金融日記

藤沢数希が運営するブログ。
金融・経済、Web関連ビジネス、書評、科学、恋愛工学などについて。

カテゴリ: メルマガ週刊金融日記

第549号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2022年11月22日 第549号
// 営業と広報をぜんぶクビにするイーロン・マスクの経営がすごすぎる
// FTXはクリプト版セノラスかマドフ
// 香港のフレンチで北海道産ハマチを食べて気候変動を考えた話
// ルッキズムは本当に蔓延っているのか
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 この一週間、世界第2位だったクリプト交換所のFTXの破綻が、人類史上最大のポンジであることが発覚しつつあったり、Twitterを100%買収したイーロン・マスク氏がいきなり世界で6割以上の社員をリストラする様子が、それこそTwitterからリアルタイムで流れてきて、もう、とんでもない情報の洪水でヘトヘトでした。

●FTX「前代未聞の経営」 記録不十分・資金流用疑いも 新CEOが批判、裁判所資料で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN180A20Y2A111C2000000/

 さて、まずはFTXのほうですが、これは粗末な中身でした。ポンジ(Ponzi)というのは、日本語だとネズミ講と訳されるので、ネットワークビジネスのような語感が強いですが、非常に古典的な投資詐欺です。FTXは顧客の資金を流用していたと言われていますが、銀行は顧客の預金(顧客=債権者)を他に貸し出したりしますから、どういうのが詐欺で、どういうのがいいのか、銀行と証券会社の違いとか、顧客の資産を運用するファンドとか、いろいろ金融の規制を説明しないといけないんで、まあ、今週号ではあっさりと書きたいと思います。興味がある方は、拙著を読んでください。

『外資系金融の終わり』
https://amzn.to/3M2C6jY

 顧客からお金を預かって、それを運用して、運用報酬を取った後の損益を顧客に返すファンドのビジネスでポンジを説明すると、たとえば顧客から100億円預かって、今年は+10%儲かったから10億円配当しますよ、と本当は儲かってないのに預かり資産からそのまま配当していけば、10年間はバレません。10年経った後に全部なくなっていることに気づくわけです。しかし、毎年10%も配当しているなんてすごい!と評判になって、次から次へと新規顧客がやって来れば、ポンジスキームはなかなかバレず、この流入が続く限りとんでもない資金が集まってくることになります(実際に配当していて投資している人たちは儲かっているわけです!)。これで人類史上最大のポンジをやったのがマドフで、その規模は7兆円超えていました。彼は懲役150年になりました。FTXはこれを上回る規模になるかもしれません。

●マドフ受刑者が死去、巨額詐欺事件で禁錮150年
https://www.reuters.com/article/people-madoff-idJPKBN2C134Z

 血液たった一滴で瞬く間にさまざまな病気の同時診断ができるすごい検査装置を発明したとして一世を風靡した、スタンフォード大学中退の美人すぎる研究者ことエリザベス・ホームズさんが設立したセラノスというベンチャー企業がありました。著名なエンジェル投資家やベンチャーキャピタルから多額の資金を集め、次のスティーブ・ジョブズが現れた!などと言われ、彼女はフォーブス誌の表紙を飾ったりしましたが、後にインチキであることが判明しました。彼女も最近ようやく裁判が終わり、これから11年以上は刑務所に入ることになりました。

●速報:セラノス創業者のエリザベス・ホームズに、禁固11年超の有罪判決
https://wired.jp/article/theranos-elizabeth-holmes-is-going-to-prison/

 先週号では、FTX破綻直後に大急ぎで記事を書き、メルマガ配信しました。僕はTwitterでフォローしている、クリプト界隈の詳しい人たちの意見を参考にしてまとめました。記事に書いたとおり、情強ほどFTXを使っており、そんな人たちは、当時はまだサム・バンクマンフリード(SBF)たちを信じていたようで、「分別管理されている」自分のお金も戻ってくるだろう、と希望的観測があったように思います。SBFは大手メディアにも多額の広告宣伝費を払っていましたし、大谷翔平さんや大坂なおみさんも米国のFTX被害にあった投資家たちから訴えられたように、著名なスポーツ選手や芸能人、インフルエンサーたちも、FTXから多額の報酬を受け取り、FTXを宣伝していました。また、SBFは米国の民主党に巨額の献金をしています。
 こうしたことから、当初は、ライバル取引所のBinance社がトークンを売ったことから、取り付け騒ぎのようなことが起きて、果敢なリスクテイクが仇となって破綻してしまった……、というような、かつてノーベル経済学賞受賞者などが運用していたヘッジファンドLTCMの破綻劇になぞらえ、最大限にSBFたちに好意的な解説がされていましたが、中身を開けてみたら(捜査はまだまだこれからでしょうが)、FTX破綻はマドフやセラノスの方にずっと近い、とてもお些末なものだったようです。

週刊金融日記 第548号 業界No2クリプト取引所FTX破綻でこれから連鎖倒産がはじまる

●広報大使の大坂なおみ選手・大谷翔平選手も対象、FTXの投資家が元CEOら提訴
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221118-OYT1T50114/

●FTX創業者、救世主から悪役への顛末
https://jp.wsj.com/articles/how-ftxs-sam-bankman-fried-went-from-crypto-golden-boy-to-villain-11668414003

 教育本である拙著『学歴攻略法』がとうとう発売されました。いろいろと感想が集まってきているので、いくつか紹介したいと思います。

『コスパで考える 学歴攻略法』
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●『コスパで考える学歴攻略法』強く推奨する、はむっち@ケンブリッジ英検
https://note.com/bosszaru21/n/n517d571f37ee

★親の愛ゆえに、国によって姿形は違えど、どこでも受験戦争は起こるんですよね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1595001595695353858

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- 経済・資本主義・投資などの分野で面白かった本をご教示ください
- 双極性障害の治療であえて保険外の治療を行おうと思います
- 近年のルッキズムが跋扈する恋愛市場についてどう思われますか

 それでは今週もよろしくお願いします。


1.営業と広報をぜんぶクビにするイーロン・マスクの経営がすごすぎる

 イーロン・マスク氏が買収したTwitter社ですが、変革のスポードが速すぎて、もうすごいです。まずは、グローバルに約7500人いた従業員ですが、初日にいきなり半分がクビになりました。その後も断続的にクビ切りが行われ、現在は2700人まで減ったようです。

●Twitter had nearly 7,500 employees before Musk took over. Now it has about 2,700.
https://www.theverge.com/2022/11/21/23472025/elon-musk-twitter-hiring-again-ending-layoffs

 これに、反イーロンのメディアなんかが、もうTwitterは終わる、障害が起きてTwitterは使えなくなるだろう、と盛んにTwitter上で報じていました。
 しかし、そんなイーロン・マスク氏が、残ったエンジニアたちと深夜まで必死に働いている様子をTweetすると、世界中のオタクや陰キャたちのハートをがっつりと掴んじゃったようで、親イーロンの人たちが、Twitterは大丈夫だ、これからもっと良くなる、などと盛んにTweetしています。

★Twitter社に残ったエンジニアたちと共にイーロン・マスクは深夜まで働いていました。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1593899921782210560

★一方で、イーロン・マスクは広報とかマーケティングとか、なんとかコミュニケーションみたいなキラキラ部署をぜんぶまとめてつぶしました。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1594568669082062849

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2.今週のマーケット

●トランプ前大統領Twitterに復活、FTXはクリプト版セノラスかマドフ、香港・中国株は上昇トレンド(金融日記 Weekly 2022/11/11-2022/11/18)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52211258.html

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3.ブログではいえないお店

- 香港のフレンチで北海道産ハマチを食べて気候変動を考えた話

 青島ビールと中華ではなく、たまにはキラキラしたもの食べようと思って、先日はカジュアルなシーフードのフレンチに行ってきました。セントラルのSOHOにあるXXXXという小さいお店です。料理はTwitterの写真を見てもらいたいのですが、キラキラしたフレンチのコースですね。香港は世界中から美味しい食材をもちろん関税ゼロで輸入しています。北海道産の牡蠣とハマチ、フランス産のムール貝とエスカルゴ、南アフリカのアワビなど、とても美味しかったのです。

★前菜は北海道産の牡蠣とハマチでした。ハマチとかブリとか、そんなに北海道で撮れる
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1593920084401336320

 ハマチは若いブリのことで同じ魚ですが、英語ではハマチはYoung yellowtailで、ブリはYellowtailですね。ブリは流線型のきれいなボディですが、確かに尻尾の方が黄色いですね。魚の英語名はどれもいまいちなんですが、これはなかなかいい英語名です。さて、このハマチは北海道産ですが、この時期に北海道でハマチなんか採れるんか、と思って調べたところ、やはり近年、気候変動か何かで急に採れるようになったらしいです。そして、単価が安いらしく、北海道の漁師からは、そんなに歓迎されてないらしいですね。
 今回の料理の・・・

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

- 経済・資本主義・投資などの分野で面白かった本をご教示ください

初めまして、こんにちは。
いつも楽しくメルマガを読ませていただいています。
自分は医学部生で、将来は医師として働こうと思っています。
自分は物欲などが少なく、稼いだお金を投資などに充てて資産を運用していこうと思っていて、学生の間から少額ですが…..投資の勉強をしていきたいと思っています。

『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』
https://amzn.to/30xdqfS
『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』
https://amzn.to/3rpXhTO
『ウォール街のランダムウォーカー』
https://amzn.to/3TEN3dF

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第548号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2022年11月13日 第548号
// 業界No2クリプト取引所FTX破綻でこれから連鎖倒産がはじまる
// 米CPI下振れで株高ドル安
// 老舗広東料理のお店で蛇スープ
// 『コスパで考える学歴攻略法』は家族で読める教育本
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 この1週間のマーケットは大忙しでした。まずは米国のCPIが下ぶれて、一気に株式市場の雰囲気が変わりました。僕はちょっと前に暴落していた世界の半導体株の落ちるナイフをつかみにいって、手が切れて、出血が止まらず困っていたのですが、それらが爆上げしました。良かった、良かった。

★良くも悪くも、現在の世界経済を一番動かしているのがアメリカの1ヶ月前の物価指標です。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1590665014473789441

★CPI下振れで青島ビールが美味い。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1590705997886427137

 アメリカの中間選挙もありました。この中間選挙では、連邦議会の上院(任期6年、定数100)の約3分の1に当たる34議席と下院(任期2年、定数435)の全議席が争われます。また、全米50州のうち36州の知事を選ぶ知事選も行われます。
 株式市場では、アメリカ政府がやることはだいたいバカなので(アメリカがバカなわけではなく大きい民主主義国の政府はたいていがバカです)、バイデン大統領が民主党である以上、選挙では共和党に勝ってもらって、政府が何もできなくなるほうがいいと思われていました。実際、苦しいインフレを引き起こしたバイデンの民主党は苦戦するだろう、というのが下馬評でした。しかし、思ったより民主党が善戦しているようです。アメリカは開票して票を数える作業がとても非効率的なので、火曜日の選挙でも、まだ完全に結果は出ていませんが、上院は民主党が過半数を維持したことが、つい先程判明しました。下院は、現段階ではどちらが過半数を取るのか判明していません。
 例年、民主・共和で接戦をしているフロリダ州では、コロナ禍の中でマスクを外せといい、中絶を立派な犯罪とし、学校で性自認について教えることを禁止した共和党のデサンティス知事が大きな得票差での圧勝で再戦しました。デサンティス氏は将来の大統領候補として呼び声も高く、2024年大統領選に向けた動きが注目されています。

●米中間選挙、民主が上院多数派を維持 ネバダ州制す
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN119II0R11C22A1000000/

●民主党が上院で多数党維持 ネヴァダ州の現職再選で
https://www.bbc.com/japanese/63613013

●共和党デサンティス知事はいかにしてフロリダ州で圧勝したのか 大統領選への影響は
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-63609327

 今週はいよいよ拙著『コスパで考える学歴攻略法』が発売されます。いろいろと紹介記事を書こうと思っていたのですが、ちょっと今週は大ニュースがありすぎて、あまり紙面がなくなってしまいました。
 かなり面白い教育についての本になっているので、買って損はないはずです。僕はネット民なので、他の作家と違い、Amazonなどのネット経由で売れる割合が多く、Amazonは最初の入荷分はすぐ売り切れてしまうので、予約しておくことをオススメします。

『コスパで考える 学歴攻略法』
https://amzn.to/3fXY2kl
https://a.r10.to/hUHpZS

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-「健康工学」についてですが常識的な健康法で十分です
-「身内の葬儀を安く済ます方法」のご回答へのお礼
- コスパで考える学歴攻略法は妻と輪読してもいい本でしょうか
- 年収1000万円時代・2000万円時代・3000万円時代…で所長の年収別の生活を教えてください
- 海外駐在する際に証券口座等はどのように移すべきでしょうか
- 日本の金融緩和政策はプラスの効果があったのでは
- THE世界大学ランキング日本版でなぜ東北大学が3年連続1位なのでしょうか

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.業界No2クリプト取引所FTX破綻でこれから連鎖倒産がはじまる

 11日金曜日にクリプト市場に激震が走りました。業界2位のFTX社が破産申請しました(業界1位はもちろんBinance社です)。金融史に照らし合わせれば、1999年のLTCM破綻劇に近いでしょう(※)。そして、これから起こることは2008年のリーマン・ブラザーズ破綻後の世界ですが、いくつかの違いがあります。リーマン・ブラザーズ破綻では、金融機関の連鎖破綻を防ぐために、公的資金(=税金)が資本注入され、各国中央銀行が流動性(=現金)を市場に供給し、政府と中央銀行によるさまざまな救済が行われましたが、クリプトではそのようなことは絶対にないので、これからクリプト関連企業の連鎖倒産がそのままはじまる、ということです。
 今週号ではこのFTXショックの背景をくわしく解説しましょう。

●FTX、破産法適用を申請 対象はFTX Japan含む130社超
https://coinpost.jp/?p=406827

●ロングターム・キャピタル・マネジメント
https://w.wiki/4AM6

★一時は4兆円ほどの資産を持ち20代ではおそらく世界一の金持ちだったSBFことサム・バックマン・フリードは一夜にして破綻しました。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1591270312062386177

★SBFは地球温暖化問題や動物の権利向上に熱心に取り込む慈善家でビーガンでした。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1591284680070172672

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2.今週のマーケット

●FTX破綻でクリプト連鎖倒産へ、米CPI下振れで株高ドル安、半導体株切り返す(金融日記 Weekly 2022/11/4-2022/11/11)
※今週はメルマガ配信が先でした。来週以降もこれが続けられるようにメルマガ執筆がんばります。

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3.ブログではいえないお店

- 老舗広東料理のお店で蛇スープ

 最近は香港でもちょっと肌寒くなってきて、蛇の季節です。蛇はスッポンとかと同じで、体温を上げる効果があるようで、冬がいいらしいです。
 セントラルにあるXXXXXという、小汚い感じで、予約なんかせずにふらっと歩いて入るお店ですが、創業70年ぐらいの老舗レストランのようです。去年行った時は、英語のメニューもなく現金のみでしたが、今年行ったらちゃんと英語のメニューもあって、クレジットカードも使えました。しかし、ビールを注文しようとしたら、うちはお酒は置いてないから外で買ってきて、と言われたので、となりのセブンイレブンでビール買ってきました。あと、ワインは持参していました。香港はワインを持ち込めるレストランが多いです。無料で持ち込める、持ち込み料取る、持ち込み不可、といろいろあるので、事前に確かめてください。ここはもちろん持ち込み無料です。

★蛇のスープが名物です。ふつうに鶏肉的な小さな肉が入っているだけで恐れることはありません。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1589954085889150976

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

-「健康工学」についてですが常識的な健康法で十分です

アラフィフ医師です。
第546号の健康法について回答します。

『医師が教える 最善の健康法』名取宏
https://amzn.to/2ZiY8sU

消化器内科医が信頼性のある論文を読んだ上で、根拠のある健康法について述べた本です。
結論は「常識的な健康法で十分」というものです。
私的保険が無用の長物なのと同様、一般人が行う健康法は、時間と金の無駄にすぎない。

- 藤沢数希の回答

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第547号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2022年11月7日 第547号
// また東大生は高値掴みをしたのか?米IT企業で大リストラはじまる
// Twitter社員50%クビ
// 香港のラマ島に行ってきました
// 留学中にやるべきこと
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 イーロン・マスクさんが、Twitterを買収し、さっそく余剰人員を大胆にリストラしており、この話でTwitterは大変に盛り上がっておりました。日本支社でも広報が部署ごと解雇されるなど、いろいろ慌ただしいようですね。

★Twitterなどの米国の大手テック企業は、かなりの余剰人員を抱えているようですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1589240505308966913

 今週の火曜日には米国で中間選挙がありますが、トランプ元大統領のアカウントをバンしたTwitterの法務の人たちもまとめて解雇されており、トランプさんもまたTwitterに戻ってくるかもしれません。

●米中間選挙 バイデン大統領とトランプ前大統領 東部の激戦州に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221106/k10013882511000.html

『週刊金融日記 第235号 トランプ大統領候補が大炎上の"Locker Room Talk"で教えてくれたこと』

★アメリカの資本市場は正常に機能しており羨ましいです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1585866048452325377

 日本の教育を論じる拙著がまもなく発売です。Amazonはすぐ売り切れるので予約をオススメします。

『コスパで考える 学歴攻略法』
https://amzn.to/3fXY2kl
https://a.r10.to/hUHpZS

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- イギリスの大学院生ですが留学中にやるべきことをご教示ください
- 出会いアプリでトラブルを避けるために気をつけるべきこと
- 所長は麻布競馬場さんをご存知ですか

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.また東大生は高値掴みをしたのか?米IT企業で大リストラはじまる

 日本では優秀な理系の高校生は将来の社会的地位と高い年収が確約される医学部を目指すのだが、この数年は、最優秀層のかなりの割合が情報工学へと進んでいた。東大は進振りというのがあり、1、2年生は教養学部に所属し、そこでの成績が良くないと希望の学科に進めないことから、最初から情報工学への進学が決まる京大の情報学科の偏差値は東大理系と同等以上になっていたし、東工大の情報工学はおそらく東大より難しくなっていた。東工大は受験生は第3志望まで書けて、第1志望の情報工学で合格が出なくても、第2志望、第3志望で拾われて合格するので、そこで予備校が推定する合格難易度の偏差値が計算され、見かけ上はそれほどの難関になっていなかったが(それでも東大理系に次ぐ難易度だが)、合格最低点などから筆者が推定すると、東工大の情報工学院に合格するには東大理1・理2以上の偏差値が必要であったと思われる。

★東工大の情報工学院への合格は東大理1・理2より難易度が高い。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1490533037238800387

 もちろん、依然として、ほぼ全員が東大の医学部に進める東大理3が大学受験最難関である。しかし、医師になってしまえば待遇はどこの大学出身でも同じなので、昔と比べて下位の医学部の難易度は大幅に上昇しているのだが、東大理3の難易度はむしろ東大理1に比べて相対的には低下してきている。実際、東大理1と理3の合格最低点の差は年々縮まっていた。2022年3月の東大入試では、理3合格者数ではじめて女子校である桜蔭がトップになったが、これは灘や筑駒のトップ層が情報系学科を目指し東大理1に流れたからだと言われている。

●灘高生が東大理3離れ 医学部志向に異変の兆し?
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM021XI0S1A101C2000000/

●東大理3合格トップは女子校 桜蔭が灘高超えのわけ
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM0746S0X00C22A4000000/

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2.今週のマーケット

●Twitter社員50%クビ! ダブつく人員削減は他の巨大テック企業にも波及の見通し(金融日記 Weekly 2022/10/28-2022/11/4)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52210734.html

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3.ブログではいえないお店

- 香港のラマ島に行ってきました

 香港も海でサーフィンするにはちょっと肌寒くってきました。そして、ハイキングのシーズンです。香港はたくさん離島があって、フェリーで簡単に行けるんですが、都心から一番お手軽に行ける島がラマ島です。セントラルからフェリーで20分ちょっとなんで、この島に住んで、セントラルまで通勤してる人もいるみたいです。いいですね。島はなんかひなびた漁村みたいな感じなんですが、やはり不動産が世界一高い香港ですから、こんな島であっても、セントラルが通勤圏からなのか、アパートはかなり高いですね。

●Lamma Islandで漁村、寺院、ビーチ、カフェ、バーをのんびりと散策
https://www.discoverhongkong.com/jp/explore/great-outdoor/lamma-island.html

 島にフェリー乗り場は2箇所あって、片方に付いて、もう片方まで山を登って歩いて行くとちょうどいいハイキングコースになり、だいたい2時間ぐらいで歩けます。途中でグルっと島を周ったり、いろいろなコースがあるようですね。

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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

- 社費でイギリスの大学院に留学中ですがいまやるべきことをご教示ください

いつもお世話になっております。
週刊金融日記を購読させていただいているAと申します。
イギリス留学中にやるべきことについて質問です。
このメルマガに触発され・・・

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第546号の目次です。

●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/PU14

●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52160749.html

●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52021876.html

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// 週刊金融日記
// 2022年11月2日 第546号
// 日銀が金利を上げられない本当の理由
// GAFA決算阿鼻叫喚
// 上海蟹は香港でも高いです
// 身内の葬儀を安く済ます方法
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 週末は香港のランカイフォン(日本でいうクラブやバーがたくさんある六本木みたいなところ)周辺では、ハロウィンで仮装した若者たちがたくさん集まって、お祭りをしておりました。東アジアでは、こうした路上仮装パーティーとしてのハロウィンが定着しましたね。

★香港での今年のコスプレ一番人気はSPY×FAMILYです。僕はNetflixでちゃんとSPY×FAMILYぜんぶ見ています。去年の一番人気はこれまたNetflixで大ブレイクしたイカゲームでした。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1586293933272727552

★韓国のハロウィンでは坂道で密集していた人たちが将棋倒しになり150人以上が亡くなるという痛ましい事故が起きました。じつはこういう事故はそれほど珍しいものではなく、サウジアラビアでのイスラム教の大巡礼ではなんと2000人以上が将棋倒しになり死亡しました。1人か2人ぐらいの体重は支えられても、何重にも人が寄りかかるとすごい圧力になって、押しつぶされて死んでしまいます。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1586622933715550210

★インドでも橋が落ちて多数の人が犠牲になる事故が起きましたが、こういうのを見ると水泳教育は大事だな、と思います。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1587342840157605889

 世界一の富豪である、イーロン・マスクさんが僕たちのツイッター社を完全買収したわけですが、すでにさまざまな変化が起こっています。まず、幹部を全員クビにして、社員もバンバンとリストラしています。良くも悪くも、米国はこういう資本市場のダイナミクスがありますよね。
 ツイッターが僕たちにとってもっといいメディアになることを願っております。

●ツイッター、従業員の25%解雇へ リストラ第1弾=米紙報道
https://jp.reuters.com/article/twitter-layoffs-idJPKBN2RQ1YX

★イーロン・マスクさんはツイッターの社員の75%をクビにするそうなので、リストラはまだまだ始まったばかりですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1583273709925990402

★イーロン・マスクさんお気に入りのドージコインも急上昇です。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1587312482431164418

★ツイッターの認証マークも有料化するそうです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1586954307945271296

★ロックアウトされて荷物を抱えたツイッター社員が会社を出ていくという動画はヤラセで、大手メディアの記者も引っかかって世界に拡散したわけですが、僕もいっしょに引っかかりました。まあ、めちゃくちゃリストラするのは事実でしょう。しかし、東大生の中でも上澄みの上澄みの学生が、将来米国のIT企業に就職して大金を稼いでやろうと情報系学科に押し寄せているのですが、こちらはどうなるのでしょうか。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1586280427823960064

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- 東京のタワマンが暴落したら大阪のタワマンも暴落しますか
- 米国株は割高でまだ下がると思います
- 岸田首相は円安大変だと言っていますがなぜ黒田総裁にYCCをやめさせないのでしょうか
- 日本国政府が国債をショートしているという見解について
- 介入して円安を一時的に戻しても意味がないのでは
- 円買い介入の資金は本当に無限にあるのでしょうか
- ネットで知り合った外国人の女性がFXで1日に100万円儲けているそうです
- 東証一部上場企業で働いていますが物書きの副業を始めたいです
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 それでは今週もよろしくお願いします。

1.日銀が金利を上げられない本当の理由

 円安が止まりません。そして、日本は欧米諸国のような+10%に迫る、あるいはそれ以上のインフレとはなっていませんが、年率で+3%以上のインフレになってきました。円の価値が暴落し、エネルギーや食料など、多くの物資を輸入に頼っている日本ですから、自国通貨が安くなれば、これは仕方ないことです。
 消費者物価は欧米ほど酷くない、と言いましたが、企業物価のほうは、世界経済はつながっているわけで、こちらはすでにかなりのインフレになっています。日本ではさまざまな理由で企業が製品の値上げをすることが難しく、いまのところ企業が我慢して、値上げを控えています。しかし、日本社会は何でも横並びでもありますから、他の企業が値上げしたら、堰を切ったように、バタバタと値上げがはじまると思われます。よって、しばらくは3%、4%と高いインフレ率が続きそうです。
 インフレになると庶民の暮らしはもちろん苦しくなります。

●消費者物価(全国22年9月)コアCPI上昇率は1991年8月以来の3%、当面3%台の推移が続く見通し
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=72709?site=nli

●企業物価8月9.0%上昇、18カ月連続前年超え 円安が拍車
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1233U0S2A910C2000000/

 日銀は短期金利をマイナス、10年国債の金利をゼロ付近に人為的に抑える、というウルトラ緩和政策を継続しており、ある意味で固定金利政策を実行しています。その矛盾点が、為替相場に表れ、円が売られ続けているわけです。
 今週号は、この日銀の金利固定制のもうひとつの捌け口について解説したいと思います。そして、これこそが日銀が金利をどうしても上げられない理由だと思われます。
 まずは読者の方からの投稿です。

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2.今週のマーケット

●GAFA決算阿鼻叫喚だが指数は意外と持ちこたえた(金融日記 Weekly 2022/10/21-2022/10/28)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52210456.html

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3.ブログではいえないお店

- 上海蟹は香港でも高いです

 上海蟹の季節です。上海蟹は英語ではChinese mitten crabと言います。なんでmitten(手袋)なんだろ、と思ったら、ハサミのところに藻が生えていて、それがミトンみたいだからじゃないですか! いまさら気づきました。日本では似た種類のカニの名前がモクズ(藻屑)ガニですからね。ハサミに藻が生えるのが特徴……、と思っていて、念のためにいまググったら、どうやらアレは藻じゃなくて絨毛で、このカニの毛らしいです。和名はその絨毛を藻屑と勘違いした、ということでしょうか。地域によっては、mitten crabではなくhairy crabとも言うらしいですね。いやはや、上海蟹のうんちくは毎年にようにこのメルマガで書いていたと思ったのですが、知らないことがまだまだありますね。あれは藻が生えたと思ってたら、毛だったんか! そして、英語の名前も日本語の名前も、そのハサミに生えた毛から来ていたわけですね。

週刊金融日記 第392号 日比谷ミッドタウンの高級中華と上海蟹バックナンバー

 日本には日本のモクズガニがいるのですが、高級品の中国産の上海蟹は、繁殖力が旺盛で日本の生態系を脅かす可能性があるということで特定外来生物に指定されており、素人が生きたままのものを扱うと違法になります。特定外来生物の扱いは最近とても厳しいようで、釣りYouTuberとか見ていると、ブルーギルとかブラックバスとかの特定外来生物が日本の川や湖で釣れたら、もちろん放流したらダメですし(これは自治体に依るらしいです)、生きたまま運ぶこともダメで(これは全国どこでも違法)、みんなその場でちゃんと殺しています。それぐらい、いまは厳しいようですね。生きたまま逃したりした動画をアップしようものなら大炎上でしょう。

●特定外来生物 チュウゴクモクズガニ(上海ガニ)
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-kou-05.html


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4.藤沢数希の身もフタもない人生相談

- 米国株は割高でまだ下がると思います

こんにちは。XXXXです。
藤沢先生は、年初から春先ぐらいまでショートで引っ張ったが世界株式が買ってもいい水準になってきたからロングし始めた、とのことですが、「買ってもいい水準」というのはどのように判断されてますか?
株価は下がったものの、一方で金利が上がっていて、S&P500の益回りは5%ちょっと、ナスダックの益回り2%で米短期金利4%と比べて下回っています。
株は期待で上がるものですが、来年から企業は今の高い金利のなかで事業を回していかないといけないし、景気も悪くなるだろうから大した夢も描けないし、まだまだ割高なんじゃないかな、と思って私は米株ショートしてます。
ちなみに米国HY債の利回りは9%以上あって、金利のある世界では株だけが投資対象じゃない=>株式に対する需要の総量も減っていくんじゃないかななんて思ってます。

PS: 先週の質問コーナーにあった「一生を終えてのちに残るのは」に関連して、Die with Zeroという本がなかなか良かったです。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス
https://amzn.to/3zvqZLk

- 藤沢数希の回答

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