TOPIX: 1845.04, -1.2% (1w), -7.4% (YTD)
Nikkei225: 25935.62, -2.1% (1w), -9.9% (YTD)
S&P500: 3825.33, -2.2% (1w), -19.7% (YTD)
USD/JPY: 135.28, +0.1% (1w), +17.6% (YTD)
EUR/JPY: 141.09, -1.1% (1w), +7.8% (YTD)
Oil(WTI Futures): 108.43, +0.8% (1w), +44.2% (YTD)

 マクロ経済環境は行き過ぎたインフレ懸念がやや和らぎ、また、米国の長期金利も3%を割るなど、いわば逆金融相場も終わりが近づいてきた、と思われる。市場の関心は、米欧の中央銀行が金利を引き上げたことにより、どの程度の景気後退が起こり、それが企業業績にどう影響を与えるかに移りつつある。まだ、アナリストが十分に業績予想を更新していない現段階でのデータベースから計算されたPERは十分に下げたように思われるが、一株当たりの利益が悪化するようだと、逆業績相場となる。そうなっては、底値はまだまだ先、ということで市場関係者はまだまだ下を見ている人が多い。
 6月最終週は個別銘柄やセクター別に大きく株価が動くニュースがあった。まずは、プーチン大統領が日本の三菱商事や三井物産などが出資し共同開発しているサハリン2の天然ガス権益を接収するとのニュースが流れると、当然のように二社の株価が暴落した。日本はロシアへの経済制裁の一環として、ロシア中銀が保有する資産を凍結しているが、そうしたことへの報復であろう。しかし、こうした資産を日本も没収して、サハリン接収の代償をロシアに償わせることはできる。ここは最悪の場合、自衛隊を使って武力行使も辞さない、との気概を見せる必要があろう。何も出来ないと思われれば、とことん毟られるだけだ。

★サハリン2の天然ガス権益をプーチン大統領が接収すると発表すると三菱商事と三井物産の株価が暴落した。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1542748064321904645

●弱い立場の日本はサハリン2の権益を失うか 弱い立場の日本はウクライナ戦争「最大の敗者」に?
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2022/07/2-6_1.php

●サハリン2でロシアが揺さぶり、電力逼迫の日本に踏み絵
https://jp.reuters.com/article/sakhalin-japan-russia-idJPKBN2OC2V2

●サハリン2無償譲渡 日本のエネルギーにどう影響?
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC016R60R00C22A7000000/

 また、世界的に半導体株が暴落している。メモリーチップ製造の米最大手マイクロン社が需要減速予想を発表し、また、バンク・オブ・アメリカなども将来の半導体需給の悪化を予想している。足元では半導体不足が叫ばれているが、コロナ禍初期のマスク不足のように、生産力が過剰に増強されるとともにリセッションで需要も減ってしまう、というのがその根拠だ。米CPU最大手のインテル社などはPERが6倍を切り、最先端の半導体製造で世界で圧倒的なトップの台湾のTSMCも暴落した。

●緩み始めた半導体不足、供給過剰も サムスンは納入減要請
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-chips-breakingviews-idJPKBN2OB06X

●半導体株下落、マイクロンが需要減速を指摘 TSMCは4.7%安
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-01/REC831T0G1KW01

★半導体株が大暴落! TSMC(台湾積体電路製造)も大きく下げていたので、ついつい筆者は買ってしまった……。たぶん、ダメだろう。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1543040686303219714

●米個別銘柄の週間パフォーマンス(2022/06/24-2022/07/01)
Chart20220703_USA50
出所: Google Finance, Yahoo Finance

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2022/06/24-2022/07/01)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2022/06/24-2022/07/01)
個別銘柄の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2022/07/01)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2022/06/24-2022/07/01)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
外国株とコモディティ
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2022/06/24-2022/07/01)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント

7月4日(月)
日6月マネタリーベース
ユーロ圏5月生産者物価指数
休場:米国(独立記念日)

7月5日(火)
米5月製造業受注
ユーロ圏6月非製造業PMI

7月6日(水)
FOMC議事録(6/14-15開催分)
決算:イオン、他

7月7日(木)
米6月ADP全米雇用リポート
米5月貿易収支
決算:7&I、他

7月8日(金)
日6月景気ウォッチャー調査
米6月雇用統計
決算:安川電、良品計画

7月9日(土)
中国6月消費者・生産者物価指数

7月10日(日)
参議院選挙投開票

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