TOPIX: 1691.34, -0.3% (1w), +13.2% (YTD)
Nikkei225: 23112.88, -0.8% (1w), +15.5% (YTD)
S&P500: 3110.29, -0.3% (1w), +24.1% (YTD)
USD/JPY: 108.62, -0.2% (1w), -0.9% (YTD)
EUR/JPY: 119.69, -0.4% (1w), -4.8% (YTD)
Oil(WTI Futures): 57.77, +0.1% (1w), +26.1% (YTD)

 世界的に上がり続けてきた株価だが、ようやく一休みである。ここからまた上げていくのか、あるいは反動でしばらくは下がるのだろうか。それは誰にもわからないが、ひとつ確かなことは、来週の株式市場はいまとは違ったものになるということである。
 日曜日に香港区議選が行われた。この選挙に向けて、政府への抗議活動が激化していたわけだが、民主派がどれほど伸びるのか注目される。一部過激化したデモが、香港市民の支持を集めているのかどうかが明らかになりそうだ。なお、よく勘違いされているが、香港はイギリス統治の時代から現代にいたるまで米国や日本のような民主政治であったことは一度もなく、シンガポールなどと同様に民主的な部分はかなり限定的で、行政府と官僚が政治を主導している。いまは一国二制度の下で香港は中国の特別行政区であるが、米国で中国が一国二制度をちゃんと守っているかどうか監視するという上から目線の余計なお世話な法律が通ってしまい、中国政府はもちろん怒っている。世界経済に影を落としている米中貿易戦争を、香港問題はより一層複雑にしているようだ。12月中旬に対中追加関税発動が迫っており、延期できるのかどうかギリギリの協議が行われている。これが拗れれば、株価は大きく下げることになりそうだ。
 韓国の文在寅は人気取りのために国民の反日感情を利用し、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると煽っていたが、結局、やっぱり続けると言い出した。日本も衆愚政治だが、韓国のそれは日本のはるかに上を行く。世界的に民主主義が機能不全に陥っており、中国・香港・シンガポールなどの限定された民主主義、あるいは独裁制の政治と資本主義経済の組み合わせが、より民主的な政治体制を凌駕していくのかもしれない。このままでは14億人の人口を抱える中国のGDP、そして軍事力がアメリカを上回るのは時間の問題だろう。世界のパワーバランスが変わりはじめているのだ。

●香港区議選、投票率が過去最高に 民主派の伸び焦点
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52552390U9A121C1MM8000/

●混乱の香港できょう区議会選、民主派躍進なるか
https://www.afpbb.com/articles/-/3256348

●GSOMIAとは 失効したらどうなる?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/k10012187271000.html

●何が狙いか、土壇場でGSOMIAを延長した韓国の皮算用
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/gsomia-14.php

●香港問題、米中ゲームの危険なピースに
https://jp.reuters.com/article/hongkong-us-china-breakingviews-idJPKBN1XU0CD

●中国外相が米国を厳しく批判、「世界で最大の不安定要因」
https://jp.reuters.com/article/china-usa-trade-idJPKBN1XY04B

●トランプ米大統領、中国との貿易合意は近い 香港問題で複雑に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-22/Q1DLHWDWX2QM01

●迫る対中追加関税発動 アップル、トランプ氏懐柔躍起
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO52425740R21C19A1TJ2000/

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2019/11/15-11/22)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2019/11/15-11/22)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2019/11/22)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2019/11/15-11/22)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2019/11/15-11/22)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

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