TOPIX: 1432.07, +4.2% (1w), -7.4% (YTD)
Nikkei225: 17518.3, +3.3% (1w), -8.0% (YTD)
S&P500: 1940.24, +1.7% (1w), -5.1% (YTD)
USD/JPY: 121.05, +1.9% (1w), +0.7% (YTD)
EUR/JPY: 131.16, +2.3% (1w), +0.4% (YTD)
Oil(WTI Futures): 33.62, +4.4% (1w), -9.2% (YTD)

1月最終週(25-29日)の日経平均株価は週間で3.3%高の1万7518円30銭で引けた。サウジアラビアが生産量を5%程度削減すると提案したことが明らかになり、原油先物価格が底値を打ち、世界の株価も上昇した。産油国は巨大な政府ファンドを抱え、世界中に資金を投じている。原油安で、こうしたファンドが資金を引き上げるため、株式市場へは下落圧力がかかる。

●サウジアラビアが減産提案で原油価格値上がり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160129/k10010389911000.html

29日には、日銀が金融政策決定会合でマイナス金利の導入を決定したことが発表され、為替も株価も慌ただしく動いた。ドル円相場は1ドル=118円台半ばから121円台半ばまで急激に円安が進み、日経平均は500円ほど飛び上がった。発表前に、日経新聞がすでにマイナス金利導入に関して報じており、この日の安値からは900円近く動いたことになる。

マイナス金利は、ユーロ圏やスイスなどではすでに導入されている。日銀は、民間の銀行が日銀当座預金に貯めている現金にコストを課すことにより、市中にマネーが染みだしていくことを狙う。しかし、これまでの量的緩和と同様に、直接的な緩和効果というよりは、物価上昇に中央銀行がコミットしていることを示すことによる心理的効果が主である。今後、株式市場や為替市場が、どのように日銀のマイナス金利政策の効果と副作用を織り込むのか、月曜日からの1、2週間で概ね判明するものと思われる。

●日銀がマイナス金利 その仕組みと揺れた判断
http://vdata.nikkei.com/prj2/nichigin0/

●円高に振れそうになっていた為替レートを、レンジ内に押し返すことに成功したことで、緒戦は勝利
http://markethack.net/archives/51997126.html

●マイナス金利政策により予想されること 池尾和人
http://agora-web.jp/archives/1668261.html

日米の主要企業の決算発表が本格化しているが、これまでに発表された業績からは、景気の減速がはっきりと見えてきた。日経新聞社の集計によると、29日までに発表された10-12月期の経常利益は、前年同期比で5%減となっている。中国をはじめとした新興国経済の不振と原油に代表される資源安が、企業の明暗を分けている。JFEや日本郵船は経常利益を大きく減らしたが、比較的堅調なアメリカの景気から恩恵を受けたソニーやTDKは好調。工作機械最大手のファナックも中国での需要低迷から業績を下方修正した。コーセーなどの化粧品ブランドは、円安による外国人旅行者などからの需要が、業績を押し上げた。

●企業収益が急減速 10〜12月、新興国不振響く
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGD29H7Z_Q6A130C1MM8000/

2月第1週も主要企業の決算発表が相次ぐ。1日に三菱UFJ、米国のGoogle、2日に野村證券や三菱商事、3日はパナソニックや武田薬品、4日は三井物産やシャープ、5日にはトヨタ自動車などが発表予定。5日金曜日には米雇用統計が発表され、FRBの利上げペースに関して情報が得られるだろう。日銀のマイナス金利政策の影響が、マーケットでどう評価されるのか手探り状態のなか、決算発表が佳境を迎えることになり、2月第1週は慌ただしくなりそうだ。

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2016/1/22-1/29)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2016/1/22-1/29)
Chart20151114_Core30
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2016/1/29)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2016/1/22-1/29)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2016/1/22-1/29)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

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日本株
2月1日(月):
中国1月製造業PMI
米12月個人所得・個人支出
米12月建設支出
米1月ISM製造業景況指数
決算:三菱UFJ、新日鉄住、塩野義、リコー、LIXILG、日精工、大塚商、日本ハム、NOK、日新製鋼、日立造、アサヒ、米Alphabet(旧Google)

2月2日(火):
日1月マネタリーベース
ユーロ圏12月失業率
決算:三菱商、ヤフー、三菱電、野村、小野薬、任天堂、エーザイ、NTTデータ、参天薬、京王、カルビー、カシオ、三井化学、神戸鋼、IHI、NTT都市、ブラザー、横河電、ガンホー、出光興産、米Pfizer、米ExxonMobil、米ADM、米UPS、米Yahoo

2月3日(水):
黒田日銀総裁が都内で講演
日1月消費動向調査
日銀金融政策決定会合議事要旨(12月17・18日開催分)
ユーロ圏12月小売売上高
米1月ADP雇用統計
米1月ISM非製造業景況指数
決算:武田、デンソー、花王、日立、パナソニック、アイシン精、住友電、田辺三菱、JX、住友化、豊通商、三菱自、横浜銀、大正薬、東武、京急、価格.com、ふくおか、ぐるなび、米GM

2月4日(木):
BOE金融政策委員会(政策金利発表)
米12月製造業受注
決算:JT、富士重、菱地所、三井物、伊藤忠、三菱重、国際帝石、テルモ、マツダ、旭化成、三菱ケミ、東芝、ニコン、ローム、日テレ、ヤマダ電、ヤマハ、TBS、スクエニ、相鉄、シャープ、雪印、Gree

2月5日(金):
日12月景気動向指数
米1月雇用統計
米12月貿易収支
米12月消費者信用残高
決算:トヨタ、NTT、大和ハウス、オリンパス、住友商、明治、丸紅、旭硝子、キッコーマン、日ペイント、住友鉱、日清食、ドンキホーテ、セブン銀行、リンナイ、博報堂DY、ベネッセ、セガサミー、DeNA

2月6日(土):

2月7日(日):

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