ちょっとお高くとまった教養人とディナーなんかするときは、文学や哲学などの教養があるとなかなか会話がはずみます。
しかし、文学作品って、だいたい長いし、時代背景が昔過ぎて、今読んでもあんまり面白くないんですよね。
それに文学の研究者が訳していることが多くて、これが原著に忠実であろうとするがためになかなか読むのが大変なんです。
カラマーゾフの兄弟なんてドミートリイとかイヴァンとかロシア語の長い名前の登場人物がたくさんでてきて、さらにみんなあだ名とか、違う名前とか持ってて、もうめちゃくちゃではっきりいって暇人しか読めません。

それでも、文学作品とか、有名な哲学書とか、昔の心理学の大御所なんていうのは、知っているとものすごく教養の高い人、頭のイイ人、上流の人に「みられる」ので何かと得します。

ワインなんか飲みながら「それってディケンズの小説みたいだね」とかいって淑女と会話をはずませるもよし。
経営者とちょっと飲む機会があったら「なるほど時にはマキャベリのように振舞うことも大切なんですね」とかいって相槌を打つもよし。
経済の話になったら「資本主義が洗練されてきた結果、結局マルクスのいっていた矛盾につきあたったわけですね」みたいにわけのわからないことをいってみるのもいいです。
どうせ相手も自分が何をしゃべっているのかわかっていないのだから。

で、こういう教養の話をする人は、だいたい社会的地位の高いけどどことなく不幸な人や、金持ちだけどちょっと憂鬱なんて人が多いので、自分のことをいろいろと聞いて欲しいだけだから、特に詳しい知識を持っている必要はありません。
大まかなあらすじだけ知っとけばいいのです。

そのために非常にいいシリーズがあります。
まともに読んだら一週間かかるものが、まんが一冊、30分でわかってしまうのです。

まんがで読破シリーズ

僕はすでに5冊ほど読みました。
これで立派な教養人の仲間入りです。
はっきりいって10冊もこのシリーズを読めば、そのへんの文学部の学生より「上」でしょう。
こうやって時間を効率的に使って、あとは全部原著で読んだような顔をしておけばいいのです。
金融やコンサルティング業界は、昨日寝る前にはじめて勉強したことを、あたかも10年前から知っていたように話すような人ばかりです。
でも、それでなんの問題もありません。



さあ、みなさんも教養人の仲間入りをしましょう。