第611号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2024年1月29日 第611号
// なぜ受験生は偏差値の高い大学を目指すのか
// トヨタ時価総額48兆円でバブル期NTT超え
// 東京で美味しい関西風の鰻を食べました
// アメリカ名門大学のエリートは凄いのか
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 日本は寒いですね。さて、JAXAの小型月着陸実証機SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) が、月に着陸したそうです。日本は、アメリカ、旧ソ連、中国、インドに続き、月面着陸を成功させた5つ目の国となった、とニュースで報道されていましたが、1970年代には、アメリカのNASAが人間を月面に何度も送っていましたから、なんか無人機が月面に到着して、さらに着陸に失敗してひっくり返ったことが、そんなすごいニュースなのか、という気もします。

●日本の月面探査機SLIM、運用が再開 「通信を確立」とJAXA
https://www.bbc.com/japanese/68120990

 そして、中学受験では、こういうのって必ず来年の理科とかの問題になって、出てくるんですよね(笑)。

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 米ソ冷戦時代にあんなにがんばっていた宇宙開発は、米国一人勝ちの世界になりどんどん縮小されたわけです。しかし、再び多極化時代になってきて、リアリズムの文脈で見ると、宇宙から、迎撃が困難な核ミサイルでアメリカ本土を常に攻撃できる体制にしておくことが、ロシアや中国にとっては極めて重要でしょうから(米国も同様)、また、宇宙開発が盛り上がっていくかもしれませんね。

週刊金融日記 第607号 リベラリズムが終わりリアリズムの世界到来とS&P500vsオールカントリー

 円安や、世界的にEVバブルが崩壊してきたことで、トヨタ自動車が見直され、時価総額が50兆円に迫ってきました。まあ、日本は財政破綻だ、円が紙くずになるとか方方から言われていますが、先進国の中でこんだけまだ製造業が強くて、円安になったら観光客がわんさかやってくる上に、世界最大の対外債権を持っている国なんで、そう簡単にどこまでも円安になるわけじゃないんですよね。
 まあ、いまの問題は、少子化で日本に働く人がいないことですね。

●トヨタ時価総額、史上最大に バブル期のNTT超え
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024012301220

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-東大もマーチも同じならなぜ中学受験して難関大学を目指すのでしょうか
-所長が外資系金融を辞めた理由
-シャープレシオの計算方法を教えてください
-アメリカ名門大学のエリートはどれほど凄いのか

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.なぜ受験生は偏差値の高い大学を目指すのか

 ノルウェーに生まれた天才少年のトルライフ・シェルデラプ・エッべは、自宅の庭で飼っていた鶏の群れを観察しているうちに、非常に興味深い鶏社会の仕組みを発見しました。
 新しい鶏が群れにやってくると、初対面の鶏同士はケンカをして、どちらが上かどうかを激しく争います。こうして、たとえば、10羽の鶏の群れがあったら1位から10位までが決まります。ここに新たな一羽を加えると、また、つつきあいのケンカを始めて、新入りは然るべき順位に落ち着きます。そして、いったん勝負がつくと、争いをやめ、また平和が訪れるのですが、エサの分配や交尾で、より上位の鶏が優先されます。上位の鶏はたまに下位の鶏をつついて虐めたりしますが、下位の鶏が上位の鶏にちょっかいを出すことはありません。この順位は下位の鶏が力をつけても覆ることがなく、鶏はこうして、最初に決められた順位に従い、鶏社会の秩序を守っているのです。
 エッベ少年は、その後も鶏研究を続け、つつき順位(pecking order)に関する論文を書き、今日では動物行動学の画期的な発見であると高く評価されています。しかし、エッべ少年自身は、当時のアカデミアのヒエラルキーにキャリアを阻まれてしまい、学者としては、自分の順位をまったく上げることができずに、不遇な生涯を閉じました。まるで下位の鶏のように。

●Thorleif Schjelderup-Ebbe
https://en.wikipedia.org/wiki/Thorleif_Schjelderup-Ebbe

●Dominance hierarchy
https://en.wikipedia.org/wiki/Dominance_hierarchy

 さて、中受も大受も受験シーズンの真っ只中で、僕のXのタイムラインも教育や受験の話が多くなってきました。まずは読者の方からの投稿を紹介しましょう。

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-東大もマーチも同じならなぜ中学受験して難関大学を目指すのでしょうか

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2.今週のマーケット

●EVバブル崩壊でテスラ株低迷、トヨタ時価総額48兆円でバブル期NTT超え、NetflixとASMLが好決算(金融日記 Weekly 2023/1/19-2024/1/26)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52228218.html

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3.ブログではいえないお店

-東京で美味しい関西風の鰻を食べました

 じつは鰻は関東風と関西風で調理方法が違います。関東風は、背開きした鰻を竹串で刺して、まず蒸します。それから、焼きます。これで、余分な脂が取れて、身がふっくらと柔らかくなるのが特徴です。一方で、関西風は、腹開きした鰻を金串で刺して、蒸さずにそのまま焼いていきます。だから、脂がガツンとして、皮も焦げ目がついて香ばしいですね。
 もちろん、両方美味しいですけど、僕はどちらかというと関西風が好きですな。さらに、鰻地理学的には、この関東風と関西風の境界がどの辺にあるかというと、静岡の浜名湖辺りは、まだほとんど関東風のようですね。ちゃんと蒸してから焼くから、身がふわふわのとろとろです。それで、名古屋まで行くと、香ばしく焼いた鰻が出てきます。だから、どうやら浜名湖と名古屋の間ぐらいに境界線があるらしいですね。

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

-所長が外資系金融を辞めた理由

藤沢所長が金融の会社を辞める理由はなんだったか気になりご質問させていただきました。

-藤沢数希の回答

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