TOPIX: 2644.26, +1.0% (1w), +11.7% (YTD)
Nikkei225: 38053.67, +0.4% (1w), +13.7% (YTD)
S&P500: 5728.80, -1.4% (1w), +20.1% (YTD)
USD/JPY: 151.98, +0.1% (1w), +7.5% (YTD)
EUR/JPY: 165.41, +0.7% (1w), +5.7% (YTD)
Oil(WTI Futures): 69.49, -3.2% (1w), -3.0% (YTD)

 米大統領選挙はトランプ暗殺未遂事件の後にはほぼトランプだろう、という雰囲気になり、市場もそう動いていた。しかし、バイデンが降ろされて、ハリス候補が出てきたら、また情勢が変わり、今度は新鮮味があるハリス優位か、となった。しかし、その後は討論会などでハリス候補が基本的な政治や経済に対する知識や理解不足が露呈し、再び、強いアメリカを象徴する剛腕のトランプ候補が優勢となっていった。
 クリプトでトレードできる選挙賭博などで、トランプが大きく引き離し、これはお金を賭けるのだからバイアスがなく、正確な予想だ、などと言われ、トランプ優勢がさらに固まっていった。そして、ビットコインや、トランプ氏が運営するソーシャルメディア企業などが、トランプ大統領になれば儲かるだろうとの思惑で買われ、いわゆるトランプトレードが人気を博した。
 しかし、そもそもトランプはクリプト推進派であり、流動性の低いこんなマイナーな賭博市場での価格などそれほど信頼できるものではない。ここに来て、さまざまな指標が、大統領選挙は未だに五分五分に近いことを示唆している。
 投開票日は5日火曜日であるが、アメリカの選挙は日本などと違い、すぐに結果は出ず、数日を要する。接戦になれば揉めることは必至で、大きな混乱が予想される。

●【米大統領選2024】 7つの激戦州の影響力 勝敗を大きく左右
https://www.bbc.com/japanese/articles/cwy1glne907o

激戦州
●アメリカ大統領選、「選挙人」は時代遅れ? 65%が「総得票で決めるべき」 複雑な制度には建国の歴史が
https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=361572&pid=1658000

●共和、上院過半数うかがう 下院は接戦 米議会選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024110200314

●トランプ氏、大統領選結果受け入れ拒否も バイデン氏が警告
https://jp.reuters.com/world/us/RUHOMNXGURNWPAIJIXLRZCPOEM-2024-10-04/

 日本の衆議院選挙では、自民公明の連立与党が過半数割れし、一方で、躍進した野党第一党の立憲民主党も大勝ちでもなく、来年の参院選を控えて、このタイミングで連立する少数政党を集めて政権交代させようという気概もない。結果的に、国民民主党がキャスティングボートを握りそうな情勢である。
 国民民主党が強く推しているのが、103万円の壁を取り除く非課税枠拡大である。毎年7兆円以上の恒久減税になるため、もしこれが通れば、日本のマクロ経済に与える影響はかなり大きいはずだ。

●自民・公明・国民民主「手取り増」妥結探る 非課税枠拡大が論点 国民民主公約なら7.6兆円減税
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84510760R01C24A1EA2000/

米個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/25-2024/11/01)
米個別銘柄の週間パフォーマンス
出所: Google Finance, Yahoo!Finance

香港・中国個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/25-2024/11/01)
Chart20241103_HK
出所: Google Finance, Yahoo!Finance

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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
出所: 日経新聞社

サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2024/10/25-2024/11/01)
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス
出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種

個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/10/25-2024/11/01)
個別銘柄の週間パフォーマンス
出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス

直近1年のドル円とユーロ円の推移
直近1年のドル円とユーロ円の推移
出所: セントラル短資

イールドカーブ(2024/11/01)
イールドカーブ
出所: Bloomberg.com

主要通貨の週間パフォーマンス(2024/10/25-2024/11/01)
主要通貨の週間パフォーマンス
出所: セントラル短資

外国株とコモディティ
外国株とコモディティ
出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com

地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2024/10/25-2024/11/01)
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)

今週のマーケット・イベント

11月4日(月)
米9月製造業新規受注
米サマータイム終了(3日日曜日)
休場:日本(文化の日振替)

11月5日(火)
東証売買時間延長
日10月マネタリーベース
米大統領選挙投開票日
米9月貿易収支
米10月ISM非製造業景況指数
決算:任天堂、三菱重、LINEヤフー、他

11月6日(水)
日銀金融政策決定会合の議事要旨(9/19-20開催分)
FOMC(-11/7)
決算:トヨタ、伊藤忠、ホンダ、ダイキン、NTTデータ、ニトリ、JR九州、他

11月7日(木)
日9月毎月勤労統計
日10月都心オフィス空室率
パウエルFRB議長記者会見
中国10月貿易収支
決算:NTT、富士フイルム、日本製鉄、花王、味の素、菱地所、キリン、東京メトロ、資生堂、ローム、他

11月8日(金)
日9月家計調査
日9月景気動向指数
決算:ソニーG、ソフトバンク、住友不、SBI、スクエニ、セガサミー、他

11月9日(土)
中国10月生産者・消費者物価指数

11月10日(日)

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