TOPIX: | 1854.94, | +2.8% (1w), | +4.3% (YTD) |
Nikkei225: | 28139.03, | +2.5% (1w), | +5.6% (YTD) |
S&P500: | 3824.68, | +1.8% (1w), | +3.3% (YTD) |
USD/JPY: | 103.97, | +0.7% (1w), | +0.7% (YTD) |
EUR/JPY: | 127.04, | +0.7% (1w), | +0.7% (YTD) |
Oil(WTI Futures): | 52.24, | +7.7% (1w), | +7.9% (YTD) |
米ジョージア州で2議席を争った上院の決選投票で両議席を民主党が取り、民主が大統領選の勝利に加えて上下両院で多数派を確保する「トリプルブルー」となった。大統領選挙をバイデンが制したときは、民主党の大規模財政出動がやりやすくなる一方で、増税などは上院が共和党が過半数のため難しく、これが株式市場には最良と解釈され、株高が説明されていたが、こうしてトリプルブルーになったあとも、株は買われた。もう、何でも株は上がると言っていい。バイデン政権は地球温暖化問題に積極的に取り組むと見られ、代替エネルギーや電気自動車のテスラ株などが特に買われている。
●米上院、民主2勝で多数派「トリプルブルー」に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06CMS0W1A100C2000000
新型コロナウイルスの感染爆発が止まらないアメリカに習い、日本もいよいよ感染者数が激増してきた。東京は連日2000人超えで、医療機関が逼迫している。GoToトラベル&イートでコロナ対策を軽視してきた菅政権であるが、強行にコロナを封じ込めようとしているアジア諸国から抜け出し、日本は欧米のコロナ蔓延地域に一歩ずつ近づいている。良くも悪くも、明治時代からの脱亜入欧のスローガンは、コロナ対策でも変わらない。
●全国 過去2番目7788人感染 東京の新規感染者3日連続2000人超
https://www.fnn.jp/articles/-/129243
●経済を回そうとするほど経済が止まる
https://nikkan-spa.jp/1727090
しかし、いまやコロナ感染拡大は確実に株の買いシグナルである。緊急事態宣言はさらに強い買いシグナルである。これは中央銀行の金融緩和継続や政府の財政出動が期待できるから、ともっともらしい説明をすることも可能だが、とにかくコロナ禍悪化は買いなのだ。株式市場はコロナバブルたけなわである。
★2020年はコロナ感染拡大は株式市場にプラスだといち早く気づくことができたかどうかが勝敗をわけた。筆者は気づけなかった側であるが……。
Kazuki Fujisawa@kazu_fujisawa
コロナ感染拡大で株は買い。街のお店が次々と閉店したら株は買い。このパラダイムチェンジにいち早く気づけたかどうかが株式投資の成否を分けたな。 https://t.co/u9Wlzj2TO1
2021/01/08 08:38:57
●週刊金融日記 第452号 残念ながら2021年もコロナを中心に世界は回る
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52183417.html
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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2021/1/1-2021/1/8)

出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種
個別銘柄の週間パフォーマンス(2021/1/1-2021/1/8)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
FX
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ(2021/1/8)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス(2021/1/1-2021/1/8)

出所: セントラル短資
外国株とコモディティ
直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]
![直近1年のS&P500と原油価格(WTI原油先物)の推移[USD]](https://livedoor.blogimg.jp/kazu_fujisawa/imgs/b/c/bc0575c3.png)
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2021/1/1-2021/1/8)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](https://livedoor.blogimg.jp/kazu_fujisawa/imgs/3/5/35aac0bb.png)
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)
今週のマーケット・イベント
1月11日(月)
中国12月消費者・生産者物価指数
休場:日本(成人の日)
1月12日(火)
日11月国際収支
決算:セブン&アイ、安川電、東宝、他
1月13日(水)
日12月マネーストック
日12月工作機械受注
米12月消費者物価指数
米12月財政収支
決算:久光薬、ABCマート、吉野家、サイゼリヤ、他
1月14日(木)
日11月機械受注
日12月企業物価指数
中国12月貿易収支
決算:ファーストリテイ、マネフォワード、松竹、他
1月15日(金)
日11月第3次産業活動指数
米12月小売売上高
米12月生産者物価指数
米12月鉱工業生産
米1月ニューヨーク連銀景気指数
米1月ミシガン大消費者センチメント
決算:米JPMorgan Chase、米Wells Fargo、米Citigroup、他
1月16日(土)
1月17日(日)
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