昨日、ビットコインダイヤモンドがフォークしました。フォーク前に、僕が使っている日本の大手取引所も何らかのアナウンスをすると思っていたのですが、待てども待てども何も発表されず、だんだんと嫌な予感がしてきたので、大急ぎで、ビットコインダイヤモンドへの対応方針を発表しているBINANCEという取引所を見つけて、アカウントを開きました。そして、ファーク前にビットコイン現物を送ったところ、見事にすぐにビットコインダイヤモンドがもらえました! なんと1BTCにつき10万円もの価値になっています!!
そのBINANCEですが、なかなか素晴らしい取引所だったので、簡単に口座の開設方法や使い方を説明します。というか、日本の取引所より一世代ぐらい先を行っている感じです。あとから調べたのですが、どうやら中国最大手だったOKCoinの元幹部が、最優秀のエンジニア・チームを引き連れて、2017年に作った香港ベースの取引所のようです。中国の仮想通貨取引所が規制でつぶされてから、香港に来たのでしょう。どおりで、よくできているはずですね。できて数ヶ月足らずですが、取引高が世界トップ10にランクインするほどになっているそうです。いくつかの特徴があります。
・コインtoコインの取引のみ(おそらく中国政府の規制を警戒しているのでしょう。よって、BTCなどを送って、BTC建てで他の暗号通貨の売買をします)
・扱っている暗号通貨の種類がめちゃ豊富(日本の数少ない品揃えと大きなスプレッドはいったい何だったのでしょう)
・手数料が非常に安い(すべてのアルトコインが0.1%の売買手数料)
・さらにBNBという取引所が発行しているトークンで手数料を払えば0.05%になる(これこそ正しいトークンの使い方である!)
・トレーディングシステムが軽快かつ安定している(これは信頼感がある)
・全般的にシンプルでユーザー・オリエンテッド(日本の取引所はさまざまなところにぼったくるための情弱トラップが仕掛けられている!)
それでは開設方法と使い方を簡単に説明しましょう。
ステップ1: メールアドレスとパスワードを決める
まずはメールアドレスとパスワードを決めます。このメールアドレスは、これからログインする際のIDになりますから、絶対に無くならないものしてください。Gmailなどの恒久的に使えるアドレスにしましょう。
それで、じつはこれだけでアカウントができてしまいます! ここに書いてあるアドレスにビットコインを送って、アルトコインの売買をすればいいのです。送り方はあとで説明します。しかし、このままでは24H以内の送金が2BTC以下に制限されていたり(それでもけっこうな金額ですが)、アカウントが何らかの理由で開かなくなってしまったときなど大変苦労するので、身分証の登録(パスポートがいいです)は出来る限り行いましょう。登録してあれば、たとえば、パスワードを失くしたりしても、サポートに連絡すればなんとかなる可能性がはるかに高くなります。
二段階認証はGoogle Authenticatorアプリを使います。これの使い方がわからない人は、とりあえず国内の取引所で練習してください(笑)。これも失くすとかなりやっかいなことになります。ぜひともバックアップを取ってください。昔のスマホとか掘り出してきて、QRコードをそっちにも読ませれば、同じワンタイムパスワードを出してくれるので、万が一に紛失しても、そっちでログインできます。
ステップ2: 国内の取引所からビットコインを送る
右上の[Funds]→[Deposits Withdrawals]で暗号通貨のリストを表示します。ちなみに日本語にも対応していますが、微妙に違和感のある日本語が多いので、僕は英語で使っています。ここでBTCの[Deposit]ボタンを押しましょう。このアドレスに国内の取引所からBTCを送るだけです。
たとえば、bitFlyerでは、[入出金]→[BTCご送付]でこのアドレスを登録して、そこに送るビットコインの数量を入れるだけです。
同じように、他の暗号通貨も送ることができます。着金するまで時間がかかるので、そわそわしますね。インターネット上でマイナーがブロックを作ってくれないと着金しませんから。極めて簡単なのですが、ここがいちばん緊張します(笑)。
ステップ3: さまざまな暗号通貨をトレーディングする
国内の取引所でトレーディングしていたら、まあ、あとは説明しなくてもわかるでしょう。取引したい暗号通貨を選び、BTCを使って買ったり、売ったりしましょう。また、国内の取引所では売買手数料などが非常に高いアルトコインも、BINANCEに送れば、0.05%の手数料でBTCに交換できるわけです。これは使わない手はありませんね。最近ホットな、ビットコインキャッシュとビットコインのトレードなんかも、流動性があり、国内の取引所より有利な条件で売買できます。
ということで、12月はビットコインのハードフォークがたくさんあります。BINANCEを使いこなせばハードフォークで生まれるコインを手に入れ、いち早く有利な条件で売ること、あるいは買うことができるでしょう。
基本的に、国内の取引所ではビットコインFXやビットコイン現物の円建て取引だけを行い、その他の暗号通貨はすべてBINANCEで取引することで、手数料などの売買に関わるコストを最小化できますね。
※ 投資に関しては自己責任だというのは言うまでもないのですが、仮想通貨取引は伝統的な株式や為替以上に様々なリスクがあります。取引所に預けてある仮想通貨がハッキングで盗まれてしまったり、また、送金などの手続きをミスして仮想通貨が失われてしまうこともあります。海外と日本の取引所では海外の取引所のほうがリスクが高いとは一概には言えませんが、何かトラブルが起こったときには、海外の取引所のほうが問題解決は困難になるでしょう。すべて自己責任でお願いします。
Kazuki Fujisawa@kazu_fujisawaちなみに、Binanceという取引所は、こういう経緯で昨日知ったんやけど、使ってみると、めっちゃアドバンストなシステムやった。結果的に、僕の暗号通貨の世界が広がって良かった、良かった。 https://t.co/zSanYRc7HB https://t.co/JkJaXW357c
2017/11/25 21:00:04
そのBINANCEですが、なかなか素晴らしい取引所だったので、簡単に口座の開設方法や使い方を説明します。というか、日本の取引所より一世代ぐらい先を行っている感じです。あとから調べたのですが、どうやら中国最大手だったOKCoinの元幹部が、最優秀のエンジニア・チームを引き連れて、2017年に作った香港ベースの取引所のようです。中国の仮想通貨取引所が規制でつぶされてから、香港に来たのでしょう。どおりで、よくできているはずですね。できて数ヶ月足らずですが、取引高が世界トップ10にランクインするほどになっているそうです。いくつかの特徴があります。
・コインtoコインの取引のみ(おそらく中国政府の規制を警戒しているのでしょう。よって、BTCなどを送って、BTC建てで他の暗号通貨の売買をします)
・扱っている暗号通貨の種類がめちゃ豊富(日本の数少ない品揃えと大きなスプレッドはいったい何だったのでしょう)
・手数料が非常に安い(すべてのアルトコインが0.1%の売買手数料)
・さらにBNBという取引所が発行しているトークンで手数料を払えば0.05%になる(これこそ正しいトークンの使い方である!)
・トレーディングシステムが軽快かつ安定している(これは信頼感がある)
・全般的にシンプルでユーザー・オリエンテッド(日本の取引所はさまざまなところにぼったくるための情弱トラップが仕掛けられている!)
それでは開設方法と使い方を簡単に説明しましょう。
ステップ1: メールアドレスとパスワードを決める
まずはメールアドレスとパスワードを決めます。このメールアドレスは、これからログインする際のIDになりますから、絶対に無くならないものしてください。Gmailなどの恒久的に使えるアドレスにしましょう。
それで、じつはこれだけでアカウントができてしまいます! ここに書いてあるアドレスにビットコインを送って、アルトコインの売買をすればいいのです。送り方はあとで説明します。しかし、このままでは24H以内の送金が2BTC以下に制限されていたり(それでもけっこうな金額ですが)、アカウントが何らかの理由で開かなくなってしまったときなど大変苦労するので、身分証の登録(パスポートがいいです)は出来る限り行いましょう。登録してあれば、たとえば、パスワードを失くしたりしても、サポートに連絡すればなんとかなる可能性がはるかに高くなります。
二段階認証はGoogle Authenticatorアプリを使います。これの使い方がわからない人は、とりあえず国内の取引所で練習してください(笑)。これも失くすとかなりやっかいなことになります。ぜひともバックアップを取ってください。昔のスマホとか掘り出してきて、QRコードをそっちにも読ませれば、同じワンタイムパスワードを出してくれるので、万が一に紛失しても、そっちでログインできます。
ステップ2: 国内の取引所からビットコインを送る
右上の[Funds]→[Deposits Withdrawals]で暗号通貨のリストを表示します。ちなみに日本語にも対応していますが、微妙に違和感のある日本語が多いので、僕は英語で使っています。ここでBTCの[Deposit]ボタンを押しましょう。このアドレスに国内の取引所からBTCを送るだけです。
たとえば、bitFlyerでは、[入出金]→[BTCご送付]でこのアドレスを登録して、そこに送るビットコインの数量を入れるだけです。
同じように、他の暗号通貨も送ることができます。着金するまで時間がかかるので、そわそわしますね。インターネット上でマイナーがブロックを作ってくれないと着金しませんから。極めて簡単なのですが、ここがいちばん緊張します(笑)。
ステップ3: さまざまな暗号通貨をトレーディングする
国内の取引所でトレーディングしていたら、まあ、あとは説明しなくてもわかるでしょう。取引したい暗号通貨を選び、BTCを使って買ったり、売ったりしましょう。また、国内の取引所では売買手数料などが非常に高いアルトコインも、BINANCEに送れば、0.05%の手数料でBTCに交換できるわけです。これは使わない手はありませんね。最近ホットな、ビットコインキャッシュとビットコインのトレードなんかも、流動性があり、国内の取引所より有利な条件で売買できます。
ということで、12月はビットコインのハードフォークがたくさんあります。BINANCEを使いこなせばハードフォークで生まれるコインを手に入れ、いち早く有利な条件で売ること、あるいは買うことができるでしょう。
基本的に、国内の取引所ではビットコインFXやビットコイン現物の円建て取引だけを行い、その他の暗号通貨はすべてBINANCEで取引することで、手数料などの売買に関わるコストを最小化できますね。
※ 投資に関しては自己責任だというのは言うまでもないのですが、仮想通貨取引は伝統的な株式や為替以上に様々なリスクがあります。取引所に預けてある仮想通貨がハッキングで盗まれてしまったり、また、送金などの手続きをミスして仮想通貨が失われてしまうこともあります。海外と日本の取引所では海外の取引所のほうがリスクが高いとは一概には言えませんが、何かトラブルが起こったときには、海外の取引所のほうが問題解決は困難になるでしょう。すべて自己責任でお願いします。