TOPIX: | 2706.20, | +0.5% (1w), | +14.4% (YTD) |
Nikkei225: | 39605.80, | +2.5% (1w), | +18.4% (YTD) |
S&P500: | 5815.03, | +1.1% (1w), | +21.9% (YTD) |
USD/JPY: | 148.70, | +1.3% (1w), | +5.1% (YTD) |
EUR/JPY: | 162.58, | +0.3% (1w), | +3.9% (YTD) |
Oil(WTI Futures): | 75.56, | +1.6% (1w), | +5.5% (YTD) |
不動産バブル崩壊や、経済覇権を守りたい米国による中国封じ込め戦略などの影響で低迷していた中国株がとうとう底を打ったのではないか、というのが筆者のビューであった。そこに中国政府による金融緩和や財政出動などのニュースで出て急激な上昇が始まった。国慶節の大型連休明けに中国政府から、巨額の財政出動などの発表があると市場に過剰に織り込まれた。しかし、具体的な財政出動などが発表されなかったことから、株価は乱高下することになる。土曜日に財政相が会見し積極財政を約束したが、依然として詳細は持ち越されている。週明けの中国株に注目だ。
テスラは期待されていたロボタクシーの発表をしたが、まだコンセプトカー的な段階だということが露見し、株価は大きく下落した。テスラ株のバリュエーションは、EVのライバル企業であるBYDなどの数倍の評価であり、AIによって何か夢のようなことを成し遂げると市場は期待している。
一方、テスラなどに高額のGPUを売っているエヌビディアの株価は好調で、明暗が分かれた。生成AI自体は今のところ何一つマネタイズできていないが、生成AIの開発に必要なGPUを売っているエヌビディアだけは儲かり続けている。
AIのような夢は買うものではなく、売るもののようだ。
● 週刊金融日記 第647号 代表的な中国企業について解説、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52237265.html
●中国、景気底上げへ積極財政出動 財政相会見要旨
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/OIXD6UNIGFJJTLFN2BXZ76VFZA-2024-10-13/
●何故中国は経済対策規模を明示「できなかった」のか、味ポン
https://note.com/happy_talent/n/n687493cf7285
●テスラ、待望のロボタクシー発表も株価9%下落、なぜ?「失望」か「現実売り」か
https://japan.cnet.com/article/35224876/
★中国ではBaiduなどがすでにロボタクシーを実現し、武漢では数百台の自動運転タクシーが走っているが、それほど大きなインパクトはないようだ。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/1844972750181630404
米個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/04-2024/10/11)
出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港・中国個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/04-2024/10/11)
出所: Google Finance, Yahoo!Finance
メルマガを購読 → note、夜間飛行、ブロマガ、 まぐまぐ
日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2024/10/04-2024/10/11)
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種
個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/04-2024/10/11)
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資
イールドカーブ(2024/10/11)
出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス(2024/10/04-2024/10/11)
出所: セントラル短資
外国株とコモディティ
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2024/10/04-2024/10/11)
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)
今週のマーケット・イベント
10月14日(月)
ノーベル経済学賞
中国9月貿易収支
休場:日本(スポーツの日)
10月15日(火)
日衆議院議員選挙公示(27日投開票)
米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
独10月ZEW景況感指数
決算:米J&J、米Citigroup、米Goldman Sachs、他
10月16日(水)
日8月機械受注
米9月輸出・輸入物価指数
決算:米Morgan Stanley、蘭ASML、他
10月17日(木)
日9月貿易統計
日8月第三次産業活動指数
米9月小売売上高
米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
米9月鉱工業生産
米9月設備稼働率
米10月NAHB住宅市場指数
米8月対米証券投資
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
決算:米Netflix、他
10月18日(金)
日9月全国消費者物価指数(CPI)
米9月住宅着工件数
米9月建設許可件数
中国7-9月期GDP
中国9月鉱工業生産
中国9月小売売上高
中国9月固定資産投資
決算:米P&G、他
10月19日(土)
10月20日(日)
メルマガを購読 → note、夜間飛行、ブロマガ、 まぐまぐ