TOPIX: 1359.32, -1.2% (1w), -12.1% (YTD)
Nikkei225: 16938.87, -0.4% (1w), -11.0% (YTD)
S&P500: 2022.19, +1.1% (1w), -1.1% (YTD)
USD/JPY: 113.79, +0.0% (1w), -5.3% (YTD)
EUR/JPY: 126.89, +1.3% (1w), -2.9% (YTD)
Oil(WTI Futures): 38.5, +7.2% (1w), +3.9% (YTD)

 3月第2週(7-11日)の日経平均株価は週間で0.5%安の1万6938円38銭で引け、4週ぶりの反落となった。週前半は、これまでの急ピッチな上昇への反動から調整色を強めたが、原油価格が高値で安定していることやECBの追加緩和策を好感し週後半には上昇に転じた。
 10日のECB理事会では、中銀預金金利をさらに0.1%引き下げマイナス0.4%とすることや、量的緩和の月間購入額を4月からこれまでの600億ユーロから800億ユーロに増額するなど、市場の予想を上回る緩和策が発表された。これを受けて、為替市場ではユーロが下落し世界の株式市場は上昇した。市場はECBの追加緩和に素直に反応した。

●ECBが追加緩和、一段の利下げ否定:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/ecb-comment-idJPKCN0WD04X?sp=true

●S&P500、終値で今年の最高値−ECB措置を評価
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O3W8HP6KLVRO01.html

 国内のセクター、個別銘柄で見ると、電力株、とりわけ関西電力が急落している。大津地方裁判所が、稼働中の高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分を決定したからだ。この決定を受けて、関西電力は高浜原発3号機の運転を停止した。稼働中の原発に差し止め命令が下ったことは、日本初である。関西電力は、原発が稼働することを前提に電気料金を値下げする予定だったが、困難になった。
 関西電力の株価は急落し、原発比率の高い九州電力なども大幅に下落した。奇しくも、東日本大震災から5年目の3・11の直前に、再び原発に津波が襲いかかることになった。ただし、今回の震源地は裁判所である。

●関西電力の株価の推移
関西電力株価の推移

●高浜原発差し止め「被災者に希望」弁護団長語る
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160312000036

●関西電株が急落、11年3月以来の下落率−高浜原発の運転差し止めで
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O3SS1L6JIJVL01.html

 3月第3週は、14、15両日に日銀金融政策決定会合、15、16日にはFOMCが開催される。日本の10-12月期GDP改定値が上方修正され、株価も上昇基調であることから、日銀が再び追加緩和をする可能性は低いと見られている。しかし、ECBに対抗するために、近い将来にマイナス金利の一段の引き下げを行うことも考えられよう。米国についても、利上げ発表はないと予想されているが、雇用統計を受けて、今後の利上げペースに関して何らかの見通しが述べられるだろう。

 日米欧の金融政策、そして、エネルギー政策の動向は、引き続き注視する必要があろう。

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2016/3/4-3/11)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2016/3/4-3/11)
Chart20151114_Core30
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2016/3/11)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2016/3/4-3/11)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2016/3/4-3/11)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

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今週のマーケット・イベント
3月14日(月):
日銀金融政策決定会合(〜15日)
日1月機械受注
ユーロ圏1月鉱工業生産

3月15日(火):
黒田日銀総裁会見
日2月首都圏新規マンション発売
日1月第三次産業活動指数
米2月小売売上高
米2月生産者物価
米3月NY連銀製造業景気指数
米1月対米証券投資
FOMC(〜16日)

3月16日(水):
日2月訪日外客数
日春闘集中回答日
中国全人代閉幕
米2月消費者物価
米2月建設許可件数・住宅着工件数
米2月鉱工業生産・設備稼働率
イエレンFRB議長会見

3月17日(木):
日2月貿易統計
BOE金融政策委員会
EU首脳会議
米10-12月期経常収支
米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
米2月CB景気先行総合指数

3月18日(金):
日銀金融政策決定会合議事要旨(1月28・29日開催分)
米3月ミシガン大学消費者信頼感指数
決算:米Tiffany & Co

3月19日(土):

3月20日(日):

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