第636号の目次です。
●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14
●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html
●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html
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// 週刊金融日記
// 2024年7月23日 第636号
// 生成AIは年間100兆円売り上げないとペイしないがまだ稼げるビジネスモデルなし
// クラウドストライク世界中のWindowsをストライク
// 香港で高級な北京ダックを食べてきた
// 気力や体力を回復させる方法
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
聞くところによると東京はめちゃくちゃ暑くなってきたようですね。香港は最近はそこまで暑くないんですが、雨が多いのがうざいです。早くいろんな仕事を片付けて、いろいろ旅行とかしたいですわ。年間100兆円投資される生成AIがもっと賢ければ、助かるんですけど、あまり期待できませんね。とほほ。
世界の政治について、いろいろニュースがありました。
★まず、バイデンさんがとうとう大統領選をあきらめたみたいで、副大統領のハリスさんが出馬する意向のようです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815563235854360846
★もはや勝ち確と言われている(まあ選挙は何が起こるかわかりませんが)トランプさんが、なぜ副大統領候補にヴァンスさんを選んだのかは、こんな感じらしいです。どこまで本当か知りませんが。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815350213479211300
★ウクライナの外務大臣とロシアの高官が北京に来ておりますね。戦争終結は近そうですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815592378100789710
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-NISA枠のAI関連も一度売りたくなりました
-藤巻健史氏の円の破綻論についてどう思われますか
-藤沢先生はAIブーム等メルマガのテーマの選定はどのようにされてますか
-海外旅行でのスマホのsimカードの手配はどうされてますか
-20代サラリーマンですが気力や体力が湧いてくる方法をご教示ください
それでは今週もよろしくお願いします。
1.生成AIは年間100兆円売り上げないとペイしないがまだ稼げるビジネスモデルなし
僕はこの世間のAI騒動と、株式市場のAIバブルが、どれほどバカげているのか、ということについて、最近いろいろ書いたんですが、特に誰かのレポートとか意見とかに影響されたわけではありません。自分で生成AIをずっと使っていて、株価とか見ていて、そのような結論になっただけです。それで、メルマガにいろいろ書いていたわけですけど、他の人の面白いレポートをいくつか見つけたので、それらも読んで、今週号では紹介したいと思います。AIバブル崩壊を数字を使って説明しよう、と。
そもそも僕自身がAIフィーバーに非常にいいタイミングで乗ったわけですね。生成AIで自分で美女画像を作って、おお、これは将来的にすごいポルノができるだろうな!と期待を膨らませました。ChatGPT使って、おお、これで僕も(あまり技術的には得意ではない)小説の執筆とか捗るだろうな! 印税が儲かるわ、ガハハ、と皮算用しておりましたし、当時は下落していて、だいぶ安かったMicrosoftとかGoogleとかの株を、こいつらの時代はこれから10年は続くんだ!加速するわ!!と実際に僕の株式ポートフォリオのトップウエイトにしたわけです。
それで、自分でChatGPTを課金して使い込んでいくうちに、生成AIの背後のアルゴリズムとか、その限界とかわかって、あれ、めちゃ期待外れじゃん……でも、ほとんどの投資家とかアナリストとか、ぜんぜんそのことに気づいてないことに僕は気づいたわけですね。生成AIがかなりしょぼいのに、まだまだこんなにすごいバブルになっているぞ、とメルマガにAI関連の記事を書きました。
『週刊金融日記 第568号 AI革命によって米巨大IT企業の時代は10年延長』
『週刊金融日記 第630号 AIブームは大山鳴動して鼠一匹!これから生成AIの大がっかりイヤーが始まります』
『週刊金融日記 第634号 AIバブル崩壊前夜:ChatGPT(Microsoft)もGemini(Google)もクソ!生成AIトップはまさかのあいつだった』
『週刊金融日記 第635号 実用レベルのポルノが作れなかった生成AI』
さて、まず、話題になっていたゴールドマンサックスのレポートを読んでみました。
・・・
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2.今週のマーケット
●クラウドストライクが世界中のWindowsをストライクして阿鼻叫喚、米政府に怒られて東エレとASML急落(金融日記 Weekly 2024/7/12-2024/7/19)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52234528.html
・・・
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3.ブログではいえないお店
-香港で高級な北京ダックを食べてきた
中華にもいろいろ種類があって、香港とか広州とかは広東料理のエリアですね。しかし、香港はもちろん他の中華もいくらでもあります。北京ダックの名店ももちろんいろいろあり、和食はもちろんフレンチとかも東京より高いんですけど、高級中華は東京と同じぐらいの価格か、むしろ安くて、美味しいですね。
北京ダックは、僕は香港だと広東風になっていてちゃんと身も一緒に食べる第605号で紹介したちょっとカジュアルなセントラルのお店が好きなんですが、先日、正統派の高級北京中華のお店に行ってきました。ミシュランの星付きのお店です。
『週刊金融日記 第605号 香港ソーホー路地裏の北京ダックが美味しいお店』
・・・
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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談
-NISA枠のAI関連も一度売りたくなりました
いつも楽しく拝見しております。
第634号の記載を見て売りたくなりました。
「ちなみに、MicrosoftとかGoogleとかの株は、僕はトップウエイトだったのですが、昨日ぜんぶ売りました。」
-- 週刊金融日記 第634号 AIバブル崩壊前夜
売りたい口座の中には、積立NISAやiDeCo口座で買ってあるものもあります。
上記の口座はあくまで超長期の積立ですから、AIバブルが弾けても粛々と積立を続けるのが王道とは理解しておりますが、短期的なビットコインの値動きや、長期的な米国株の先行き不安から、一度売却して買い直したいとの考えがあります。
仮に、余裕資金は現在上記口座にあるのみで、新しく始まった新NISAの枠に空きがあるケースでは、一度売って買い直してもいいんじゃないかと思います(年間の非課税投資額には限りがありますが)がいかがでしょうか。
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// 2024年7月23日 第636号
// 生成AIは年間100兆円売り上げないとペイしないがまだ稼げるビジネスモデルなし
// クラウドストライク世界中のWindowsをストライク
// 香港で高級な北京ダックを食べてきた
// 気力や体力を回復させる方法
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
聞くところによると東京はめちゃくちゃ暑くなってきたようですね。香港は最近はそこまで暑くないんですが、雨が多いのがうざいです。早くいろんな仕事を片付けて、いろいろ旅行とかしたいですわ。年間100兆円投資される生成AIがもっと賢ければ、助かるんですけど、あまり期待できませんね。とほほ。
世界の政治について、いろいろニュースがありました。
★まず、バイデンさんがとうとう大統領選をあきらめたみたいで、副大統領のハリスさんが出馬する意向のようです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815563235854360846
★もはや勝ち確と言われている(まあ選挙は何が起こるかわかりませんが)トランプさんが、なぜ副大統領候補にヴァンスさんを選んだのかは、こんな感じらしいです。どこまで本当か知りませんが。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815350213479211300
★ウクライナの外務大臣とロシアの高官が北京に来ておりますね。戦争終結は近そうですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1815592378100789710
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-NISA枠のAI関連も一度売りたくなりました
-藤巻健史氏の円の破綻論についてどう思われますか
-藤沢先生はAIブーム等メルマガのテーマの選定はどのようにされてますか
-海外旅行でのスマホのsimカードの手配はどうされてますか
-20代サラリーマンですが気力や体力が湧いてくる方法をご教示ください
それでは今週もよろしくお願いします。
1.生成AIは年間100兆円売り上げないとペイしないがまだ稼げるビジネスモデルなし
僕はこの世間のAI騒動と、株式市場のAIバブルが、どれほどバカげているのか、ということについて、最近いろいろ書いたんですが、特に誰かのレポートとか意見とかに影響されたわけではありません。自分で生成AIをずっと使っていて、株価とか見ていて、そのような結論になっただけです。それで、メルマガにいろいろ書いていたわけですけど、他の人の面白いレポートをいくつか見つけたので、それらも読んで、今週号では紹介したいと思います。AIバブル崩壊を数字を使って説明しよう、と。
そもそも僕自身がAIフィーバーに非常にいいタイミングで乗ったわけですね。生成AIで自分で美女画像を作って、おお、これは将来的にすごいポルノができるだろうな!と期待を膨らませました。ChatGPT使って、おお、これで僕も(あまり技術的には得意ではない)小説の執筆とか捗るだろうな! 印税が儲かるわ、ガハハ、と皮算用しておりましたし、当時は下落していて、だいぶ安かったMicrosoftとかGoogleとかの株を、こいつらの時代はこれから10年は続くんだ!加速するわ!!と実際に僕の株式ポートフォリオのトップウエイトにしたわけです。
それで、自分でChatGPTを課金して使い込んでいくうちに、生成AIの背後のアルゴリズムとか、その限界とかわかって、あれ、めちゃ期待外れじゃん……でも、ほとんどの投資家とかアナリストとか、ぜんぜんそのことに気づいてないことに僕は気づいたわけですね。生成AIがかなりしょぼいのに、まだまだこんなにすごいバブルになっているぞ、とメルマガにAI関連の記事を書きました。
『週刊金融日記 第568号 AI革命によって米巨大IT企業の時代は10年延長』
『週刊金融日記 第630号 AIブームは大山鳴動して鼠一匹!これから生成AIの大がっかりイヤーが始まります』
『週刊金融日記 第634号 AIバブル崩壊前夜:ChatGPT(Microsoft)もGemini(Google)もクソ!生成AIトップはまさかのあいつだった』
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さて、まず、話題になっていたゴールドマンサックスのレポートを読んでみました。
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●クラウドストライクが世界中のWindowsをストライクして阿鼻叫喚、米政府に怒られて東エレとASML急落(金融日記 Weekly 2024/7/12-2024/7/19)
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-香港で高級な北京ダックを食べてきた
中華にもいろいろ種類があって、香港とか広州とかは広東料理のエリアですね。しかし、香港はもちろん他の中華もいくらでもあります。北京ダックの名店ももちろんいろいろあり、和食はもちろんフレンチとかも東京より高いんですけど、高級中華は東京と同じぐらいの価格か、むしろ安くて、美味しいですね。
北京ダックは、僕は香港だと広東風になっていてちゃんと身も一緒に食べる第605号で紹介したちょっとカジュアルなセントラルのお店が好きなんですが、先日、正統派の高級北京中華のお店に行ってきました。ミシュランの星付きのお店です。
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-NISA枠のAI関連も一度売りたくなりました
いつも楽しく拝見しております。
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「ちなみに、MicrosoftとかGoogleとかの株は、僕はトップウエイトだったのですが、昨日ぜんぶ売りました。」
-- 週刊金融日記 第634号 AIバブル崩壊前夜
売りたい口座の中には、積立NISAやiDeCo口座で買ってあるものもあります。
上記の口座はあくまで超長期の積立ですから、AIバブルが弾けても粛々と積立を続けるのが王道とは理解しておりますが、短期的なビットコインの値動きや、長期的な米国株の先行き不安から、一度売却して買い直したいとの考えがあります。
仮に、余裕資金は現在上記口座にあるのみで、新しく始まった新NISAの枠に空きがあるケースでは、一度売って買い直してもいいんじゃないかと思います(年間の非課税投資額には限りがありますが)がいかがでしょうか。
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