TOPIX: | 1926.87, | +1.3% (1w), | +1.9% (YTD) |
Nikkei225: | 26553.53, | +1.7% (1w), | +1.8% (YTD) |
S&P500: | 3972.61, | -0.7% (1w), | +3.5% (YTD) |
USD/JPY: | 129.56, | +1.3% (1w), | -1.2% (YTD) |
EUR/JPY: | 140.68, | +1.6% (1w), | +0.2% (YTD) |
Oil(WTI Futures): | 81.64, | +2.2% (1w), | +1.7% (YTD) |
読売新聞のリーク的な記事もあり、日銀がとうとうYCCを解除、あるいは10年国債の上限金利を引き上げるのではないか、と見られていた。そして、海外ヘッジファンドなどがさまざまな手段で日本国債をショートしていた。しかし、日銀はこうした投機筋の裏をかき、現状維持を発表し、大きく下げていた国債価格は一気に反発し、ショート勢は再び損失を出すこととなった。日本国債ショートは、これまでのところ全敗である。また、長期金利が上昇すれば収益が得やすくなる銀行セクターの株価が好調であったが、これらの株価も大きく下落した。
とはいえ、日本は年率4%を超えるインフレになっている。また、これまで買ってきた日経平均株価や長期国債をどうするのかという出口の問題が解決したわけではない。日銀はどこかのタイミングで、マイナス金利やYCCを正常化する必要がある。ショートのポジションをキャリーしていくにはコストがかかるため、いずれ解除されて金利が上がるとして、ポジションを取るのが早すぎれば儲けることができない。
個別銘柄では米国巨大テックの中で最後までレイオフを実行してこなかったGoogleが約12,000人を解雇すると発表した。Tesla、Nvidia、Googleなどのグロース株の株価が依然として好調である。大きく上昇していたビットコインなどのクリプトも、まだ、反転していない。
●日銀、金融政策の現状維持を決定 10年金利0.5%の上限据え置き
https://jp.reuters.com/article/boj-policy-idJPKBN2TX057
●MUFGなど銀行株安い、日銀緩和策維持で 業種別では唯一下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-18/RONX2DDWX2PS01
●現状維持の日銀を待つのは「前門の虎、後門の狼」
https://toyokeizai.net/articles/-/646903
●日銀がこの調子で国債購入を続ければ、買う国債がなくなるまで1年もかからない!?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/40288
●消費者物価、22年12月4.0%上昇 41年ぶり上げ幅
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA19BA70Z10C23A1000000/
●米グーグル親会社、約1万2000人削減へ 過去最大規模
https://jp.wsj.com/articles/google-parent-alphabet-to-cut-12-000-jobs-11674215038
●ジェネシスの破産申請後もビットコイン、イーサリアムは堅調に推移
https://www.coindeskjapan.com/172030/
米個別銘柄の週間パフォーマンス2023/01/13-2023/01/20)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2023/01/13-2023/01/20)

出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種
個別銘柄の週間パフォーマンス(2023/01/13-2023/01/20)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ(2023/01/20)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス(2023/01/13-2023/01/20)

出所: セントラル短資
外国株とコモディティ

出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2023/01/13-2023/01/20)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](https://livedoor.blogimg.jp/kazu_fujisawa/imgs/a/2/a26ca38d.png)
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)
今週のマーケット・イベント
1月23日(月)
日銀金融政策決定会合議事要旨(12/19-20開催分)
休場:中国(旧正月、-1/27)、香港(旧正月、-1/25)
1月24日(火)
ユーロ圏1月製造業・非製造業PMI
決算:日電産、米Microsoft、米General Electric、米3M、米Johnson&Johnson、米Lockheed Martin、他
1月25日(水)
決算:サイバエージ、米Tesla、米Boeing、米IBM、他
1月26日(木)
日銀金融政策決定会合の主な意見(1/17-18開催分)
日12月首都圏マンション発売
米10-12月期GDP(速報)
米12月耐久財受注
米12月新築住宅販売
決算:信越化、日東電、野村不、松井証、米Mastercard、米Visa、米Intel、他
1月27日(金)
日1月都区部消費者物価指数
米12月個人消費支出・個人所得
米12月中古住宅販売成約指数
米1月ミシガン大学消費者信頼感指数
決算:ファナック、ミスミG、日立建、他
1月28日(土)
1月29日(日)
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