第618号の目次です。

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// 週刊金融日記
// 2024年3月19日 第618号
// 東京のウォーターフロントを浄化すれば芝浦や港南が港区覇権争いで下剋上できる
// 日銀とうとうマイナス金利解除へ
// 名古屋が人で溢れかえっていた
// マイホーム購入か賃貸か
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 大学受験甲子園の結果がだいたい出揃いました。

【2024年2月入試東大合格者数ランキング】
1.開成高校    149名
2.聖光学院    100名
3.灘高校      94名
4.西大和学園    71名
5.渋谷教育学園幕張 64名
6.桜蔭高校     63名
7.日比谷高校    60名
8.麻布高校     54名
9.海城高校     49名

 例年公表が遅い筑波大学附属駒場高校(筑駒)が100名弱で、おそらく灘高校の上か下ぐらいに入りますから、これでトップ10校ということになります。ということで、筑駒合わせて、トップ4校が男子校になりますね。それで5位(上の表では筑駒が入ってないので4位)の西大和が奈良県にある共学の中高一貫校になります。6位が渋幕でこちらも共学ですね。7位の桜蔭が揺るぎない日本の女子校トップでしょう。日比谷が共学との公立高校で、次いで、麻布、海城と男子校ですね。男子校が強いようですね。首都圏以外でランクインは言わずと知れた灘と、奈良県の西大和だけです。やはり東大は東京の大学ですから首都圏が多いです。関西は京大目指す生徒が多いですからね。
 今年の注目は何と言っても聖光学院で、現役で86名も合格していて、なんと東大現役合格率38%です。
 教育工学的に、中高一貫校はふたつのグループに分かれるように思います。学校は主に社交の場であったり、必ずしも受験対策をしない伝統校と、学校で受験対策を完結をする新興校です。この中では、筑駒、開成、桜蔭、麻布などが典型的な東京の伝統校になります。東大受験専門塾の鉄緑会率が高いです。そして、基本的に生徒は塾に通わず、学校だけで受験対策までやるのが聖光学院です。より学校の実力を表すと考えられる東大現役合格率は、筑駒の数字がまだわかりませんが、この中では聖光学院がトップです。中学受験ではより偏差値が高い開成が29%程度なので、大きく勝っています。聖光学院と似たような偏差値の麻布に至っては13%を切っています。また、この文脈で関西を見ると、灘が伝統校で、西大和が新興校でしょうか。渋幕も新興校でしょう。
 教育関係のインフルエンサーは塾関係者が多いので(伝統校スタイルが都合がいい)、ソーシャルメディアなんか見ていると、伝統校に対して好意的な意見が多く、どちらかというと新興校は叩かれがちです。しかし、僕は工学的には、塾で受験対策するより、昼間の学校が塾と同レベルの授業をやった方が効率がいいに決まっている、と思っていました。そして、実際にそうなってきたように思います。もちろん、依然として伝統校の方が支配的なのですが、入口の偏差値で調整すると、新興校の方ががんばってるなぁ、と。
 昔は、受験対策のノウハウが予備校にあったと思うのですが、良い参考書もありますし、少子化で受験産業は供給過多になり、予備校のいい先生がふつうに高校で非常勤講師などしていたり、同等のノウハウが新興校にも蓄積されてきたのだと思います。だったら、昼に学校で夜に塾に行く伝統校スタイルより、昼に学校=塾で、夜は部活やったり自習したりしている方が効率が高まるのは必然のような気がします。

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 このような伝統vs新興の戦いというのは、いろんなところにあって、とても面白いですね。
 東京の住宅地でも、しばらく前まで伝統的な高級住宅地がある世田谷民たちと、湾岸の埋立地の上に林立するタワマンに住む湾岸民たちとが抗争をしておりました。地方から出てきて、東京でそこそこ成り上がった新興エリートたちが住むのもタワマンです。こちらの抗争も、丸の内や銀座など都心へのアクセスの利便性や、集合住宅の規模の経済などの効率性が最終的には勝利したように思います。正直な不動産価格がその審判です。
 僕は、伝統の上にあぐらをかく者と、何もない所から創意工夫をして這いずり回ってでも成り上がった者がいるなら、常に成金の側に立とうと思います。

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-アラフォー内科医ですが住宅購入するなら年収の5倍くらいに抑えたほうがいいでしょうか
-不妊治療を巡る口論が精神的に非常に辛くなってきて離婚を考えています
-妻が外国人インフルエンサーで世帯年収約5000万円ですが海外移住を考えています
-コンビニの気になる女性店員にアプローチしたい
-女性との会話力を向上させる方法をご教示ください

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.東京のウォーターフロントを浄化すれば芝浦や港南が港区覇権争いで下剋上できる

 香港は伊豆みたいな地形の上に丸の内と六本木と銀座を詰め込んだ感じで、眼の前の海も割と綺麗で、釣りをしてる人もちらほらいて、ふつうに超過密の都心の海で釣った魚を食べている人もいます。丸の内の眼の前で釣りをしているみたいな感じですね。香港の都心からUberで15分も行けば、ウエイクサーフィンなどマリンスポーツも出来ますし、ヨットなんか楽しんでいます。すぐにハイキングできる山もありますね。香港がゼロコロナ政策をしていた2年間ぐらいは、海外に行って戻ってくると2週間とか3週間とかの強制隔離がありましたが、僕は香港に来てまだ海外旅行気分が抜けていなかった頃なので、割とマリンスポーツやハイキングなど楽しんで充実していました。世界中の料理が楽しめるレストランもいろいろ行きました。
 コロナ禍の前は、ニュージーランドのオークランドもちょくちょく行ったんですが、やはり高層ビルが立ち並ぶエリアのすぐ前の海が綺麗なんですよね。シドニーとシンガポールはもう10年ぐらい行っていないので、あんまり覚えていないのですが、やはり海が綺麗なようです。日本だと、福岡なんかビルが建ち並ぶ街中の海につながっている河なんか綺麗で、そこで釣った魚も美味しそうです。鹿児島も割と都会なんですが、当たり前のように海も川も綺麗ですし、愛媛の松山なんかも綺麗ですね。一方で、アジアの中ではフィリピンのマニラなんかは海が汚いですね。セブはまあま綺麗なんですけど。東京はもちろん汚いです。今週は名古屋に行きましたが、名古屋港水族館はイルカやシャチの大きな水槽があり、世界有数の水族館なのですが、名古屋港は東京湾並に汚いですね。
 街の水辺が、そこで釣った魚を食べられるぐらい綺麗だと、不動産価値も爆上がりすると思うのですが、なぜ東京の運河や東京の水辺は汚いのでしょうか?

★芝浦や港南なんか、この辺の水辺が綺麗になれば港区内でのマウンティング下剋上が起こると思うのですよね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1759791584596648175/

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2.今週のマーケット

●日銀とうとうマイナス金利解除へ、米下院TikTok規制法案可決で売却か(金融日記 Weekly 2023/3/8-2024/3/15)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52229952.html

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3.ブログではいえないお店

-名古屋が人で溢れかえっていた

 先日、名古屋に寄ってうなぎを食べて、それから山口の方まで行ってとらふぐなどを食べてからのまた折り返して名古屋に来ました(また別の機会に日本縦断旅行についてメルマガに書きます)。名古屋は久しぶりなんですが、もうかつて見たことがないような人で溢れていました。

週刊金融日記 第617号 名古屋で美味しい炭焼うなぎのお店に行きました

★名古屋駅はめちゃくちゃ混んでいて、周辺の飲食店は激混みで、名古屋めしを食べるには1時間待ちは当たり前というありさまです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1768842896437092724

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

-アラフォー内科医ですが住宅購入するなら年収の5倍くらいに抑えたほうがいいでしょうか

いつも有益な情報をご提供いただきありがとうございます。
XX歳男性、内科医の者です。
ブログ時代からお世話になっており週刊金融日記と恋愛工学のおかげで、独身時代は充実した生活を送ることができ、愛する妻とも結婚できました。
本当に感謝しております。
今回は自宅購入について相談させてください。
私が20代の頃は賃貸と自宅購入だと賃貸が有利という論調が続いていたことや、医師という職業柄勤務地が頻繁に変わることもあり、これまで自宅の購入を積極的に考えたことがありませんでした。
現在、今後の勤務先が固定となり将来を見通すことができるようになったこと、昨年結婚したことにより自宅購入の時期を考えるようになりました。
先日話題になった藤沢所長の2011年2月16日のツイート(35年住宅ローンは個人で買える金融商品の中で破格に条件がいい)を見ましたが、これは現在も有効な考えでしょうか。

★先日、Xで話題になっていた13年前の藤沢所長のツイートです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/37874871266586624

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