TOPIX: | 2618.32, | -2.6% (1w), | +10.6% (YTD) |
Nikkei225: | 37913.92, | -2.7% (1w), | +13.3% (YTD) |
S&P500: | 5808.12, | -1.0% (1w), | +21.8% (YTD) |
USD/JPY: | 151.78, | +1.1% (1w), | +7.3% (YTD) |
EUR/JPY: | 164.29, | +1.1% (1w), | +5.0% (YTD) |
Oil(WTI Futures): | 71.78, | +3.7% (1w), | +0.2% (YTD) |
日曜日は衆議院選挙の投開票があった。総裁選の直後は支持率も5割程度とまずまずの石破内閣であった。野党に小選挙区での候補者一本化の協議の時間を与えない速攻解散により、自民党単独で過半数は厳しいものの自公連立での過半数は取れるのではないか、と思われていた。しかし、日に日に支持率が落ち、フタを開けてみれば、自公で215席(過半数は233)となり、惨敗である。野党第一党の立憲民主党が躍進し148議席を獲得した。国民民主党も7議席から28議席へ、れいわ新選組も3議席から9議席へと大きく伸ばした。
現在のところ、石破氏は辞任を否定しており、国民民主党や無所属議員などと連携し、自公と合わせて過半数を模索する。日本の政治は混迷することになりそうだ。
裏金問題が敗因とは言われているが、世界的に与党が破れる流れで、背後に共通しているものはインフレである。やはり市民はインフレが非常に嫌いのようだ。今後、混迷する日本の政治が、アベノミクス(=非伝統的金融緩和による円安誘導)を継続するのかどうか注目される。
●衆議院選挙2024特設サイト
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/
●石破茂首相「衆院選、極めて厳しい状況」 続投には意欲
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA274C20X21C24A0000000/
●自公惨敗、過半数割れ 石破首相、退陣を否定―立民躍進、維新伸びず・国民も大幅増
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102800017
ロシアのカザンでBRICS会議が開かれ、新興国首脳らがプーチン大統領の元へと集まった。西側メディアはロシアが孤立している、と散々報道しているが、実態は、G7がロシアを孤立させようと様々な経済制裁やある種のプロパガンダをしているが、それ以外の世界の国はロシアを孤立させようとはあまり思っていないということだ。BRICSは、相互の内政には不干渉を基本としており、その結束は、欧州連合や日米同盟などよりはるかにゆるいものであるが、人口は多く、経済成長率はG7を凌ぎ、今後も相対的にはプレゼンスを高めていくものと思われる。
株価も好調で軍事・経済ともにアメリカは依然として世界一の超大国であるが、基軸通貨としてのドルの地位、アメリカの世界覇権達成の度合いは、相対的には弱くなっていくことは避けられない。問題はそのスピードである。
★BRICS会議で習近平首席、モディ首相、プーチン大統領ら新興国のトップが一堂に会した。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1849053705951437309/
●BRICS拡大後初の首脳会議、増大する「非西側」の影響力
https://jp.reuters.com/markets/treasury/NEYHTAKMUJLLRAXXWIBGER2CUU-2024-10-25/
●BRICS首脳会議の全体会合 「カザン宣言」を採択
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241024/k10014617571000.html
米個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/18-2024/10/25)
出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港・中国個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/18-2024/10/25)
出所: Google Finance, Yahoo!Finance
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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2024/10/18-2024/10/25)
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種
個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/18-2024/10/25)
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資
イールドカーブ(2024/10/25)
出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス(2024/10/18-2024/10/25)
出所: セントラル短資
外国株とコモディティ
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2024/10/18-2024/10/25)
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)
今週のマーケット・イベント
10月28日(月)
決算:米Ford Motor、他
10月29日(火)
日9月失業率・有効求人倍率
米8月住宅価格指数
米8月ケース・シラー米住宅価格指数
米10月消費者信頼感指数
決算:キーエンス、コマツ、JR東海、米Alaphabet、他
10月30日(水)
日銀金融政策決定会合(-10/31)
日10月消費者態度指数
米10月ADP雇用統計
米7-9月期GDP(速報)
決算:日立、アドバンテ、アステラス薬、京セラ、関西電、東ガス、東電力、米Microsoft、米Meta、他
10月31日(木)
日銀植田総裁記者会見
日9月鉱工業生産指数
日9月商業動態統計
米9月個人所得
米9月個人消費支出
中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)
決算:第一三共、JT、HOYA、武田、デンソー、住友商、JR東日本、パナソニック、米Apple、米Amazon、韓国サムスン電子、他
11月1日(金)
米10月雇用統計
米10月ISM製造業景況指数
中国10月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)
決算:三菱商、KDDI、三井物、村田製、丸紅、野村、JR西日本、米Exxon Mobil、米Chevron、他
11月2日(土)
11月3日(日)
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