TOPIX: 1547.3, +2.1% (1w), +0.0% (YTD)
Nikkei225: 19033.71, +1.4% (1w), +0.0% (YTD)
S&P500: 2043.94, -0.8% (1w), +0.0% (YTD)
USD/JPY: 120.2, +0.1% (1w), +0.0% (YTD)
EUR/JPY: 130.64, -0.8% (1w), +0.0% (YTD)
Oil(WTI Futures): 37.04, -2.8% (1w), +0.0% (YTD)

12月30日の大納会は、日経平均株価が3日続伸し1万9033円71銭で引けた。日経平均株価の2014年末は1万7450円77銭だったので、2015年の年間パフォーマンスはプラス9.1%となり4年連続の上昇となった。為替はドルは円に対してほぼフラットで終えたが、ユーロは2014年末の1ユーロ=約145円から、10%近い下落となった。アメリカが昨年の暮れに利上げに踏み切り、金融正常化に向けて一歩前進したが、欧州では依然として解決しないギリシャ問題やテロによる地政学的リスクの上昇などがユーロを引き下げた。低迷する原油価格は、エネルギーを輸入に頼る日本経済にはプラスだが、それが世界経済の減速による将来の需要減を織り込むものならばマイナスになろう。

個別銘柄を見ると、2015年はアベノミクス相場が反転したことが読み取れる。以下のチャートは、金融日記WeeklyでモニターしているTOPIX Core30と日経平均のウエイト上位5銘柄の年間パフォーマンスである。

2015Core30TotalRtn

規制に守られているNTT、ドコモ、日本タバコなどの株価が大きく上昇した反面、2014年までアベノミクスによる円安で株価が押し上げられていた小松、日立などの輸出企業が冴えなかった。スマートフォンが生活インフラになる中、阿吽の呼吸によるカルテル的な通信料金で国民から暴利を貪っているドコモ、KDDI、ソフトバンクだが、この3社の中ではソフトバンクの株価が低迷した。アメリカで買収したスプリントが誤算だった。結果的に、日本国内で吸い上げた潤沢なキャッシュが、世界の投資家にばら撒かれることになった。

●ソフトバンク誤算 スプリント、米業界4位に転落
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H8F_U5A800C1EA2000/

原油価格の下落などで、エネルギー関連に大きな投資をしていた三井物産や三菱商事の株価も冴えなかった。こうした流動性のない資産の時価は、正しく評価されていない可能性があり、今後はさらに大きな損失が表面化する可能性もある。メーカーの中では、日東電工の業績が良かった。創業以来の無配に転じていたソニーだが、2014年に株価が底値まで達していたため、2015年は良好なパフォーマンスだった。また、7&Iはコンビニ業界でひとり勝ちの様相を呈している。

明日、1月4日の大発会で2016年の日本の株式市場はスタートする。日本が休場している間、アップルなどの株価が下落し、米国市場が冴えなかったため、ギャップダウンで日本株ははじまりそうである。7日には、7&I、ファーストリテイリングなどの小売セクターの決算発表がある。8日には、米雇用統計が発表され、アメリカの利上げのペースを占う上で、重要な情報を得られることになるだろう。

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2015/12/25-2016/1/1)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2015/12/25-2016/1/1)
Chart20151114_Core30
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2016/1/1)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2015/12/25-2016/1/1)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2015/12/25-2016/1/1)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

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今週のマーケット・イベント
1月4日(月):
大発会
日通常国会召集
中国12月財新PMI(確報)
ユーロ圏12月製造業PMI(確報)
米12月製造業PMI(確報)
米12月ISM製造業景況指数
米11月建設支出
株式市場休場:NZ

1月5日(火):
日12月マネタリーベース
独12月失業者数
ユーロ圏12月消費者物価(速報)

1月6日(水):
中国12月財新PMIサービス業
ユーロ圏12月サービス業PMI(確報)
米12月ADP雇用統計
米11月貿易収支
米12月サービス業PMI(確報)
米12月ISM非製造業景況指数
米11月製造業受注
FOMC議事録(12月15・16日開催分)
決算:ABCマート

1月7日(木):
独11月製造業受注
ユーロ圏12月消費者信頼感(確報)
ユーロ圏11月失業率
決算:キユーピー、7&I、良品計画、ファミマ、ファーストリテ

1月8日(金):
日銀金融政策決定会合における主な意見(12月17・18日分)
米12月雇用統計
決算:久光薬、ユニー、吉野家、壱番屋

1月9日(土):

1月10日(日):

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