TOPIX: | 2784.92, | -0.6% (1w), | -0.6% (YTD) |
Nikkei225: | 39894.54, | -1.0% (1w), | +0.0% (YTD) |
S&P500: | 5942.47, | -0.5% (1w), | +1.0% (YTD) |
USD/JPY: | 157.36, | -0.2% (1w), | +0.2% (YTD) |
EUR/JPY: | 161.56, | -1.8% (1w), | -1.1% (YTD) |
Oil(WTI Futures): | 73.96, | +4.8% (1w), | +3.1% (YTD) |
新年明けましておめでとうございます。
今年の見通しなど書こうと思ったのですが(年単位の予想なんて当たるも八卦 当たらぬも八卦ですが)、年末年始で多くの市場参加者が休んでいる中で、さっそく、いろいろと面白いニュースが飛び込んできた。
まず、米国株を牽引したMagnificent Sevenの中でも、P/Eが140倍程度と圧倒的にバリュエーションが高いTeslaのEV年間販売台数が2024年はとうとう減少に転じた。このように高いP/Eは指数関数的な売上の成長期に正当化されるが、もはや増えてさえいない。もはやTeslaはEVを売る会社ではなく、AIやロボットなど、まだ人類が見たことがない未来のテクノロジーに賭ける会社なのである。だから、このような株価も正当化されるのだ。
●テスラ、年間販売台数が過去10年余りで初の減少
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-02/SPGSL5T1UM0W00
また、日本製鐵がUSスチールを買収することでディールがまとまっていたが、米国政府から安全保障上の理由で、この買収に中止命令が下された。このような政府による命令でディールが成立しなくても、日本製鐵側が違約金を支払う契約になっていたので、900億円ほどUSステールに支払うことになりそうだ。
しかし、経営が行き詰まっているUSスチールをスッ高値で買わなくてもよくなりそうで、日本製鐵の株価は上昇している。
●米政府、日鉄の中止命令公表文で誤記 中国と取り違え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN032JU0T00C25A1000000/
★しかし、このような米国政府の中止命令は十分に想定されることだったので、ディール不成立の高額な違約金の契約で、免責事項を書いていなかったのは粗忽であった。ちなみに、鉄鋼トップは中国の宝武鋼鉄(Bao Steel)である。日米で中国に対抗しようという思惑もあったが、ディール不成立になりそうだ。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/1875745445219287411
日本はちょうど1月第1週が正月休みと重なり、6日月曜日が2025年の大発会となる。
米個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/12/27-2025/01/03)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港・中国個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/12/27-2025/01/03)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
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日本株
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
サイズ/スタイル/セクター別の週間パフォーマンス(2024/12/27-2025/01/03)

出所: 東証、日経新聞社、セクター指数はTOPIX17業種
個別銘柄の週間パフォーマンス(2024/12/27-2025/01/03)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ(2025/01/03)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス(2024/12/27-2025/01/03)

出所: セントラル短資
外国株とコモディティ

出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD](2024/12/27-2025/01/03)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](https://livedoor.blogimg.jp/kazu_fujisawa/imgs/8/4/84f23dd7.png)
出所: iShares: MSCI Japan (EWJ), MSCI Kokusai (TOK)、MSCI Core Europe (IEUR), MSCI All Country Asia Pacific ex Japan (AAXJ), MSCI Emerging Markets (EEM), GLOBAL REIT ETF (REET). Bloomberg.com: Oil WTI Futures (CL1), Gold Futures (GC1)
今週のマーケット・イベント
1月6日(月)
米11月製造業新規受注
1月7日(火)
日12月マネタリーベース
家電見本市「CES」(ラスベガス、-1/10)
米11月貿易収支
米11月JOLTS求人件数
米12月ISM非製造業景況指数
1月8日(水)
日12月消費動向調査
米12月ADP雇用統計
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12/17-18開催分)
決算:ABCマート、サイゼリヤ、他
1月9日(木)
日12月毎月勤労統計調査
日12月都心オフィス空室率
決算:ファーストリテイ、7&I、キユーピー、イオンモール、他
1月10日(金)
日11月家計調査
日11月景気動向指数
米12月雇用統計
決算:安川電、良品計画、吉野家、他
1月11日(土)
1月12日(日)
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