TOPIX: 1625.32, +0.5% (1w), -5.6% (YTD)
Nikkei225: 23516.59, +0.5% (1w), -0.6% (YTD)
S&P500: 3465.39, -0.5% (1w), +7.3% (YTD)
USD/JPY: 104.7, -0.7% (1w), -3.6% (YTD)
EUR/JPY: 124.21, +0.6% (1w), +1.9% (YTD)
Oil(WTI Futures): 39.85, -2.5% (1w), -34.9% (YTD)

 選挙は実際にやってみないとわからない、とよく言われているが、世の中の多くの予測の中で、選挙の予測は世論調査からの定量分析で比較的よく当たるものである。むしろ、2016年の大統領選挙で、ヒラリー・クリントン優勢をひっくり返したトランプの勝利が例外的なことであった。
 当時は変わり種のトランプが大統領選挙を盛り上げていたのでふだん選挙に参加しない人まで参加し、そうした人たちは多くの世論調査から漏れていたし、また、ポリティカル・コレクトネスに反する発言が多いトランプ氏のことを支持しているとは言えない雰囲気があり、そうした隠れトランプ支持者が接戦州でトランプ勝利に貢献した、と言われている。しかし、アメリカ全体では、それでもヒラリー・クリントンのほうが多くの票を獲得しており、本当にギリギリの勝利であった。

★アメリカの選挙は州ごとに割り当てられた選挙人(=ポイントのようなもの)を州ごとに勝者総取りで争い、それらの総合点で勝者を決める仕組み。合衆国なので物事は州単位で決めるのである。

 しかし、今回は現職の大統領なので、多くの隠れトランプ支持者も期待できないし、また、ふだん選挙に行かない人というのは、むしろ、なんとしてもトランプ大統領を辞めさせたくて投票に行きそうだ。そう考えると、いまのところ多くの予想会社が示しているバイデン勝利確率=80-90%というのは信頼できそうだし、実際に金が賭けられるイギリスのブックメーカーも似たようなバイデン勝利確率を示している。

★この原稿執筆時点で、世論調査から定量分析で選挙を予想するFiveThirtyEight社のバイデン勝利確率は86%である。ちなみにFiveThirtyEightというのはアメリカの選挙人の総数である。
https://projects.fivethirtyeight.com/2020-election-forecast/

●どうなる米大統領選 3つのポイントに注目
https://www.jiji.com/jc/v4?id=usaelection20110001

 また、定性的に考えても、トランプ大統領に向かい風が吹いている。バイデン陣営の最大の攻撃材料は、すでに(検査で確定しただけで)22万人もの死者を出した、トランプ大統領のコロナ対策の失敗である。選挙前にコロナ禍が落ち着けば、経済重視派(実際にはコロナを軽視して経済を重視しようとした国のほぼすべてがより深刻な経済問題に陥り、コロナを抑えた国のほうが経済が好調である)のトランプ大統領が盛り返す可能性があった。しかし、タイミング悪く、アメリカでは感染者数の再爆発が起こり、来年にはコロナ禍の犠牲者は第二次世界大戦の犠牲者を上回るペースになっている。

●アメリカの1日の感染者、8万3000人超で過去最多に 死者や入院も増加
https://www.bbc.com/japanese/54671574

 これはもう勝負あった、と言って差し支えないだろう。ポジションはバイデン決め打ちで良さそうだ。

メルマガを購読 → note夜間飛行ブロマガまぐまぐ

日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2020/10/16-10/23)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2020/10/16-10/23)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2020/10/16)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2020/10/16-10/23)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2020/10/16-10/23)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント
10月26日(月)
日9月貿易収支
米9月新築住宅販売
中国共産党中央委員会第5回全体会議(-10/29)
決算:日電産、キヤノン、日東電、他

10月27日(火)
米9月耐久財受注
米8月S&Pケースシラー住宅価格指数
米10月消費者信頼感指数
ユーロ圏9月M3
決算:信越化、HOYA、富士通、シマノ、小林製薬、ANA、日立建、日清粉、野村不、松井証、GMO、マネックス、米Microsoft、米Pfizer、米Caterpillar、他

10月28日(水)
日銀金融政策決定会合(-10/29)
決算:ソニー、花王、日立、JR東海、JR東日本、コマツ、NRI、野村、JPX、LINE、サイバエー、米Boeing、米GE、米Mastercard、米Visa、米Ford、他

10月29日(木)
黒田日銀総裁会見
日銀経済・物価情勢の展望
日9月商業動態統計
米7-9月期GDP(速報)
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
ユーロ圏10月企業景況感
決算:NTTドコモ、武田、東エレク、ファナック、デンソー、三菱電、京セラ、豊田織機、小野薬、NEC、東ガス、関西電、ローム、大ガス、積水化、大和証、富士電機、日野自、エプソン、米Apple、米Facebook、米Alphabet、米Amazon、米Twitter、他

10月30日(金)
日9月失業率・有効求人倍率
日9月鉱工業生産
日9月住宅着工統計
米9月個人消費支出・個人所得
米10月シカゴPMI
米10月ミシガン大消費者センチメント
ユーロ圏9月失業率
ユーロ圏7-9月期GDP
決算:キーエンス、KDDI、第一三共、エムスリー、村田製、JT、ZHD、三井物、アステラス薬、SGHD、塩野義、TDK、協和キリン、ヤマト、小田急、JR西日本、中部電、メルカリ、三菱重、LIXIL、JAL、東武、米Exxon Mobile、他

10月31日(土)

11月1日(日)

メルマガを購読 → note夜間飛行ブロマガまぐまぐ