したというのと
>スタンプは押されずに約11%紙幣と増発して、
>もともとあった紙幣を希薄化させて減価させるというのは同じですよ。
通貨の増発によるインフレって、そんなにきれいにリニアな形で制御できるんですか?
もしそうなら「同じ」と言えるとは思いますが・・・
>紙幣に10%のスタンプを押されて10%減価したというのと
>スタンプは押されずに約11%紙幣と増発して、
>もともとあった紙幣を希薄化させて減価させるというのは同じですよ。
通貨の増発によるインフレって、そんなにきれいにリニアな形で制御できるんですか?
もしそうなら「同じ」と言えるとは思いますが・・・
11. Posted by らっく 2009年11月13日 21:15
消費までのプロセスが明確な分、じゃぶじゃぶ路線よりはましでしょ。
ただしみんながハッピーってのは嘘だ。預金大好きの日本人にとって、これほどの不人気政策を他に知らない。これをやった政権は、間違いなく負ける。
ちなみに短期的にはいいが、根本的な構造問題を処理できないなら、長期的には、消費できないものはできないんだと、課税と停滞のドツボにはまる可能性もある。
ただしみんながハッピーってのは嘘だ。預金大好きの日本人にとって、これほどの不人気政策を他に知らない。これをやった政権は、間違いなく負ける。
ちなみに短期的にはいいが、根本的な構造問題を処理できないなら、長期的には、消費できないものはできないんだと、課税と停滞のドツボにはまる可能性もある。
12. Posted by takash 2009年11月13日 21:34
いつもはROMなんですが、
最後のところには、笑ってしまいました。
そりゃ、説得されないですわ〜。
なんだかすがすがしい気分になりました。
最後のところには、笑ってしまいました。
そりゃ、説得されないですわ〜。
なんだかすがすがしい気分になりました。
13. Posted by 権兵衛 2009年11月13日 21:53
まあ、こういう制度を導入するとしたら、統一した社会保障口座やベーシックインカムなどとセットでないと無理でしょうね。拒否すると社会保障からはずれるというような形でないと。
それでも富裕層なんかには相手にされそうにないなぁ
それでも富裕層なんかには相手にされそうにないなぁ
14. Posted by あ 2009年11月13日 21:53
預金が無くなると企業も銀行から借りれなくなるし経済が破たんする気がするのですが。
15. Posted by X 2009年11月13日 22:11
>14
>預金が無くなる
意味不明・・・
>預金が無くなる
意味不明・・・
16. Posted by 不明 2009年11月13日 22:31
大前研一の資産に課税する案は資産が海外流出するなら、
カズさんの減価する電子マネーだって資産が海外に流出するでしょうが。
カズさんの減価する電子マネーだって資産が海外に流出するでしょうが。
17. Posted by musoku 2009年11月13日 22:45
このエントリー自体が
「こんな政策したって受け入れられないからリフレ政策は意味無いよ」っていう皮肉でしょ?
「こんな政策したって受け入れられないからリフレ政策は意味無いよ」っていう皮肉でしょ?
18. Posted by dell 2009年11月13日 23:45
よくわからないのですが、つまりはデフレを続けることが最良の政策であるということでしょうか?
デフレの弊害、すなわち投資や雇用を抑制し産業構造調整を遅らせ実質経済成長を抑制する、低成長による税収の不足から福祉も年金も維持できなくなる、そして何より、人々の夢と希望を奪う、こういうことは大問題ではないのでしょうか?
デフレの弊害、すなわち投資や雇用を抑制し産業構造調整を遅らせ実質経済成長を抑制する、低成長による税収の不足から福祉も年金も維持できなくなる、そして何より、人々の夢と希望を奪う、こういうことは大問題ではないのでしょうか?
19. Posted by Willy 2009年11月14日 00:01
現金をなくす提案は、深尾先生などが言っている減価する紙幣よりもネタとして筋が良いと思う。
20. Posted by tokokamo 2009年11月14日 00:37
電子マネー自体の偽造とかが起きそうでこわいのですけど、そのへんとかは大丈夫なのですかね?また、電子情報喪失とかも怖いです。
まったく考えもなく思いついた疑問をぶつけてるだけなんでスルーしてもらってもかまいません
まったく考えもなく思いついた疑問をぶつけてるだけなんでスルーしてもらってもかまいません
21. Posted by 権兵衛 2009年11月14日 00:46
>17
>このエントリー自体が
>「こんな政策したって受け入れられないからリフレ政策は意味無いよ」っていう皮肉でしょ?
いや、“in the realms of economic science fiction" でしょ。(笑)
なお、これって決してブログ主のオリジナルのアイデアじゃありませんから。「参考資料」のところを見ればわかる。
(と言いながら、気がつかずに既にリストアップされてるものを再掲してしまった・・・汗)
>このエントリー自体が
>「こんな政策したって受け入れられないからリフレ政策は意味無いよ」っていう皮肉でしょ?
いや、“in the realms of economic science fiction" でしょ。(笑)
なお、これって決してブログ主のオリジナルのアイデアじゃありませんから。「参考資料」のところを見ればわかる。
(と言いながら、気がつかずに既にリストアップされてるものを再掲してしまった・・・汗)
22. Posted by JFM 2009年11月14日 00:55
>10
リニアな形で制御したいのですね?わかりました。
市場所得から政府収入(租税、保険料など)を引いたものを可処分所得といいます。増税は可処分所得を減らし、減税は可処分所得を増やします。したがって、増減税で総需要を制御することができます。
この増減税を一定のルールに基づき、金融調節と連動させて、しかも素早く(最低でも四半期ごと)行えば結構リニアな形で制御できます。一定のルールが予め定められていれば増税反対運動なんか起こせません。利上げ反対運動が起こせないように。
個人ID番号(納税者番号)の導入は必要かもしれませんが、これの導入事例はメジャーですよね。アメリカは古くからSSNがあります。
リニアな形で制御したいのですね?わかりました。
市場所得から政府収入(租税、保険料など)を引いたものを可処分所得といいます。増税は可処分所得を減らし、減税は可処分所得を増やします。したがって、増減税で総需要を制御することができます。
この増減税を一定のルールに基づき、金融調節と連動させて、しかも素早く(最低でも四半期ごと)行えば結構リニアな形で制御できます。一定のルールが予め定められていれば増税反対運動なんか起こせません。利上げ反対運動が起こせないように。
個人ID番号(納税者番号)の導入は必要かもしれませんが、これの導入事例はメジャーですよね。アメリカは古くからSSNがあります。
23. Posted by JFM 2009年11月14日 00:55
さらに「インタゲ」っていうのは大体1〜3%や1〜5%の目標上下限を当局がアナウンスするんですけど、これは市場関係者が言うところの「ボックス相場の構築」とまったく同じです。
上限や下限に差し掛かったら、あらゆる手段を用いてハネ返すのです。金融政策のみに留まらず増税も行い、財政支出縮小さえ行うことを予め決めておく。ドッジ・ラインや福田財政よりはるかに強力な政策総動員ラインナップを用意しておくのです。
金融引締+増税+財政支出縮小の3点セットを実行してもハイパーインフレが避けられないなんて言っちゃう金融関係者は、さすがにいないと思うのだけどなあ・・・
上限や下限に差し掛かったら、あらゆる手段を用いてハネ返すのです。金融政策のみに留まらず増税も行い、財政支出縮小さえ行うことを予め決めておく。ドッジ・ラインや福田財政よりはるかに強力な政策総動員ラインナップを用意しておくのです。
金融引締+増税+財政支出縮小の3点セットを実行してもハイパーインフレが避けられないなんて言っちゃう金融関係者は、さすがにいないと思うのだけどなあ・・・
24. Posted by ななしくん 2009年11月14日 01:56
(完全物価連動してない)年金暮らしの老人と資産をしこたま溜め込んでる老人が投票率の5割越してる状況で将来を憂いてインフレ政策を支持する崇高なご老体が何割いるか考えれば、どの(インフレ)政策も実現可能性0でしょ?
ボケテも流石に騙せないかと(マスコミは老人苛め政策って報道すること請け合いだし)。
実際の所、消費税増税で発散を先延ばしして30年後当たりにドボンじゃねーの?
ボケテも流石に騙せないかと(マスコミは老人苛め政策って報道すること請け合いだし)。
実際の所、消費税増税で発散を先延ばしして30年後当たりにドボンじゃねーの?
25. Posted by こりん 2009年11月14日 01:59
というわけで、日本国内では円の電子マネーはまったく流通せずドルまたはユーロが一般に流通する通貨となりました・・・という馬鹿な政策ですな。
26. Posted by あさみ 2009年11月14日 02:48
これが実行されれば、長期的にはその貨幣は信用が増すとわたしは思う。
27. Posted by りす 2009年11月14日 04:29
>金利がマイナスになれば銀行にお金を預けておいたらどんどん
>すくなくなっていくので、人々はどんどん消費します
まずここが怪しい。アメリカ人ならどんどん消費するけど、
日本人はそれでも貯金を続けるかもしれない。
今回の件で、経済学の限界のようなものが見えた気がします。
つまり、過去や現状の分析はある程度できるかもしれないが、
「具体的にどういう手を打つか」という議論になると
ほとんど無力なんですね。
>すくなくなっていくので、人々はどんどん消費します
まずここが怪しい。アメリカ人ならどんどん消費するけど、
日本人はそれでも貯金を続けるかもしれない。
今回の件で、経済学の限界のようなものが見えた気がします。
つまり、過去や現状の分析はある程度できるかもしれないが、
「具体的にどういう手を打つか」という議論になると
ほとんど無力なんですね。
28. Posted by 一方ロシアは 2009年11月14日 07:51
それなら減価しない外国の貨幣を使えばいいじゃない!
結果として円は通貨としての価値を失っていわゆる日本終了ですね
結果として円は通貨としての価値を失っていわゆる日本終了ですね
29. Posted by ほ 2009年11月14日 07:59
それは次の次ぐらいの世代だろうな。
30. Posted by kagetsuya 2009年11月14日 09:44
非常にわかりやすくためになる記事でした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
31. Posted by おっぱいがすき 2009年11月14日 11:25
今年のKazuさんのエントリーの多くは、どこまでマジで、どこからが釣りなのか分かりにくいから、無知にはつらいなあ。
なんか、偽乳を掴まされてる感じがする。
電子マネーに関しては、おもしろいですね。クレカのようなものが普通の国では、もう既にそんな感じだから、障害は殆どないと思います。
なんか、偽乳を掴まされてる感じがする。
電子マネーに関しては、おもしろいですね。クレカのようなものが普通の国では、もう既にそんな感じだから、障害は殆どないと思います。
32. Posted by サムライ 2009年11月14日 11:52
最後の三行で吹いた。これは皮肉なのか
33. Posted by 世界巻き込まないならいい 2009年11月14日 12:34
企業の決済通貨も外貨でOK。
労働法でも、原則的に労働者への賃金の支払いは通貨で行わなくてはいけない。
つまり日本からキャピタルフライトが引き起こるという訳か。
バーゼルも減価する通貨と自分達の管理する通貨が、交換価値無いと拒否すれば
日本だけが干上がるかもしれない。
他の国に迷惑かからず、日本人だけ貧乏くじ引くならぜひ実験して欲しい。
労働法でも、原則的に労働者への賃金の支払いは通貨で行わなくてはいけない。
つまり日本からキャピタルフライトが引き起こるという訳か。
バーゼルも減価する通貨と自分達の管理する通貨が、交換価値無いと拒否すれば
日本だけが干上がるかもしれない。
他の国に迷惑かからず、日本人だけ貧乏くじ引くならぜひ実験して欲しい。
34. Posted by sun 2009年11月14日 13:28
とても面白い記事でした。しかし、実行は難しいと思います。現金の利点で一番大きいのは利用のプライバシーと足がつかないことです。証拠がまさに残らないのが現金の最大の利点でしょう。納税者番号制度が成立しないことと同じ共通点があるように思います。
35. Posted by ネオリベ 2009年11月14日 13:38
相続税は政府による資産というプライバシーの侵害だから一生に1回でも絶対反対です。
電子通貨は毎日毎秒毎回の消費性向を政府に逐一把握されるので賛成です。
あれ?
まあ電子マネーが嫌な人は原始人みたいにきれいな貝殻か、冷戦下の東側人民みたいにマルボロで決済するんでしょうね。あるいは、小さくてピカピカ光る金属の円盤でやりとりするのなんかもいいかもしれませんね。
あれ?
電子通貨は毎日毎秒毎回の消費性向を政府に逐一把握されるので賛成です。
あれ?
まあ電子マネーが嫌な人は原始人みたいにきれいな貝殻か、冷戦下の東側人民みたいにマルボロで決済するんでしょうね。あるいは、小さくてピカピカ光る金属の円盤でやりとりするのなんかもいいかもしれませんね。
あれ?
36. Posted by sss 2009年11月14日 15:04
貧しいやつの発想だ。
37. Posted by anko 2009年11月14日 16:44
わかっていて書いたのなら、馬鹿決定
わからないで書いたのなら、大馬鹿決定
つか、電子マネーについて、ちゃんと理解出来てる?
わからないで書いたのなら、大馬鹿決定
つか、電子マネーについて、ちゃんと理解出来てる?
38. Posted by X 2009年11月14日 17:00
日本では投資の期待収益率<リスクプレミアムとなっている為、いくら金利を下げても投資は増えない。従って投資を行わず貨幣を保有するインセンティブが働き、貨幣の価値も維持されインフレ期待は発生しない。
さらに、マネーは国内の投資機会がなければ海外の投資機会を求める。その結果、国内の貨幣と財の関係でインフレが起こるのではなく、円が外貨に対して価値を下げる形で調整が発生する。即ち円キャリートレードであり、円安であり、日本の一人当たりGDPの下落であり、原油等の輸入資源物資の円建価格の上昇である。これらは全て、90年代後半からリーマンショックまでの日本で実際に起こったことだ。
これを金融政策で防ぐことは不可能で、0金利でも投資インセンティブが働かない日本の実体経済の問題であり、デフレはその結果に過ぎない。
もしマイナス金利を実現しても、そこで起こる事は、円キャリーの復活であり、投資は国内ではなく海外に向けられ、円安は加速し輸入資源価格は急上昇し、中国等と競争力を維持できるベースまで国内賃金は低下する(円価での額面は同じだが、ドル建元建では暴落する)。それは結局、マイナス金利を導入せず、賃下げし、膨大な国債償還の為に増税し福祉を切詰めるのと同じ結果をもたらす。
さらに、マネーは国内の投資機会がなければ海外の投資機会を求める。その結果、国内の貨幣と財の関係でインフレが起こるのではなく、円が外貨に対して価値を下げる形で調整が発生する。即ち円キャリートレードであり、円安であり、日本の一人当たりGDPの下落であり、原油等の輸入資源物資の円建価格の上昇である。これらは全て、90年代後半からリーマンショックまでの日本で実際に起こったことだ。
これを金融政策で防ぐことは不可能で、0金利でも投資インセンティブが働かない日本の実体経済の問題であり、デフレはその結果に過ぎない。
もしマイナス金利を実現しても、そこで起こる事は、円キャリーの復活であり、投資は国内ではなく海外に向けられ、円安は加速し輸入資源価格は急上昇し、中国等と競争力を維持できるベースまで国内賃金は低下する(円価での額面は同じだが、ドル建元建では暴落する)。それは結局、マイナス金利を導入せず、賃下げし、膨大な国債償還の為に増税し福祉を切詰めるのと同じ結果をもたらす。
39. Posted by ああ 2009年11月14日 18:54
ここまで馬鹿だとは思わなかった。円で通貨危機が起こるだろうが。ドルがマイナス金利になったらどうなる?
40. Posted by sakyo 2009年11月14日 21:44
”いっぺんに”という言葉からして無い物ねだりをする人たちにつかの間の夢を与えるための話ということが分かります(勝手にそう解釈しています)。
電子マネー云々についてですが、例えば楽天ポイントは金利をつけていることになるのではないのですか?マイナス金利の効果を簡単に打ち消す威力があるのではないですか?
電子マネー云々についてですが、例えば楽天ポイントは金利をつけていることになるのではないのですか?マイナス金利の効果を簡単に打ち消す威力があるのではないですか?
41. Posted by あお 2009年11月14日 22:03
>円で通貨危機が起こるだろうが。
38さんが言うように、金利差による円キャリーが起こるだけだと思うよ。
例えばドルが5%の時、円が0%の金利だとすると、円で持ってると5%の金利を貰えない。
だからこの時、円はドルに対してマイナス5%金利。で、円安ドル高になる。
これなら緩やかな(たまに10円20円で大騒ぎする人居るけど、そんなの通常の値動きの範囲だから)円安=緩やかな通貨価値の毀損を作れると思う。
38さんが言うように、金利差による円キャリーが起こるだけだと思うよ。
例えばドルが5%の時、円が0%の金利だとすると、円で持ってると5%の金利を貰えない。
だからこの時、円はドルに対してマイナス5%金利。で、円安ドル高になる。
これなら緩やかな(たまに10円20円で大騒ぎする人居るけど、そんなの通常の値動きの範囲だから)円安=緩やかな通貨価値の毀損を作れると思う。
42. Posted by あお 2009年11月14日 22:05
で、円安が進みすぎたと思ったら、サクっと金利を戻せば良いからコントロール可能。
43. Posted by わに 2009年11月14日 22:05
今回の記事はちょっとがっかりです
44. Posted by いやいや 2009年11月14日 23:53
停電になったら大変だよ。
物を買えなくなっちゃうよ。
あと風俗いけなくなっちゃうね。
奥さんにバレちゃうから。
物を買えなくなっちゃうよ。
あと風俗いけなくなっちゃうね。
奥さんにバレちゃうから。
45. Posted by moneymaker 2009年11月15日 00:10
マイナス金利政策は確かに有効だと思いますが、実現性と言うと観点では、難題ではないでしょうか?
それよりも現実的で、有効性も実証済みで、手っ取り早いインフレ政策があります。やはり、為替の円安誘導がもっとも現実可能な妥当性の高い方策ではないでしょうか?
http://www.dir.co.jp/publicity/column/060227.html
それよりも現実的で、有効性も実証済みで、手っ取り早いインフレ政策があります。やはり、為替の円安誘導がもっとも現実可能な妥当性の高い方策ではないでしょうか?
http://www.dir.co.jp/publicity/column/060227.html
46. Posted by サイバトロン 2009年11月15日 00:40
株券の電子化が完了しているので
技術てきに現金の廃止はできるだろうけど
心理的な壁が見える。
おそらく偽造はできないのでは?。
プログラムが書きかえられれば
感知できるようにすればいいのでは?
47. Posted by トト 2009年11月15日 04:53
>46
>株券の電子化が完了しているので
>技術てきに現金の廃止はできるだろうけど
>心理的な壁が見える。
支払いするのに必ず機器が必要なのは何かと不便。
夜店や屋台でもプラスチックマネー?
ま、それもいいけどさ。
>株券の電子化が完了しているので
>技術てきに現金の廃止はできるだろうけど
>心理的な壁が見える。
支払いするのに必ず機器が必要なのは何かと不便。
夜店や屋台でもプラスチックマネー?
ま、それもいいけどさ。
48. Posted by X 2009年11月15日 06:33
>で、円安が進みすぎたと思ったら、サクっと金利を戻せば良いからコントロール可能。
>為替の円安誘導がもっとも現実可能
いや、だから円安誘導は国内の実質賃金を切下げて、中国などに対する製造業の競争力を強化させ雇用を増やす働きはあるが、ドル建で見れば一人当たりGDPは下落し続けるので、結局、貧しくなるわけですよ。生活水準も福祉も全部貧しくなる。
通貨を弱くするわけだから、金融業や情報産業などの、世界中から頭脳とカネを集める産業も余計弱体化して、高付加価値産業への移行はますます絶望的になる。
それは、リフレ派が本来意図するところの、インフレで経済成長してハッピーというのとは全然違う光景でしょう。
>為替の円安誘導がもっとも現実可能
いや、だから円安誘導は国内の実質賃金を切下げて、中国などに対する製造業の競争力を強化させ雇用を増やす働きはあるが、ドル建で見れば一人当たりGDPは下落し続けるので、結局、貧しくなるわけですよ。生活水準も福祉も全部貧しくなる。
通貨を弱くするわけだから、金融業や情報産業などの、世界中から頭脳とカネを集める産業も余計弱体化して、高付加価値産業への移行はますます絶望的になる。
それは、リフレ派が本来意図するところの、インフレで経済成長してハッピーというのとは全然違う光景でしょう。
49. Posted by 洋梨 2009年11月15日 07:54
アホな話だとは思うが思考実験としては楽しいとも思う
こんな政策が本当に実行されたとして我々はどんな抜け道を考え出すのだろう
貨幣廃止など本当に行われたらさしあたって自分は物物交換にでも走ろうかと考えるがどうだろうか
こんな政策が本当に実行されたとして我々はどんな抜け道を考え出すのだろう
貨幣廃止など本当に行われたらさしあたって自分は物物交換にでも走ろうかと考えるがどうだろうか
50. Posted by 小濱 2009年11月15日 08:24
>>38氏の意見が妥当だと思う。
51. Posted by JFM 2009年11月15日 12:03
38さん41さんの懸念は、マイナス実質金利による金融緩和と、所得減税による可処分所得増加を直結させ(かつ、金融調節と連動させ)る回路があれば解消されます。
>>48
>ドル建で見れば一人当たりGDPは下落し続けるので、
雇用が満たされていないことによる社会的コストこそが最悪なんだ。
逆のことを考えてみよう。いいかい、金利引き上げ・国債売りオペ・準備率引き上げをすれば、今からでもさらに「通貨を強くする」ことはできる。
しかしこんな「通貨の強さ」は実力を上回る為替レートでしかない。むかし発展途上国が一気に工業化を達成しようとして通貨高維持政策を実行したけど、長続きしなかったわけ。
「失業率や経常収支を無視し、無理して通貨を強くすれば世界中から頭脳とカネを集める高付加価値産業への移行がしやすくなる・・・」ってのは、大前研一の“経済理論”だ。
>>48
>ドル建で見れば一人当たりGDPは下落し続けるので、
雇用が満たされていないことによる社会的コストこそが最悪なんだ。
逆のことを考えてみよう。いいかい、金利引き上げ・国債売りオペ・準備率引き上げをすれば、今からでもさらに「通貨を強くする」ことはできる。
しかしこんな「通貨の強さ」は実力を上回る為替レートでしかない。むかし発展途上国が一気に工業化を達成しようとして通貨高維持政策を実行したけど、長続きしなかったわけ。
「失業率や経常収支を無視し、無理して通貨を強くすれば世界中から頭脳とカネを集める高付加価値産業への移行がしやすくなる・・・」ってのは、大前研一の“経済理論”だ。
52. Posted by X 2009年11月15日 13:56
>マイナス実質金利による金融緩和と、所得減税による可処分所得増加を直結させ(かつ、金融調節と連動させ)る回路があれば解消されます。
>雇用が満たされていないことによる社会的コストこそが最悪なんだ。
懸念は全然解消されない。結局、マイナス金利を導入せず、賃下げし、膨大な国債償還の為に増税し福祉を切詰めるのと同じでしょ、というのが懸念なんですから。
・金融緩和→国内より投資効率の良い海外へ→円キャリーになって終わり
・所得減税による可処分所得増加→円安による輸入資源価格上昇が上回る→実質所得は激減
・雇用が満たされる→実質賃金の大幅低下による単純作業の需要増によるもの→中国「へ」出稼ぎor移住するのと変わらない
結局、あなたの言うことを実行しても、労働ビックバンで賃下げ・首切り自由にして雇用流動化し、増税して福祉切り詰めて借金返す場合と同じ結果にしかならない。政治的に雇用流動化や増税は困難だから、円安誘導により実質同じ効果を実現しよう、ってならわかるけど、それならそうとはっきり言うべきでしょう。
>雇用が満たされていないことによる社会的コストこそが最悪なんだ。
懸念は全然解消されない。結局、マイナス金利を導入せず、賃下げし、膨大な国債償還の為に増税し福祉を切詰めるのと同じでしょ、というのが懸念なんですから。
・金融緩和→国内より投資効率の良い海外へ→円キャリーになって終わり
・所得減税による可処分所得増加→円安による輸入資源価格上昇が上回る→実質所得は激減
・雇用が満たされる→実質賃金の大幅低下による単純作業の需要増によるもの→中国「へ」出稼ぎor移住するのと変わらない
結局、あなたの言うことを実行しても、労働ビックバンで賃下げ・首切り自由にして雇用流動化し、増税して福祉切り詰めて借金返す場合と同じ結果にしかならない。政治的に雇用流動化や増税は困難だから、円安誘導により実質同じ効果を実現しよう、ってならわかるけど、それならそうとはっきり言うべきでしょう。
53. Posted by JFM 2009年11月16日 00:25
>結局、あなたの言うことを実行しても、労働ビックバンで賃下げ・首切り自由にして雇用流動化し、増税して福祉切り詰めて借金返す場合と同じ結果にしかならない。政治的に雇用流動化や増税は困難だから、円安誘導により実質同じ効果を実現しよう、ってならわかるけど、
そのとおり。Xさん、あなたの悩みの正体は「名目賃金の下方硬直性」です。これがあるからマクロ経済学が誕生したのです。
そのとおり。Xさん、あなたの悩みの正体は「名目賃金の下方硬直性」です。これがあるからマクロ経済学が誕生したのです。
54. Posted by JFM 2009年11月16日 00:26
>・金融緩和→国内より投資効率の良い海外へ→円キャリーになって終わり
金融緩和だけではマネーがダブつき円キャリーばかりが盛んになることが考えられますが、金融調節と増減税を素早く連動させれば需要と供給が釣り合い、経常収支が釣り合うように誘導するので、投資効率が格段に改善されますよね。
>・所得減税による可処分所得増加→円安による輸入資源価格上昇が上回る→実質所得は激減
交易条件(輸出物価÷輸入物価)をご存知ですか。円高になりすぎても、円安になりすぎても、交易条件は悪くなります。どうもXさんは円高であればあるほど、実質所得また交易条件が良くなる・・・と思い描いていませんか?輸出工業製品価格上昇>輸入資源価格上昇を狙うのです。
金融緩和だけではマネーがダブつき円キャリーばかりが盛んになることが考えられますが、金融調節と増減税を素早く連動させれば需要と供給が釣り合い、経常収支が釣り合うように誘導するので、投資効率が格段に改善されますよね。
>・所得減税による可処分所得増加→円安による輸入資源価格上昇が上回る→実質所得は激減
交易条件(輸出物価÷輸入物価)をご存知ですか。円高になりすぎても、円安になりすぎても、交易条件は悪くなります。どうもXさんは円高であればあるほど、実質所得また交易条件が良くなる・・・と思い描いていませんか?輸出工業製品価格上昇>輸入資源価格上昇を狙うのです。
55. Posted by JFM 2009年11月16日 00:26
>・雇用が満たされる→実質賃金の大幅低下による単純作業の需要増によるもの→中国「へ」出稼ぎor移住するのと変わらない
それがね、今の日本の実力なんだよ(比較優位の原理くらいは知ってるだろう)。今は背伸びして走ってるようなもの。
なお、円を切り下げても労働集約型製造業が盛り上がり『中国「へ」出稼ぎor移住するのと変わらな』くなるってことは、流石にない。日本と中国は元々の生産性が圧倒的に違う。
お金が回れば製造業が生産ラインの自動化にでも投資すればいいでしょう。解雇してもサーヴィス業に吸収されるから。もちろん高付加価値産業の需要は増えるでしょうね。
それがね、今の日本の実力なんだよ(比較優位の原理くらいは知ってるだろう)。今は背伸びして走ってるようなもの。
なお、円を切り下げても労働集約型製造業が盛り上がり『中国「へ」出稼ぎor移住するのと変わらな』くなるってことは、流石にない。日本と中国は元々の生産性が圧倒的に違う。
お金が回れば製造業が生産ラインの自動化にでも投資すればいいでしょう。解雇してもサーヴィス業に吸収されるから。もちろん高付加価値産業の需要は増えるでしょうね。
56. Posted by aki 2009年11月16日 00:31
減価通貨きたww
57. Posted by JFM 2009年11月16日 00:39
ついでに、スタグフレーション対策も触れておきましょうか。
日本は賃金が伸縮しやすいからスタグフレーションはまず起こらんだろう・・・と言っても、やはり気にする方がいるようですね。
そこで。
スタグフレーションは「実質賃金上昇率>実質労働生産性上昇率」となってしまった場合に起こります。
米レーガン政権の初期、古の国鉄労働組合級に石頭な労働組合に対して、政府が強権発動して賃金の更新時期を短縮させたりして賃下げ誘導し、劇的にスタグフレーションを終息させました。FRBも高金利政策をやりましたが、政府も強権発動したのです。
これに倣い、あらかじめ「実質賃金上昇率>実質労働生産性上昇率」となった場合の強権発動手続きを用意しておけばよい。
“スタグフレーションに伴う賃金委員会”なんかを設置して。委員長には池田信夫氏を、副委員長には城繁幸氏が適任じゃないですかね。イヤミとかではなく、本当にうってつけだと思います。
日本は賃金が伸縮しやすいからスタグフレーションはまず起こらんだろう・・・と言っても、やはり気にする方がいるようですね。
そこで。
スタグフレーションは「実質賃金上昇率>実質労働生産性上昇率」となってしまった場合に起こります。
米レーガン政権の初期、古の国鉄労働組合級に石頭な労働組合に対して、政府が強権発動して賃金の更新時期を短縮させたりして賃下げ誘導し、劇的にスタグフレーションを終息させました。FRBも高金利政策をやりましたが、政府も強権発動したのです。
これに倣い、あらかじめ「実質賃金上昇率>実質労働生産性上昇率」となった場合の強権発動手続きを用意しておけばよい。
“スタグフレーションに伴う賃金委員会”なんかを設置して。委員長には池田信夫氏を、副委員長には城繁幸氏が適任じゃないですかね。イヤミとかではなく、本当にうってつけだと思います。
58. Posted by あお 2009年11月16日 02:01
>45
円安誘導って具体的にどうするんですか?介入は効かないと思うのですが…
http://www.dir.co.jp/publicity/column/060227.html
の日米の物価水準の対米費も別に奇妙な動きには見えないですよ。これ以上金利を下げられないだろうという思惑からやや先行してるかもしれませんが、
ゼロ金利でこれ以上金利を下げることができないことで、メインルート(円安)が塞がれたため、かわりに裏道(デフレ)経由で内外価格差縮小が進行したんじゃないですか?
円安誘導って具体的にどうするんですか?介入は効かないと思うのですが…
http://www.dir.co.jp/publicity/column/060227.html
の日米の物価水準の対米費も別に奇妙な動きには見えないですよ。これ以上金利を下げられないだろうという思惑からやや先行してるかもしれませんが、
ゼロ金利でこれ以上金利を下げることができないことで、メインルート(円安)が塞がれたため、かわりに裏道(デフレ)経由で内外価格差縮小が進行したんじゃないですか?
59. Posted by JFM 2009年11月16日 11:45
>>58
『期待実質金利 = 名目金利−期待インフレ率』 (フィッシャー方程式)
名目ではゼロ金利でこれ以上金利を下げることができません。が、実質ではマイナスにできます。
金融の現場でも、金利差を測るのには、物価指数で調整した「実質実効為替レート」を使うハズですよね。
インフレ率の誘導に当たっては、
?インフレ率を割とリニアに誘導する方法
?インフレの行き過ぎ必ずハネ返す方法
?致命的なバブルを防ぐ方法
?スタグフレーションを押さえ込む方法
をすでに書きました。
以上を行ったら、あとは生産性の向上がメインテーマになる。
そう、藤沢氏のような方々が経済政策の主役となります。
『期待実質金利 = 名目金利−期待インフレ率』 (フィッシャー方程式)
名目ではゼロ金利でこれ以上金利を下げることができません。が、実質ではマイナスにできます。
金融の現場でも、金利差を測るのには、物価指数で調整した「実質実効為替レート」を使うハズですよね。
インフレ率の誘導に当たっては、
?インフレ率を割とリニアに誘導する方法
?インフレの行き過ぎ必ずハネ返す方法
?致命的なバブルを防ぐ方法
?スタグフレーションを押さえ込む方法
をすでに書きました。
以上を行ったら、あとは生産性の向上がメインテーマになる。
そう、藤沢氏のような方々が経済政策の主役となります。
60. Posted by iul 2009年11月16日 14:44

61. Posted by X 2009年11月16日 22:50
>あなたの悩みの正体は「名目賃金の下方硬直性」です。これがあるからマクロ経済学が誕生したのです。
私の悩みはそんなことではなく、膨大な政府債務を解消するためにリフレというエントリから、あなたがいつの間にか実質賃金の切下げを論じてることです。
そもそもケインズは賃金の下方硬直性に言及しているけどあまり重視せず総需要政策が中心だし、賃金の下方硬直性を古典派統合で組み込んだのはサミュエルソンだから、これがあるからマクロ経済学が誕生したわけではないだろ、というのも悩みの一つですかね。
>経常収支が釣り合うように誘導するので、投資効率が格段に改善されますよね。
されません。国内にリスクプレミアムを上回る投資機会がないことが問題なのに、経常収支をどう操作しても、国内投資は増加しないでしょう。大体「増減税を素早く連動」ってネタですか?日銀が決められる金融調節と、立法が必要な増減税をどう素早く連動させろと?
私の悩みはそんなことではなく、膨大な政府債務を解消するためにリフレというエントリから、あなたがいつの間にか実質賃金の切下げを論じてることです。
そもそもケインズは賃金の下方硬直性に言及しているけどあまり重視せず総需要政策が中心だし、賃金の下方硬直性を古典派統合で組み込んだのはサミュエルソンだから、これがあるからマクロ経済学が誕生したわけではないだろ、というのも悩みの一つですかね。
>経常収支が釣り合うように誘導するので、投資効率が格段に改善されますよね。
されません。国内にリスクプレミアムを上回る投資機会がないことが問題なのに、経常収支をどう操作しても、国内投資は増加しないでしょう。大体「増減税を素早く連動」ってネタですか?日銀が決められる金融調節と、立法が必要な増減税をどう素早く連動させろと?
62. Posted by X 2009年11月16日 23:15
>輸出工業製品価格上昇>輸入資源価格上昇を狙うのです。
それは元々の額と、価格弾力性によるから、操作不能でしょう。輸出セクターと輸入資源消費セクターも違うし。
そうなったとしても、国内の輸出セクターは儲かる一方、輸入資源消費セクターは打撃を受けます。運送業や外食産業や小売業などのサービス業が。そんなんで「製造業が生産ラインの自動化にでも投資(略)解雇してもサーヴィス業に吸収される」わきゃないですね。
>それがね、今の日本の実力なんだよ(比較優位の原理くらいは知ってるだろう)。
あなた、本当に比較優位を理解していますか?そりゃ日本の実力じゃなくて国内の相対的優位の問題でしょ。
>日本と中国は元々の生産性が圧倒的に違う。
名目賃金を下げないで、中国その他の同一労働の労働者と張り合える賃金まで下げるための実質賃金切下げでしょ。逆に生産性の高い労働者は大幅賃上げしないと海外流出して日本の生産性低下でしょう。韓国に引き抜かれたように。
それは元々の額と、価格弾力性によるから、操作不能でしょう。輸出セクターと輸入資源消費セクターも違うし。
そうなったとしても、国内の輸出セクターは儲かる一方、輸入資源消費セクターは打撃を受けます。運送業や外食産業や小売業などのサービス業が。そんなんで「製造業が生産ラインの自動化にでも投資(略)解雇してもサーヴィス業に吸収される」わきゃないですね。
>それがね、今の日本の実力なんだよ(比較優位の原理くらいは知ってるだろう)。
あなた、本当に比較優位を理解していますか?そりゃ日本の実力じゃなくて国内の相対的優位の問題でしょ。
>日本と中国は元々の生産性が圧倒的に違う。
名目賃金を下げないで、中国その他の同一労働の労働者と張り合える賃金まで下げるための実質賃金切下げでしょ。逆に生産性の高い労働者は大幅賃上げしないと海外流出して日本の生産性低下でしょう。韓国に引き抜かれたように。
63. Posted by X 2009年11月16日 23:33
まあ、JFMさんの意見もネタなんでしょうけどね。
実質実効為替レートで2%ぐらいのインフレになるくらい操作しようと思ったら、年率で10%づつくらい毎年円を切下げ続けなければならない(貿易依存度を17%ぐらいとして、乱暴に2%×100/17=12%)。
まあ、5%にしろ10%にしろ、それだけ毎年円が下がり続けるとわかっているのに、日本国内にわざわざリスクをとって投資する人はいないし、ましてや国債を買う人は絶滅する(外貨を持ってるだけで高利息確定だから)。たちまちに国債のリファイナンスができなくなるか、長期金利が暴騰して破綻だろう。
何せ、純粋に円がインフレするなら、借金はGNPに対して減るが、外貨に対してインフレでは、GNPも一緒に減っていくので借金のGNP比はそのままだ。もう実質賃金切下げ以外の何の効果もないが、それなら派遣自由化ワーキングプア化推進でOKだろうに。
もしJFMさんが本気なら、決定的に足りないのは投資者の視点。リスクを恐れながら、それでも豊かになりたいために自分が血のにじむような思いで貯めた虎の子を出す投資者の気持ちにならないと。
実質実効為替レートで2%ぐらいのインフレになるくらい操作しようと思ったら、年率で10%づつくらい毎年円を切下げ続けなければならない(貿易依存度を17%ぐらいとして、乱暴に2%×100/17=12%)。
まあ、5%にしろ10%にしろ、それだけ毎年円が下がり続けるとわかっているのに、日本国内にわざわざリスクをとって投資する人はいないし、ましてや国債を買う人は絶滅する(外貨を持ってるだけで高利息確定だから)。たちまちに国債のリファイナンスができなくなるか、長期金利が暴騰して破綻だろう。
何せ、純粋に円がインフレするなら、借金はGNPに対して減るが、外貨に対してインフレでは、GNPも一緒に減っていくので借金のGNP比はそのままだ。もう実質賃金切下げ以外の何の効果もないが、それなら派遣自由化ワーキングプア化推進でOKだろうに。
もしJFMさんが本気なら、決定的に足りないのは投資者の視点。リスクを恐れながら、それでも豊かになりたいために自分が血のにじむような思いで貯めた虎の子を出す投資者の気持ちにならないと。
64. Posted by ぬ 2009年11月17日 00:01
広がる日本国債のCDSスプレッド
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=akGNCDLarPV4
65. Posted by DOM 2009年11月17日 04:30
JFM氏とX氏のやりとりをざっと読んでみた。
正直な感想を言うと、X氏の圧勝。
JFM氏は変な事をたくさん言ってる。
ほとんど希望的観測に基づく妄想に近いかも。
あと、比較優位が出てきたところでコーヒーふいたw
大丈夫かな、このひと・・・
正直な感想を言うと、X氏の圧勝。
JFM氏は変な事をたくさん言ってる。
ほとんど希望的観測に基づく妄想に近いかも。
あと、比較優位が出てきたところでコーヒーふいたw
大丈夫かな、このひと・・・
66. Posted by 矢向 2009年11月17日 12:30
面白いけどそれだけ電子決済システムを入れる会社を1社にするんですかね?
つーかさ、電気やLANケーブルの保障まで誰がするんですかね?
って思うと、電子決済ムズカシクネ?ッ的がつくと思うんだけど、タバコ屋やコメヤに電子決済システムを置いて上手く使えるような気がしない。
つーかさ、電気やLANケーブルの保障まで誰がするんですかね?
って思うと、電子決済ムズカシクネ?ッ的がつくと思うんだけど、タバコ屋やコメヤに電子決済システムを置いて上手く使えるような気がしない。
67. Posted by 2009年11月17日 14:00
え?
JFM氏は普通の経済の教科書に出てくることしか書いてないよ
JFM氏は普通の経済の教科書に出てくることしか書いてないよ
68. Posted by JFM 2009年11月17日 14:22
>5%にしろ10%にしろ、それだけ毎年円が下がり続けるとわかっているのに、日本国内にわざわざリスクをとって投資する人はいないし、ましてや国債を買う人は絶滅する(外貨を持ってるだけで高利息確定だから)。たちまちに国債のリファイナンスができなくなるか、長期金利が暴騰して破綻だろう。
何せ、純粋に円がインフレするなら、借金はGNPに対して減るが、外貨に対してインフレでは、GNPも一緒に減っていくので借金のGNP比はそのままだ。
外貨を持ってるだけで高利息確定なら、今でもジンバブエに投資すると天文学的な名目金利が得られる・・・なわけ、ないですよね。両国の実質金利(名目金利−インフレ率)によります。
>膨大な政府債務を解消するためにリフレというエントリから、あなたがいつの間にか実質賃金の切下げを論じてることです。
実質賃金に触れているのは、あなたが名目と実質の違いをどうも呑み込めてないからです。
>中国その他の同一労働の労働者と張り合える賃金まで下げるための実質賃金切下げでしょ。
国内の労働市場の需要と供給を考えてみて下さい。張り合えません。需要≧供給になった時点で実質賃金切下げは終了です。
何せ、純粋に円がインフレするなら、借金はGNPに対して減るが、外貨に対してインフレでは、GNPも一緒に減っていくので借金のGNP比はそのままだ。
外貨を持ってるだけで高利息確定なら、今でもジンバブエに投資すると天文学的な名目金利が得られる・・・なわけ、ないですよね。両国の実質金利(名目金利−インフレ率)によります。
>膨大な政府債務を解消するためにリフレというエントリから、あなたがいつの間にか実質賃金の切下げを論じてることです。
実質賃金に触れているのは、あなたが名目と実質の違いをどうも呑み込めてないからです。
>中国その他の同一労働の労働者と張り合える賃金まで下げるための実質賃金切下げでしょ。
国内の労働市場の需要と供給を考えてみて下さい。張り合えません。需要≧供給になった時点で実質賃金切下げは終了です。
69. Posted by JFM 2009年11月17日 14:23
>国内にリスクプレミアムを上回る投資機会がないことが問題なのに、
これは全くおっしゃる通り。で、実質金利を下げれば民間投資の期待収益率そのものが上がるでしょう。金融調節とはそのために行うのです。国内にリスクプレミアムを上回る投資機会を生むには、実質金利をさらに下げないといけませんよね。
>実質実効為替レートで2%ぐらいのインフレになるくらい操作しようと思ったら、年率で10%づつくらい毎年円を切下げ続けなければならない(貿易依存度を17%ぐらいとして、乱暴に2%×100/17=12%)。
これ、いったい何ですか。僕は実質実効為替レートで2%切り下げろとは全く言っていません。インフレ率、すなわち消費者物価指数又はGDPデフレータ(名目GDP/実質GDP)2%です。インフレ率は輸入デフレータの影響も受けますけど、国内要因が大きいのです。インフレ率2%だから主要外貨に対しても約2%切り下がるわけではありません。また円安永久化でもありません。
ちなみに「実質実効為替レート」は「名目実効為替レート」を物価指数=インフレ率で調整したものです。
これは全くおっしゃる通り。で、実質金利を下げれば民間投資の期待収益率そのものが上がるでしょう。金融調節とはそのために行うのです。国内にリスクプレミアムを上回る投資機会を生むには、実質金利をさらに下げないといけませんよね。
>実質実効為替レートで2%ぐらいのインフレになるくらい操作しようと思ったら、年率で10%づつくらい毎年円を切下げ続けなければならない(貿易依存度を17%ぐらいとして、乱暴に2%×100/17=12%)。
これ、いったい何ですか。僕は実質実効為替レートで2%切り下げろとは全く言っていません。インフレ率、すなわち消費者物価指数又はGDPデフレータ(名目GDP/実質GDP)2%です。インフレ率は輸入デフレータの影響も受けますけど、国内要因が大きいのです。インフレ率2%だから主要外貨に対しても約2%切り下がるわけではありません。また円安永久化でもありません。
ちなみに「実質実効為替レート」は「名目実効為替レート」を物価指数=インフレ率で調整したものです。
70. Posted by JFM 2009年11月17日 14:24
>ケインズは賃金の下方硬直性に言及しているけどあまり重視せず
重視してないんですか・・・そうですか・・・最初に大大大大大前提として持ち出しておいて、後の話を進めているように感じますが・・・
>それは元々の額と、価格弾力性によるから、操作不能でしょう。輸出セクターと輸入資源消費セクターも違うし。
輸入と輸出の価格弾性値の合計が1よりも大きければ 「マーシャル・ラーナー条件」 というのが成立します(短期ではあまり成り立たずJカーブ効果や逆Jカーブ効果が出現しますが)。長期的にも満たされないという実証結果は見たことがありません。
>そうなったとしても、国内の輸出セクターは儲かる一方、輸入資源消費セクターは打撃を受けます。運送業や外食産業や小売業などのサービス業が。そんなんで「製造業が生産ラインの自動化にでも投資(略)解雇してもサーヴィス業に吸収される」わきゃないですね。
輸入資源消費セクターは輸入品から国産品へシフトさせることになるので、トータルで国内の需要は増えます。どうしても代替できない資源で、国内の需要が確実にあるモノは、そもそも需要が減りません。(現行の)輸入資源消費セクターは輸入価格にマージンを乗せるだけであり、経営に影響しません。
重視してないんですか・・・そうですか・・・最初に大大大大大前提として持ち出しておいて、後の話を進めているように感じますが・・・
>それは元々の額と、価格弾力性によるから、操作不能でしょう。輸出セクターと輸入資源消費セクターも違うし。
輸入と輸出の価格弾性値の合計が1よりも大きければ 「マーシャル・ラーナー条件」 というのが成立します(短期ではあまり成り立たずJカーブ効果や逆Jカーブ効果が出現しますが)。長期的にも満たされないという実証結果は見たことがありません。
>そうなったとしても、国内の輸出セクターは儲かる一方、輸入資源消費セクターは打撃を受けます。運送業や外食産業や小売業などのサービス業が。そんなんで「製造業が生産ラインの自動化にでも投資(略)解雇してもサーヴィス業に吸収される」わきゃないですね。
輸入資源消費セクターは輸入品から国産品へシフトさせることになるので、トータルで国内の需要は増えます。どうしても代替できない資源で、国内の需要が確実にあるモノは、そもそも需要が減りません。(現行の)輸入資源消費セクターは輸入価格にマージンを乗せるだけであり、経営に影響しません。
71. Posted by JFM 2009年11月17日 14:32
>大体「増減税を素早く連動」ってネタですか?日銀が決められる金融調節と、立法が必要な増減税をどう素早く連動させろと?
インフレ率のstable inductionを実現したいという要望が強いようなので、stable inductionを実現するための方法を紹介したのです。政府と日銀の間の協定、及び、新法制定が必要ですね。立法が必要なら、立法すればいいではないですか。
>もしJFMさんが本気なら、決定的に足りないのは投資者の視点。リスクを恐れながら、それでも豊かになりたいために自分が血のにじむような思いで貯めた虎の子を出す投資者の気持ちにならないと。
>JFM氏は変な事をたくさん言ってる。ほとんど希望的観測に基づく妄想に近いかも。
僕はXさんが名目値と実質値の区別がついていないところから、Xさんは投資経験がないような気がするのですが。流石に藤沢氏でもXさんのことを擁護できないのではないですかね。
だって、藤沢氏としては、リフレ理論の「副作用」さえ防げればオッケーなんでしょ?
ジャッジメントは、そうですね。投資家至上主義の皆さんが納得できる方として、個人投資家の橘玲氏にでも仰ぎましょうか。
インフレ率のstable inductionを実現したいという要望が強いようなので、stable inductionを実現するための方法を紹介したのです。政府と日銀の間の協定、及び、新法制定が必要ですね。立法が必要なら、立法すればいいではないですか。
>もしJFMさんが本気なら、決定的に足りないのは投資者の視点。リスクを恐れながら、それでも豊かになりたいために自分が血のにじむような思いで貯めた虎の子を出す投資者の気持ちにならないと。
>JFM氏は変な事をたくさん言ってる。ほとんど希望的観測に基づく妄想に近いかも。
僕はXさんが名目値と実質値の区別がついていないところから、Xさんは投資経験がないような気がするのですが。流石に藤沢氏でもXさんのことを擁護できないのではないですかね。
だって、藤沢氏としては、リフレ理論の「副作用」さえ防げればオッケーなんでしょ?
ジャッジメントは、そうですね。投資家至上主義の皆さんが納得できる方として、個人投資家の橘玲氏にでも仰ぎましょうか。
72. Posted by dell 2009年11月17日 21:23
>・金融緩和→国内より投資効率の良い海外へ→円キャリーになって終わり
こうなれば、円安で所得増になるというのがマンデルフレミングモデルなどで示されている金融緩和の波及経路ですよね。となれば、やらない理由がないと思いますが。
こうなれば、円安で所得増になるというのがマンデルフレミングモデルなどで示されている金融緩和の波及経路ですよね。となれば、やらない理由がないと思いますが。
73. Posted by 2009年11月18日 00:43
溝口テイラー介入では
国がわざわざ借金して40兆も円キャリーした訳ですから
何故それを怖がるのかが分かりませんよね
誰もやってくれないから国がやったっていうのに
国がわざわざ借金して40兆も円キャリーした訳ですから
何故それを怖がるのかが分かりませんよね
誰もやってくれないから国がやったっていうのに
74. Posted by 時持人@19850726131431 2009年11月19日 09:58
電子マネーオンリーの世界に賛成です。電子マネーにすれば,お金を使う側の人間の属性に応じて,お金の価値を調節できます。例えば,お金持ちの消費税を高くして,貧乏な人の消費税をタダにする“累進消費税”とかできそうです。また,男性と女性で消費税率を変えて,男性は所得税減税,女性は消費税減税などすれば,男性が働き,女性が消費する組み合わせが有利なので結婚が増えて少子化対策にもなります。その他,景気の変動に応じて消費税の上げ下げも簡単です。
75. Posted by 金だ!金だ・・・と 2009年11月22日 00:40
金は希少で電気製品とか、貴金属と
して価値が高いけど、本当は鉄より
もどこにでもあるありふれた金属で
単に流通や採掘が秘密裏で国家間で
調整されているだけで、その辺の川
でも毎日ざるで取れるようなもので
本当は「金」は鉄位の価値しかなか
ったなんてオチは無いですよね。
金本位制が崩壊して、プラチナ本位
とかタングステン本位とかになった
りして・・・などと妄想してみた。
して価値が高いけど、本当は鉄より
もどこにでもあるありふれた金属で
単に流通や採掘が秘密裏で国家間で
調整されているだけで、その辺の川
でも毎日ざるで取れるようなもので
本当は「金」は鉄位の価値しかなか
ったなんてオチは無いですよね。
金本位制が崩壊して、プラチナ本位
とかタングステン本位とかになった
りして・・・などと妄想してみた。
76. Posted by 公務員給与天国 2009年11月22日 05:18
日本の財政破綻懸念の最大の原因は公務員にある。公務員が自分達のために仕事を作り高すぎる給与をもらう。
年金も民間より2割は高い。地方で平均年収800万の会社など無い。
仮に有ってもそれは中央の大企業の出先か地元電力会社や地元JRなど。皆地域独占企業だ。
人事院はこれらの会社の給与しか参考にしないし、年功序列の勤務年数で給与を決めて行く。
日本はいずれ高すぎる公務員給与で滅んで行く事になる。
年金も民間より2割は高い。地方で平均年収800万の会社など無い。
仮に有ってもそれは中央の大企業の出先か地元電力会社や地元JRなど。皆地域独占企業だ。
人事院はこれらの会社の給与しか参考にしないし、年功序列の勤務年数で給与を決めて行く。
日本はいずれ高すぎる公務員給与で滅んで行く事になる。
77. Posted by 123 2009年11月27日 03:36
>>76
財政学の本でも読んだほうがいいよ。恥ずかしいから。
財政学の本でも読んだほうがいいよ。恥ずかしいから。
78. Posted by 2009年12月06日 23:43
サイバー・ラボ・ノート (1719)
飲み会で人脈を広げる?
「山田さんも、もっと飲み会とかに参加して、人脈を広げた方がいいですよ」と言われたことがあります。同期に。おもしろいことをいう。
うっかり感情的にならない訓練はしているので、サラリと受け流します。まさか同年代の人からこんなにありがたい助言をいただけるとは、思ってもみませんでした。
建前的な言い訳をすると、?人脈?という言葉はどうにも好きになりません。正確に言うと、?人脈?という言葉を使う人間が、信用ならないのです。そういう人は、決して少なくない。
飲み会で人脈を広げる?
「山田さんも、もっと飲み会とかに参加して、人脈を広げた方がいいですよ」と言われたことがあります。同期に。おもしろいことをいう。
うっかり感情的にならない訓練はしているので、サラリと受け流します。まさか同年代の人からこんなにありがたい助言をいただけるとは、思ってもみませんでした。
建前的な言い訳をすると、?人脈?という言葉はどうにも好きになりません。正確に言うと、?人脈?という言葉を使う人間が、信用ならないのです。そういう人は、決して少なくない。
79. Posted by 2009年12月06日 23:43
?人脈?というサラリーマン用語を連呼する人からは、「相手を利用してやろう」という魂胆が透けて見えます。僕は、そういう人間関係のとり方が好きではない。
僕は大体、週1ペースで仕事仲間とお酒を飲んだりしますけれども、「人脈を広げよう」などという下品な(!?)意識はありません。
ところで、「人脈を広げるために飲み会に参加する」って何かの冗談かと思っていたら、どうやら当人たちは本気なのですね。
「これがサラリーマンの姿なのか」とちょっと新鮮に感じました。組織の中で円滑な人間関係を築きさえすれば、業績は低くとも雇用は保証される。ならば、「飲み会で人脈を広げよう」と考える人が多数派でも不思議はありません。
僕は大体、週1ペースで仕事仲間とお酒を飲んだりしますけれども、「人脈を広げよう」などという下品な(!?)意識はありません。
ところで、「人脈を広げるために飲み会に参加する」って何かの冗談かと思っていたら、どうやら当人たちは本気なのですね。
「これがサラリーマンの姿なのか」とちょっと新鮮に感じました。組織の中で円滑な人間関係を築きさえすれば、業績は低くとも雇用は保証される。ならば、「飲み会で人脈を広げよう」と考える人が多数派でも不思議はありません。
80. Posted by 2009年12月06日 23:43
(ちなみに僕は、自分のことを?サラリーマン?とも?労働者?とも思っていない。会社との雇用契約は棚に置くとして、内心は?経営者?だと思っています。)
読者のみなさんも、「山田さん、もっと飲み会に参加して人脈を広げた方がいいですよ」と思っているかもしれません(身の程知らずにも!)。
確かに、飲み会の効用は少なくありません。しかし、本質的には時間こそ経営資源なのです。何かを成し遂げようと思ったら、時に何かを切り捨てることもまた避けて通れないのです。
追記. 余談ですが、最近の若者は、「釈迦に説法」という言葉を知らないのかなぁ。
読者のみなさんも、「山田さん、もっと飲み会に参加して人脈を広げた方がいいですよ」と思っているかもしれません(身の程知らずにも!)。
確かに、飲み会の効用は少なくありません。しかし、本質的には時間こそ経営資源なのです。何かを成し遂げようと思ったら、時に何かを切り捨てることもまた避けて通れないのです。
追記. 余談ですが、最近の若者は、「釈迦に説法」という言葉を知らないのかなぁ。
81. Posted by から 2010年01月05日 00:22
俺は反対です。
電子マネーは全国に普及するのに相当な時間がかかります。
お金の使い方がそたくそな人は現金がないと破産する恐れがあります。
国民の価値観や国民性が失われ経済を軸に日本独特の空気がなくなってアメリカ的な合理的な考えが蔓延するのが悲しいです。
電子マネーは全国に普及するのに相当な時間がかかります。
お金の使い方がそたくそな人は現金がないと破産する恐れがあります。
国民の価値観や国民性が失われ経済を軸に日本独特の空気がなくなってアメリカ的な合理的な考えが蔓延するのが悲しいです。
