僕のブログのデザインが古くなっていて、いろいろ不都合が出てきたので、新しくしすることにした。そこで、ソーシャルボタンを付け直していたら、Twitterは、ツイートされた数(以下、Tweet数)を表示するAPIを廃止することを知った。昔は、ソーシャルボタンを付けるのは、自分でコードをいじらなくてはいけなかった。

●いいね!ボタンとTweetボタンの実装と幅の調整
http://blog.livedoor.jp/splus_r/archives/51790253.html

かなり早い時期から、ライブドアブログは、ソーシャルボタンを、ブログの設定で簡単に付けられるようになったのだけど、初期の頃は、どうも見てくれが悪くて、やはり自分でコードを書く必要があった。しかし、さすがに、いまのライブドアブログは、何もしなくても綺麗にソーシャルボタンを実装できた。

それで、Twitterは、もはやTweet数を表示しなくなるということを知ったのだ。もちろん、ブロガーとして、そのことは噂で聞いていたのだが、どうせ、なんだかんだで続くのだろうと思っていた。しかし、本気で、Tweet数を表示するAPIを廃止してしまった。仕様変更は、アメリカ時間の今日なので、おそらく、日本中のサイトは、明日には、Tweet数が見れなくなっているはずだ。

●持続的なプラットフォームのための難しい決断
https://blog.twitter.com/ja/2015/buttons

Tweet数は、長らく、ブログやニュースなどの個別記事がどれだけ注目されているかを示す最重要な指標であった。実際に、SmartNewsやGunosyなどの、いまをときめくニュースキュレーションアプリ(ニュースまとめサイトをちょっと自動化したアプリ)は、Tweet数が、記事をランキングする際に大きなウエイトを占めている。

しかし、昔の検索エンジンとSEO業者のイタチごっこよろしく、いまでは、ロボットTwitterアカウントが大量に作られ、そうしたアカウントが記事をTweetすることにより、人為的にTweet数を押し上げている。こうした簡単な対策で、ニュースキュレーションサイトは、アホのように騙されている。これは、初期のGoogleが、被リンク数を重要な指標としていたために、人為的にリンクするだけのサイトを業者が作って、被リンク数を稼ぎだし、Googleを騙していたのと同じだ。

また、他にも技術的な問題もあり、Twitterは、Tweet数を表示するためのAPIを全廃することになったようだ。しかし、これは、Twitterの終わりのはじまりなのかもしれない、と僕は思った。というのも、ブログなどのコンテンツを作る側としては、Tweet数を意識せざるを得なかった。面白い記事を書く→それがTwitterで話題になる→ニュースキュレーションサイトなどに載る→さらにTwitterで話題になる、という流れが、Tweet数が表示されないと、とたんに滞ることになる。これからは、コンテンツを作る側は、Twitterより、Facebookなどの、他のSNSを意識せざるを得なくなる。これは、Twitterにとって、致命的と言えなくないか。

●明日から、もはやTweet数を見られなくなる…。
Tweetボタン

Twitterほどの巨人なら、Tweet数の表示を廃止するのではなく、GoogleがSEO業者と終わりのない戦いを続けているように、ロボットを判別する人工知能を開発し、Tweet数には反映させない、また、Googleのように、逆にペナルティを与えて、そうしたロボットを活用しているサイトをブチ殺すというような、戦争を繰り広げて欲しかったし、それは技術的に十分に可能だったと思う。

Tweet数が廃止され、ブログの世界はどう変わっていくのだろうか。