TOPIX: 1574.01, +1.0% (1w), +3.6% (YTD)
Nikkei225: 19604.61, +0.7% (1w), +2.6% (YTD)
S&P500: 2372.6, -0.4% (1w), +6.0% (YTD)
USD/JPY: 114.73, +0.6% (1w), -1.9% (YTD)
EUR/JPY: 122.49, +1.2% (1w), -0.4% (YTD)
Oil(WTI Futures): 48.49, -9.1% (1w), -9.7% (YTD)

 3月第2週(3/6-3/10)の日経平均株価は週間で0.7%高の1万9604円61銭で引け続伸した。昨年末以来の高値水準である。10日に発表された米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月から23万5000人増となり、事前予想の約19万人増を大幅に上回った。これでFRBの3月利上げを決める条件をクリアしたと思われる。利上げペースが早まるという予想は、雇用統計発表前から織り込まれていたため、発表後にはドル安円高と逆に振れたが、週を通しては円安が進んでいる。ユーロは、ECBのドラギ総裁が追加緩和に消極的な姿勢を示したことや、迫るオランダ総選挙での極右政党の躍進が過剰に織り込まれていたためそれが揺り戻し、主要通貨に対して上昇した。
 3月第3週(3/13-3/17)は今後の市場の方向を決める大きなイベントが相次ぐ。日本時間で15〜16日にかけて、利上げが注目されるFOMC、日銀金融政策決定会合、オランダ総選挙が開催され、16日の相場ではこれらの結果が反映される。14日には、1ヶ月延期されていた東芝の四半期決算が予定されている。また、当初は13日に公表と予定されていたトランプ政権の18年度予算教書は、16日に議会に提出される見込みだ。今回はアウトラインのみで、具体的な税制改革を含む予算案の提出は5月になる。

ウィルダース
●迫るオランダ総選挙「オランダのトランプ」躍進
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00351744.html

●FRB、複数回利上げへ確信得る 堅調な雇用統計で
http://jp.wsj.com/articles/SB11016046573155394914104583014622439917966

●経営危機の東芝、再建へ向け「運命の3週間」
http://toyokeizai.net/articles/-/162418

●トランプ政権、16日に予算教書を提出
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017031100243

 さて、今年は欧州で重要な選挙がいくつも控えている。まずはオランダ総選挙だ。SNSを駆使して移民排斥や反イスラムを主張し人気を博するウィルダース党首が率いる自由党が第1党をうかがう。自由党はEUからの離脱を主張しており、選挙の結果次第では、英国と同じようにオランダでもEU離脱を問う国民投票が行われるかもしれない。いまのところ第1党となっても過半数には届かず、他の政党が反ウィルダースでまとまるため首相になるリスクはそれほど高くないと見られている。
 そして、4〜5月にはフランスで大統領選挙が行われる。ここでも極右政党国民戦線のルペン党首が支持を獲得している。そして、9月のドイツ連邦議会選挙では、やはりEU離脱を掲げる極右政党の「ドイツのための選択肢(AfD)」が勢力を拡大している。
 フランス、ドイツの行方を占う上でも、オランダ総選挙から目が離せない。

●極右政党 欧州に烈風 15日にオランダ議会選 仏独に連鎖
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDC09H0S_Z00C17A3EA2000/

 隣国北朝鮮が核開発を着々と進めている。最高指導者の金正恩朝鮮労働党委員長は、異母兄弟の正男氏をマレーシアで惨殺するなど、自身の役割に取って代わろうとする人物を片っ端から抹殺している。また、韓国、中国、アメリカなど、自身を暗殺できる軍事作戦を実施できる国に対する抑止力を手に入れるため、核武装を急いでいる。
 北朝鮮がアメリカ本土を攻撃可能な核ミサイルの開発に成功する前に、米中が何らかの軍事作戦を決行する可能性が高まっている。

●北朝鮮の金正恩氏、隠れ見える「冷徹な計算」
http://jp.reuters.com/article/column-north-korea-idJPKBN16I0EQ?sp=true

 原油安に伴い、米国株の上昇も一服となった。しかし、大手メディアでの批判的な論調とは裏腹に、トランプ大統領のプロビジネスな姿勢は依然として評価されており、これから徐々に明らかになっていく、規制緩和や税制改革の具体案に期待したい。

●NY商品、原油5日続落 3カ月半ぶり安値
http://www.nikkei.com/article/DGXLASQ2INYPC_R10C17A3000000/

●トランプ氏の硬軟使い分け、企業トップが見た「裏の顔」
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-companies-idJPKBN16I08P?sp=true

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2017/3/3-3/10)
Chart20151114_Core30
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2017/3/3-3/10)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2017/3/10)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2017/3/3-3/10)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2017/3/3-3/10)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

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今週のマーケット・イベント
3月13日(月)
日2月国内企業物価指数
日1月機械受注
日1月第三次産業活動指数

3月14日(火)
中国2月小売売上高
中国2月都市部固定資産投資
中国2月鉱工業生産
独3月ZEW景況感指数
FOMC(〜15日)
米2月生産者物価
トランプ大統領・メルケル独首相会談
決算:東芝、他

3月15日(水)
日銀金融政策決定会合(〜16日)
日2月訪日外客数
オランダ議会選挙
米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
米2月消費者物価指数
米2月小売売上高
米1月企業在庫
米1月対米証券投資
イエレンFRB議長会見
TPP閣僚会合
決算:米Oracle、他

3月16日(木)
黒田日銀総裁会見
米2月住宅着工件・建設許可件数
米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
トランプ米政権予算概要議会提出

3月17日(金)
米2月鉱工業生産・設備稼働率
米2月CB景気先行総合指数
米3月ミシガン大学消費者マインド指数
G20財務相・中央銀行総裁会議
決算:米Tiffany、他

3月18日(土)

3月19日(日)

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