金融日記

藤沢数希が運営するブログ。
金融・経済、Web関連ビジネス、書評、科学、恋愛工学などについて。

カテゴリ: 読書&映画感想文

税務申告に関しては、僕はこれまで領収書を手で分けて(この辺の仕事はアシスタントがやっていますが…)、エクセルで管理して、最後に税理士に投げるということをしていたのですが、これではいけないと思い、最近、また、いろいろと勉強して、経理事務の効率化のために、クラウド会計システムの導入に踏み切りました。そこで、個人事業主や小さな会社の経営者は、ぜひ、この4冊は読んでおいたほうがいい、というリストが出来上がりましたので、共有させていただきます。

1.フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。きたみりゅうじ



昔、紹介したことがある本です。システム・エンジニアを辞めてイラストレーターになった著者が、覆面税理士との対談形式で本にまとめたものです。基本的に、税金の話は、税理士が書く本は役に立ちません。なぜなら、税務は、ほとんどの零細企業が実際にやっているようなことと、教科書に書いてある税制はちがうからです。たとえば、社長と従業員がひとりかふたりの零細企業で、社会保険にちゃんと入っているところはほとんどありませんが、税理士が実名で書く本で、ぶっちゃけみんな入ってないよ、みたいなことを書くわけにはいきません。この本は、元プログラマのイラストレーターと覆面税理士が、実際の実務を書いていて、とても役に立ちます。何が経費になるかなど、フリーランスになった人が学ぶには、非常にいいです。古い本ですが、税制の変更には、増刷のたびにちょくちょく修正しており、それなりに新しくなっています。いまでも売れている本なので、買って損はありません。

2.フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第2版、大村大次郎



この大村大次郎という著者は、ほとんど同じ内容に、「裏ワザ」「合法的に脱税」「税金を9割安くする」などの過激な煽りタイトルを付けて、毎年、毎年、複数の出版社から本を出し続けています。しかし、内容は、とても常識的な、個人や零細企業ができる節税方法です。Amazonでざっと調べてみたところ、同じ内容の本を、かれこれ100冊は出版しています。税制は、毎年少しずつ変わり、古い本より、新しい本のほうが売れるので、ほとんどコピペで本を量産し続けられるわけですね。

しかし、同じ内容の本を100冊も書くと、さすがに100冊目ぐらいには、文章もこなれて、構成も洗練され、個人事業主や小さな会社の経営者が知っておくといい情報が過不足なく紹介され、とても完成度が高くなっています。受験勉強でも何でも、繰り返し練習することが大切なんですね。

ということで、オススメの1冊です。

3.2時間で丸わかり 会計の基本を学ぶ、岩谷誠治



この本も、同じ内容の焼き直しですが、やはり二度目、三度目だと、読みやすくなっています。PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)をざっくりと読むことができない人は、この本を勉強するといいでしょう。上場企業の財務諸表が読めると、いろいろと視野が広がるかもしれませんし、何か頭の良さそうなことも言えるかもしれません。

この本は、あとで説明する「クラウド会計」について、記述があるのがいいです。とにかく、簿記を知らない人が、会社の財務諸表を読めるようになるためには、とても良い本です。

4.スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト&問題集、滝澤ななみ



日商簿記3級というのは、意識の高いビジネス系の大学生や経理担当の高卒の女の子なんかが合格を目指す検定試験です。PLやBSは、複式簿記で、一つひとつの取引を積み上げていくことでできるわけですが、その記帳方法(といっても、最近ではシステムに入力するので、帳面には書きませんが)やそこからPLとBSを作る技術が簿記というものです。これを知っていると、大抵の会計ソフトが使いこなせるようになりますし、財務諸表もより深く理解できるようになります。

簿記3級に合格するために必要な勉強時間は、何も知識がないふつうの日本人で、50〜60時間だといわれています。偏差値が高く受験勉強が得意だった人や、すでにある程度の会計知識がある人なら、半分ぐらいの時間で合格するかもしれません。つまり、3日ぐらいの猛勉強ですね。僕も、簿記3級ぐらい取ろうかな、と思った次第です。

3級というぐらいなので2級も1級もあるわけですが、パッと見たところ、3級で、すでに零細企業の社長や楽しみでやる株式投資ぐらいには、オーバースペックですね。ということで、3級だけで十分でしょう。

この本は、一番売れているようで、まあ、上手くまとまっています。

以上の3冊、そして、簿記まで勉強したい人は4冊を読めば、個人事業主と小さな会社の経営に必要な会計知識は、おそらく日本トップクラスになることは間違いありません。個人の確定申告は1月1日から12月31日までが課税期間なので、いまから動かないと今年の分は間に合いませんよ。

★★★そして、時代はクラウド会計へ★★★

さて、経理や税務の一般論は、これらの本を読めばいいのですが、最近、急激に流行りはじめているクラウド会計というものがあります。

はっきり言って、経理をクラウド化することで、新世界の扉が開きます。と言っても、上の3冊(できれば簿記も含めて4冊)ぐらいの知識がないと、こうしたクラウド会計システムも使いこなせませんので、まずは勉強しましょう。

そして、具体的な、クラウドを使った経理の自動化に関しては、申し訳ありませんが、続きはメルマガで、ということでお願いします。

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先週の6月24日(正式には26日らしいです)、僕のはじめての小説が発売されました。いつもはブログですぐに紹介していたのですが、今回は、予約段階で重版され、発売日にも重版されるなど、バタバタしてしまい、ブログにアップするのがすこし遅れてしまいました。

主題は、現代社会を生きる男女の恋愛模様です。主人公は、新しい恋愛のテクノロジーである『恋愛工学』を学びながら、様々な経験をしていきます。ふつうの小説は、メインストーリーがあり、そこにサイドストーリーで恋愛が入る、という構造になっていますが、今回の僕の小説は、メインストーリーが恋愛、サイドストーリーも恋愛という、200%の恋愛小説になっています。

200%の恋愛小説ではありますが、どうやらマーケティングの教科書としても、よく読まれているようです。恋愛市場というマーケットを深く分析し、自分という商品をよく理解し、それを顧客である女性に売り込むという行為は、まさに、究極のマーケティングだからでしょう。

しかし、この本を作るに当たり、僕自身は、まったくマーケティングということは行わず、出版社には申し訳ありませんでしたが、売ることも、ほとんど僕は考えていませんでした。ひとつの物語を通して、読者が人間の魂の最も美しい部分を触れるような体験をする、そんな小説を作りたいという思いでずっと書いてきました。

ところが、発売日前にAmazonでは「日本文学」のカテゴリーでベストセラー1位になり、街の書店でも売れ行き好調で、先日は、TBSの王様のブランチで書籍総合ランキング2位で紹介していただくなど、多くの方が読んでくれているようで、僕自身とても驚いています。

王様のブランチ書籍総合ランキング2位






最後に、Twitterで寄せられた感想を、いくつか引用させていただきたいと思います。ここで紹介する以外にも多くの感想が寄せられました。本当にありがとうございます。
























僕は、高校生のときは生物が一番好きで(単にとてもいい先生だったので)、物理が一番得意だったんですが、僕の記憶が確かなら、センター試験は物理と生物では受験できない学科が多く、必然的に物理と化学を選んだように覚えています。それで大学に入ってからは工学寄りの物理を専攻していて、大学生のときはアルバイトでプログラマをやっていたし、大学院では実験チームと協力しながらスーパーコンピュータを使ったシミュレーションをやっていたので、コンピュータ・サイエンスや応用数学は少々かじった、みたいな感じですね。その後は金融工学恋愛工学と興味が移って行くわけですが。恋愛工学では進化生物学は非常に重要なので、この分野の生物学には明るいのですが、細胞の働きを理解するために必要な分子生物学はぜんぜん勉強していない、という状況でした。

ところで、僕の昔のスーパーコンピュータに関する記事を読み返していて、なんであの蓮舫がSTAP細胞捏造問題で、急に小保方晴子を応援して理研を叩くみたいな明後日の方向から乱入してきたのかわかりました。蓮舫って、あの民主党の仕分けで「2位じゃダメなんですか?」と言って、理研のスーパーコンピュータ・プロジェクトの予算を削ろうとして、ノーベル学者の野依理事に詰めてた人だったんですね(笑)。

スーパーコンピュータと核兵器と私、2009年11月27日
日本のスパコン開発はとても複雑で深刻な問題である、2009年11月29日

ということで、分子生物学や細胞生物学は全く僕の専門ではありませんので、今回のSTAP細胞捏造問題にブロガーとして参戦するために一から勉強したのですが、やっぱりこういう違う分野を勉強するにはニュートンムックが最高によく出来ているな、と思った次第です。特に以下の3冊は、ものすごくイラストが綺麗で、この分野の勘所が秒速でマスターできます。

   

細胞のしくみビジュアル図解―ミクロの世界の巧妙な生命装置 (ニュートンムック Newton別冊)
DNA―すべての生命をかたちづくる設計書 (ニュートンムック Newton別冊)
iPS細胞―夢の再生医療を実現する (ニュートンムック Newton別冊)

他分野のことを勉強したかったら、最初に読むべき本は(もしあれば)ニュートンムックで決まりでしょう。

先日の記事にも書きましたが、今回のSTAP細胞捏造事件の大変有益な副産物は、日本国民の科学教育に大きく貢献したことです。

リケジョの星だった小保方晴子氏のSTAP細胞捏造疑惑で世界中が大騒動、幻冬舎Plus、2014年3月28日

現在、日本国政府はバイオ関連の基礎研究に莫大な国家予算を投じており、今後10年、20年のスパンでは面白いバイオ系ベンチャー企業が多数産まれてくるでしょう。ビジネスや投資においても重要になりつつあるこの分野の勉強をするいい機会を、小保方晴子氏は我々に与えてくれたのだと考えないと、この日本の科学研究の信頼性を失墜させた今回の不愉快な事件に、どうにも前向きになれないのではないでしょうか。

すでにアカシック・ライブラリーのほうからは電子出版されていたのですが、Kindleのほうも出たので、簡単に紹介しておきます。メルマガでも連載していましたが、経済学者の池田信夫さんと、アベノミクスに対して対談したものを、書き起こして再編集したものです。

アベノミクスの終わり・リフレ派の嘘、池田信夫、藤沢数希

まあ、軽い対談ですが、300円で簡単に読めるので、アベノミクスの復習としていいんじゃないでしょうか? 目次とエピローグを載せておきます。

目次

プロローグ(池田信夫)
 
第1章 突然はじまったリフレ政策
 アンチビジネスからプロビジネスへ
 インフレ目標と金利引き下げは矛盾する
 「念力」でインフレ予想を起こそうとした黒田総裁
 
第2章 アベノミクスの成果は円安だけ
 黒田総裁の本当の狙いは円安誘導
 日銀はリーマン・ショック後の円高を止められたか?
 財政ファイナンスの下地を作ったリフレ政策
 海外の中央銀行や財務省はアベノミクスを支持
 
第3章 「ガラガラポン」で日本経済はよみがえる?
 リフレ派の狙いはヘリコプターマネー
 ハイパーインフレは起こるか?
 異次元緩和と財政ファイナンスの行き着く先は大増税か大インフレ
 
第4章 アベノミクスの第2、第3の矢は飛ばなかった
 税制改革は進まず
 雇用規制改革は進まず
 資本市場改革も進まず
 グローバル資本主義の中で日本人はどう生き抜くか
 
―エピローグ

 リフレ政策というのは、非常に素朴な発想に基いている。実質金利を引き下げれば金融緩和ができるわけだから、

 実質金利 = 名目金利 - 予想インフレ率

という式から、名目金利を引き下げて、予想インフレ率を引き上げればいい、と考えるわけだ。そして、それを実現するための方法論も素朴な発想であった。つまり、名目金利は、長期国債を日銀が無理やり買い続けることにより押しつぶす。予想インフレ率のほうは、日銀が長期国債をはじめ、ETFやREITなどの資産をめちゃくちゃ買い続けて、将来のインフレが起こっても放置するような「中央銀行としての無責任さ」を示し、また、単純にインフレにするぞ(インフレ・ターゲット)と声高に叫ぶことで引き上げる。
 これに対して、白川時代の日銀や少なからぬ経済学者が、短期金利がゼロになった状態で、中央銀行がそんな簡単に長期金利を思い通りに下げられないし、無理にリスク・アセットを買うことによるさまざまな弊害も大きいと主張し、量的緩和やインフレ・ターゲットが万能ではないと言ってきたわけだ。
 前者の理屈は素人にもわかりやすく、後者の主張はわかりにくい。よって、そうしたことからリフレ派のロビー活動が功を奏し、いつの間にか政権の中枢に入っていた。そして、2013年4月4日、安倍首相に指名された黒川日銀総裁は、黒田バズーカと呼ばれる、驚くほど大規模な量的緩和とインフレ・ターゲットを宣言し、まさにリフレ政策の王道を実行しはじめた。こうして世紀の大実験がはじまった。
 この対談原稿を直しているのはすでに9月だが、リフレ政策がはじまってから早5ヶ月が経ったことになる。結論を出すのは時期尚早かもしれないが、現時点でもいろいろと興味深いことがわかってきたようだ。
 まず、リフレ政策は、その素朴な目標自体には驚くほど効かなかった、ということである。国債の長期金利は白川時代よりも上がり、予想インフレ率(こっちは直接見えないが)にも目立った変化はなさそうなのだ。つまり、量的緩和にはデフレ脱却の効果がない、というのはこれほどの大規模なものでも、やはりそうだということがわかったのである。
 そうすると、日銀がこれから2年ほどで300兆円近いバランス・シートに膨張させていくことの弊害のほうが心配になってくる。それらの弊害とは、1. 今後リーマン・ショックのような危機が起こってもすでに緩和を全開にしている日銀には何もできなくなること、2. 中央銀行が市場で大きすぎるプレイヤーになりマーケット・メカニズムを阻害すること、3. 政府の財政ファイナンスを助ける下地を作ってしまったこと、などである。残念ながら、これらは多くの人にとって理解するのが難しいし、いますぐに弊害が出るわけでもない。よって、現在のリフレ政策が簡単に撤回されるとは思えない。
 量的緩和が効かなかった、というのは、良くも悪くも、現段階では悪い副作用もそれほど大きくない、ということでもある。僕は、リフレ政策が金融政策の枠組みに納まっているうちは、それほど大きなことが起こるとは思っていない。その点に関しては、僕は池田さんより楽観的だ。
 怖いのは、リフレ政策が財政ファナンスとなり、さらに次のリフレ政策としてヘリコプター・マネーが行なわれることだ。そうなれば日本の財政破綻と、かなり激しいインフレ、そして金融市場の大混乱が予想される。幸いなことに、黒田日銀総裁は、政府に消費税率の引き上げを強く主張するなど、この点に関してはかなり警戒しているようだ。だから、日銀のバランスシートが大膨張を続けながらも、インフレになることもなく、それほど代わり映えのしない日本経済を眺めていくことになるだろう、というのが僕のもっぱらの予測である。

2013年9月 藤沢数希



ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた。そしたら意外に役立った。堀江貴文

Twitterを見ていたら、僕の本も紹介されているらしい。それで読まないといけない、と思っていた本である。紹介してなくても、この本は読むつもりだったけど。本の面白さって、どれだけの経験を濃縮するかで、だいたい決まると思っていて、堀江さんは、刑務所に入っていた頃は、彼の知的活動の大部分は読書に注がれていたはずで、そんな2年弱の間、本を読みまくって作り上げたブックガイドなら、面白くないわけはない、と思ったからだ。

日本では年間7万冊も出版される。かなりの本好きでも1年で読む本なんて100冊とか200冊である。100冊とすれば、0.14%の本しか読めないのだ。それゆえに書評は非常に大切なのである。しかし、現在、Amazonレビューは、嫌いな作家をディスったり、出版社とか著者の友だちがステマをする場所になってしまった。週刊誌なんかの書評コーナーも、レストランなんかを紹介する雑誌といっしょで、ある種のズブズブの持ち上げ合い、みたいな臭いがする。結局、Twitterで話題の本とか、好きな個人ブロガーが推薦する本なんかが、当たりが多いのだが。

さて、本書だが、やっぱりなかなか面白かった。さらさらと読んでいくと『理系の子―高校生科学オリンピックの青春』(ジュディ・ダットン)という本が目に留まった。

えっ、この本ってそんなに面白かったのか!と、ちょっとびっくりした。というのも、この本は、僕の家に出版社から送られてきていて(僕はいちおう著名な書評ブロガーのひとりなので、出版社からたくさん本が送られてくる)、僕はタイトルだけ見て、面白くなさそうと思って、読まずに捨ててしまったのだ。

というのも、僕はこの「高校生科学オリンピック」というサブタイトルを見て、しょぼそうで、超つまんなさそうに思ったからだ。なんか、文系のひとは、東大の理3に受かった偏差値80の高校生とか、灘高で数学オリンピックで金メダル取った、とか聞くと、妙にエキサイトするのだが、本当に実際にサイエンスを仕事にしている人にとって、数学オリンピックとか、なんか冴えないゲーム大会にしか思えないし、あんまり関心はないのだ。

サイエンスを仕事にしている本当の理系の天才は、レベルが違うので東大の理3に簡単に受かるとか、数学オリンピックなんか楽勝だと言っているわけではない。実際のところ、世界的なサイエンティストでも、ほとんどの人は、理3の入試には受からないだろうし、数学オリンピックの問題はぜんぜん解けないだろう。サイエンスの研究者は、そうしたクイズ大会とはぜんぜん違う仕事をしているのである。つまり、いままで人類が誰も知らなかったところに到達し、人類の知識の限界を少しでも広げたことだけが評価されるのであって、それ以外は無価値なのだ。大学入試とか数学オリンピックの話を聞いても、みんなで野球をやってるときに、けん玉大会優勝って感じにしか聞こえない。

だから、人が作った数学の問題を高校生が解いて競う数学オリンピックとかは、別にどうでもいいのであり、高校生科学オリンピックと書いてあったので、あ〜、すげー、つまんなさそうな本なんだな、と元科学者の僕は思って、すぐにゴミ箱に捨ててしまった。

しかし、堀江さんの書評を読んだら、高校生科学オリンピックって、あのインテルが4億円もの賞金を出して、世界中の天才高校生を集めて戦わせる、すごいイベントだってことがわかった。金がかかってる、という時点でまずいい。金がかかっているものはみんな真剣だから美しいのだ。それで、そこに出てくる高校生がすごすぎるではないか。なんと核融合炉まで自作した高校生がいるそうである。お〜、これは面白そうだ、と思ってポチッと買い直してしまった(笑)。

他に堀江さんのブックガイドの中で、僕が買った本は、次の4冊である。

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学』デイヴィッド・サダヴァ、他
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学』デイヴィッド・サダヴァ、他
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学』デイヴィッド・サダヴァ、他
フェルマーの最終定理』サイモン・シン

なんか、理系の本が多いな、と思っていたら、最後に、日本マイクロソフトの元社長の成毛さん(著名な書評ブロガー)との対談が載っていた。

成毛「悲しいくらいに文系な人って、ストーリーはどうでもよくて、描写さえ美しければいいって人がいるもんね。極論すると、短歌・俳句とか、詩とか。こういうのを好む人たちのことは、理解できないよね、僕の場合は」
堀江「うん。僕も理解できないですね。そっち方面は」
成毛「逆に、極文系の人たちがサイエンスの本を読むと、またぜんぜん理解できないもので。事実を書いているにもかかわらず、理解できない。文系の人って不思議だよね」
堀江「そうですね。不思議ですね。そういう人たちが政治をやったり、言論をやったりしていると、本当にお話にならないというか。本当に困っちゃいますね」
成毛「そうそう。僕も理系人間からすると、本当に困る。大丈夫なんだろうか? と思うんだけど」

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